■近畿古脊椎動物学ゼミ
2019年11月25日 / その他
京都大学の近畿古脊椎動物学ゼミ、通称骨ゼミ
今回はスナメリの食性についてのお話でした、
古脊椎動物学のゼミですが、こうして現生動物についての研究発表もあり、
とても良い勉強の機会になっています。
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2019年11月25日 / その他
京都大学の近畿古脊椎動物学ゼミ、通称骨ゼミ
今回はスナメリの食性についてのお話でした、
古脊椎動物学のゼミですが、こうして現生動物についての研究発表もあり、
とても良い勉強の機会になっています。
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2019年11月18日 / その他
先日の動物学会会場で購入。
ちょうど「犬が星見た」を読んでいたので、ロシア旅行記繫がり。
フィンランドやロシアの博物館に専属の剥製士がいる場合がある事を紹介した上で、
日本の博物館には剥製士やその他展示物製作の専任の役職がほとんどいない事に
言及されています。私もドイツでは博物館専属の剥製士やその他標本製作士、
私のような復元模型製作士に、台北動物園でも剥製士さんにお会いしました。
アメリカではそういった経験は無いのですが、世界剥製大会が行われているので、
剥製にもクオリティの高さが求められている、またそういったものの需要がしっかりある
(仕事として成立出来る)、という事かな、とも思っています。
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2019年11月12日 / その他
帯がパンチ効いてます(笑)。勿論内容も帯に全く負けていません。
ドゴラの章の出だしの文章が良いですね。ドゴラ愛ダダ洩れ。
倉谷先生は文章だけでなくお話もとても面白いので、
今回の本を題材にしたトークイベント等あれば良いのなぁ、と思ったりです。
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2018年10月24日 / 博物館・特別展見学, 海外, その他
アメリカから帰国しました。
ヒューストン自然科学博物館、ニューメキシコ自然科学博物館、
アルバカーキ動物園見学、そしてSVP(古脊椎動物学会)参加でした。
各施設・学会については、また後日このブログで紹介します。
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2017年8月4日 / その他
友人・Markus Bühlerさんのfacebook記事のザルツブルグ自然博物館画像に
鼻行類展示を発見(Bühlerさんと私の出会いについてはこちら)。
Bühlerさんの許可を得て画像使用。
ダンボハナアルキ、ランモドキも!
で、この鼻行類・ナゾベームの傍らに置いてあるオレンジ色の鼻行類の本。
これって、あの「オレンジ色の怖い本シリーズ(と個人的に呼んでいる)」の本では?
とすれば、あの研究書体裁も納得。
「怖い」理由は内容とお値段。
画像左は私が所有の板皮類(俗にいう甲冑魚)本、右&2枚目は異歯亜目本。
ここの本を買い始めると、古生物好き人生引き返せない感。
私も中身を見ずに買うのは流石に冒険過ぎで、研究者さんに見せて貰ったり、
学会の出店ブースで実物を見て少しずつ買い集めています。
ネット等で大概の論文の図版が見れてしまう昨今にあっても、
未だに「こんなの載ってる!」と驚く事はありますし、
それぞれの分類群の総覧という意味で、これほど纏まっている資料はまずありません。
お魚系だと、青くて怖い本もありますね。
魚竜の巻は、著者の1人で魚竜の世界的権威・藻谷先生のサイン入りなのです。
さて、鼻行類の本ですが、「研究書」という完成度のためにあの出版社&あの装丁で出したのか、
それともあんな酔狂な本を出すのがあそこしか無かったのか、
その辺の経緯を知りたいです訳です。個人的には前者だと思うな~(だったら楽しいな〜)。
改めて思索社版「鼻行類」を見てみると、翻訳の日高敏隆先生のあとがきに
疋田努先生への謝辞発見。そうだったんだ。
そういや疋田先生って「新恐竜」「フューチャー・イズ・ワイルド完全図解」の監修者ですもんね。
なんかいろいろ納得(<もっと早く気づけ!)。今度、お会いしたら、またいろいろお話聞かなければ。
しかし、翻訳・日高敏隆&羽田節子、サポートに垂水雄二&疋田努、というチームは
当時この本を翻訳するにはベストメンバーじゃないでしょうか?
稀代の奇書・名著をこの面々の翻訳で読めるのは幸せな事です。
研究者が本気でついたウソを、他国の研究者が本気で翻訳する。
カッコイイじゃないですか!
ザルツブルグには他にも怪しいのが・・・・
Bühlerさんオススメの博物館の一つはウィーンの自然史博物館。
なので、ザルツブルグと合わせてオーストリアには一度行ってみたいです。
以前は世界剥製大会もザルツブルグで開催してましたよね。
そういう時に合わせて行くと、お得かも知れない。
これはアメリカ開催の世界剥製大会のレポート動画
(以前やっていたUst配信から。他の回は現在公開しておりません)。
そういや、「アンソニー世界を喰らう」のウィーンの回も
妙に楽しそう&美味しそうだったんですよね〜。
そして、Bühlerさんからは「フランス・ストラスプール動物学博物館にはこういうのもいるよ」と
ハナススリハナアルキ!
オリジナルよりも良い感じにリアル&嫌な感じ・・・。
ウィーンだけでなく、ヨーロッパをウロウロしてみたくなります。
という、鼻行類スタートの一連のツイートに加筆して纏めました。
おまけ
Bühlerさん製作のツチノコ。詳細はこちら。
なんでまたツチノコなのかの理由はブログに書いてませんでしたね。
それはまた別の機会に。
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2017年6月8日 / イベント・教室・講演, その他
5月27日は、台湾人形劇「金光」シリーズ・第二回ファンオフ会でした
(第一回の様子はこちら )。
会場のナレッジサロンのスタッフさんが、人形操作に挑戦中。
小規模な集まりにも関わらず、遠方から参加の方も多くて驚き&感謝です。
二次会は会場の都合で二手に分かれてしまったのが残念でしたが、
今回ご一緒出来なかった方はまた次回に!
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2017年2月25日 / その他
ベルギー王立自然科学博物館のKoen Stein氏が、
大阪市立自然史博物館の林昭次氏と共に私のアトリエに見学に来られました。
Stein氏は、先日の日本古生物学会ではロシアのハドロサウルス類について
発表されていました。
Stein氏とはSVP(古脊椎動物学会)で面識がありましたが、
ゆっくりとお話するのは今回の来日の際が初めて。
復元模型や造形にも興味があり、私の英語の表現力の
足りない部分も的確に補って理解して、さらにそこから話を
展開して下さるので、本当に助かりました&楽しかったです。
恐竜でベルギーと言えばコレ!の
当社製作イグアノドン骨格模型と。
私が原型製作したフィギュア(サウロロフス、タンバティタニス(丹波竜)、
タルボサウルス)をプレゼント。
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2017年1月25日 / イベント・教室・講演, その他
1月21日は、大阪市立大学・大野さんと
豊中市子ども読書活動フォーラム・小林快次先生の講演会のお手伝いに。
会場に展示された標本等の見張り&簡単な解説係です。
見張り&解説しながらナノティラヌスの頭骨レプリカを
じっくり見る事が出来て役得。
講演終了後のサイン会の小林先生。
小林先生はご自分の講演だけでなく、第一部の子ども達の
発表会にも出席、コメント等もされていました。
講演後の質問タイムには結構長めの時間が取られていましたが、
それでも全員は対応出来ないくらいの数の手が上がり続けていました。
事前に募集されたアンケート結果。
カリスじゃなくてケリスなの!?という素敵なチョイス。
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2017年1月3日 / その他
今回は私の知人の作品紹介です。
「ゴジラ対メガロ」版ゴジラ
以前紹介したインドミナス改造作品を製作されたmorinao氏による作品です。
ビリケン「メカゴジラの逆襲」版ゴジラソフビからの改造。
元々、「メカゴジラの逆襲」のゴジラのキグルミは、「ゴジラ対メガロ」のものをベースに
「ゴジラ対メカゴジラ」を経て使用されたものなので、今回の作品の
「メカゴジラの逆襲版をメガロ版に改造する」というのは、その逆になります。
この元になったソフビの原型師・須合氏の作風が好きで、今も部屋に飾ってもいます。
最初に「ビリケンのソフビの改造だよ」と言われた時も
「ああ、なるほどね〜。アレ、良いですよね。キグルミもベースは一緒ですもんね。」
なんて判ったような事を言っていましたが、後日送って頂いた改造前&後の
2体をならべた画像を見て、実際はそんな生易しいものでは無い大改造である事に驚きました。
もっと現場でその辺の凄さも判っておくべきでした・・・・。
私にとっては、この数年内に見た立体作品の中でも、特に気に入った作品の一つ。
作品を見た時に「笑った」&「楽しかった」作品では間違いなく一番です。
「可笑しいから」でも「凄いから」でもなく、何せ幸せそうな作品で、
思わずニヤニヤし、またそれを真剣かつ愛情たっぷり(そしてその愛情のベクトルの
向きも不思議)に語るmorinao氏の静かな熱気に、もう言葉が無く笑うしか無かったのです。
しかも、笑いつつも「まさかメガロゴジラで、こんなに感動するとは!」
という自分の中の戸惑いと、その魅力を製作者と共有してしまっている、
ある種の「やっちまった」的共犯感。
イチからの造形でなく、既製品からの改造作品にこれほどまで
心揺さぶられるとは思いませんでした。
「ここまで出来るならイチから作った方が早いのに」というくらいの手の込み様なのですが、
個人一人の想いが煮詰まったフルスクラッチ作品ではなく、既製品という他人の個性、商品としての
作りの上に明後日方向の愛情を加えた結果の上品なカオス感が、
morinao氏の改造作品ならではの魅力なのかも知れません。
絶妙な顔つき。凛々しいだか優しいんだかカワイイんだか、判らない。
良い横顔。こちらも何とも言えない顔つき。
敢えて言うなら「真剣にのほほん」顔。
本当に素敵な作品なのですが、不思議と「欲しい」とは思わないんですよね。
この作品は製作者本人の手元にあってこそ、という気がします。
販売が目的でも無く、人に見せる事や評価される事が第一でもなく、
とにかく自分のためだけに自分の欲しいもの・見たいものを作るという、
物を作る事の楽しさの大切な一面を改めて教えてくれた作品です。
この作品を見たときはニヤニヤしながらも、その製作動機の自由さが羨ましく、また悔しくもあり。
そこでこの作品への私なりの返答として、「自分という客」のためだけに作ったのが
「恐竜100万年版アロサウルス」です。
顎を開閉選択式にしたのは、恐らくmorinao氏の可動を重視する
作風の影響かと思います(一箇所くらい動かないと、「負け」のような気もしましたし)。
ちなみに、morinao氏は業界では「知る人ぞ知る」の方。
最近は某模型雑誌にバンダイ「怪獣王・シンゴジラ」改造作例記事が掲載されています。
・・・・
「ゴジラ対メガロ」の公開年は1973年。
私の生まれ年でもあります。なので「俺、メガロ年生まれかぁ」と
他の年生まれの方がちょっと羨ましく思ったりもしていましたが、
この改造作品を見てそのあたりがスッキリと憑き物が墜ちたような気がします。
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2016年12月10日 / イベント・教室・講演, その他
こんなに人も人形も集まって下さるとは!
オフ会を一緒に企画して下さったしゃおるんさんが、DVD上映&画像の公式使用許可を
取って来て下さいました!という事で、会場では映像鑑賞会も!(というか、流し放し)。
初めて台湾で人形劇・布袋戯に出会った時は、
まさか自分が日本でオフ会を企画する事になるとは思いもせず。
しかも「金光」オフ会としては(多分)日本初。
勿論、私一人で出来た事ではなく、しゃおるんさん他、「金光」シリーズファン先輩方の
サポートあってこそ。
「場所さえ押さえれば、あとは多分どうにかなる!」でしたが、想像以上に「どうにかなった」、
いや「参加の皆さんがどうにかして下さった」です。
参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
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