改めて台湾訪問2013

2013年4月20日 / その他

時は、豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃の3年前。
初めての台湾旅行・初日。宿泊のホテルの下の
ファミリーマートの店頭にあった謎の美形キャラのポップ。
その時は「誰、コレ?」とさして気にも留めずスルー
(初めてのアジア旅行で気持ちの余裕が無かったんだね)。
そして、その2日後。
台中の国立自然科学博物館見学後、昼食にと入った
カフェで、、、、
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そうか、初日にファミマで観たのはコレか!
そこで、この時もずっと案内して下さっていた
Suchusさん夫妻から「霹靂」そして台湾の
人形劇についてレクチャー。今思えば、この時のレクチャーは
「霹靂」、そして台湾の人形劇文化の基礎的な知識は
ほぼすべて教わっていた、初心者にはバッチリの
内容だったのです。
帰国後、ネットでいろいろと情報を集めると、
どうもこれは相当奥が深く、かつ凄いモノらしい。
といっても、日本語はもちろん英語での記事・解説も
それほど豊富にはありません。
いくつかの日本人のファンの方のブログやら、無理やり
台湾のサイトやらを見たり、SF大会での企画
聴講したりするうちに、
「これは、再度台湾に行かねばなるまい!」。
そんなこんなで3年後。
こういうアレな目的にも理解があるであろう
アクアプラント・守亜氏を誘い2度目の台湾へ!
4月4日
台湾・桃園空港着。
頭の中には、溝が無くなり、テープが擦り切れるほど聞いた

がエンドレスだ!
ここで別便で来る守亜氏の到着まで
しばし時間を潰さねばならない。
ダメもとでなんぞソレっぽいモノはないかと
空港内を放浪するも発見できず。
と、それほど大ききくも無いCDショップに入ると、、、
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「霹靂」シリーズの主題歌を数多く作曲・また
自ら歌ってもいる荒山亮の「霹靂」主題曲集!!
これを買うのも今回の旅の目的の一つ。
早速、達成してしまった。でも、今回持ってきたのは
DVDドライブの無いPCなので、直ぐに聴けない(泣)
守亜氏と合流、台北へ。
ホテルにチェックイン後、早速街へ。
最初の目標はファミマとセブンイレブンや!
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「霹靂・轟動武林は毎週金曜・午後5時、7-11にて」
基本的に、「霹靂」「金光」シリーズは
ファミマ・セブンイレブンで発売されるDVDを
購入して観るスタイル。ケーブルテレビでは
専門チャンネルもあるらしいのですが。
DVDは勿論、ディフォルメフィギュアの現物を見て
出来に納得したら購入だ。

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という事で、まず収穫。
フィギュアなどのグッズはファミマか専門店で
扱っているという情報が、ツイッターのフォロワーさんから。
そして、自分たちの泊まっているホテルのあるエリアは
セブンイレブンが強い地区っぽい。
台湾滞在中にファミマの多い地区に行かねばなるまい。

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ホテルの部屋にDVDプレーヤーがあったので、もちろん観る。
台湾滞在中はヘビロー、守亜氏にはチャンネル権は無いのである。
日本でも見れるんだろうけど、台湾で観る事に意義があるのだ。
(「隋唐演義」やってる時はそっち観てたけど。)
まず購入した「霹靂」DVDが最新巻で
OP曲が新しくなってます。
旧OPのバックナンバーも何か買っておかないと!
それに、

「金光」も忘れるな!
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順調に増える収穫物。
「霹靂」のディフォルメフィギュアに、オンラインソフト、
「金光」のサントラ&本編最新巻セット。
オンラインソフトは、これだけで遊べるのか、
そもそも言葉が判るのか、という不安がありましたが、
買わないと判らんので、とりあえず購入(安いし)。
ちなみに、台北市内のコンビニ密集度合いは
凄いもので、同じチェーンで1店舗につき数十メートル四方の
縄張りなんじゃないか、というくらい。しかもそこに
別チェーン店も入るので、とにかく多い。
今回もファミマ巡りをした訳ですが、1店見つけると、
その時点で次のファミマも視界に入っている状態。
とはいえ、1店舗の規模は小さく、また品揃えもまちまち。
ファミマに入ってはチェック、を繰り返すその様は、

店に入ってはツボを割るリンクのようである。
その中、ファミマを見つける事がゲーム的に楽しくなってきたり。
ただ、それでもあまり沢山の種類のグッズは見つからない。
ネットで見ると、もっといろいろあるはずなんだけどな~。
こちらでも紹介しましたが、
最終日に訪れた3Dプリンター工房にて、霹靂フィギュアを発見。
工房の方が「ウチの奥さんが好きなんだよね~」
「全然、物語とか判らないんですが、面白いんで、
 今回もDVDやらフィギュアやら買ってるんですよ」
「ウチの奥さんは、人形劇の中では~っていうキャラが好きでね」
「それ、「霹靂」じゃなくて「金光」ですよね」
「! え、「金光」も判るんですか!」「いや、もうほんのちょっとです、はい、、」
な会話の後、
「じゃ、こんなのどうですか?」
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おお! 黑白郎君!

で、コレは?
「ドット絵風にした金光キャラを3Dプリントしたんですよ。
 この絵を使ったゲームもあるんですよ(>コレ)」
思いもよらぬ所で、いろいろ面白い情報が、、。
そんなこんなで、台湾最後の夜。
最後に台北駅前の地下街をフラフラしていると、、、、
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あるじゃん! しかもホテルのこんな近くに!
ちゃんと飾ってあるので、ここでいろいろ確認。
個人的には「Q版フィギュア」が気に入っていて、
それはすでに買っていたので、ここでは買物せず。
武器シリーズは迷ったけど、そもそもほとんど物語や
キャラクターすら理解してないしな~。
それに、荷物もかなりの量になってたし
(人形劇関係以外でも、かなりの頂き物&購入物があったのです)。
まぁ、この辺は次回の楽しみにしとくか!と、大人の対応。
翌日、空港へ。
ここで忘れてはいけないのは、
「桃園国際空港に「霹靂布袋戯」がデザインされた
 搭乗待合室がお目見え」

これを最後に見ない訳にはいかない。
広い空港内をウロウロするのも何なので、スマホで場所をチェック、、、
D7ゲート、、、、って、それ今から乗る飛行機の搭乗口やんか。

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途中にも、こんなものが。

動画もあるよ。
さぁ、着いた。

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おお! 想像していたよりずっと本格的な展示!!
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何が嬉しいって、英語のキャプション!
こういう情報が欲しかったんです。

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映像資料も。

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関連グッズ。まぁ、この辺は今回はもうあきらめて、
次回までにもっと勉強して、モノの価値が判ってから
買いに来たほうが良いよね、と負け惜しみ再び大人の納得をしていると、
「この近所でグッス売ってるトコとかあるんじゃね?」
と守亜氏。
じゃ、ダメ元でちょっと隣を、、、
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!!!!!! トイショップに「霹靂」コーナーが!
やめて! とっくにふらぎの台湾元はゼロよ!
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フィギュアに加えて、バッグとかいろいろ。

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素還真ミニクッションとか、、、。
ネタに買おうかと思いましたが、どこからか
「そこを越えると、もう戻って来れなくなりますよ、、、」
という声が聞こえたので、思いとどまりました。
結局、守亜氏から台湾元を借りてフィギュアを
追加購入してしまった、、、、。

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今回の戦利品。その筋の方が見れば、全然大したこと無い内容と
思うんですが、手探りでいろいろ探して見つけていくのは
大変楽しゅうございました。
機会があれば、國立傳統藝術中心(国立伝統芸術センター)にも
行って見たいものです(出来ればイベント期間中に)
・・・・・・
さて、今回の台湾ネタの最後の最後。
日本的な嗜好とは微妙に違うベクトルが楽しい
台湾の飲料物。

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黒松沙士は基本。

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黒ゴマジュース(多分)
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左は普通にカフェオレ。美味しいしボトルのデザインがお洒落。
右は「ジャケ買い」。だって気になるでしょう、この顔!
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トラだけど、逆にパンチは無い薄めのオロナミンC的な味。
ちなみに、「~茶」とあっても、ほとんどが甘いのが
台湾スタンダードです。
甘くないお茶が欲しい時は、コンビニで十六茶とか
日本ブランド買うのが無難。
という事で、今回の台湾レポート・裏表合わせて終了!

台湾訪問2013 その7 国立自然科学博物館・常設展示

2013年4月18日 / 2013年 台湾

前回の特別展に続き、常設展示
恐竜ホール。

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チンタオサウルスvsドロマエオサウルス。
この組み合わせ&シチュエーションは他には無い!
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やっぱり、ここの恐竜展時といえば、
この「はみ出ちゃったエウオプロケファルス」。
人気の記念撮影スポット。

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ちょっと嬉しいくらいに出来の良いアフリカゾウ模型。

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なんか、悩ましげである。

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そして、この博物館といえば
”ロイヤルカモノハシ”
台座が豪華なのが面白いとネットで紹介したところ、
その感想に頂いたコメントが”ロイヤル”の由来。
このクッションの絶妙な「フカフカ感」&
カモノハシの「ダイブポーズ」が良い。

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博物館での食事も忘れてはいけない。
館内には食堂が2つとマクドナルドがあります。
人文系の展示も結構充実しています。

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台湾の原住部族の居住地のジオラマの造り込みが凄い。

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展示室のようですが、ミュージアムショップ。
前日の台北動物園に続き、こちらでも
私が原型を担当したフィギュアが扱われており、
同じくサインをする事に。
台北動物園のミュージアムショップと同じ会社の
店舗なので、情報が回ってこういう事に。

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で、サインのお礼にコーヒーを頂いてしまった、という画像。
博物館の側の植物園へ。

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コスプレさんが撮影に来てました(画像左下。何のコスプレかは
判りませんが)
規模は大きくありませんが、博物館を回って疲れたところで
一休みするにはちょうど良い場所&良い雰囲気。

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水槽の前で、スタッフの方が解説中。
恐竜・古生物の展示に関しては、若干古くなってしまった
部分もありますし、特にコレ!という目玉も無いですが、
その他の展示の規模・クオリティは流石「国立」。
全体的に空間の使い方がゆったりめなのも良いですね。
と、今回の台湾編・一応終了です。
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台湾訪問2013 その6 国立自然科学博物館・特別展

2013年4月14日 / 2013年 台湾

●4月7日
台中・台湾国立自然科学博物館
台中駅からのバスの最寄駅から博物館へ。

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新生代から遡って行きます。

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水路(?)には、ちゃんと水棲動物が。
今回の目的は、特別展「從龍到獸-大滅絕與大演化」
私の台湾到着の1週間ほど前に始まったばかり。

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特別展会場に入る前に、博物館の中庭に
大型竜脚類の骨格が3体! 
レプリカとは言え思い切った展示です。

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ダシアティタン
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キャオワンロング
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ファンへティタン
ダシアティタンとキャオワンロングは日本の特別展で、
ファンへティタンは台北で見ていますが、
屋外のこの開放感で、またこれだけの引きで大型竜脚類を
一度に複数見れる事はあまりないでしょう。
心なしか、組み立てられた骨格も伸び伸びとしているように
見えます。2階から背中側を見下ろせるのも嬉しい!
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キャプションのデザインやイラストも良い雰囲気。
特別展会場は、恐竜パートと化石哺乳類パートに
分かれています。

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内容は基本的には日本で開催された「黄河大恐竜展」と一緒。
ただ、設置位置や照明が変われば撮れる構図も変わるので、
やはりこちらも資料になります。

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シンラプトル。
ちょっと古いタイプの復元での展示で見る事がほとんどなので、
このスタイルで見られたのは嬉しい。

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ディキノドン類・パラカンネメイエリア複数個体の産状。
恐竜パートの中庭の竜脚類を含め、結構な数の
全身骨格や実物化石の展示もあり、充実しているのですが、
今回の特別展はやはり、そのほとんどが実物化石の
甘粛省産の化石哺乳類パートです。

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大きいのは原始的なキリン類・サモテリウム
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奇蹄類頭骨
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化石種のハイエナ類。・イクティテリウム
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ディノクロクタ
(ハイエナに似てますが、ハイエナ科では無いらしい
 キャプションを撮り忘れてしまったのです)。

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一本角イノシシ・クバノコエルルスの頭骨が2つ!
どれも、一度見てみたかった動物ばかり。
そして、何といっても凄いのは
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プラティベロドン頭骨!
1歳から40歳までの頭骨がズラリ。
しかも実物! 世の中、凄いものもあるもんだ!
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全身骨格も!
今回展示の甘粛省産・化石哺乳類標本は
これまで国外に出たことのないものだそうです。
展示としての規模は大きくありませんが、
小さいものも含めて見事な標本ばかり。
この特別展の広報・宣伝も恐竜より哺乳類推しなのも納得。

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博物館、裏門側・やっぱり哺乳類推し。

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今回の特別展の企画・担当の張鈞翔先生とも再会。
お忙しい中、展示について解説して頂きました。
張先生に会う前に展示を見ていて守亜さん、Suchusさんの
3人で不思議に思った所があったので質問すると、
あっさり解決。いや、聞いて良かった。
うっかり間違った復元で造ったり描いたりするところでした。
これはまさに専門家でないと分からないポイント。
逆に、「そこを気づいて質問したのは皆さんが初めてですよ。
流石ですね!」と褒められたり。
もし、会期中に台湾に行かれる方が居られれば、
この特別展見学も是非!
台湾編続く
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台湾訪問2013 その5 台湾国立博物館・土銀展示館編

2013年4月13日 / 2013年 台湾

台湾国立博物館・土銀展示館
台湾国立博物館の向かいにある日本統治時代に
建てられた日本勸業銀行の建物を修復し、
古生物展示の別館としています。
前回の訪台の少し前に開館、見学もしましたが、
今回宿泊のホテルの近くという事もあり、
再度訪問>前回の見学記事
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メインの展示は、中国・モンゴルの恐竜達です。
大型竜脚類はファンヘティタン。

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タルボサウルス
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ゾンギュウアンサウルス
(チョンギュアンサウルス Zhongyuansaurus)
洛陽中原龍、という中国名が中国史好き的に熱いワードだ、
と前回も言いましたが。

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ベロキラプトルの群れ
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中生代の翼竜、海棲爬虫類に、現生のイルカの骨格も
数多くあります。

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台湾産の化石の展示も。

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化石種のマレーガビアル類。
復元画の背中の装甲の並びが、ちゃんとマチカネワニと同じ&
キールの無い形状になっています。

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この建物の修復作業の解説・展示。

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ロッカー。一つ一つの扉に植物標本が。

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トイレに、フェバリット製スケルトンシリーズが。

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ミュージアムショップ。
2フロアに分かれており、画像はその1F部分。
展示は、基本的にメインのホールだけ。
規模は決して大きくありませんが、展示の見せ方、
建物の雰囲気と合わせて魅力的な施設だと思います。
台北駅から徒歩数分、という立地も良いですね。
近くには小~中規模の書店が集まる場所もありますし、
もちろん向かいは台湾国立博物館です。
いろいろ合わせて散策コースとしてもお薦めです。
台湾編・続く
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台湾訪問2013 その4

2013年4月11日 / 2013年 台湾

●4月7日 台湾4日目
台湾新幹線・台湾高鐵で台中へ移動。
台北からは1時間ほど。

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車両・内装は、ほぼ日本の新幹線と一緒(と思う)。
台湾高鐵・台中駅からバスで30分ほどで
台湾国立自然科学博物館。

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この日もSuchusさんと合流。

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ちょうど恐竜・化石哺乳類の特別展が開催中だったのです。
その様子は、また後日。

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博物館近くの植物園。
コスプレさんが撮影に来てました(左下)
博物館のあとは、守亜さんのリクエストで
ペットショップへ。

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犬猫・観賞魚メインという大型店。
マニアックは品揃えではありませんが、
日本と同じ部分も違う部分も面白い。

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夕食は、Suchusさんの叔父さんお薦めの
煮込み牛肉入りラーメン。
●4月8日 台湾5日目
またもやSuchusさんの案内で(いや、もうお世話になりっ放し)
有名な観光地・三峡へ。

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清水厳祖師廟。詳細はリンク先を見て頂くとして、
これが予想以上に凄い!
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もうとにかく彫刻で埋め尽くされております。

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カブトガニ!
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南方っぽい魚!
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そして、これはあのルルイエの方々!?(違う)。

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お昼は、近くのお洒落なギャラリーカフェ「甘樂文創」
昨日、動物園を案内してくださった張さんの
お知り合いでもある黄一峰さんが、
動物を題材にした作品展を開催されていたのです。
本人さんに会えなかったのは残念ですが、
また造形とは違った分野の台湾の作家さんの
作品を見ることが出来る良い機会になりました。

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ご本人がおられなかったので、作品展会場の
撮影はしていません。気になる方はfacebookのページを。

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昼食後は、これも有名な三峡老街。
平日なので人は少ないですが、やはり休日は
大変な人出だそう。

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前回の台湾訪問でやり残した事の一つの
台湾の作法で飲むお茶。
といっても、本格的な茶芸館ではなく
お店での試飲でしたが、十分雰囲気は味わえました。
三峡から台北に戻り、Suchusさんの友人・Chengさんが
代表を務める3Dプリンタ工房・貝特設計有限公司へ。

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ただ3Dプリント出力を請け負うだけでなく、
Chengさん自身も3DCGモデリングも行っています。
また、大学では動物学を専攻されていたそうで、
動物や恐竜の話もバッチリなのです。
3Dプリンタ出力工房を見るのは初めてだったので、
いろいろと勉強になる事ばかり。
そして、Suchusさんにホテルまで送って頂いた後、
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守亜さんと2人で台湾最後の夕食。

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別のお店で、旅の締めくくりのマンゴー。
翌日、帰国となりました。
いや、もうどれだけ感謝しても足りないくらい
台湾で出会った皆さんにはお世話になりっ放し。
また、ブログでは書いてませんが、ちょっとした買物の時の
お店の方とのやりとりでも皆さん親切で、毎回楽しかったのです。
そして、今回の旅の相方・守亜さんにも大変お世話になりました。
っていうか、放っておいても適当に何かしっかり収穫してくるから
こちらも気が楽で(笑)。さながら「自機より強いオプション」
といったところでしょうか。
故宮と足ツボマッサージは今回も逃してしまいましたが、
これ以上は欲張りにもほどがあります。
というか、次回へこれくらい楽しみを残しておかないと。
あと、メイド喫茶もな~。

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改めて、皆さん、ありがとうございました。
でも、台湾編、まだ続きます。

台湾訪問2013 その3 台北市立動物園編

2013年4月11日 / 2013年 台湾

●4月6日 台湾3日目
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台北市立動物園に、昨日集まったメンバーから
上海に戻られた周さんを除く全員が集合。
動物・科学普及活動や書籍・絵本の執筆・翻訳
(これまでに関わった書籍は80冊とか)をされている
張東君さん
((財)台北動物園保護教育基金会 、カエル研究者・通訳・翻訳家)
の案内で動物園見学。
張さんは、京都大学に留学、動物の研究をされていたので
日本語は完璧です。

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まずは守亜さんのリクエストでセンザンコウ。
ちょうどエサの時間で、動いているところを見ることが
出来ました。

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園内をコレで移動。
アトラクション的なものかと思いきや、コレがないと
ちょっと困るくらい広いのです。

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両生類・爬虫類館。

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お昼は、パンダ館のレストランで。

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この動物園の剥製士であるChanさんも一緒に。
張さん、Chanさんとはホネホネサミットで
お会いしたのが縁なのです。

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パンダ館の前にある親子像。

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サル山にいるのは、タイワンザル。ニホンザルとは
同じマカク属の別種。
尻尾が長いです。

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マレーガビアル(遠い、、、)
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カバの彫刻。よく出来てます。
人気の記念撮影スポットとか。

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ブチハイエナ
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アフリカゾウ
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予想外の恐竜展示。
ほぼ実物大&首や目玉が微妙に動く。
この微妙感が怖い。

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カルノタウルスがこんなところに。

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台湾では有名なアジアゾウ・林旺の剥製。
私にとっては、Suchusさんの作品の題材として馴染みがあります。

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張さんが企画したという昆虫占い。
昆虫館入り口にあります。
台北市立動物園は、東アジアでも最大級の規模。
見学ゾーンだけでも、日本国内の最大クラスの動物園の倍近い面積とか。
確かに広いですし、また見せ方の工夫もあり、緑も多く綺麗です。
ほぼ1日かけて回りましたが、それでも半分くらいしか
回れていないそうで。
ところで、昼食後ミュージアムショップに行くと
私が原型を担当したフェバリットの恐竜フィギュアが。
「これ、私が原型造ったんすよ~」と皆さんにちょっと自慢。
すると、それが店員さんに伝わり、、、、
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記念撮影やら
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サインやら、という事に。

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オマケに、そのお礼にとマンモスのヌイグルミと
恐竜Tシャツを頂いてしまいました。
・・・・・・・
どんな施設も、その分野に詳しい方と一緒に回れるかで
楽しさが随分と変わりますが、その点、今回の張さんの案内は
これ以上無いものでした。詳しい上にトークが楽しい。
さらに、動物好きの作家さん達と一緒の見学。
本当に良い機会を頂きました。

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皆さん、ありがとうございました&お疲れさま!
台湾編、続く。

台湾訪問2013 その2

2013年4月11日 / 2013年 台湾

●4月5日 台湾2日目
昼食後、3年前も訪問した造形作家・Skinkさんのアトリエへ。
さらに台湾の作家さんも合流し、総勢9人の集まりに。

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相変わらずカッコイイSkinkさんの作品キャビネット。

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テーブルの上に広げられた皆さんの作品。

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Skinkさんの作品
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お土産の守亜さん製作の動物ストラップを
皆さんで分配中。それぞれの好みが判り面白い。

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記念撮影。作家さんにSuchusさんの奥様、そして+1(笑)
この日集まったのは作家さんは
Skinkさん(台湾を代表する造形師の一人と言って良いでしょう)
Suchusさん
JさんSunさん
盧楓山さん
そして上海から周世懿さん(<ブログ開くと音楽流れるので注意)。
最初の4人は、私たちと合同で作品展を行ったり、
ワンフェスの際に私のブースで作品展示・販売をした事もあるので
ご存知の方も居られるかと。それぞれがしっかりとした造形力の上に、
個々の作風を持っておられ、見ていて気持ち良い作品ばかりです。
上海の周さんは、当初の台湾滞在日程はまさに私たちと入れ違いだったのですが、
私たちの訪台を知って急遽日程を1日延長したとか。
ブログを見て頂ければ判りますが、素晴らしい造形作品です。
会えて良かった!
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皆さんに頂いたもの。
シロサイは盧楓山さんの作品。
哺乳類が好きだそうで、作品も現生哺乳類がメインです。
とにかく、人数だけでも日本でもあまり機会が無いくらい
動物造形作家が一同集まり、しかもそれが台・中・日の3カ国から!
でも、初対面、2度目とは思えない、そして言葉の壁があるとは
思えないほどの意気投合ぶりでした。
守亜さんを誘ったのも大正解。前回の訪問時は、私は造形の凄さは
判るのですが、現生動物の知識がいまひとつで、皆さんの作品の
こだわりが細かく拾えないのが申し訳無かったのです。
その点、守亜さんは完璧に対応。
何気にそこそこ英語も出来るんだよね。
逆に、私は皆さんは古生物の知識はそれほどでも無いはずだから、
それなら徹底的に煙に巻いてやろうとドレパノサウルス
持って行ったのでした(<卑怯)
でも、やっぱりMVPは、これだけの人数の会話の
日本語・中国語通訳を一人でこなしたSuchusさんの奥様でしょう! 
ただ通訳するだけでなく、それぞれが判り易いように
情報の補足までアドリブで出来るんですから、お見事。
最高の通訳でした。
続く

台湾訪問2013 その1

2013年4月10日 / 2013年 台湾

4月4日~9日、台湾に行ってきました。
台湾は2度目。
今回は造形作家の守亜さん(アクアプラント)も一緒。

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空港にあった台湾のカエルの紹介。
●4日
夕方、台北着。
ホテルへチェックイン後、地下鉄で数駅の誠品書店へ。
前回の台北訪問の際に来て、中国語圏だけでなく日本・欧米の
書籍・雑誌までカバーした品揃え、店内のデザインの良さに圧倒、
今回も是非来ようと決めていました。
日本国内でもこの雰囲気を持つ書店はなかなか
無いでしょう。
其の後、台北駅付近をうろついていると、偶然
「その手の店」が密集している地下街へ。

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結構な数のお店が集まってます。

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店名が、、、
秋葉原や日本橋よりも店の密集度が高い&地下街なので
天候に左右されないので便利。日本のアニメ関係のものは、
ほぼ揃うのでは?
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当然のように、この手の店も。
店の前でメニューを見ていたら、店内からメガネのメイドさんが
出てきて「ニイハオ! 宜しかったら、またお願いしますね!」
的な中国語と共に店のカードを貰ったり。
ネットによると、なかなか良いお店らしい。

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その近所にはコレも。
●5日
台北の台湾国立博物館・土銀展示館へ。
ここも前回も来ましたが、もう一度しっかり画像を撮り直したかったのです。

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詳細な紹介は、また後日。
正午、前回の台湾訪問の際にも本当にお世話になった
Suchusさん夫妻他、台湾・中国の造形作家さん達と合流、
国立台北芸術大学構内のレストランで昼食。

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レストランからの眺め。
構内を散策
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続く

「モンゴル恐竜化石展」見学会をお手伝い

2013年3月30日 / 恐竜・古生物

●3月29日
兵庫県立大学の企画の、
丹波市の親子参加の「モンゴル恐竜化石展」見学会の
講師&お手伝い。
丹波市からは、人博の古生物研究員で、今回の恐竜展の
図録でも化石種のトカゲについて記事を書かれた
池田忠広さんが同行。移動のバス車中では、事前に子どもさんに
描いてもらった恐竜イラストに、池田さんがコメントして居られたとか。

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まず、大阪市立自然史博物館の集会室で
恐竜展を見るためのポイントをスライドで紹介。
また、子どもさんたちの描かれたイラストも見せて貰い、
皆さんの恐竜の知識に驚いたり。
昼食後、恐竜展会場へ。

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私と池田さんで解説中。
ちょうど、同じ時刻に岡山から林原自然科学館企画の
見学ツアーも。こちらの参加者にも、以前私の作品展などに
来てくださった子どもさんが居たり。
仔タルボサウルスを発見した鍔本さん(林原自然科学博物館)が
岡山からのツアーに同行されていたので、一緒に記念撮影をする
丹波組も。
あの凄い内容の恐竜展の解説(というか、おしゃべり)、しかも
研究者さんも一緒(私の話に間違いがあっても、指摘して貰えるので、
こちらも安心して話が出来るのです)、と私にとっても楽しい企画でした。

ハンズカフェ「恐竜・化石グッズトーク」

2013年3月29日 / イベント・教室・講演

●3月28日
東急ハンズ大阪梅田店ハンズカフェにて
第6回恐竜古生物トーク「恐竜・化石グッズトーク」を開催。
これまでの開催の様子>その1その2
会場はJR大阪駅すぐの大丸百貨店内の東急ハンズ。
恐竜・古生物関係の定期開催企画としては
日本一良い立地のイベントのような。
今回は、恐竜・化石グッズが題材という事で、
大阪市立大学・博士課程で古生物を専攻中、
私の恐竜教室の3代目恐竜お姉さんでもある大野さんの
グッズコレクションを中心に披露。

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開始前のテーブルの様子。
雑然と並べられているように見えますが、
古生物研究中の学生さんのチョイスしたもの、という
視点で見ると、なかなか興味深いかも。
中には?な部分のツッコミ用のアイテムもあったり。

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お話中の様子。
結果的には、グッズメインというより、グッズの解説を
キッカケに恐竜・古生物分野のアレコレをお話、という展開でしたが、
フリートーク的な雰囲気も含め、こういうのもアリかな、と。
グッズ自体についても、まだまだ語りつくせていないので、
また機会があれば第2回もやってみたいな、と思っています。

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