カテゴリー「造形・イラスト作品」の記事

アクロカントサウルス製作 その3

2010年10月6日 / 造形・イラスト作品

最近はお魚優先での作業だったので、
あまり進んでいません。

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頭。ウロコディテールも入りました。
完成までに、もうちょっと細かく手を加える予定
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胴体は芯状態。
後脚の角度は先日の発表を意識しつつ、
でも全くその発表の通り、という訳でもなく、くらいで。
発表でも、「乾燥した場所での歩き方はまだ分からない」と
ありますし。
それに、展示によって差はあるものの、
アクロカントサウルスの全身骨格の脚も
こんな感じに近い角度で組み立てられているので、
それを見慣れているせいか、よりアクロカントらしく見えます。
この辺は、復元、というよりイメージの話ですし、
後脚の角度も完成までに変更するかも知れません。
アクロカント製作 その1その2さぁ、今晩は恒例の部屋の片付けだ!

アクロカントサウルス製作 その2

2010年9月25日 / 造形・イラスト作品

先日、急遽「大哺乳類展 海のなかまたち」観てきました。
ちょっと無理して行って良かったです。
レポートはまた後日、出来るかな?
アクロカント、続きです。

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ある程度頭骨形状を再現した芯に歯を植えます。

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噛み合わせはこれくらい。

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今回も、閉口時に歯が露出しない、いわゆるトカゲ型表現にします。
唇の土台を付けた状態。

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肉付け中。東部のウロコ等のディテールは粘土乾燥後に
彫りこむ事にします。

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閉口時に歯が見えない表現が再現されている事を
確認した上で、口を開けた状態で固定します。
と、資料を見ていたら鼻の穴の位置がちょっと違うので、
修正する事にします。
前回:アクロカント製作 その1

アクロカントサウルス製作(とコンカベナトルについて)

2010年9月14日 / 造形・イラスト作品

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 状態の良い全身骨格があって、結構詳細な論文も出ていて、足跡(といわれている)化石も見つかっている、と資料には比較的困らない恐竜の一つ、アクロカント。後々の楽しみ的に取っておいたネタでもあったのですが、そろそろ造ろうか、という事に。
 Currie, Philip J.; & Carpenter, Kenneth. (2000). “A new specimen of Acrocanthosaurus atokensis (Theropoda, Dinosauria) from the Lower Cretaceous Antlers Formation (Lower Cretaceous, Aptian) of Oklahoma, USA”に掲載の全身骨格図と、立体組み立て全身骨格で違いがあるのですが、基本的なバランスは論文の全身骨格を元に、組み立て骨格の要素を入れて製作です。アクロカントに関しては、前肢の可動範囲の研究もあるので、それを考慮してポーズも決めます(まだ調整中)。

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 去年、大阪で展示された全身骨格。各パーツの精度が高いように見えますし、肩周りの組み立てが奇麗だったりで、好きな組立骨格の一つです。
・・・・・・・
 先日発表されたコンカベナトル(コンカベナトール Concavenator)
背中の瘤と、腕の羽毛の基部の痕(飛羽瘤)で話題になっています。早速、論文をダウンロード(有料)したのですが、そこに掲載の標本画像を見て、気になったところが。報道では「腰の上にこぶ」とありますが、伸びているのはスピノサウルス背中と同じく神経棘という骨で、「瘤」というほどの厚みはありません。なので、どちらかと言えば帆もしくは突起のほうが化石からのイメージ的には近いかな、と。もちろん、そこに脂肪などが付いていれば「瘤」な外観になるかも知れませんが。
 また、「腰の上」とありますが、実際には長く伸びているのは腰の骨の直ぐ前の背中の骨の一部・神経棘。で、腰の部分では逆にまったく神経棘は目立たず、尻尾でまた高くなります。これを化石そのままに表現すると、
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な感じかな、と。
腰の上の部分が凹む事になります。同様の疑問を持たれた方も居られるようで、海外には化石の腰の部分の神経棘が欠けているものとして、そこを補うような表現の(つまり背中の突起から尻尾がなだらかに繋がるような)骨格図を発表されている方も(研究者では無い方ですが)。
論文には
“The neural spines of the sacral and first caudal vertebrae are low, below the dorsal rim of the ilium.”とあります。
腰の部分の神経棘は低い、って事で良いのかなぁ、、、。
腰部分、背中方向から見てみたいですよねぇ、、、
(もちろん、他の部分もあらゆる角度で見てみたいけど。あれだけ見事な保存状態だと)。

トリケラトプス(2010) 完成

2010年7月30日 / 造形・イラスト作品

トリケラトプス(成体)
作品サイズ 約40cm
スケール 1/20
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 トリケラの成体、という事で製作。トリケラの成長過程での変化に関しては、こちらに纏めてます。前回のトリケラはもう少し小さい個体を基にしているのですが、参考にした学説の違いに加え、色も変えてしまったので、別の恐竜のようになってしまいました。
 と言っても、ちょうどこの作品完成直後にトロサウルスはトリケラの大型・成長個体だった、という発表があったので(去年のSVPの発表で言及されていたそうで、ネットではすでに話題になっていましたが)、その説に従えば、このトリケラも完全に成長しきった個体では無い事になります。トロサウルスとトリケラの発表に関してはLOKI:さんのブログで丁寧に解説されています。

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 角竜の復元でここ数年話題だったのが、前肢の復元。これに関しては、Fujiwara, S.-I. (2009). “A Reevaluation of the manuos structure in Triceratops (Ceratopsia: Ceratopsidae).” Journal of Vertebrate Paleontology, 29(4): 1136-1147.、それに同じく藤原慎一さんによる「1/35 恐竜骨格モデルシリーズ・トリケラトプス」収録の記事を参考にしました。

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 製作途中の画像から。前肢の第二指(人差し指)が前方を向いています。また、第四指、第五指(薬指、小指)には爪がなく、またほとんど接地していない状態です。前肢の第四指・第五指に爪がないのは多くの恐竜見られる現象のようです。前肢の爪や指の形態は復元をする上で、結構気を遣う部位ですし、肩幅や前肢の動く範囲等、前肢周りはかなり難しいです。
 といっても、私の作品がそれを的確に表現出来ているかは自信無かったり。ヤマモトさんのパキリノサウルスのほうが再現度は高いような。

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背中のトゲは、、、まぁ、ダメ出しがあったら削っちゃえ、って事で。
主に参考にした資料・書籍
・Goodwin, M. B., Clemens, W. A., Horner, J. R., and Padian, K. (2006). “The smallest known Triceratops skull: new observations on ceratopsid cranial anatomy and ontogeny.” .
Journal of Vertebrate Paleontology 26 (1): 103.
・Horner JR, Goodwin MB.”Major cranial changes during Triceratops ontogeny.”Proc Biol Sci. 2006 Nov 7;273(1602):2757-61.
・Fujiwara, S.-I. (2009). “A Reevaluation of the manus structure in Triceratops (Ceratopsia: Ceratopsidae).” Journal of Vertebrate Paleontology, 29(4): 1136-1147.
・Hieronymus TL, Witmer LM, Tanke DH, Currie PJ.(2009).”The facial integument of centrosaurine ceratopsids: morphological and histological correlates of novel skin structures.”
The Anatomical record 2009, vol. 292, no9, pp. 1370-1396
・藤原慎一「復元研究最前線」(1/35 恐竜骨格モデルシリーズ・トリケラトプス)

スピノサウルス(2010)

2010年6月25日 / 造形・イラスト作品

スピノサウルス完成です。

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縮尺は約1/25、全長62cm。
マングローブ林が生息環境の一つだった、という説、
歯のエナメル質の酸素同位体の解析からの半水棲説を
基に、マングローブ林の干潟を餌を探して歩いてるシーンを
イメージしていたのですが、今回はマングローブ林ベースは
見送り。凝ったベース造ると梱包・輸送が大変なんですよね。
ベースだけ別にもう一つ用意する、という手もありますが、
時間も無いので今回はここまで。

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前回も紹介しましたが、今回会心、というか
マグレ当たりの爪の塗装。
このスピノ製作に関しては、こちらも,
また関連記事その1その2も。
主な参考資料
・”New Information on the Skull of the Enigmatic Theropod Spinosaurus, With Remarks on its Size and Affinities.”Dal Sasso, C.; Maganuco, S.; Buffetaut, E.; Mendez, M.A. (2005)
Journal of Vertebrate Paleontology, Vol. 25 (4)
・”My theropod is bigger than yours…or not: estimating body size from skull length in theropods”.Therrien, F.; and Henderson, D.M. (2007). Journal of Vertebrate Paleontology 27 (1)
・”Oxygen isotope evidence for semi-aquatic habits among spinosaurid theropods”
Romain Amiot1, Eric Buffetaut, Christophe Lécuyer, Xu Wang, Larbi Boudad, Zhongli Ding, François Fourel, Steven Hutt, François Martineau, Manuel Alfredo Medeiros, Jinyou Mo, Laurent Simon, Varavudh Suteethorn, Steven Sweetman, Haiyan Tong, Fusong Zhang and Zhonghe Zhou. Geology; February 2010; v. 38; no. 2; p. 139-142; DOI: 10.1130/G30402.1
(アブストラクトのみ参考・「恐竜の楽園」2010/02/09(Tue)に日本語での簡単な紹介有り)
「肉食の系譜」・「ナショナルジオグラフィック」2007年12月号
・「恐竜2009 砂漠の奇跡 公式カタログ」

スピノ完成、、、、、寸前

2010年5月31日 / 造形・イラスト作品

長らく未塗装のまま放置されていた
スピノサウルス、意を決して塗装開始。
今塗っておかないと、しばらく時間が取れない予感がしたので。

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缶スプレー&筆塗りです。
エアブラシは持ってますが、それほど使う機会は多くは無いです。
別に拘りがある訳じゃなくて、
一番の理由は、使用後&色交換の時の洗浄が面倒、
なんだと思う。缶スプレーも手間を減らすのが目的で
使うので、全て筆塗りでも構わないのです。
「塗装」なんてエラそうに言えない、
どちらかと言えば「ぬりえ」感覚。
もちろん、必要と思えば躊躇無くエアブラシで塗装します
メイの時みたいに)。

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今回、こだわった、、、
というより、上手くハマってくれた感じの爪。
基本的にはこれで完成ですが、あと数日様子を見つつ、
細かい部分に色を加えたり、全体の艶の修正などして
本完成です。

ゲロトラックス

2010年1月26日 / 造形・イラスト作品

ちょっと前フリしてたゲロトラックスの話。

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今回、根付風ストラップとして製作したものです。
ゲロトラックスを造ろうと思って、集めた資料を
見ていた時に気になったのが、
「ゲロトラックスって、いつも眼がデカく表現される
 んだけど、これって何が根拠?」
と言うのも、確かにゲロトラックスの頭骨の眼の穴は
非常に大きいのですが、現生のオオサンショウウオも
眼の穴は大きいんですよね。
さらに、論文に掲載されている頭骨の側面図を
見ると、上下の厚みが薄く、とてもそんなに大きい
目玉が収まる様には思えない。
そこで、さらにいろいろと調べたところ、
眼の大きさが推測出来る証拠は無いらしい。
哺乳類以外の脊椎動物の眼には強膜輪・強膜骨という
骨があり、これが見つかれば眼の大きさも推測出来るんですが、
これがゲロトラおよび近縁種では未発見ぽい。

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09年大恐竜展のアンガトラマの強膜輪。この強膜輪が
実際に発見されたモノなのかは判らないのですが。
という事で、今回はオオサンショウウオほどでは無いものの、
一般的な復元より小さめの眼で造形しました。
何故、大きな眼のゲロトラが定着しているか、理由は
定かではありませんが、記載論文に掲載された、
もしくは発表後すぐに眼の穴の大きさを反映させて
描かれた復元図が参考にされる事が多かったのでは、
と推測。
記載論文は見れなかったので、ハッキリした事は判りません。
また、既存の復元図に頼らず、自身で骨格を検討して
やはり眼が大きいと判断したアーティストも居ると思います。
ゲロトラのもう1つの特徴である外鰓も、
ちょっと不思議に思っているのですが、眼を小さくした上に
外鰓も無しとなるとゲロトラだか何だか判りませんし、
また記載論文に鰓の構造の記述があるようなので、
それっぽく造ってみました。
面白いアプローチが出来たんじゃないかな、と
思っていたんですが、完成後にあのダグラス・ヘンダーソンが
眼小さめ、外鰓無しゲロトラ復元イラストを描いていたのを発見。
世の中、そう上手くは行かないものです。
外鰓無し表現は思い切り良いなぁ~。
もしかして何か新発見があったとか?、、、
ドキドキしますねぇ、、、。

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こちら、眼の部分をイエローのアクリル球に
置き換えたもの。光の加減によっては、
いい感じに光ります。
黒眼版、アクリル球版、それぞれ今度の
ワンフェスで販売予定です。
今回の作品制作で参考にした主なサイト・資料
Hairy Museum of Natural History・Jenkins, Farish A. Jr., Neil H. Shubin, Stephen M. Gatesy,
and Anne Warren. 2008. Gerrothorax pulcherrimus from the upper
Triassic Fleming Fjord formation of East Greenland and
a reassessment of head lifting in temnospondyl feeding.
Journal of Vertebrate Paleontology 28(4): 935-950.
・「DAWN OF THE DINOSAURS LIFE IN THE TRIASSIC」
・「THE RISE OF AMPHIBIANS」
・「La Terre avant les dinosaures」
・「古脊椎動物図鑑」(朝倉書店)
・「両生類の進化」(東京大学出版会)
・「大山椒魚」(BIBLOS)

メイ 塗装その2、のつもりが完成編

2010年1月18日 / 造形・イラスト作品

メイ、途中経過を記録し忘れて(面倒だったとも言う)
完成していまいました。

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メイ・ロン Mei long
画像クリックするとちょっと大きくなります。
作品の大きさは、尻尾を伸ばしたとして約40㎝。
発見されたメイは、全長約50cmと考えられているので、
小型の個体もしくは亜成体とすれば、実物大と
言い張れない事もない、、、、かな。

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大型獣脚類との比較はもちろん、小型獣脚類の中でも
メイを含むトロオドン科は歯が小さいように思います。
そこで、歯の縮小化と共に、それを補うように
唇の部分が角質状になっている、という表現にしています。
実際にそんな風な進化をしたかどうかは分かりませんが、
同じように獣脚類としては歯が小さいアベリサウルス科の
ルゴプスやラジャサウルスには、唇部分が角質化していたかも、
という説もあるので、それを参考にしました。
前肢の羽根については、こちらの記事を。
といっても、生態が判らない状態で
羽根の表現というのは、なかなか難しい所ですが。

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前回の段階では上手く纏まるか不安でしたが、
それなりにちゃんと纏まったんじゃないかな、と。
ギャプラン、ボリノーク・サマーン、ハンマ・ハンマ、
パラスアテネ、ザク3改と、何故か好きなMSは緑色ばかりなので、
今回のザク色塗装は楽しかったです
(好みのMHになると緑色は関係無いんだよな~)

メイ 塗装その1

2010年1月16日 / 造形・イラスト作品

造形は終了したものの、塗装しないまま
数か月放置のメイ(Mei long).
R00101430002[1]
忙しかった、ってのもありますが、
それよりも色が決まらなかったんですよね。
このブログを見てる方にも
「あのメイは、やっぱり白にするの?」
と言われるくらい、メイと言えば白。
確かに似合うし。
でも、だからこそ敢えて白は避けたい。
羽毛付恐竜で白色は、自分の作品でもすでに2回やってるし。
と言って、茶色系もな~。これも前にデイノニクスでやってるし、
メイの眼の色が赤だから、それに羽毛が茶色だと
せっかくの眼の色が目立ち難い。
と、先日、六甲昆虫館にて倉谷先生とお会いした時の事。
趣味で戦艦や戦闘機のプラモデルを造られて、これが結構な
腕前の倉谷先生とプラモデル用の塗料の話をしていて、
緑系の色が話題に。
で、家に帰って真白のメイを見て
「そうだ、緑! ウグイス! ザク!」
早速、ザク用のカラー(量産型の薄い緑色の方)
を購入。
何故わざわざザク用を選んだかというと、
今までの経験では、同系の色ならガンダムカラー
(クレオスのラッカー塗料の、ガンダムプラモデル
塗装用に調色されているシリーズ)のほうが
発色が綺麗な気がするから。
なので、希望に近い色がガンダムカラーにあるなら、
それを使う事にしています。

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まず下塗り。ザク色に染めてみました。
羽毛のフワッとした感じを出したかったんで、
珍しくエアブラシ使ってます。。

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次、表皮の出ている部分を筆塗り。
思い切った色にしております。
計算の上での色の選択のはずなんですが、
この状態をみてかなり不安になる。
まぁ、塗りきってみて、それでも変だったら
腹括って塗り直そう。
次回に続く。

変ワニ戦線

2010年1月13日 / 造形・イラスト作品

いざ、変ワニ戦線へ
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「変ワニって、普通のワニやん」と言われてしまいそうですが、
このワニ、背中の鱗板の配列と形状に特徴があるらしく、
十分に変ワニなのです。
今度の学会にこのワニの論文を書かれた研究者さんが
来られるようなので、学会中に機会があれば
直接この作品を見て頂いて、間違いがあれば
そこを修正して完成出来れば良いな、と。
という事で、右半分がほぼ完成したこの状態で
作業はストップ。全身完成させてしまうと、
修正も大変ですからね。
変ワニと言えば、やっぱりアルマジロスクス
面白そうですね。組立骨格見てみたい。

シモスクスも造りたいんですが、去年のSVPで
気になる発表があったので公式発表まで様子見中。

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