サウロロフス・「モンゴル恐竜化石展」限定フィギュア第二弾

2013年1月7日 / 恐竜・古生物


先日紹介のタルボサウルスに続き、
現在大阪市立自然史博物館で開催中の特別展
「モンゴル恐竜化石展」会場限定フィギュア第二弾
サウロロフスの販売が年明けより始まりました。

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今回も私が原型を製作。
商品製造はフェバリット社

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タルボと並べて。
今回も林原自然科学博物館の監修の基、様々な研究成果を
反映させています。例えば、
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前肢の爪が2本だけなのもその一つ。
三本目の指に爪が表現されていないのは塗り忘れでなく、
監修の先生からの指示なのです。
また、そういった研究を反映させる事に加えて、
林原が発掘・研究した標本、そしてそれを元にした
骨格図を参考にする事で、単に「サウロロフス」ではなく
「林原さんとこのサウロロフス」としての表現を目指しました。
原型を見た林原のスタッフの方からも
「ちゃんと見慣れた顔、スタイルになってるな~と思いました」
と言って頂けたので、目標は達成できたのでは、と。
フィギュアの企画会議の折、最初はタルボサウルスだけの
予定でした。私も売り上げ面だけならタルボだけのほうが現実的では、、、
と言ったのですが、この特別展を担当されている読売新聞の方が
「タルボは当然ですが、林原&モンゴルという今回の特別展なら
 サウロロフスは欲しいです!」と力説。商品化になった、
という経緯が。そういった意味では、タルボ以上に関係者の
思い入れの大きい商品かも知れません。
一方、先行して発売されていたタルボサウルスですが、
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クリスマスシーズン前に、店頭見本に赤いマフラーが(笑)
ショップのスタッフの方のアイディアだとか。
その後、サウロロフスの発売に合わせジオラマ仕立てに
なったりと、一緒に商品を楽しんで下さっているのが分かります。
こういうの、嬉しいですよね。
近々、このブログもしくはUstream配信
タルボサウルス&サウロロフスの製作話や拘りの解説が
お話出来れば、と考えています。

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