教室&シンポジウム&イラストブログ更新

2012年12月20日 / 恐竜・古生物

●1月14日
兵庫県丹波市・丹波竜化石工房
恐竜ワークショップを行います>詳細
今回は、午前はアパトサウルス骨格復元
午後はディノケシ・ティラノサウルス頭部復元です。
また、この日は同会場で現在開催中の私の作品展の
最終日でもあります。
●少し先ですが、来年3月16、17日の2日間、
兵庫県立人と自然の博物館と丹波竜化石工房を
会場に「ひょうご恐竜化石国際シンポジウム」が開催されます。
講演者、凄い顔ぶれです。
海外からの講演者の徐星氏は、ミクロラプトルや
ユティランヌスの記載・命名の他にも数多くの恐竜の
研究・発表で著名な研究者。またジェームズ・カークランド氏は
ヨロイ竜・ガストニアや原始的なテリジノサウルス類・
ファルカリウスの記載・命名者
(この2体は、全身骨格レプリカが丹波竜化石工房に展示されています)。
海外の恐竜番組にも数多く出演されています。
もちろん、その他の研究者もそれぞれの分野の最先端の研究を
されている方ばかりです。
そして、そんな面子を前に、私(&小田隆さん)も、
何やら話をしなければならないのですが、、、
●恐竜・古生物イラストブログ
「Extinct Creatures」を更新。
今回はキヤモドゥス
2011年のSVPの時に知り合った板歯類研究者さんの
研究をメインの資料に描いてます。

忘年会 そのいち

2012年12月19日 / その他

今年も、疋田努先生の
京都大学・動物系統学研究室の忘年会に
紛れ込んで来ました。
ビールより日本酒が多いのは
この研究室の集まり恒例。

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そして、そのお酒が美味しい!
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料理も美味しい!(ウチワエビ、、、)
大分から来た魚も素晴らしく美味しい!
画像に無いですが、名物・手作り餃子も絶品です。
もちろん、いろんな方との話も楽しい。
動物系の方が多いのは当然ですが、他分野からの
参加者が結構居られるのもこの集りの面白いところ。
今回は、中国史が専門という方とお話出来たのが
収穫の一つ。「徽宗萌え~」とか「王安石、偉い!素敵!」な
盛り上がり&専門家からの蘊蓄が聴けるとは!
たまには、こんな歴女的トークも楽しくってよ。

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そして、会場に持ち込んだ新作と疋田先生で
記念撮影。先生曰く
「これ、アガマっぽいよね」
参考したネタを一発で見抜かれました、、
悔しいような嬉しいような、、、、。
まぁ、この研究室の集まりに化石種とはいえ
トカゲっぽいものを持ち込む事が「勝負」な訳ですが。
とはいえ、そういう作品のタネや仕掛けも含めて
ウケたようなので良かったです。
資料に使った論文も持参したので、
現生動物研究者の視点で、皆さんから
いろいろと感想や意見を伺えたのが勉強になりました。

ケントロサウルス更新&+α

2012年12月10日 / 造形・イラスト作品

●新作・ケントロサウルスをギャラリーサイトに更新
ケントロサウルス2012恐竜模型フィギュア1
分かっているようで、資料集めたり、いろいろ話を
聞くと結構謎も多い恐竜です。
個人的には、古いスタイルの復元を敢えて残している(のだと思う)
テュービンゲン大学の展示も好きですね。
・・・・・・・・
仕事の合間に息抜き的に造っていた作品もほぼ完成。

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ベースの準備がまだなので、ギャラリーへの更新は先になりますが。
今回資料集めていたら、地味に骨格復元が修正されている事に気づき、
これも研究は進んでいたんだなぁ、と。
と思っていたら、作品完成直前に、コレと同じ属の新標本が学会で
報告されたという情報が、、、、。まだそちらの資料は手に入っていませんが、
どんな姿なのか不安&楽しみが入り混じった状態です。

丹波竜フェスタ2012

2012年12月4日 / イベント・教室・講演

●12月2日
兵庫県丹波市で開催の丹波竜フェスタの講演会に
登壇、またワークショップの講師を担当しましたので、その報告。

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先日、丹波竜化石工房・ちーたんの館の常設展示に
加わった原始的なテリジノサウルス類・ファルカリウスの
全身骨格。ファルカリウスの常設展示は国内では珍しいはずです。
また至近距離でじっくり見られるのも良いですね。
この館には、ファルカリウスの他にも国内では展示が珍しい
ヨロイ竜・ガストニアの全身骨格もあります。
丹波竜他、篠山層群で見つかった化石の展示・情報も充実し、
規模は小さくとも内容の濃い施設です。
午前中は講演会・「しゃべくり恐竜セブン+〜丹波竜の世界を徹底検証」
現在進行中の「篠山層群復元画丹波プロジェクト」を中心に
発掘現場で見つかる化石からどのように過去の世界を復元していくかを解説。

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(平山廉さん撮影)
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檀上の様子をこちら側から。
左側から平山廉さん(早稲田大学)、
三枝春生さん(兵庫県立人と自然の博物館)、
山田敏弘さん(金沢大学)、
池田忠広さん(兵庫県立人と自然の博物館)。
小田隆さんによる丹波竜頭骨図製作過程での、研究者による修正指示と
その際のやりとりを解説中。こうした、「裏側」を堂々と見せられるのも、
研究者との密なやりとりの上での作業が出来ているからこそ。

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お昼のお弁当。
午後は、私はディノケシ・ティラノサウルス復元ワークショップ、
小田さんは、アパトサウルス骨格復元ワークショップの講師を担当。

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漫画家・所十三さんも子供たちに交じってディノケシ・ワークショップに参加。
途中から、午前中の講演にも登壇された池田忠広さんも
駆けつけて下さり、古生物の研究などについて熱心に質問される
参加者さんも多数。

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こちらは小田さんのアパトサウルス骨格ワークショップ。
教材は当社オリジナルで、以前ハンズカフェでの
恐竜・古生物トーク企画
でも使った物。

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ワークショップ終了後に、この教材をまた別に購入される方も。
講演やワークショップなど、古生物学研究を軸にした
内容がある一方で、丹波竜ストラップ作りなど、
気軽に丹波竜に親しんでもらえる企画も行われていました。
イベント全体としては、会場の駐車場が満杯になり、
物産品などの出店の中には午前中に早々に品切れの物も出る盛況ぶり。
市内だけでなく県外からの来場者も多かったようです。
丹波竜化石工房では、来年1月14日まで私の作品展が
開催中です。こちらも是非、宜しくお願い致します。

特別講演会「恐竜時代を生き抜いたトカゲたち」

2012年11月30日 / 恐竜・古生物

11月24日 岸和田で開催された
特別講演会「恐竜時代を生き抜いたトカゲたち」(PDFデータで開きます)
に参加してきました。

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講演開始直前の様子。
有鱗目、という括りで化石種から現生種までの研究を
一度に聴ける機会というのは、なかなかある事ではありません。
また、講演者はもちろん聴講者も豪華な顔ぶれ。
講演終了後は、会場から歩いてすぐの
きしわだ自然資料館の見学。
ここには、クリダステスの新復元版全身骨格を含む
世界最新と言って良いモササウルス類展示があります。

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各分野のエキスパートが骨格展示を前に
ディスカッション。研究者によるジャムセッション
と言ったノリでしょうか?それを生で聴けるのですから
なんとも贅沢な盗み聴き(?)です。

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化石から現生までそれそれの最先端の研究を聴き、
専門家の皆さんと展示見学、そして懇親会での交流と、
これぞ古生物学を楽しむ事の醍醐味が凝縮した
1日だったかと思います。また一般の方の参加も多く、
規模的にも大きな学会では無い分、化石・古生物好きと
研究者さんの交流が活発に出来る良い機会だったのでは。
今回の講演会の主催でもある化石研究会では、
毎回興味深い話題でのシンポジウムを日本各地で
行っています。お近くでの開催の折などは
是非ご参加を!

恐竜教室at岸和田・交野・篠山

2012年11月26日 / イベント・教室・講演

11月の恐竜教室&ワークショップの報告を纏めて
●11月11日 きしわだ自然資料館にてミニ実習
 ディノケシ・ティラノサウルス復元ワークショップ。

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●11月17,23日
兵庫県・並木道中央公園にて
ディノケシ・ティラノサウルス復元ワークショップ
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並木道中央公園は、デイノニコサウルス類化石の発見場所でも
あるので、兵庫県丹波・篠山地域で発見された恐竜などの化石の
話もしつつの作業になりました。
●11月18日 
大阪府・交野市倉治図書館にて恐竜教室。
普段はきしわだ自然資料館で行っている恐竜教室の出張版。

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大阪市立大学大学院・大野さんによる古生物研究のお話。
その次は、私が担当の恐竜復元画に挑戦。

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大人顔負けの作品も。

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大人の部の様子。
大人の部、ですが熱心な小学生も参加してくれました。
今回の教室の参加には「交野市に在住もしくは勤務」という
条件があったにも関わらず、子供の部は満席、
大人の部も10人を超える参加。
また、どちらも熱心に質問される方が多く、
こちらのほうが楽しませて貰った教室でした。
・・・・・・・・・・・・
年内は、12月1日の丹波竜フェスタでのディノケシワークショップと、
岸和田市立山直図書館での恐竜教室・出張版が開催です。
こちらも是非、宜しくお願い致します。

「モンゴル恐竜化石展」内覧会

2012年11月22日 / 造形・イラスト作品

11月22日
大阪市立自然史博物館で開催の
「モンゴル恐竜化石展」内覧会へ。

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タルボサウルス
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林原の、そして今回の特別展の象徴的な標本と言って良い
タルボサウルス幼体。産出状態のレプリカと
クリーニングされた実物化石が並べて展示されています。

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胃の部分に翼竜の骨が入っているベロキラプトル
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頭骨と首が関節した状態のピナコサウルス
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仰向け状態の大型アンキロサウルス類の骨盤と後肢。
関節した状態の物が多い事、保存状態の良さで
林原のヨロイ竜標本は世界一と言っても良いレベルだとか。
この標本も、一見どうなっているか分かりにくいですが、
横のキャプションと見比べ、じっくり確認して下さい。

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これも相当貴重なトロオドン類頭骨。
小さい標本ですが、学術的な価値は大物級です。

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インゲニア×3
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サウロロフス
いや、これは凄い展示です。
会場にいた、その筋の皆さん平静を装いつつ、でも内心大騒ぎ。
約200点の展示物のうち、レプリカは13点のみ。
つまりほとんどが実物化石。
通常の恐竜展とは、実物とレプリカの数が逆転したような感じです。
しかも、モンゴル産化石特有の保存状態の良さに、
林原自然科学博物館の卓越したクリーニング技術が加わり、
見事な標本ばかりです。さらに、モンゴルから
やってきた追加標本も加わり、ちょっと類のない濃密な展示に。
主催関係者やスタッフの皆さんが躊躇いなく
「凄い展示です!」と言いきれてしまうのも当然でしょう。
恐竜展示としての質の高さでは、単位面積当たりでは
世界一なのでは、とさえ思ってしまいます。
恐るべし、林原&モンゴル科学アカデミーのタッグ。
さて、今回、この恐竜展の公式フィギュア・タルボサウルスの
造形を私が担当しました。監修はもちろん林原自然科学博物館。
足の裏は、林原の標本&研究を元に再現。
また、尻尾の太さや前肢の角度など、論文や資料を極力調べ、
かつ監修指導の元、製作しました。
この手のPVC製恐竜フィギュアで、ここまで学術面でこだわり、
そしてオリジナル性の高い造形はなかなか無いかと思います。
このくらいのサイズ&素材のタルボサウルスフィギュアというのも
他に無いのでは。

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ポーズは、国内での展示も多く見られた古いスタイルの
タルボサウルス骨格を、現代の研究を元にアレンジしたものです。
このポーズに「タルボらしさ」を感じる方も多いのではないでしょうか。
この特別展に、フィギュアという形で少しでも関われたのは
とても嬉しい事なのです。
ご来場の際は、宜しくお願いします!

恐竜復元模型教室at瑞浪市化石博物館

2012年11月7日 / イベント・教室・講演

●11月4日 
瑞浪市化石博物館にて
「恐竜の復元模型を作ろう!」が開催。

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常設展示。
この博物館は、日本で最初の化石専門の博物館。
また瑞浪市は世界で最初のデスモスチルス頭骨化石が
発見された場所。なので、デスモスチルスやパレオパラドキシアの
束柱目の展示が充実しています。

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パレオパラドキシア。
束柱目の復元は諸説ありますが、それは別として
この組み立て骨格はカッコイイ。
そして、この博物館といえばマスコットキャラクターの
瑞浪Mio。

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このブログではお馴染み(?)のMioカー。
この車に乗るのも慣れました。

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特別展「デスモスチルスが見たみずなみ」も
開催中。束柱目に関する貴重な化石が展示されており、
常設展示と合わせると、束柱目展示としては相当な
充実度になっています。

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ヤマモトさんによるデスモスチルス新復元版模型
国立科学博物館・甲能直樹先生の見解に基づいた復元です。

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特別展会場前にある魚竜化石。
ホルツマーデン産の本物!
・・・・・・・
教室の様子から。

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完成品。

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その筋の皆さんの作品
左から、恐竜研究者さん、ヤマモトさん、
最後は化石哺乳類研究者さんの作品、、、、、、って、
今回はティラノサウルスの骨格に肉づけ、という内容なんですが?
妙に哺乳類っぽくなってるし、、、。
後脚の踵の形状とか、芸細、、、、流石研究者、ってそういう問題か?
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「ほら、怖くない」的な何か。
この教室には、地元メディアがメインとはいえ4社が
取材に来られていました。教室の取材は珍しくはありませんが、
この4社という数の多さは初めて。
この博物館の広報への積極的な取り組みは伺っていましたが、
それがしっかり根付いている事を実感しました。
教室の様子は、こちらでも紹介されていますので、
是非。
・・・・・・
夜は、名古屋市内のビストロ・ラブレへ。

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オリジナルカクテル・Mio。
瑞浪Mioをイメージしたものだそう。

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落ち着いた雰囲気の、隠れ家的なお店です。
名古屋に来た時の楽しみの一つになっています。
・・・・・・

作品展示・教室・講演会の紹介

2012年11月5日 / お知らせ

●11月11日
きしわだ自然資料館にて、ミニ恐竜教室。
今回はディノケシ・ティラノサウルスの頭の復元に挑戦です。
日時、その他詳しくはこちら
また教室終了後は、恒例の「恐竜教室 大人の部」
予定しております。大人の部に関しての問い合わせは資料館でなく、
私のメールアドレス、もしくはツイッターのDMへ。
開始予定時刻など、お知らせいたします。
●11月17日
兵庫県立丹波並木道中央公園の
「第1回丹波なみきみちまつり2012」にて
ディノケシ復元模型ワークショップ。
詳しくはこちら
また、翌18日はも当社の荻野による
サイエンスカフェ「~世界の化石発掘調査を見てみよう~」が
開催です。こちらも宜しく。
●11月18日
大阪府交野市倉治図書館にて
「恐竜教室at倉治図書館」
きしわだ自然資料館で開催している恐竜教室の
出張版です。
但し、参加条件に
「交野市内に在住か在勤、もしくは通学されている方」
とありますので、ご注意を。
●先日もお知らせした通り
現在、兵庫県丹波市・丹波竜化石工房にて
作品展を開催中です>詳細
ポスターデザインも当社が担当しましたが、
これが非常に評判が良いそうです。
・・・・・・・
●11月24日は、岸和田市市立公民館(堺町)にて
「恐竜時代を生き抜いたトカゲたち」>詳細
トカゲ、つまり有鱗目をテーマに
モササウルスや化石種、現生のトカゲについての
講演会です。
会場の近くのきしわだ自然資料館には、世界最新と言っていい
モササウルス展示があります。
また、その前日には大阪市立自然史博物館にて
「モンゴル恐竜化石展」もスタートしています。

ノースカロライナ&シカゴ 戦利品編

2012年11月3日 / SVP2012・ノースカロライナ

戦利品編(と言っても、戦った訳じゃ無いですが、、、
と毎回言ってますが)
まずはノースカロライナ自然科学博物館から
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マッコウクジラバッグ。
博物館のマークがプリントされています。
骨格&生体の組み合わせがカッコイイ。

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アクロカントサウルスマグカップ&ミント。
恐竜ではアクロカント推しです。
他にもいろいろ欲しい物もあったんですが、
旅の最初で荷物増やす訳には、、、と控えてしまったのでした。

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ミュージアムショップの恐竜グッズコーナー。
次はSVP会場での購入物。
今年はあまり買物はしなかったんですが。

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新生代メッセル産のトカゲ本。1種についてだけで本1冊。
ネットで漠然と探していては、まず出会えない本。
しかも出版がドイツとあっては尚更。
私も今回初めて見ました。
こういう物に出会えるのがSVPの楽しさの一つ。

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ニューメキシコ自然史博物館の三畳紀展示室開設の
様子を纏めたもの。
左は、あのアルフレッド・ローマーの歴史的名著
「Vertebrate Paleontology」。
初版は1930年代にも関わらず、未だ古脊椎動物学の
教科書の一つとされている本の1966年発行の第3版。
初版は持っていたのですが、この第3版とは
別の本、と言ってよいくらい内容が更新されているので、
欲しかったのです。それに、出来ればSVP会場で買いたかった
んですよね。
最後はフィールド博物館

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金属製アルマジロ・カード立て、
ティラノサウルス”スー”フィギュア2種、
トリケラトプスフィギュア、チョコレート。
スーのフィギュアは、プロポーションはあまり正確とは
言えませんが、ちょっと小さめのサイズも相まって、
なんだか魅力的な造形。
トリケラトプスは、前肢の指の爪が第1~3指
(親指~中指)までしか表現されていないのが芸細。
最近は第4、5指には爪がない表現が主流なので、
それを取り入れているかと(まさか爪の色の塗り忘れ、
って事はないよな)。
チョコレートは、チャールズ.R.ナイトの壁画が
パッケージに使われているのが嬉しいですね。

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最近は、トリガーを引くと口が開閉するティラノサウルスは
日本でもよく見ますが、これはそのスミロドン版。
現生コブラなんかもあり、それも結構出来が良かったのです。

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スーの発掘から展示までの解説本と、
フィールド博物館についての本。

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ショートフェイスベアとして知られる
アクトダスTシャツ。
何故かこれが結構目立つ処に飾られていて
不思議に思っていたのですが、理由はフィールド博物館が
このアクトダスの模式標本(その動物の研究の基本となる
標本)を所蔵しているからだそう。
博物館ならではのネタのチョイス&推し方と言って良いでしょう。
こういうの好感持てます。
フィールド博物館には、メインのショップの他にも
恐竜グッズメインのザ・スー・ストアに
各部門、特別展会場など複数のショップがあります。
品揃えも豊富で(ショップにより微妙な違いも有り)、
じっくりと見れば自分の得意分野以外のものでも
素敵な物が沢山見つかりそうなんですが、
今回も時間がなかったのが残念。

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シカゴ・オヘア空港にもフィールド博物館のショップが。
品揃えは限られますが、買い忘れがあっても安心(?)
・・・・・
という事で、今回アメリカ行きレポートは終了です。
おまけ
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アメリカではおなじみのチーズバーガー2個セット。
毎回気になるも、まだ試してみた事がないのです
(味はそれほど変わらないはずですが)。

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