■恐竜復元模型制作ワークショップ at 瑞浪市化石博物館
2015年12月4日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演
11月29日
瑞浪市化石博物館にて開催の 「恐竜の模型を作ろう(応用編)」の
講師を担当しました。 メインの講師は私ですが、休暇を利用して研究者さんが
見学に来て下さっていたので、 模型制作の前に化石発掘についての
お話を少しして頂きました。
今回の内容はティラノサウルス骨格模型に粘土で肉付け。
右半面のみに肉付けを行い、左半面は完成後も
骨格が残り、肉付け前後を比較出来るようにします
>私が作った作例。
応用編という事で、資料も本格的なものを用意し、
また筋肉の研究等、論文の内容も紹介したりと
敢えてお話の難易度も上げてみました。
2時間30分という長さにも係らず、皆さんしっかり集中して
作業をして下さった御陰で、色塗りまでする時間の余裕も。
という事で、色を塗りたい人、粘土での作業を続けたい人、
それぞれ自分の判断で時間いっぱい作業して貰いました。
上手に作る事が一番の目的ではなく、 しっかり資料を見る事、
物事の基本を何となくで良いので意識する事、
難しい事に挑戦する事が面白い事でもある事、等を
少しでも経験してくれれば、と思って作ったプログラムです。
参加者のアンケートにも「難しいけど面白かった」という感想が
多く見られたのは嬉しかったです。
また、今回は対称年齢を
「小学4年生以上、もしくは以前の恐竜の模型を作ろう入門編参加者」
という事にしてみました。入門編参加済なら小学低学年でも参加可能なのですが、
予想以上に低学年の子ども達もしっかり2時間30分、集中して作業し 作品を
完成させていました。 この入門編・応用編の組み合わせ開催は、
機会があれば他でもやってみたいですね。