東海大学自然史博物館&海洋科学博物館

2011年9月5日 / 恐竜・古生物


9月4日
現地で小説家・富永浩史さんと合流。
東海大学自然史博物館へ。
翌日のSF大会が東静岡駅前のグランシップ開催という事で、
前日に静岡入り。なら、やっぱりここは外せません。
開館した30年前は、日本でも珍しい、纏まった数の
恐竜の全身骨格展示で書籍等にも掲載される事が多く、
いつかは行きたい博物館でしたが、まさかSF大会とのセットで
来る事になるとは。
入り口すぐには、デイノニクス全身骨格と
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トリケラトプス頭骨。発掘現場をモチーフにした展示ですが、
流石にこんなに完全&歪みの少ない状態で
発掘される事はまず無いかと。ま、そこはイメージで。
入り口からエスカレーターで一気に3階へ。

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落ち着いた雰囲気に恐竜が並んでいます。

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ディプロドクスの全身骨格って、恐竜博では結構見ますが、
意外に常設展示は国内では珍しいかも。

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タルボサウルス&プロバクトロサウルス

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エウオプロケファルス
タルボ、ディプロ、トリケラ、ステゴ、エウオプロと
まさに恐竜を代表する姿のものは一通りいますね。
そして、東海大付属のエースと言えばコイツ、
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スクトサウルス! これを見るのが今回一番の目的なのです。
ペルム紀の大型動物の代表の一匹として、図鑑等では
紹介される事の多いのですが、成体の骨格となると
それほどネット上の画像等も多くはありません。
ニューヨーク自然史のものよりも、「らしい」感じなんだけど、
実際はどうなんでしょう?
自然史博物館の後は、その隣の海洋科学博物館
同行の富永さんが魚類に詳しいという事で、
いろいろと解説してもらいながらの見学。

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これが、本格的な水槽展示と、
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目の前の駿河湾で見つかる深海魚コレクションの充実ぶり。
とはいえ、大学付属だけに、ちょっとマニアックだったり
学術的な部分からのアプローチも多く、
他の水族館とはまた違った魅力が。

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リュウグノツカイの幼魚標本。
成魚も雄雌揃ってます。

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ピグミーシロナガスクジラ骨格
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世界で最初のメガマウス剥製。
恐竜展示がメインの博物館と水族館が隣接してる
施設って、かなり珍しいような。
大学付属という独特な雰囲気もあって、なかなか
魅力的なところでした。

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