恐竜ワークショップat博物ふぇすてぃばる!

2014年8月14日 / イベント・教室・講演

8月9、10日に開催された「博物ふぇすてぃばる!」で
恐竜ワークショップの講師を担当しました。
●まずその前日の8月8日は
国立科学博物館見学会。
常設展示&特別展「太古の哺乳類展」を見学。
直前の告知にも関わらず10人以上の方が集まってくれました。

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●8月9日
この日は丹波竜骨格復元ワークショップ。

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作業が終わって、参加者の皆さんがお互いの作品を
見て回っている所。
このワークショップでは、メインのアシスタントに東京大学大学院博士課程で
恐竜の研究をされている服部さん、そして今回の博物ふぇす!には本職の
考古学関連で出展もされていた藤森さんにもお手伝いに参加して頂きました。
お二人とも話が上手いので、講師の私が喰われた感があり
悔しいのですが、ワークショップ全体が面白ければそれで良しです。
、、、、でも、そのお二人の活躍中の画像を撮り忘れました、、、、。

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この日の2つめのワークショップは
金沢大学のロバート・ジェンキンズ先生が担当。
ご自身の研究を元にしたワークショップです。
内容はなかなか本格的なのですが、工夫されたワークショップと
先生の巧みな話術で会場は沸いていました。
●8月10日
この日は、恐竜復元イラストワークショップ。

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前日に引き続き、メインのアシスタントには服部さん
(画像・ホワイトボード挟んで右側)
saIMG_0753のコピー
そして、特別アシスタントに漫画家・久正人さん。
プロの漫画家がアシスタント、そして参加者のイラスト制作に
アドバイスをしてくれる企画もそうありません。

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更には、アシスタントの合間に、参加者さんと一緒に
イラストも描いてほしいとい無茶振りにも快く応えてくれました。

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皆さん、しっかりイラストを描いてくれました。
ワークショップ終了後は、一般参加者として博物ふぇす!を
楽しませて貰いました。この分野にこれだけの出展者、そして
入場者がいる事に驚きました。
また、多岐にわたる分野を横断するイベントでもあるので、
会場ではこれまで様々な場所・機会にお世話になった知人・友人と
遭遇をする事も。そんな中で思わぬ組み合わせや
接点が出来たりで、人との新たなつながりを作れるという点でも
希有な空間でした。
1日目のワークショップを手伝ってくれた
藤森さんの著書。

久正人さん作品一覧


博物館見学オフ会のお知らせ

2014年8月4日 / お知らせ

【国立科学博物館・常設展示&特別展「太古の哺乳類展」見学オフ会】
 8月8日(金)
●第一集合場所:午後4時30分 
常設展示・地球館地下2階・インドリコテリウム前 
●第二集合場所:午後6時 
特別展「太古の哺乳類展」会場内・
ヤベオオツノジカ前の予定(変更が有るかも)
翌9日、10日の博物ふぇすてぃばる!での
ワークショップ担当のための東京滞在と、
国立科学博物館が毎週金曜は午後8時まで開館なのを
組み合わせて企画したオフ会的見学会です。
参加申し込み等の必要はありませんので、
現地集合・自由解散です。

8月の恐竜教室・ワークショップ等のお知らせ(追加)

2014年8月2日 / イベント・教室・講演

8月の恐竜教室・ワークショップ等のお知らせ
●8月9、10日
博物ふぇすてぃばる!にて「恐竜復元ワークショップ~丹波竜編~」
「恐竜復元イラストを描いてみよう」を開催。
詳細はこちら
 
●8月12日
東急ハンズ・大阪梅田店ハンズカフェにて
「恐竜女子会」開催。

スライド3
申し込みはこちら
●8月19日、20日
新潟市にて第四銀行・だいしアカデミー
「~ 恐竜を復元しよう ~」
新潟県内在住の方に参加は限られます。
 詳細はこちら
 
●8月24日
大阪府・大東市立西部図書館にて
「恐竜を自分で復元してみよう」開催
 詳細はこちら追加
●8月31日
きしわだ自然資料館・レギュラー(?)企画・「きしわだ恐竜教室・子どもの部」
今回は夏休み特別版で大阪市立自然史博物館・林昭次先生が講師に来られます!
 ヨロイ竜の装甲板の研究等で、恐竜研究の最前線を行く先生です。
 

新作・ブロントサウルス

2014年7月26日 / 造形・イラスト作品

新作・ブロントサウルス
尻尾を伸ばせば全長約70cm
ブロントサウルスbrontosaurus
1920年代にチャールズ.R.ナイトがフィールド博物館の依頼で
描いた復元画
を立体化しています。

ブロントサウルスbrontosaurus2
自分で造っておいて何ですが、
「あの絵の反対側ってこうなんだなぁ」と感慨深いです。

東急ハンズ・ハンズカフェ「恐竜・化石グッズトーク」

2014年7月25日 / イベント・教室・講演

●7月23日
東急ハンズ・大阪梅田店ハンズカフェにて
第8回・恐竜・古生物トーク「恐竜・化石グッズトーク」
「恐竜・化石グッズトーク」は3回目。

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夏休みという事もあって、親子での参加も。
結構マニアックな話もしたんですが、子供さん達も
しっかり付き合ってくれました。

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スタート直前のテーブルの一角。
この後、どんどんグッズが増えて&散乱し、
終了後の片付けがちょっと大変でした。

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現在、東急ハンズ渋谷店と梅田店のハンズカフェは、
福井県立恐竜博物館とのコラボで「恐竜カフェ」
となっています。
会場のテーブル近くにも、アロサウルス、しかも
保存状態の良い事で知られる通称・ビッグアル2の頭骨レプリカが!
これだけ至近距離で見られるのも珍しいです。
(画像は参加者さんから頂きました)
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参加者の一人の眼鏡。ツルの先がドラゴン!
しかも左右あるので双頭の竜!カッコイイ。
眼鏡としてもお洒落なデザイン。
恐竜グッズでは無いですが、グッズ勝負では負けた感。
その他、手作りの恐竜グッズを持参された方も居られ、
グッズを中心にいろいろな話題でお話させて頂きました。
参加者さんに楽しんで貰うのが仕事のはずの私達も
随分と楽しんでしまいました。参加者の皆さん、
そして今回も時間延長を認めて下さり、また様々なサポートを
して下さったハンズカフェの皆さん、ありがとうございました。
8月12日も、この恐竜カフェでトーク企画を予定しています。
今度は「恐竜女子会」の予定。また宜しくお願い致します。

SF大会・なつこん in 筑波

2014年7月24日 / イベント・教室・講演

燃えろ! 俺のコスモ!!

前もやったな、コレ。
という訳で、SF大会参加のため久々の筑波。

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筑波だ!
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去年に続きディーラーズルームにも出店。

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今年の「SF古代生物の部屋」出演者の久正人さんの作品を
出版物販売コーナーで発見。SF大会に出演の作家さんの作品を
一通り揃え、名前のポップスタンドまで用意していました(流石)。

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急遽不参加になってしまった渡部先生に代わり、
講演して貰う事になった恐竜研究を専攻中の博士課程・ハットリさんと
「SF古代生物の部屋」企画者のSF作家・富永浩史さん。
二人とも偶然、パイライトスマイルの古生物Tシャツ着用。
今回の「SF古代生物の部屋」は、開会式の後の最初のコマ、
そして次の2コマ・計3時間の増量版。

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今回も私はマイク&スクリーン調整を兼ねた前座担当。
むしろ、前座のポジションは他のメンバーには譲らない!
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本編最初は安藤さんの発表。ミニなんとかとか言ってたような気がしますが、
ここで書くには余白が狭すぎる。
次は渡部先生の代打で発表のハットリさんによる
恐竜発掘苦労話(講演中の画像撮り忘れました、、、)。 
前日の急遽の代打打診にも関わらず、
しっかり素材を用意し、笑いも取り、専門用語を巧みに平易な
言葉に言い換えて話し、そして時間ピッタリに収める。
なかなか出来る事ではありません。お見事でした。
休憩をはさみ、後半1時間半は久正人さんがメイン!
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富永さんとの熱いディスカッション中。
後半の講演に関しては、久さん他、出演者の了承の上で
参加者の方がこちらに纏めておられます。興味のある方は是非。
初日夜は、「SF古代生物の部屋」出演者+その他で
オフ会「SF古代生物の居酒屋」
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翌日(2日目)は、それぞれ思い思いに
分科会企画等に参加。

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ポスター発表を解説する安藤さん。
古生物学的視点における進化侵略体の考察等を
発表されていました。

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会場で販売されてました(流石、筑波!)
あまりにそのままで拍子抜けするほど
エビグラタン味でした。

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艦長! みんなの心の第七ハッチが開いています!
バスターマーチが始まった頃に周りを見ると
人がめっちゃ増えてる!
「このタイミングでどうやって?」
「ワープですっ!」
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鳥取から来たトリピー&リトットちゃん。
「リトットちゃんは、カニの妖精なんですぅ〜」という解説に、
その場に居た人間が一斉に「幼生? ゾエア?メガロパ?」
、、、、、、大人げない。
リトットちゃんが思いのほか可愛いく、またお付きの方との
コンビが絶妙でした。
SF大会も4回目、古生物企画に来て下さる方には顔なじみも増えて来て、
今回はオフ会として飲み会までご一緒出来るようになりました。
大会カタログには「SF大会・定番企画」の欄で紹介されていて、
歴史の長いSF大会ではまだまだ新参企画にも関わらず、
仲間として受け入れて頂けたようで嬉しかったです。
SF大会だからこそ出来るトーク、また参加者さんのリアクションあっての企画で、
参加者の皆さんに育ててもらった企画だと思っています。
来年どうするかは未定ですが、また次回の開催を企てたいと
思っています。
久さんの作品


最近、こんな事もやってたんですね
>「ノブナガンの久正人、中国映画にイラスト提供

葛生化石館・企画展「単弓類ってしってる?」

2014年7月23日 / 博物館・特別展見学

葛生化石館で開催中の
企画展・「単弓類ってしってる?」に
私の作品が展示されています。
展示の様子を化石館の学芸員さんが送って下さったので紹介。

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イノストランケビア
これは葛生化石館の常設展示。
国内では恐らく唯一の常設展示。
私は海外でも見た事が無かったりします。

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企画展展示のディメトロドン

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個人的にはこれが目玉の
コティロリンクス全身骨格レリーフ。
アメリカ自然史博物館で展示されているもののレプリカ。
そして、横の模型&頭骨レプリカは私の作品&所蔵品。
頭骨はオクラホマ・サムノーブル自然史博物館収蔵のものの
レプリカ
。この3点が並ぶ光景が見られるとは!
というか、まさか自分のコティロリンクスが
全身骨格展示と同じ舞台に立つ日が来るとは、、、、。
8月3日(日)には関連講演会
単弓類:恐竜以前に栄えた動物たち」 も開催。
 講師は平山廉先生。時間は14:00から(約1時間)。
単弓類を題材にした企画展、そして講演会は
なかなかあるものではありません。
単弓類好きは是非葛生へ!

単弓類を含むペルム紀の古生物に興味のある方には
オススメです。

神流町恐竜センター

2014年7月22日 / 博物館・特別展見学

7月12日
群馬県神流町・神流町恐竜センターへ。

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山中竜(サンチュウリュウ)のモニュメントがお出迎え。
開館当初は中里村恐竜センターでしたが、
今は町村合併で神流町恐竜センターに。
神流町で発見された恐竜化石はもちろん、
モンゴルの恐竜に関する常設展示の充実で有名な
施設です。
現在、ここにおられる学芸員・久保田さんには国内外の学会や
書籍の仕事等でお世話になっているので、行かなければならない
場所の一つだったのですが、今までなかなかその機会が無く。
今回やっと訪問出来ました。

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山中竜(サンチュウリュウ) 神流町の恐竜化石と言えば
やはりコレ。

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竜脚類の歯等も見つかっています。

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ちょっと予想外だったのが、このキムボスポンディルス。
魚竜の1種ですが、この種類を展示している施設はかなり珍しいような。
そして、神流町と言えば、やはりモンゴル産恐竜。

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タルボサウルス。パーツの追加や研究に合わせた変更等で、
一度リニューアル(?)されています。
リニューアル前後の解説が面白いです。

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ハルピミムス
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ガリミムス
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ガルディミムス
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グルジミムス
いわゆる「ダチョウ型恐竜」が、これだけ一度に見られる場所も
珍しいです。

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サイカニア
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ヴェロキラプトルとプロトケラトプスの「格闘化石」
ここの展示で嬉しいのは、4方向がガラスで覆われていて、
360°観察出来る物が多い事。
特に格闘化石をあらゆる角度からジックリ見れるのは
良いですね。

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いろいろと分類がややこしいが故の
「オビラプトル問題(と、勝手に呼んでますが)」についての解説シート。
獣脚類が専門の久保田先生が居られる
施設ならでは。改めて勉強になりました。
忘れては行けない博物館ご飯。

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ディメトロ丼。

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恐竜センター・オリジナルの恐竜フィギュアシリーズ。

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ショップには、この施設の学芸員・久保田先生と
私が関わった本(両端)も。
恐竜の骨格を間近でじっくりと観察するには
うってつけの施設。照明も明るめですし、
ガラスで囲われている分、柵等で囲われる場合よりも
安心して近づいて見れる部分も多いかと。
その他、子供から大人まで楽しめる工夫も多く、
決して交通の便が良い所では無いにも関わらず
県内だけでなく、県外からの来場者が多いと言われるのも
納得の施設でした。

神流町恐竜センターの久保田先生と
私が関わった書籍です。

【恐竜・化石グッズトークのお知らせ】 

2014年7月18日 / お知らせ

【恐竜・化石グッズトークのお知らせ】 
7月23日 東急ハンズ梅田店・ハンズカフェにて18:30〜
 申し込みはこちらから。
ハンズカフェでの恐竜・古生物トーク企画も、もう8回目。
来月も開催を予定医しています。
夏休み中は、ハンズカフェは「恐竜カフェ」として
恐竜メニュー
も。

フェバリット「プレヒストリック・ライフ」シリーズ

2014年7月16日 / 原型担当商品

フェバリット社より新シリーズ
「プレヒストリック・ライフ」がスタート、
私が原型を担当したスミロドン、ケナガマンモス、
アノマロカリス、ダンクレオステウスのソフビモデルが販売中
(以下、画像は、フェバリット社HPから)
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また、大きいサイズで柔らかい素材のビニールモデルシリーズも
スタート。私が製作した原型を元に商品が開発されています。

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現時点ではケナガマンモスが先行して販売中ですが、
この後、スミロドン、アノマロカリス、ダンクレオステウスも続きます。
ソフトモデル、ビニールモデル共に、それぞれの古生物に造詣の深い
研究者さん方の監修・協力の元に原型を製作しています。
ソフトモデルのスミロドン、ケナガマンモス、ビニールモデルのケナガマンモスは
国立科学博物館で開催の特別展「太古の哺乳類展」会場でも販売中です。
宜しくお願いします!

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