「スペイン 奇跡の恐竜たち」大阪開催

2015年3月23日 / 博物館・特別展見学

●3月20日大阪市立自然史博物館「スペイン 奇跡の恐竜たち」内覧会に参加。

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展示内容は基本的には去年の福井県立自然史博物館の
特別展
と同じですが、それに恐竜との対比用の現生動物の骨格や
タンバティタニス(丹波竜)標本、大阪市立自然史博物館の林先生の研究成果等が
追加された”大阪バージョン”になっています。

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林先生の研究成果展示。

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研究の為に切断されたステゴサウルスの背中の板。
今回の特別展の目玉は勿論コンカベナトール模式標本を筆頭とした
スペインの化石ですが、裏目玉はタンバティタニス標本と林先生の
研究成果展示。ステゴサウルスの背中の板の断面なんて、
まず他では(恐らく海外でも)見られません。
会場では図録の自己紹介にもゴジラ好き、と書かれている
ホセ・ルイス・サンス先生とも少しお話しましたが、
やはりゴジラトークがメインに。
咄嗟にスペインの恐竜についての質問が思いつかず、
という日頃の不勉強が祟ったのですが、、、。
とはいえ、ゴジラの御陰で国も年齢も違う方とお話出来る、
というのは本当にゴジラ様々です(笑)。
●翌21日
 「スペイン 奇跡の恐竜たち」 オープニング講演会を聴講。
先生方の講演だけでなく、参加者との質疑応答も楽しい講演でした。
オルテガ、サンス両氏のお人柄も伝わり、スペインや恐竜研究者への
親近感がグッと増す機会になったように思います。

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講演をされたフランシスコ・オルテガ先生とホセ・ルイス・サンス先生に
私が原型製作したタンバティタニス(丹波竜)フィギュアをプレゼント。
手持ちのストックはなかったのですが、大阪市立自然史博の
ミュージアムショップで販売中なので、講演前にそれを購入して
プレゼント。会場が大阪市立自然史博で良かったです。
特別展ショップより
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特別展が同じ読売新聞社主催という事で
「モンゴル恐竜展」の限定フィギュア・タルボサウルス、サウロロフス
販売中です。買い逃した、という方はこの機会に是非!
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こちらは1Fの大阪市立自然史博のミュージアムショップ。
タンバティタニス(丹波竜)フィギュア

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私が原型担当のスミロドン、アノマロカリス、ダンクレオステウス
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こちらは、私が原型監修のビニールモデル古生物シリーズ

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パイライトスマイル製・I♡JK(獣脚類)トートバッグ。
当社が監修協力しています。
特別展見学の際には、特別展ショップ大阪自然史ミュージアムショップの
両方をチェックして頂ければ。

ヤベオオツノジカ帰還

2015年3月18日 / その他

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ヤベオオツノジカが撮影から戻って定位置に。
元々、玄関のこの場所に飾るのを目的の1つで製作した作品なので、
不在の間は玄関がちょっと寂しかったり。
ヤベオオツノジカの向かって右側1つ目は
ペルガモン博物館で購入したムシュフシュフィギュア。
その更に右はフィールド博物館で購入した
アルマジロカード立てクリップ。
左側はダイナソー・ジャーニー博物館で買った(と思う)の
竜脚類オモチャ×3。これは最近、日本でも結構見ますね。
なんで3つ買ったかは理由は特に無いのですが、こうやって飾ると
3つで正解だったような気もします。

骨格トイに肉付け

2015年3月13日 / その他

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ティラノサウルス骨格トイ(左)に、右半面だけ肉付けしたもの(右)
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塗装後
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反対側
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以前、こういう市販の骨格トイから肉付け復元を体験してもらう
ワークショップ
は行っていたのですが、そのオモチャが手に入らなくなり
しばらく中断しています。
その後も、なかなか使い勝手の良い商品が見つからなかったのですが、
先日購入したものが結構良い感じだったので、試作してみました。
粘土が重いと倒れてしまいそうなので、軽量粘土を使用。
以前使用していた物に比べて、形状は良いのですが
サイズが少し小さく、難易度はちょっと上がりそうです。
復元イラスト丹波竜(タンバティタニス)骨格シール組み立て、
ディノケシ・ティラノサウルス頭部復元
に続く、
「骨をしっかり意識して恐竜の復元に挑戦するワークショップシリーズ」の
新規プログラムに出来るかどうか検討中です。

トーク企画in名古屋

2015年3月5日 / イベント・教室・講演

5月30日
名古屋市のビストロ・ラブレにてトーク企画
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申し込みはlima_cina☆yahoo.co.jp(☆を@にしてください)
担当:安藤 まで。
翌5月31日は、瑞浪市化石博物館で
恐竜復元ワークショップ開催の予定です。
こちらの詳細はまた後日。

海外自然史系施設見学情報交換会

2015年2月16日 / イベント・教室・講演

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会場の場所や参加申し込み先についてはこちら

日本古生物学会 at 豊橋市自然史博物館

2015年2月6日 / 日本古生物学会

●1月30日〜2月1日まで開催の日本古生物学会に
参加してきました。

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今回は物販ブースのRC GEARさんのブースに居候で
当社の関わった商品や書籍を置かせてもらいました。
博物館ショップで買った古生物スケルトンのオモチャを
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マンモスはゾウの専門家に(最近はクマの人っぽいですが)、
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スミロドンは食肉類の専門家に組ませて、いや組んで頂き
それぞれ感想を聞いたり。

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そして、新規ワークショップ開発会議中。

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最終日の各賞の授賞式。
ここ2〜3回、古生物学会に化石友の会会員として参加する
小、中、高校生がチラホラ。
私よりずっと真面目に口頭発表を聞き、ポスター発表を
見ている姿に毎回驚きます。「来たからには見る・聴く事に妥協しない」という
静かな覚悟が見えるというか。その覚悟が故か、立ち振る舞いもしっかりしていて、
本当に感心しました。
数回前(かな?)から始められた、高校生のポスター発表も
発表数が増えて来ました。
専門家達の前でしっかりと説明出来る高校生の皆さんにも
驚かされます。
学会参加し始めの頃は、自分にとっては雲の上の存在である
研究者の皆さんの集まる場にいる事に緊張し、また学ぶ事も多かったのですが、
ここ最近は自分よりずっと年下の参加者の真剣な姿を見て、
改めて初心に帰る事の出来る機会にもなっています。

恐竜ワークショップ at 丹波竜化石工房

2015年1月27日 / イベント・教室・講演

●1月18日
丹波市・丹波竜化石工房にて
恐竜ワークショップ。
私にとっては今年最初の恐竜関連イベントでの講師担当。
アシスタントは大阪市立大学大学院・大野さんです。

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午前中はディノケシ・ティラノサウルス頭部復元ワークショップ。

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ディノケシと丹波竜化石工房のティラノサウルス頭骨を比較観察中。

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ディノケシに粘土で肉付け作業中。

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午後はフェバリット社製・ブラキオサウルスフィギュア塗装。
ブラキオサウルスは、丹波竜ことタンバティタニスに比較的近い種類の恐竜です。
子供さんだけでなく、付き添いの大人の方も参加されていました。
朝のうちは雪も見られる寒い日でしたが、丹波市外からの
参加者も多く来て下さいました。また今後も丹波竜化石工房での
各恐竜関連ワークショップ開催を予定しております。
宜しくお願い致します。

葛生化石館・イノストランケビア

2015年1月16日 / 作品展示

佐野市・葛生化石館にて私の製作した
イノストランケビアの模型が常設展示になりました。

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画像のアクリルケースの中に収まっています。
元々、この作品は私の個人作品。
今回の葛生化石館所蔵、常設展示にあたり、
色は再塗装しました。
以前の色は個人作品という事もあり、結構派手に「攻めた」ものでしたが、
やはり常設展示となると、もう少し自然な色で、かつ展示現場の照明等にも
考慮する必要があると考え、学芸員さんと相談の上、配色を決定。

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再塗装前。

イノストランケビア葛生1
再塗装後(納品状態)。
イノストランケビアの立体全身骨格の常設展示は、現時点では
国内では葛生だけのはず。その場所に復元模型として
自分の作品が置かれるのは嬉しい事です。

恐竜ワークショップat丹波竜化石工房

2015年1月13日 / イベント・教室・講演

●1月18日
丹波竜化石工房・ちーたんの館にて
恐竜ワークショップ開催。私が講師担当となります。
くわしくはこちら
今年最初の恐竜ワークショップです。
宜しくお願いします。

Happy New Year!

2015年1月2日 / その他

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あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
画像は「SF巨大生物の島」に登場する巨大アンモナイト。 
以前、私が原型担当の1人として参加した
ハリーハウゼン・モンスターフィギュアシリーズの1つです
(もう10年以上前の事ですが)。
アンモナイトの語源は、羊に似た角を持つ古代エジプトの太陽神アモンから、
という事でこれにしました。

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