「第5回 きしわだ恐竜教室」

2011年5月23日 / イベント・教室・講演


5月22日、きしわだ自然資料館にて
「第5回 きしわだ恐竜教室」開催。

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まずは、大阪市立大学・大野さんによる古生物学のお話。
大野さんは大阪市大の恐竜愛好会の2代目会長。
きしわだ恐竜教室開始の頃からお手伝いに来てくれていて、
最近は講師としても活躍して貰っています。
今回も恐竜愛好会からは前会長、新入会員の
皆さんが手伝いに来て下さいました。

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次は、私の担当の恐竜復元画ワークショップ。
最近は、参加者だけでなく他の施設からの
見学の方も多くなりました。見学の皆さんからの
感想も参考になるので、見学は大歓迎です。

sRIMG3384_edited-1s-s-s-のコピー
大人&専門家の本気を見せてみろ!と
子供たちと一緒に復元画に挑戦させられる
古生物学者&恐竜愛好会前会長。
真剣ですね。
最後は、恐竜フィギュア塗装。

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見学に来ていたのに、フィギュアに塗った絵具の乾燥作業を
手伝わされる古生物学者2人。子供さんとお話しながらの作業。

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私が関わった書籍を購入して下さった方に、
その場でサイン&好きな恐竜を描きます。
「好きな恐竜は?」と聞くと、真剣に悩む子も多くて、
微笑ましい。
だいたい、最後の2択で
「そっちはちょっと描くの難しいんだよね~」と
言うと、簡単なほうで決めてくれます。
結構みんなやさしい(笑)。
で、子供対象の教室の後は大人の部。
手伝いに来て下さった方や、資料館スタッフメインの
参加者ですが、今回は一般からの参加者も居られ、
中には小学生も。元々、子供の部の内容からステップアップ
したいという子供さんのために大人の部を設定していた面も
あるので、小学生の参加も大歓迎。
内容は予定通り、先日のドイツの古生物博物館めぐり
レポート。
決して簡単な内容の話では無かったのですが、
子供達も最後までちゃんと聞いてくれていました。
きしわだ自然資料館では、去年の11月から今年1月まで
開催されていた「モササウルス展」の展示素材を使用した
モササウルス・トートバッグが完成、販売が始まりました。

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モササウルス類復元イラスト・イラストは小田隆さん
グロビデンスの胴体が輪郭のみなのは、資料が少なく
復元が難しいため。

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反対側。イラスト担当は寺崎さん、松本さん。
監修は、「モササウルス展」監修者でもある
カナダ王立ティレル古生物学博物館の小西卓哉さん。
その道の専門家がしっかり作っている、まさに
ミュージアムクオリティ。
次回の「きしわだ恐竜教室」は8月開催を予定しています。

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