■第4回・海外自然史系施設見学情報交換会 特別編「恐竜が博物館にやって来るまで」
2016年1月13日 / お知らせ, NHFM, イベント・教室・講演
2016年1月13日 / お知らせ, NHFM, イベント・教室・講演
2015年12月30日 / イベント・教室・講演
12月19日
きしわだ自然資料館にて今年最後の恐竜教室。
大阪市立大学・恐竜愛好会会員さんによるレクチャー。
頭骨から描く恐竜復元画。
その後は恐竜フィギュア塗装という、きしわだ恐竜教室としては
お馴染みの内容ですが、年に2〜3回のペースで開催しているため、
それぞれの都合に合わせたタイミングで参加出来ます&抽選で外れても
次回がありますし、また同じ内容でも再度参加して下さる方もおられます。
12月20日
きしわだ自然資料館で開催の第14回メランジェゼミ。恒例の研究発表会です。
西岡佑一郎さん(大阪大学総合学術博物館)による発表の様子。
私はここ数年、日程が合わず参加出来ていなかったのですが、
今回は久々に参加、発表もする事が出来ました。
自然史分野全般の発表を纏めて聴けるのが良い集まりです。
今回の発表では、昆虫の色・模様に関する発表が
自分の作品制作にも参考になりそうで特に興味深いものでした。
2015年12月16日 / イベント・教室・講演
12月5・6日の2日間に開催された「第3回・たんば恐竜塾」の様子です。
今回は11人の参加があり、リピーターと新規の方が約半々、
男女比率も約半々となりました。
12月5日
丹波竜化石工房・ちーたんの館にて開会式。
丹波市恐竜・観光振興課の方の挨拶から始まりました。
今回の特別講師・田中康平さんとのやりとりも。
こうした場面は、恐竜塾ならではです。
丹波竜発掘現場を見学。皆さんが立っている真下が
丹波竜の発掘地になります。ここでも村上さんによる解説がありました。
発見現場で、その発見者の村上さんによる解説は臨場感があります。
発掘体験会場。丹波竜が発見された地層の岩を割り、化石を探します。
今年はついに恐竜塾参加者の中から化石を発見された方が出ました。
今年3月に新設された丹波竜の里公園。
実物大の丹波竜・タンバティタニスの模型が設置されています。
丹波竜化石工房に戻り、特別講師・田中康平さん(カルガリー大学博士課程)による
最新恐竜レクチャー。田中さんは丹波で発見された恐竜の卵化石を研究されています。
丹波・篠山層群の恐竜卵化石については翌日の「丹波竜フェスタ」でじっくりお話されるという事で、
こちらではこれまでの田中さんの研究についてお話して頂きました。
夜は宿泊先の丹波悠々の森のレストランにて夕食・懇親会。
女性陣による田中康平さんのお見送り。
翌日6日は朝食の後、「丹波竜フェスタ」の会場の
春日文化センターに移動。会場に着いてみると、
最前列とその後ろが恐竜塾参加者用に確保しており、
思わぬ配慮に驚きました。
午前中の記念講演が終わった時点で恐竜塾の日程は終了。
「丹波竜フェスタ」への引き続きの参加は各自任意としましたが、
午後のパネルディスカッションにも塾参加者全員が参加されていました。
会場で展示されていた、古生物学者・荻野さん製作の
恐竜骨格模型。3DCGで製作したデータを3Dプリンターで出力、組み立てたもの。
今回の恐竜塾は、「丹波竜フェスタ」との連携での開催という
初の試みでもありましたが、その「丹波竜フェスタ」で講演される
田中康平さんが初日に特別講師として参加して下さるという、連携開催ならではの
内容となりました。
丹波市は丹波竜化石工房の展示の更新や、発掘地の整備等、常に新しい事が
企画されているので、それも毎年の恐竜塾が開催出来る要因の一つですし、
リピーターの参加の多さにも繋がっているかと思います。
その新しい企画の継続も、発掘・研究が継続されていればこそ。
今回の「丹波竜フェスタ」でも、小林快次先生(北海道大学総合博物館)、
フィリップ・カリー先生(アルバータ大学)も揃って、丹波・及び篠山の
篠山層群が日本有数の恐竜化石の産地であり、発掘をすればするだけの
結果が出せる有望な場所である事を強調しておられました。
また今後の恐竜塾でも、新しい発掘・研究成果がじっくり味わえるような
機会にして行ければと思っています。
2015年12月4日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演
11月29日
瑞浪市化石博物館にて開催の 「恐竜の模型を作ろう(応用編)」の
講師を担当しました。 メインの講師は私ですが、休暇を利用して研究者さんが
見学に来て下さっていたので、 模型制作の前に化石発掘についての
お話を少しして頂きました。
今回の内容はティラノサウルス骨格模型に粘土で肉付け。
右半面のみに肉付けを行い、左半面は完成後も
骨格が残り、肉付け前後を比較出来るようにします
>私が作った作例。
応用編という事で、資料も本格的なものを用意し、
また筋肉の研究等、論文の内容も紹介したりと
敢えてお話の難易度も上げてみました。
2時間30分という長さにも係らず、皆さんしっかり集中して
作業をして下さった御陰で、色塗りまでする時間の余裕も。
という事で、色を塗りたい人、粘土での作業を続けたい人、
それぞれ自分の判断で時間いっぱい作業して貰いました。
上手に作る事が一番の目的ではなく、 しっかり資料を見る事、
物事の基本を何となくで良いので意識する事、
難しい事に挑戦する事が面白い事でもある事、等を
少しでも経験してくれれば、と思って作ったプログラムです。
参加者のアンケートにも「難しいけど面白かった」という感想が
多く見られたのは嬉しかったです。
また、今回は対称年齢を
「小学4年生以上、もしくは以前の恐竜の模型を作ろう入門編参加者」
という事にしてみました。入門編参加済なら小学低学年でも参加可能なのですが、
予想以上に低学年の子ども達もしっかり2時間30分、集中して作業し 作品を
完成させていました。 この入門編・応用編の組み合わせ開催は、
機会があれば他でもやってみたいですね。
2015年12月2日 / イベント・教室・講演, 博物館・特別展見学
11月28日
名古屋市立科学館で開催の「生命大躍進展」(<東京開催の様子)にて見学オフ会。
10名以上の参加者さんにベテランから若手まで古生物研究者さんが4人加わるという、
なかなか贅沢な企画。
研究者も皆さん絶賛のバージェス頁岩コレクションから皆さんなかなか動けず。
そりゃ研究者によるアレだけ濃い生解説付きならそうなります。
おまけに研究者同士がアレコレ目の前で議論も始める訳ですし。
このままでは時間内に魚類展示にすら辿り着けないのでは、
今日我々は大躍進出来ないのでは、と危惧しましたが、
「生命史全般で見たら、ここ(バージェス)でも十分大躍進とも言えるのでは?」
という意見が出て、妙に納得。結局は、ちゃんと最後まで展示は見学出来ました。
その夜は、恒例?のビストロ・ラブレでの夕食会。
企画者の瑞浪市化石博物館・安藤さんが誕生日という事で、
瑞浪市のキャラクター、そして安藤さんがその仕掛人でもある
瑞浪Mioのデコレーションケーキ!
2015年11月13日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演
11月7日
丹波竜化石工房・ちーたんの館にて恐竜ワークショップ講師を
大野理恵さん(大阪市立大学・大学院)と一緒に担当しました。
午前中は、当社オリジナルのタンバティタニス(丹波竜)骨格シールを使った
骨格組立ワークショップ。
脊椎に肋骨を並べている所。
膝の曲がる方向を解説中。
事前に説明が無いと、意外に間違える(逆方向に曲げてしまう)事も多いポイント。
午後は恐竜フィギュア塗装。
ブラキオサウルスのフィギュアをタンバティタニスに見立てて塗装。
今回は塗装前の色作りに拘る参加者さんが多かった感じです。
午前午後両方を受けると、骨格復元〜生体復元まで一応体験出来る事になります。
全身骨格に肉付けワークショップの竜脚類版もやりたいのですが、
そこそこの価格帯で、かつ教材として私が納得出来るクオリティのものが
見つからないのです。良い物が有れば、是非竜脚類復元ワークショップセットとして
新しいプログラムを作ってみたいところです。
2015年11月2日 / NHFM, イベント・教室・講演
10月31日、「NHFM 第3回・海外自然史系施設見学情報交換会」を開催。
今回は古生物学者・渡部真人先生(大阪市立大学)をゲストに
「ロシア・モンゴル 恐竜博物館見聞記」のタイトルで講演をして頂きました。
開催日がハロウィンという事で、
ちょっと恐竜っぽく見える帽子を
自前で持って来て下さった渡部先生。
モスクワ・オルロフ古生物学博物館の建物・装飾の見事さに特に興味が集まったようです。
ナレッジサロンの落ち着いた雰囲気も良く、その後も引き続きサロンで 懇親会となりました。
渡部先生のトークの面白さは鉄板です(笑)。 明かされる木製恐竜頭骨の謎、狼・サソリより
恐ろしいモンゴルの獣達、 収蔵庫に掛かる虹、そして「恐龍娘」、等等、
まず他では聴く事は出来ないお話満載でした(各内容の詳細は秘密)。
モスクワには以前から行きたいとは思っているのですが、今回の渡部先生の お話を聞くと
一人旅で行けるような、行けないような微妙な感じ(笑)
いっそ渡部先生ガイドでの見学ツアーを組んでしまいたいところです。
タグ: NHFM
2015年9月27日 / イベント・教室・講演
2015年9月13日 / 恐竜女子会
9月10日
東急ハンズ梅田店・ハンズカフェにて
「第3回・恐竜女子会」開催。
(第1回の様子>こちら 第2回の様子>こちら)
これまでと同じく、テーブルの上に大野さん(大阪市立大学大学院)と
私の恐竜・古生物グッズを広げて、それを話のネタに思い思いに
お話して頂く、という主旨です。
お気に入りのグッズを手に取っているうちに、自然にお隣さんと
話が弾んでいるのも毎回の事。
また毎回リピーターさんと新規の方の割合が良い感じなのも
嬉しいです。リピーターさんの新規の方へのサポートにも
随分助けられています。
次回は年内か年明け頃に開催出来ればと思っております。
また是非、宜しくお願い致します。
アレ風の女子会ロゴを遊びで作ってみたり。
”じゅらしっく”ではなく”じょしらっく”。
女子が楽しむので”女子楽”なのです。
下は見本、上の空白にはみなさんそれぞれに好きな絵を
描いてもらえれば、という事で。
2015年9月12日 / イベント・教室・講演
●9月6日
丹波竜化石工房の恐竜ワークショップの講師を担当しました。
午前は、タンバティタニス(丹波竜)骨格組み立て。
シール状になった骨パーツを順に並べて骨格を復元します。
午後はディノケシ・ティラノサウルス頭部復元。
フェバリット社製・ティラノサウルス頭骨消しゴムに
カラー粘土で肉付けをします。
私の作品が掲載&恐竜データ製作でも参加した
ポプラ社「WANDA 恐竜」を持参されていた方が居られたので、
イラスト付きサイン中。