只今、ロサンゼルス

2013年10月29日 / SVP2013・ロサンゼルス, SVP・古脊椎動物学会

SVP・古脊椎動物学会年次総会に参加のため
ロサンゼルスに来ています。
SVPについては、こちらの纏めを。
とにかく世界中から恐竜はもちろん古脊椎動物研究者が
集まる世界最大の学会です。
私は2006年から参加し、今年で8回目になりました。
学会は30日からですが、ロサンゼルスには
郡立自然史博物館、ラ・ブレア・タールピット・ペイジ博物館と
古生物関連では有名は博物館が2つあるため、
その見学の時間を考え27日に現地入り。
翌28日には、まず郡立自然史博物館へ。

ロサンゼルス郡立自然史博物館恐竜1
ロサンゼルス郡立自然史博物館恐竜2
詳細は、また後日。
初日からいろいろ充実したロサンゼルス滞在になりました。

レムールサーカス

2013年10月25日 / その他

●ギャラリーTEN(東京・谷中)にて開催中の
「レムールサーカス」へ。

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各作家さん、作品の解説は公式ブログを是非。
このブログも「レムールサーカス」としての作品の一つかと。
「レムールサーカス」は10月27日までです。

講演&Ustream配信の紹介

2013年10月21日 / その他

●10月24日
当社所属の古生物研究者・荻野が
グランフロント大阪・ナレッジサロンにて講演を行います。
「博物学はどう生き延びるか?」
~科学とアートの異分野協業の出会いについて~

会員制のサロンなので、誰でも参加、という訳には行きませんが、
もし会員の方等居られましたら是非。
●先日(16日)の
Ustream配信「恐竜・古生物トーク」の録画を公開しました。
「剥製世界大会2013 レポート」

また、配信時のリアルタイムコメントの纏め>こちら
2013年の剥製世界大会の(恐らく)唯一の日本人参加者による
貴重なレポート。
加えて、配信の会場に使わせて頂いた六甲昆虫館の館長さんも
トークに加わります。
六甲昆虫館に興味のある方も是非。

作品展紹介「レムールサーカス」

2013年10月20日 / その他

●レムールサーカス
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 2013年10月22(火)~27(日)
 ギャラリーTEN(東京・谷中)にて開催される
 原猿とマダガスカルの生きもの展です
 >詳しくはこちら
首謀者のアクアプラント守亜氏の
マダガスカル好きが高じての開催です。
今年4月、一緒に台湾に行ったおり、
ホテルに備え付けのDVDプレーヤーで、
私がひたすら台湾人形劇のDVDを見る間隙をついて、
現地で購入したマダガスカルDVDを見ていたくらい
マダガスカル好きの守亜氏。
そんな守亜さんの酔狂な想いに呼応するがごとく
集まった酔狂な方による酔狂な作品展。
で、私もこの企画の一端であるパンフレット
ちょびっと参加しました。
「なんか書け!」って言われた時、
「なんで俺なんだよ、ちゅうかレムールもマダガスカルも
特に手札が無いよ」と思ったんですが、その後
「あ、これマダガスカル勝負じゃなくて酔狂勝負なんだ」と解釈。
勝ちは狙えずとも、この酔狂リングに立たない&敵前逃亡は
悔しいのでどうにかしました。地味だけど。
という訳で、その酔狂度合いを現地でご確認下さい。
パンフレットも宜しくです。

クリダステス骨格3DCG

2013年10月15日 / 恐竜・古生物

当社所属の古生物研究者・Oginoによる
3DCG骨格作品の最新作はモササウルス類・クリダステス
モササウルス・クリダステス・恐竜・古生物・模型・イラスト
恐竜・古生物・モササウルス・イラスト・模型
論文や各資料は勿論、今回は現在当社にある
クリダステス全身骨格レプリカ
が一番の資料に。
一方で、完成度もレプリカの精度に左右される事にも。
この辺は、今後修正が加わって行く事になるでしょう。
また、この数年の間に研究が発表され、先日も
その証明となる発見
があったモササウルス類の尾ビレに関する
新復元に沿った組み立としての精度も高めたい所。
現在の骨格にも反映はさせているのですが、
骨格自体の精度アップと共に今後の修正が必要になるかと。
モササウルス類新復元については>こちらを。

丹波竜フィギュア商品化計画

2013年10月12日 / 恐竜・古生物

丹波竜フィギュア商品化計画
スタートしました。今年3月に公開された
丹波竜化石工房展示用の模型
に続き、
今回も私が造形担当です。
といっても、その模型を単に縮尺する訳ではなく、
せっかくもう一度丹波竜を造るのであれば、
改めて一から復元も再検討しよう、という事で
丹波竜の発掘・研究を指揮されている
三枝先生(兵庫県立人と自然の博物館)の指導の元、
原型を制作。
流石に前回の模型と比べての新復元という訳ではありませんが、
微妙に細部が違う復元となっています。
商品としての発売は少し先になりますが、
また進展があれば紹介したいと思います。
関連
2013年3月の「ひょうご恐竜化石国際シンポジウム」>

台湾の作家さんの恐竜3DCG作品

2013年10月8日 / 恐竜・古生物

台湾の作家で、私の台湾訪問の際には
非常にお世話になっているSuchusさんこと、
Shu-yu Hsuさんの3DCG恐竜作品。

CG・ティラノサウルス・恐竜
CG・ティラノサウルス・トリケラトプス・恐竜
まず動物としての自然さを表現する事に
とても神経を使っている事が判ります。
また、復元としても出来る限り資料を集めて、
参考にしている事も十分伝わってきます。
一方で、ここまで出来ていると「どの情報が不足しているか」は
本人も私も判るので、そこはお互い情報を共有しつつ
精度を上げていければ。
情報収集の大変さは私も実感する事なので、そこは出来る限り
協力したいな、と。

ゾウ・動物フィギュア
こちらは造形作品。一から粘土造形で制作したものと
3DCGを3Dプリンターで出力、細部を仕上げたものの
2パターンがあったはず。
台湾では、恐竜・古生物に関する専門書というのは
ほとんど出版されていません。出版物の多くは子供向けか
洋書や和書の翻訳で、ほとんどは一般書。
それでも、Shu-yu Hsuさんは出来る限り研究を取り入れ科学的に
造りたい、という目標を掲げ作品製作をしています。
台湾の古生物学者さんともコンタクトを取り続けておられ、
そういう拘り、姿勢が私と意気投合した大きな理由かと。
また、ゾウについての拘りは目を見張るものがあり、
海外の会社へ現生・化石種双方の作品を
提供されています。また、日本での作品展などで作品を
販売した折も、ゾウに造詣の深い方ほど驚き、購入されていました。
いずれはShu-yu Hsuさんの3DCGの力を借りて
一緒に仕事が出来る機会もあるかと、楽しみにしています。
Shu-yu Hsuさん主催の蠻原工作室 facebookページ

台湾訪問の時の様子>2010年2013年
日本・台湾作家合同での作品展の様子

クリダステスが来た

2013年9月28日 / 恐竜・古生物

小型のモササウルス類・クリダステスの
全身骨格レプリカが当社に来ました。
というか、正確には戻って来た、なのですが。

モササウルス骨格
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骨格レプリカ自体はアメリカの物ですが、
それを小田隆氏率いる成安造形大学チームにて改修。
より組み立て易く&移動が簡単になるように
パーツを分割。また輸送用の木箱も新造。
一部、博物館関係者の間では、この木箱の出来の良さが話題に。
各展示施設への貸し出し意外にも、この骨格を絡めた
ワークショップ開発等も予定しています。

円山動物園

2013年9月23日 / その他

●17日
札幌市博物館活動センターから円山動物園へ。
円山動物園は初見学。

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人気のホッキョクグマ双子。

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アムールトラ
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ブチハイエナ
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マレーバク
ブチハイエナやマレーバクは、今まで見た他の動物園よりも
至近距離で見れたのが嬉しい。

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そして、個人的に一番だったのが、このマレーガビアル。
マレーガビアル自体が結構珍しいのですが、それがこの
真横から見られる水槽での展示。しかも成体が2体。

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潜ろうとして水中を大きく動く姿は迫力があります。
マレーガビアルのこんな姿が見られるとは!
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閉園近くに再度マレーガビアル水槽に行くと
掃除のため水槽から水か抜かれていて、また違う姿も
見ることが出来ました。

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さらに幼体まで。
成体に比べると全身に対してシッポが長いのが分かります。
現在各地に展示されているマチカネワニ全身骨格は
復元の際に化石では欠けていた尻尾の部分を、
マレーガビアルの幼体をベースにしたため、実際よりも
シッポが長くなっているのでは、と言われています。
それを確認出来る良い機会に。
動物園の後は、すすきのにて聖地巡礼。

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レギオン草体が出現したビル。

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北海道最後の夜の夕食は、
大通り公園にて開催中の「さっぽろオータムフェスト」へ。

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そして聖地巡礼その2。
ゴジラが倒したテレビ塔。
・・・・・・
今回の北海道旅行は、
ずっと「見たい」と思っていたものが
数多く見ることが出来た旅になりました。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。

札幌市博物館活動センター

2013年9月22日 / 博物館・特別展見学

17日
穂別より札幌へ。
まずは札幌市博物館活動センターへ。
お世話になっている先生が居られるので御挨拶に。

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入り口ホールにサッポロカイギュウ、デスモスチルスの
全身骨格。

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展示スペース。
小規模ですが、センス良く纏められてます。
規模が小さいことを上手く活かして、見学者や
博物館活動に興味のある方に、より博物館活動が
身近に感じる事が出来る、居心地の良い空間になるような
工夫がされています。
これくらいの規模だと、普段は興味のあまり無い分野でも、
ちょっと時間を掛けて見てみようとも思いますし。
北海道編、続く

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