カテゴリー「その他」の記事

近況報告

2012年6月25日 / その他

●ちょっと間が開きましたが、
恐竜・古生物イラストブログ「Extinct Creatures」
更新しております。
また、その情報収集の真面目さと的確さ、記事の
内容の濃さが素晴らしいブログ「肉食の系譜」さんと提携、
お互いのサイト・ブログを纏めた簡単なポータルページ
製作しました。
こちらも、提携先として迷惑を掛けないように頑張らなければ、と
思いますが、本当にあの論文読解力、情報収集力は凄いんだよなぁ、、、。
●24日は、友人の川中さんが講師を務める
大阪コミュニケーションアート専門学校の学園祭に遊びに行ってきました。

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なかなか活動的なナマケモノや、
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ヨウスコウアリゲーターをがっつり見てきました
(全身の画像、撮り忘れた)。
会場はなかなかの盛況。
学生さん達も接客・対応等、なかなかしっかり頑張ってました。
●6/28-7/1は古生物学会参加等で名古屋滞在。
で、7/3-6までは東京の予定です。

Mac people・7月号「モケイ的モノ作り」

2012年6月21日 / その他

ドイツ編レポートの途中ですが、
現在発売中のMac people・7月号
「寺田尚樹のモケイ的モノ作り」に
先月号に続きテラダモケイと当社で共同開発の
1/100 建築模型添景シリーズ・古生物編が紹介されています。
私の作品も掲載されていますが、見所はこの古生物シリーズの
中生代編の監修で参加して頂いた林原自然科学博物館・渡部真人先生に
よる監修・指示書の紹介。

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その指示書の一部。
私が描いたシルエットに、渡部先生が手書きでコメント&指示を
加えたもので(前後肢の骨格も渡部先生の描いたものです)、
研究者としての拘り・視点が具体的に判ります。
こういった商品で、ここまで研究者の拘りを盛り込むという
試みは恐らく希有な事。
寺田さんも、この指示書を見た時に「コレは是非、何かの形で
紹介したい!」と言われ、今回の記事になりました。
1/100 建築模型添景シリーズ・古生物編は
テラダモケイ製品取り扱い店で販売が始まっているようです
(大阪梅田・東急ハンズでは確認済み)。
宜しくお願い致します。



アノ「小僧」の国」

2012年5月30日 / その他


そう、この方の出身国として名高い、某国にやってきました。
もちろん、街にはこんな人が!、、、

と思ったら、まだそんな人には一度も会ってません。
まぁ、この人だって出身、ってだけでここで活躍していた訳では
ないですが。
とりあえず、男性の声は、勝手に熊倉さんの声で脳内翻訳再生中
、、、、なんだけど、似合うような方も全く見当たりませんが。
そして、宿泊のホテルの割と近くに、アノ世界一有名な
「小僧」がいるようです。
・・・・・
次回予告
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イグアノドン・ヘル・アンド・ヘブン!

イドウテラダモケイ・パーティー

2012年3月31日 / その他

3月31日
FJ × イドウテラダモケイ店 お披露目パーティー
お邪魔してきました。

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そしてこの日は、テラダモケイさんと共同開発して来た、
1/100建築模型用添景セット・古生物シリーズ
完成・お披露目でもあったのです。

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古生物編はこんな感じ。
中に混じっているFJは、イドウテラダモケイ店での限定品。
つまり、これも紙製。
古生物編の一般発売も近々始まります。
宜しくお願い致します!

ヴァーミスラックス・ペジョラティブ

2012年1月4日 / その他

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ヴァーミスラックス・ペジョラティブ
映画「ドラゴンスレイヤー」に登場するドラゴン。
そして私にとってのベスト・オブ・ドラゴンです。
死ぬまで絶対一度自分の手で立体化する!と誓って
もう15年以上。
今回、やっと頭部だけ造れました。
私が今まで見た中で、このヴァーミスラックスほど生物的な
説得力を持つデザインと、架空の怪物としての
威厳を両立させているドラゴンは他にいません。
長過ぎず、幅の狭い吻部。そして絶妙に前を向いた眼。
これらは、この動物が空を飛ぶ動物である事を示唆します。
さらに歯の大きさ。ドラゴンというと「トゲ」「角」「キバ」という
記号に引っ張られ過ぎるのか、それぞれを強調した大きさに
表現されたデザインを多く見ます。特にキバ=歯に関しては、
長く、また口の奥までずらりと並んだ表現を見ますが、
それでは口を閉じる事が出来ないはずです。
その点、ヴァーミスラックスの歯の大きさと数は、生物らしい
範囲で収まっています。
洞窟の中を、トカゲのように這って歩くシーンも印象的。
デザインがあくまで爬虫類ベースである事を意識させ、
それがこのドラゴンの存在感と邪悪さの強調に繋がっています。
加えて、そのドラゴンが空を飛んだ時の飛行動物としての
美しさ。そのギャップがさらにこのドラゴンの魅力。
一方で、人間に生贄を求め、また子供を殺され怒る等、
知性を持つ設定・描写は架空の怪物だからこそ。
この辺りは、「何かの生き残り」ではなく、あくまで「ドラゴン」。
このキャラクターを表現するにあたゴーモーションという
技法が生み出されました。細かい説明は省きますが、
その恐ろしく手間の掛かる技法は、当時としても画期的な
ものでしたが、現在のCGを見慣れた観点から見ても、
その動きの滑らかさと、立体物を動かして撮影しているから
こその存在感には圧倒されます。
さらにそれだけの手間を掛けてでもリアルな物を見せよう
という「技術者達の怨念」のような凄味すら画面から
滲み出ているような気さえ。
そしてヴァーミスラックスは、その「怨念」が良く似合う
ドラゴンでもあるのです。
映画としては、中世ヨーロッパのダークな世界観で、
特筆するほどのストーリーでもありません。
話の中核であるヴァーミスラックスの出番も少ないのです。
それ故か、日本で劇場未公開、DVDも未発売と、一般的には
さほど知名度の高い映画ではありません。特撮も、現在の
CGに比べれば甘い部分も多々あります。それでもドラゴンという
「生物」を本気で造り上げた一つの例として、一度は見ておいて
損の無い映画だと思います。
ヒロインも可愛いしな。
「ドラゴンスレイヤー」の物語、そしてヴァーミスラックスの
デザインコンセプトをほぼ逆にすると「ドラゴンハート」
ではないかと。「ドラゴンハート」のドレイコも魅力的なドラゴンで
大好きです。
フィル・ティペット、万歳!!
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やっぱ、全身欲しいな~~~~。

謹賀新年

2012年1月1日 / その他

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今年も宜しくお願い致します。

トカゲ先生の忘年会

2011年12月14日 / その他

疋田努先生の
京都大学・動物系統学研究室の忘年会
何種類もの良い日本酒をアレコレと飲み比べながら、
感想や自分の好みを語り、この研究室のコンパ名物の
産地直送のお魚とお手製の餃子、差し入れの素敵なスイーツ、
そして専門家の皆さんによる動物・研究話。
負けてはならじと、oginoさんが投入した龍神丸も
酒飲み衆の話題になっておりました。
個人的には、「くどき上手」が好きだな~、と
思ってたら、前回のコンパの時も同じ事言ってたようで。
良いお酒呑ませてもらっても銘柄覚えない、
呑ませ甲斐の無い客である。

写真s-
やはり、よくお似合いになられます。
・・・・・・
その疋田先生の講演が京都であります。
「クリスマスに贈るネオンアートと京大の
 生物多様性研究の最前線トーク」

あの素敵な疋田トークが生で聴ける機会です!

帰国しました。

2011年12月2日 / その他

結局、現地からのブログ更新は出来ず終い。
また、後日レポートしますが、とりあえず
こちらのツイッターでのコメントログ
見て頂ければ。

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到着

2011年10月30日 / その他


足が6本のオオダコでお馴染みで、

のサンフランシスコで乗り換えて、

そして

ニューヨークに無事到着。
街はハロウィンで賑やかなようですが、
あんまりそっち方面には行かないだろうなぁ。
ホテルのすぐ前がAMNHだし。

読(?)書の秋

2011年10月21日 / その他

●先日の「恐竜・古生物トーク配信」録画公開しております。







Video streaming by Ustreamゲストさんのご厚意からの予想外のプレゼント等もあり、
なかなか盛り上がったのでは。
というか、謙遜では無く、本当の意味でのプロ漫画家の
「落書き」が貰える企画って、そうそう無いですよね。
しっかり描いたイラスト貰うよりレアかも。
●最近、コレという恐竜・古生物の新刊が無いので、
古書や既刊のものを漁って注文。で、それが届きました。

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ディキノドン本。
グレゴリー・ポール氏のリストロサウルスのイラストが載ってる
一方で、毛むくじゃらでナックルウォークという相当
個性的な復元のディキノドン類のイラストがあったり。

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で、こちらはAnomodontia、つまり異歯類の専門書。
その筋の方には「オレンジで高い本」でお馴染みのシリーズ。
このシリーズでないとなかなか取り上げてくれない
ネタも多く、情報量も勿論バッチリ。
研究書なので、図版はそれほど多くもなく、また
標本&骨格図ばかりです。
異歯類というと、獣弓類の中でも主にディキノドン類で
構成される一群。
エステメノスクスやモスコプス、それにリストロサウルス等の
ディキノドン類が含まれます。
2冊とも内容は専門的かつ英語なので、
私の英語力では「読む」では無く「見る」
という感じ。
どんな情報があるのかを何となく把握するだけでも
大切なんだよ、と言い訳しつつ、、、、。
●本日から
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の準備のため現地入りです>詳しくはこちら
22日のシンポジウム、23日の私が担当のワークショップは
すでに参加申し込みは終わっていますが、
22日には発掘体験会等、23日もサイエンスカフェ等、
当日参加のイベント・教室がありますし、
私の教室も見学だけならOKです。
恐らく会場には研究者の方も居られるでしょうし、
教室の時間以外は私も会場をウロウロしていますので。
●こちらも参加希望受付中です。

恐竜チラシs-
締め切りは23日。申し込みはこちらからメールで。

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