カテゴリー「イベント・教室・講演」の記事

第2回 恐竜・古生物トークatハンズカフェ

2011年7月30日 / イベント・教室・講演

7月28日 
「第2回 恐竜・古生物トークatハンズカフェ」開催。

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会場はこんな感じ。
女性率が高いのがハンズカフェっぽい(?)
今回のメインの講演者の荻野さんが実際に研究に
使った化石レプリカや、発表された論文等を
皆さんに見て貰いながらのお話。
席がカフェ入り口すぐそば
(上の画像もカフェの外側から撮ってます)なので、
通りすがりの方が立ち見状態で、しばらく興味深そうに
様子を伺って行かれる事も。

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私の作品が展示されている瑞浪市化石博物館特別展
パンフレットや、先日恐竜の化石が発見された篠山市の
公園の冊子、グッズ製作でちょこっと参加している
群馬県博の特別展のチラシ等を参加者の皆さんに配布。

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さらにお土産。
ACTOW製「古生物カンバッジ&カードセット」
この中から一つ選んで貰いました。
私の作品の画像が使われています。
今回のために新たに造ったのですが
、、、、、素直に人気キャラで造れよ。
参加して下さった皆さん、配信御視聴下さった皆さん、
ありがとうございました(今回、録画公開は無しです)。
次回開催は未定ですが、もし次があれば宜しくお願いします。
・・・・・・・・・・
本日(30日)、午後9時より
「恐竜・古生物トーク」Ustream配信です。
今回は特にテーマ無し、ゲスト無しのグダグダトークですが、
宜しくです。

恐竜・古生物トークatハンズカフェ

2011年6月25日 / イベント・教室・講演

●6/24 東急ハンズ大阪梅田店の
ハンズカフェで恐竜・古生物トークを開催
内容はUstream配信で録画公開しております。
会場の様子を幾つか。
画像は一般参加として来場して下さった
川中さんにお願いしました。
川中さんは、以前、恐竜・古生物トークにも
ゲストとして登場して頂きました。

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開始前。

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しゃべってます。

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机上に置かれているグッズや書籍、化石類は
東急ハンズ梅田店内の模型ファクトリー
取り扱われているもの(のはず)。
恐竜や動物関連の品ぞろえが充実しています。
こういった物を手際よく、かつバランス良く配置
されていたのは流石。
また、動画撮影用のカメラの台に、わざわざ
洒落たデザインの物を用意して下さったりと、
ちょっとした部分での見せ方の工夫も。
流石、東急ハンズ!
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これまた一般参加で来場されていた小田隆さん
スケッチ帳を見ている他の皆さん。

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来場された皆さんへのお土産。
ACTOWオリジナル缶バッジ。
好きな物を一つ選んで頂きました。
またこういう機会が持てるようにしたいと
思っていますので、宜しくです!

「第5回 きしわだ恐竜教室」

2011年5月23日 / イベント・教室・講演

5月22日、きしわだ自然資料館にて
「第5回 きしわだ恐竜教室」開催。

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まずは、大阪市立大学・大野さんによる古生物学のお話。
大野さんは大阪市大の恐竜愛好会の2代目会長。
きしわだ恐竜教室開始の頃からお手伝いに来てくれていて、
最近は講師としても活躍して貰っています。
今回も恐竜愛好会からは前会長、新入会員の
皆さんが手伝いに来て下さいました。

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次は、私の担当の恐竜復元画ワークショップ。
最近は、参加者だけでなく他の施設からの
見学の方も多くなりました。見学の皆さんからの
感想も参考になるので、見学は大歓迎です。

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大人&専門家の本気を見せてみろ!と
子供たちと一緒に復元画に挑戦させられる
古生物学者&恐竜愛好会前会長。
真剣ですね。
最後は、恐竜フィギュア塗装。

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見学に来ていたのに、フィギュアに塗った絵具の乾燥作業を
手伝わされる古生物学者2人。子供さんとお話しながらの作業。

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私が関わった書籍を購入して下さった方に、
その場でサイン&好きな恐竜を描きます。
「好きな恐竜は?」と聞くと、真剣に悩む子も多くて、
微笑ましい。
だいたい、最後の2択で
「そっちはちょっと描くの難しいんだよね~」と
言うと、簡単なほうで決めてくれます。
結構みんなやさしい(笑)。
で、子供対象の教室の後は大人の部。
手伝いに来て下さった方や、資料館スタッフメインの
参加者ですが、今回は一般からの参加者も居られ、
中には小学生も。元々、子供の部の内容からステップアップ
したいという子供さんのために大人の部を設定していた面も
あるので、小学生の参加も大歓迎。
内容は予定通り、先日のドイツの古生物博物館めぐり
レポート。
決して簡単な内容の話では無かったのですが、
子供達も最後までちゃんと聞いてくれていました。
きしわだ自然資料館では、去年の11月から今年1月まで
開催されていた「モササウルス展」の展示素材を使用した
モササウルス・トートバッグが完成、販売が始まりました。

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モササウルス類復元イラスト・イラストは小田隆さん
グロビデンスの胴体が輪郭のみなのは、資料が少なく
復元が難しいため。

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反対側。イラスト担当は寺崎さん、松本さん。
監修は、「モササウルス展」監修者でもある
カナダ王立ティレル古生物学博物館の小西卓哉さん。
その道の専門家がしっかり作っている、まさに
ミュージアムクオリティ。
次回の「きしわだ恐竜教室」は8月開催を予定しています。

デザフェスレポート

2011年5月18日 / イベント・教室・講演

5月14,15日の2日間、デザインフェスタに
「SKULL! SKULL! SKULL!」の一員として参加。
各自、頭骨をお題に作品やトークをアピールする、
という主旨。そして、もうひとつのルールが全員スーツ着用!
スーツ姿で頭骨を語る一団という一般的には妙な空間に。

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首謀者・小田隆
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アクアプラント・守亜
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RC GEAR
良い画像だなぁ(笑)。

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左の帽子男はmeribenni。右のスーツが私。

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Ogino
デザフェス会場で学会さながらの霊長類の進化の講座。
これが結構な人気で、一度Oginoさんの話を聞き始めると、
皆さんなかなかその場を離れない。
私は、コティロリンクスの頭骨レプリカと自作の
模型を並べ、ただコティロリンクスの魅力について
語るだけ。皆さん、コティロリンクス、
覚えて下さったでしょうか?
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平山廉先生とコティロリンクス談義中。
コティロリンクス標本のレプリカを国内で個人で
持っているのは私以外では平山先生では、
と思っていたのですが、先生もお持ちで無いとの事。
勝った(何が?)。
平山先生の他にも、所十三さん久正人さん
遊びに来て下さり、また会場からのUstream配信にも
参加して下さり、場を盛り上げて頂きました。感謝!
デザフェスという場では、かなりのアウェー戦を
覚悟していたのですが、いざ蓋を開ければ各自
ほとんど休むヒマ無しの盛況。
友人やネットで知り合った方が遊びに来て
下さったり、差し入れまで頂いたり。
どうしても初めての方優先で話してしまうので、
せっかく来てくれたのに満足に挨拶も出来ない
知人・友人も居たりで申し訳ない。

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最後に記念撮影。RC GEARさんは仕事で途中離脱
だったので、他の面子と平山廉先生、一般客で
遊びに来て下さったにも関わらず撤収作業まで
手伝って下さったBasilioさんも一緒に。
ブースに遊びに来て下さった皆様、
ありがとうございました。
来年も参加の方向で検討中です。

第3回「モササウルス研究会」

2011年1月13日 / イベント・教室・講演

1月9日の「第3回モササウルス研究会」に講師の一人として
参加しました。

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もう一人の講師・渡辺さんによる解説中。
私の担当部分は今まで2回とは少し内容を変更。
初めてのネタで不安だったのですが、結構参加者の反応も良く、
悩みながらも作業を楽しんで下さったよう。
今回は、岐阜県・瑞浪市化石館の学芸員さん「他」
来場されました。ブログにも、その際の様子や、
翌日の化石採集会のレポートがあります。
という事で、今、瑞浪と言えば!
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資料館の駐車場&化石採集会でも注目を浴びていたようです
(そりゃそうだ)。
瑞浪Mioちゃんについてはコチラも。

古生物復元セミナーatきしわだ自然資料館

2010年12月22日 / イベント・教室・講演

12月18日、午前中は各メディアでの報道にもあった通り、きしわだ自然資料館へのモササウルス化石寄贈の記者発表があり、会場には報道関係者が沢山。こういう機会に居合わせられたことは良い経験になりました。
で、午後からは「古生物復元セミナー」
トップバッターは、今回の特別展「モササウルス」監修の
小西卓哉さん(カナダ王立ティレル博物館)。

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モササウルスの最新研究の話をがっつり。
小西さんには、毎年SVPでモササウルス情報を伺うのですが、やはり学会中は研究者さんはお忙しいとの事で時間はそれほどゆっくりと取れないのですが、今回は前日の昼食・夕食も御一緒出来て、じっくりとお話出来たのが本当に楽しかったのです。

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次は、特別展のメインビジュアル担当の小田隆さん
3番目は私。マチカネワニ復元模型製作の話をしました。

マチカネワニ
自分の発表中の画像が無いので、マチカネワニ模型の画像を。

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 4番目は北川さん(京都大学大学院博士後期課程)のナウマンゾウについての発表。学会や古脊椎動物ゼミでの北川さんの発表を聞いていて非常に分りやすく、話も上手い、それにきしわだ自然資料館にある唯一の古脊椎動物の全身骨格がナウマンゾウという事で講演をお願いしましたが、これがもう見事。あれだけの研究内容を盛り込みつつも、ちゃんと笑いが取れ、しかもこちらの希望通りの趣旨に纏めて下さいました。古生物、特に哺乳類を復元する時には性差によるプロポーションの違いをしっかり把握してほしい、という提言は私達のような仕事をする人間には重要なものでした。

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 5番目はA.E.Gさんこと藤森さん。趣味として、しかし研究や資料等をしっかりと取り入れた古生復元の楽しみ方をお話して頂いたのですが、、、もーなんていうか、あれほどの話術の持ち主とは!セミナーの発表というより、藤森トークショーといっても良いくらいの会場の沸きっぷり。結果的にセミナーのトリとしての仕事を見事にこなしてくれました。
講演終了後は、特別展会場に移り小西さんその他のよる特別解説。
その様子はこちら
 この日の古生物復元セミナーは、小西さん、小田さんによるモササウルスに関する発表はもちろんですが、きしわだ自然資料館に関係する古生物を題材にした発表、そして私が話を聞きたい人、私が話をしたい事を発表する、という極めて個人的な希望で企画したものでした。また、恐竜のような大物が無くても、地元で見つかっている化石を題材にするだけでも十分面白い集まりが出来るのでは、という意図もあったのです。一方で、こういう企画ではあまり人は集まらないかもしれないな~、という心配もあり、講演者の方には「ほんと少人数の集まりになるかと思うので、、、」なんて弱気な事も言っていましたが、結果的には会場はほぼ定員一杯。資料館に初めて来られた方も結構居られ、嬉しい限りでした。今回のような豪華なメンバーはなかなか難しいですが、今後もこういう集まりが開催出来れば良いな、と思っています。
という事で、次回に続く。

講演&教室at寝屋川市立中央図書館

2010年12月13日 / イベント・教室・講演

11日
「大人のための恐竜トーク」
私と小田隆さん、そして現生動物を研究中で、
恐竜・古生物にも詳しい神戸大学大学院・東山さんを
アシスタント兼学術面の専門知識のサポートとして
お招きしての講演。
大人向け、という事で小田さんと私のそれぞれの
作品製作工程と、恐竜の骨格の見方の基本、SVP(古脊椎動物学会)参加の折の話等を
中心にスライドを使ってお話。

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講演開始前。子供さんと一緒に落書きをする小田さん(笑)。
この男の子は「難しくても良いから恐竜の話を聞きたい」と
参加。実際、講演中も大人以上の熱心さで話を聞いてくれて、
かつ質問もなかなか鋭かったりと、私達を驚かせました。
ちなみに、小田さんがホワイトボードに描いたイラストは、
消のが勿体ないと、次にホワイトボードが必要になるまで
このまま残しておく事になるとか。
お近くの方は早めに図書館に行かれれば、
見ることが出来るかも。

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他の参加者の皆さんも積極的に質問される方が多く、
講演終了後も、話が盛り上がり楽しい時間となりました。
大人でもこれだけ恐竜・古生物に興味を持っておられる方が
多い、というのは嬉しい事でした。
12日
こちらは子供向け恐竜教室を午前午後で各1回開催。
2回とも定員一杯の盛況。
アシスタントに大阪市立大学大学院・大野さんに
来て頂きました。
大野さんは化石種のサンゴを研究中という事で、
古生物の基本や研究の様子などをお話して貰いました。
子供でも話に馴染みやすいような内容を工夫されていて感心。

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大野さんのお話の次は、私が担当の復元画ワークショップ。
荒木一成さんも覗きに来て下さいました。
今回、会場には図書館所蔵の恐竜・古生物本が
纏めて置かれていましたが、研究者さんの著書や監修本等、
しっかりとした内容のものばかりで、図書館の担当の見識の高さを
伺う事が出来ました。私や小田さんが関わった本も多かったのも
嬉しかったです。
今後も、研究者さんや学生さんと連携し助けて貰いつつ、
恐竜・古生物に興味のある子供だけでなく大人も
集まれるような機会を増やせればと考えています。

恐竜教室at板橋区立教育科学館

2010年8月17日 / イベント・教室・講演

8/14,15
板橋区立教育科学館にて
「恐竜復元画ワークショップ」
「夏休み恐竜研究会」
を開催しました。
午前は「恐竜復元画ワークショップ」
板橋・恐竜・教室1
こちらは私がメインの担当。
午後は「夏休み恐竜研究会」
板橋・恐竜・教室2
教育科学館に常設展示されている
トリケラトプス頭骨の前で解説中の
京都大学大学院・黒須さん。
午後の教室は黒須さんがメインで担当。
トリケラトプスの実物頭骨化石をこれほど至近距離で
見る事が出来るのは、日本国内でも極めて珍しい、
という事で、解説にも熱が入ります。
実習室に移動して、化石のスケッチや復元画製作。

板橋・恐竜教室3
化石レプリカを見せながら解説中。
フルアーマーガンダム、ゲルググキャノン、
ジムキャノン、なんていう言葉が頭をよぎるMSV世代。

板橋・恐竜教室4
ふらりと見学に来てくれた友人にも、
復元画ワークショップをやらせて見ました。

板橋恐竜教室5
結構上手いよねー、なかなかやるじゃん。
、、、、いや、ありがとうございます、久正人さん
ジャンゴのご先祖様だ!
他にも、今までにこうやって描かされた方には、
所十三さん小田隆さんが居られます。
それぞれの作品は私の自慢のコレクション(笑)。
今回の教室も参加者の皆さん、非常に熱心で
子供達だけでなく保護者の皆さからも質問が出たり、
親子一緒に積極的に楽しんで下さったように思います。
また、午後の教室は対象年齢が小学4年生以上と、少し年齢が
あがる分、本当に恐竜・古生物に詳しい子供達ばかりで、
教室終了後も黒須さんと真剣に話をするような場面も。
参加の子供達同士で話をするうちに、新しい友達が
出来た、というのも、こちらとしては予想以上の反応。
友人や以前仕事で御世話になった方も沢山見学に
来て下さり、これも嬉しかったです。
今回のブログの画像も、一部を除いて「ほんとのおおきさ恐竜博」
カメラマンさんに手伝って頂いたり。
板橋区立教育科学館の皆さんにも大変御世話になりました。
ちょっと実験的、とうか新ネタの内容での教室でもあったのですが、
それを快く受け入れて下さった上、より良い内容になるよう
様々な提案・サポートもして下さいました。
ありがとうございました! 
板橋区立教育科学館での夏の恐竜特別展示は
引き続き8月24日まで開催されています。
私の作品も展示されていますので、是非宜しくお願い致します。

トーク企画「SF古代生物の部屋~奴らは「恐竜」じゃない!」

2010年8月8日 / イベント・教室・講演

8/7
第49回日本SF大会にて、
トーク企画「SF古代生物の部屋~奴らは「恐竜」じゃない!」
開催。

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大会オープニングセレモニー。
特別ゲストの一人・夢枕獏さんがスピーチ中。
私たちの講演は、オープニングセレモニー終了後すぐの
1コマ目。
出演者は
富永浩史さん(小説家)
荻野慎太郎さん(京都大学霊長類研究所)
渡部真人さん(林原自然科学博物館)
そして私の4人。
講演内容は、
「恐竜○○」と銘打った作品に何故か混じった奴らは一体何モノか?
「ジャイアントレッサーパンダ」は結局大きいのか小さいのか?
第一線の研究者を交え、怪獣愛から最新研究まで、
古生物イロイロ語ります!」

という事で、前半は古生物学者の視点からの
特撮・怪獣物トーク。
後半は、渡部さん、荻野さんの研究活動の紹介を中心に、
話題を展開。

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ここでもやりました、毎度恒例のアレ。
講演開始前に、ちょっと早めに会場に来て下さった方へ
前説。
私「ディプロドクスとアパトサウルスの違い、、、、、
 判りやすく言うとテレスドンとデッドン?」
渡部「ええっ! それヒドいよ~」のやり取りで笑いが。
流石SF大会。
さて、講演開始。が、電車トラブルで荻野さんが
間に合わず。

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荻野さん到着まで、代理で演台にいました。
今回大活躍。結局、荻野さんは20分ほどの遅れで到着。

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同時間には、他に10以上の企画が開催されていて、
おまけにこちらは富永さん以外は、
SF大会では馴染みの低い古生物関係者ばかりという事で
参加者数はあまり多くないかな、と予想。
それでも講演開始時は20人ほどが来場され、
「結構集まってくれましたね~、良かった~」
とホッとしていましたが、
最終的には画像の通り、予想外の参加者数に。

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渡部さんがモンゴルでの発掘調査をお話中。
渡部さんの恐竜研究者としての視点と、
荻野さんの角を持つ動物に関する知見から
ゴモラを恐竜として原始的な形質を残した
植物食恐竜に纏め上げた流れは楽しかった!
荻野さんのスライドにあった、角のある動物としての
要素が正確に反映された、完成度の高い架空の生物がアレだった、
というオチは見事でしたね。
(アレの正体が知りたい方は、荻野さんを講演に呼びましょう(笑))
今回の企画の意図の一つとして、SFのコンテンツとしての
古生物学だけでなく、古生物学者自身も魅力的なんだ、
という事をアピールしてみたい、というのがあったのですが、
講演終了後には、渡部さん、荻野さんに熱心に質問される方も
おられ、こちらの意図が上手く伝わったようで安心。

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SF大会会場で1時間おきに発行される「時刊新聞」
これに2号続けて「SF古代生物の部屋」の感想が!
時刊新聞での感想紹介は目標の一つだったので、
それが2号連続というのは本当に嬉しい。
「ちゃんと恐竜戦車描いてくれてる!」と喜ぶ渡部さん。
参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。
SF大会ならではのトーク内容は、こちらも話していて、
いつもと違う高揚感がありました。
なかなか客を選ぶ内容ではありますが(笑)、
また機会があればやってみたいです。
最後に、今回の講演を企画して下さった富永さんには
厚くお礼申し上げます。
また何か一緒にやらかしましょう!

古生物復元ワークショップat京都大学総合博物館

2010年8月6日 / イベント・教室・講演

8/5
京都大学総合博物館で開催の
「夏休み体験EXPO」のプログラムの一つとして、
ワークショップ「化石からよみがえる古代生物」
を行いました。
 化石のレプリカを基に、化石の観察&スケッチ、
その化石がどんな動物のどこの部分かをディスカッション、
最後は私のいつもやっている復元画ワークショップの手法で、
その動物の頭部の復元画製作に挑戦、という内容でした。
何の動物を復元したかは、来場者だけの秘密。

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私と共に講師を担当した黒須さん(京都大学大学院)が
お話し中。いつもの事ながら、子供達を上手く乗せて、
場を盛り上げてくれます。
 使用したレプリカは結構複雑な形状の部位で、
スケッチではもっと苦戦されるかと思いましたが、
皆さん良く特徴を捉えたものが出来上がっていました。
その上での着目点、観察眼もなかなか鋭く、
教室前の「ちょっと難易度高いかな?」と心配も杞憂に。
 
 今回も遠くから知り合いや見学に駆けつけて下さりました。
ありがとうございます。前にも書きましたが、知っている顔が
会場にあると、こちらも気が楽になり、リラックスして
教室を行えるような気がします。
 今回は新ネタだったのですが、結構上手く纏められたと思うので、
出来ればまた他の機会にやってみたいですね。
 それにしても、私がワークショップを企画、実施するときに
お手本にしている大野照文先生(京都大学総合博物館館長)の
三葉虫ワークショップが丁度私達と同じ時間に開催で、
見学出来なかったのが残念。久々に見ておきたかったんですよね。
7日の疋田努先生の「トカゲとヘビはどこがちがう?」も
見たかったなぁ、、、。

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