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『ジャバウォッキー』・『Dino Base』

2007年5月29日 / その他

●当ブログでもお馴染みの飛車さんこと
久正人さんの新刊『ジャバウォッキー』1・2巻同時発売となっております。
絵のタッチ・表現、隠しネタ満載の設定、
独自の世界観、久先生にしか描けない作品です。
是非、お手に取ってみて下さい。
、、、、と、普通ならここで終わりですが、
今回、久先生の復元模型(=著者近影用模型)を
製作させて頂きました。
折り返し部分に掲載なんで、
立ち読み出来る書店ならいざしらず、
カバーしてある場合は買わないと見れませんので、宜しく。
大阪のコミック専門店を
いくつか回ったんですが、どこも1巻が品切れ。
で、やっと見つけたのが信長書店。
なんかインモラルな物買っちゃった気分。
●イギリス・ブリストル大学・地球科学部門製作の
『Dino Base』において、各恐竜の説明用
イメージに協力させて頂きました。

ギガノトサウルスジョバリアエイニオサウルス
データベース以外にも、最新ニュースや、
研究者のブログへのリンク等、
充実した内容のサイトです。
今後、恐竜のデータを検索する折には
欠かせないサイトになりそうです。
データベースにイメージがまだ無い恐竜、
造りたくなっちゃいますね。

アシスタント 2日目

2007年1月9日 / その他

2日目と言っても、基本的には1日目と一緒。
詳しくは、荒木さんのブログを。
荒木さん作品講評中。

IMGP3588.jpg

教室の最後には、荒木さんが1人1人の作品を
皆さんに見せながら、作品の講評をされるのですが、
これがなかなかの名調子。
1日目に見学に来られたタブリンさんが
「いや~、聴き惚れた!!」」と言われたのに同感。
途中で集中力が切れた子供さんに代わって、
後半殆ど1人で作り上げたお父さんが、
完成した作品を「仕事をやり遂げた男」の
表情でじっくり眺めている姿が印象的。
っていうか、自分も作品完成の時は、
同じ事を同じポーズでやってる、多分。
参加者・会場の「わたしの仕事館」スタッフの方々、
皆さん良い方ばかりで、2日間、楽しく過ごさせて
頂きました。またこういう機会があれば良いなと。

アシスタント 1日目

2007年1月7日 / その他

以前にも紹介した、荒木一成さんの
恐竜模型教室のお手伝いを2日間する
事になり、今日はその1日目。
全くの素人さん、しかも親子連れの参加者に
どういう内容で造形を教えるのかと
興味と心配が半分ずつでしたが、
そこは流石は経験豊富な荒木さん。
無駄無く、無理無く、それでいて中身の濃い
内容で、2時間の教室にも関わらず塗装まで
辿り着く参加者も。
アシスタントの私やSHINZENさんも、
その段取りに乗ってしまえば良いので、
意外にアドリブも少なくて済んだり。
また、お子さんの手伝いをする内に、だんだん
眼が真剣になってくる親御さんが微笑ましく、カッコイイ。
という事で、初日の様子は荒木さんのブログを。
今夜は会場近くのホテル泊。
昼食時、私がソフトクリームを食べようとして
時間の都合で泣く泣く諦めた事を覚えていたSHINZENさん、
ホテル到着後「近所にミニストップがあったんで、
ソフトクリーム食べに行きましょう!」
と誘いに。
良い奴やなぁ、アンタ。
そんなSHINZENさん、今、隣の部屋でワンフェス用の新作
造ってるらしいです。頑張れ~!壁越しに応援してるぞ~。

あれから240年

2007年1月4日 / その他

まずは、年賀状頂いた皆様、ありがとうございます。
「出さない宣言」しておいて何ですが、
貰っちゃうとやっぱり嬉しいです。
お互い年賀状を出さなかった皆さん、
今年中に是非どこかでお会いして、その時に年始の
挨拶をしましょう。とりあえず、2月のワンフェスまでは
模型業界松の内、って事で(ダメ?)。
では、事件収束後240年、
それに去年やり残した事なんで!
『ジェヴォーダンの獣』祭り
uIMG0001.jpg

前回観た時は、造形作業しながら
途中何度も中断入れてだったんで、
2時間越えを一気に観たらキツいかな、
と思ってましたが、やっぱり良いよ。
一度目よりも印象良くなったって。
ネットで検索掛けると、あまり芳しい
評判が無いんですが、既製の映画の枠や
見方で語るとイカンと思うのですよ、この映画。
どう見てもカレーなのに、実はハヤシライス。
カレーを期待すると肩すかしだけど、
ハヤシライスの味に目覚めると病み付き、みたいな。
この映画一本だけで一つのジャンルを確立しかねない。
史実に元を取ってはいるものの、いろんな要素を
ぶち込んで荒唐無稽、でも映画としては極めて王道、
衣装・セット等の美術に独特の美しさ、という点で
似ているのは『魔界転生』『ドラゴン・イン』、
どっちも大好きな映画。
キャスティングに間違いが無い点も共通
(『魔界転生』の宮本武蔵はちょっとアレな気もするが)。
出来がどうの、というより存在が凄い映画なんだけどな、個人的には。
で、以下ネタバレ含みますので、注意
(コメントもネタバレOKで)。
______________________________
続編なんてこれっぽっちも考えてない
キャラクターの使い切りっぷりが気持良い。
出て来るキャラクターほぼ全員、良い事悪い事、
やるべき仕事やりきって終わるし
(モニカ・ベルッチの仕込み扇子、カッコイイ!)。
おかげで、結構救いの無い話にもなってますが、
じゃぁそこでハッピーエンドにしてたら
良いかと言えば、決してそうじゃない。
「映画にバッドエンドやネガティブな要素を
 求めない、映画はカッコ良くて綺麗で楽しくてナンボ」
が持論の私でも、この映画の展開には納得してます。
トマ・タブシェ(若公爵)も、
そもそもジェヴォーダンの獣事件の
背景をあの時代性に求める脚本では、
ああならざるをえないはず。
さて、ここから蘊蓄。
まずは、主人公・グレゴワール・ド・フロンサック。
博物学者にして医学の心得もあり、
格闘・戦闘能力も抜群、絵も上手い、とまさに典型的な
万能主人公ですが、モデルのような人物が実在します。
映画の年代とほぼ同じ頃のフランソワ・ルヴァイヤンがその人。
南アメリカで育ったためかインディオの
吹き矢を使いこなし、フランス王立動植物園の職に就いた後は、
アフリカを旅して旅行記を出版、また今でも評価が非常に高い
動物学書を数々製作、ヨーロッパ人として
初めて野生のキリンを仕留めた人物でもあります。
直筆のキリンの絵が残っており、まさにそのままフロンサック。
18世紀後半というのは、博物学においてフランスが
西洋文化園をリードしていた時代。
劇中、フロンサックに貴族が「ビュフォン君は元気かね」
と尋ねるシーンがありますが、ビュフォンといえばこの通りの方
著書の『博物誌』は、18世紀にフランスでもっとも
売れた本の1つで、インテリ家庭にはたいがい1セットあったとか。
当時の博物学書というのは、1セットで今でいう車1台分の
価格がザラなので、持ってるだけで金持ちの証。
ちなみに、リンネ、ルソー、日本では平賀源内が同時代人。
ニュートンが1世代前で、1世代後が進化論のダーウィン。
余談ですが、ラマルクってビュフォンの子供の
家庭教師してたそう。女の子口説くときのネタにどうぞ。
さらに余談。フランスの博物学に対する熱意は、
フランス革命後も消える事無く、その後には
ナポレオンの指揮の元、あの『エジプト誌』を生み出す事になります
以前、その『エジプト誌』実物を直接手に取って
観る機会があったんですが、あれはもう本ではなくて
完全に工芸品・美術品・盾(防御+10 素早さ-20)
でございました。スンゴいデカイし重いし。
ちょっと無理言って、鳥類画の名手と言われるバラバン描く
ワシ・タカ類の画も見せて貰いましたが、
この当時の博物画の約束に則って原寸大(だったはず)
なのでやっぱりデカイ。
ここら辺のさらなる蘊蓄は、荒俣さんの『ブックライフ自由自在』を是非。
前述のルヴァイヤンが仕留めたキリン、
死体はパリに運ばれ剥製にされたそうで、それに影響を
受けたのがラマルク。ラマルク、小ネタ多いな。
毛皮付きマスの話は、17世紀になって
スコットランド人が新大陸に移住するように
なってから、ヨーロッパに伝わったそうで、
実際あの当時結構知られた話のようです。
今のカナダに棲息する、との設定だったそうなので、
このあたりフロンサックの経歴とも矛盾がありません。
まぁ、日本の人魚のミイラのようなネタだったんでしょうね。
劇中、フロンサックがあっさりネタばらしをするのは、
そういう噂を信じないフロンサックの博物学者・
科学者としての見識と、アメリカでの経験、
そしてユーモアのセンスも持ち合わせた
主人公としてのキャラクターを表現したものかと。
劇中登場する「獣」のロボット(アニマトロニクス)が
妙に出来良いな、と思ってメイキング観たら
ジム・ヘンソンスタジオ製!スタジオにはスケクシスが! 
それだけで星1つ追加。
CGも担当しているようですが、そちらはハリウッド等の
他の1流SFXスタジオに比べると、ちょっと甘い。
ただ、ヘンソンスタジオ作品の品格というのが
なんとなく感じられ、それがこの映画の雰囲気に
よく合っているんじゃないかと。
音声に関しては、こちらが日本人だから、というのも
あるとは思いますが、吹き替えの方が良いです。
声と俳優の容姿がバッチリなんですよ。
吹き替えの後にオリジナル(フランス語)聞くと、
なんか違うんだよな~。
と、とりあえずこんな所で。
劇場に観に行かなかったんで、
パンフレット持ってないんですが、似たようなネタ
書かれてるような気がする、、、荒俣宏、鹿島茂あたりに。
参考図書 『図鑑の博物誌』(集英社)
    『大博物学時代』(工作舎)
    『ブックライフ自由自在』(集英社文庫)
             以上 荒俣宏 著
    『博物学の黄金時代』(リン・ハーバー 国書刊行会)
    『世界動物発見史』(ヘルベルト・ヴェント 平凡社)
    『世界贋作大博覧会』(吉村作治 編 ワールドフォトプレス)

あけました

2007年1月1日 / その他

明けましておめでとうございます。

IMGP35790001.jpg

アルケオテリウム
イノシシに近い系統の絶滅哺乳類。
画像に写る最低限の部分しか造ってませんし、
復元としても詰めが甘いので、
「なんちゃってアルケオテリウム」。
ちなみに製作時間ですが、録画していた
「オールザッツ漫才」と「楽屋ニューススペシャル」を
製作中に見終わったと言えば、およその見当が付くと思います、
って、また関西ローカルネタかよ。
と、こんな感じで今年も頑張りますので、
宜しくお願い致します。

忘年会

2006年12月30日 / その他

去年に続き、今年も参加。
今回も誘って貰えるのかと、
M-1決勝進出組発表を待つ芸人のように
ドキドキして待ってましたが、
無事お声を掛けて頂きました。良かった~。
参加者は、荒木一成さん速水仁司さん、銀さん、嶋田さん
(ここまではこの忘年会の元々のメンバー)、
で今回2度目の参加の私にSHINZENさん、さらに初参加の
G-tempest・渡辺さんネコワークス・井上さんの計8人。
井上さんとは、随分以前からお互いのキットを
買い合ったりと面識はあったんですが、ワンフェス会場以外で
ゆっくり話をするのは初めて。
ちょうど古代ザメを造っている最中だったので、
サメに詳しい井上さんに色々相談。
また、前回の記事で紹介したZillaのキットを
仮組した物を皆さんに見て貰った所、
速水さんからシッポの流れ、構成を褒めていただきました。
速水さんといえば、カッコイイポーズ・空間構成に関しては
造形業界のトップの技量の持ち主。
さらに、私にとっては子供の頃から憧れていた
原型師でもある訳で、そんな方に例え作品の一部でも
評価されるというのは、嬉しいどころか、
ちょっと泣きそうになったよ、マジで。
そして、荒木さんからは、怪獣作品を見せた時は恒例の
「怪獣に専念して、恐竜は止めちゃえ」という
励ましの言葉を頂きました(笑)。
これを聞かないと、なんかちょっと落ち着かない。
銀さん、嶋田さんは何かと気を使って頂き、
それでこの忘年会は私のような新参者でも
本当に居心地が良いんですよね。
来年もこの忘年会に堂々と参加出来るように頑張らないと!

ナースが来た

2006年12月18日 / その他

ナースといっても宇宙竜じゃなく、看護婦さんのほう。
雑誌での紹介や、devi2kさんのサイトを見ていて
気になりつつも購入する機会を逃していた、
はるばるどーるの看護婦さんフィギュア、
在庫発見によるキットの通販再受付の告知があったので
買っちゃいました。

IMGP35770001.jpg

とりあえず仮組み。
少しの調整で自立します。
ベースは着色済み。樹脂石膏という素材で
複製されているので、手に持つとひんやりしていて、
病院・研究室の雰囲気。
この画像では、左右の看護婦さんの右腕を
指定とは逆にしてみています。

IMGP35890001.jpg
こちらは指定どおり。
眼と唇にはコピック&ピグマで簡易に
色をつけました。
ところで、前述のdevi2kさん、ウチの恐竜キットの
お客さんでもあるんですが(ついでにクラフトワーク仲間でも)、
イベントでの購入品の報告を見ていると、
どうも趣味が似通ったところがあるようで
「あ、それオレも欲しいかも」な品が多い。
特に、ここで紹介のプロフェット5&オデッセイ
に関しては、その後イベントで販売されていない事もあって、
羨ましいを通りこして憎いとさえ!
いいな~~~欲しい~~~!

とりえあず出発前

2006年10月16日 / その他

明日から東京経由のカナダ行き。
慣れない事に戸惑ってまして、
あまり面白いネタも思い浮かびません。
毎度、初めての土地に行くとなると
「どんなとこなんだろうな~? 
 ってか、ヤオハンデパートってどんなとこ~♪」
と「我的1997」(艾敬)の歌詞を思い出さずには
いれない訳ですが、今回は時差約11時間の
カナダ・オタワですからね。
ヤオハンデパートどころか
「コスモクリーナーってどんなもの~♪」
な気分(大袈裟な)。
途中、シカゴで乗り換えなので、
人生初海外はアメリカになるんですが、
子供の頃アメリカといえば、ジャンケンに勝って、
クイズに正解しないと来れないとこだったんだよなぁ。
とか、しょーもない事沢山考えて、
初海外前の気分をそれなりに楽しんでます。
コレばっかりは、今楽しまないと
2度目はありませんからねぇ。
ともあれ、次号のTV Bros.の発売日までには
帰ってこれそうなのがかなり嬉しい!
ここまで買い続けてると、1号たりとも逃す訳には
イカンのです。
さぁ、今からipodの容量いっぱいに曲入れるぞ~
(そんなヒマあったらアブスト読めよ!)。

ぶりくら その3

2006年10月4日 / その他

突然、会場内に人集りが。
何かと思って見てみると、テレビでお馴染み千石先生
その千石先生、アクアプラントに現るの図。

MGP3436.06.10.jpg
またこうやって順調に出世して行くんだよ、この人。
業界の先輩としての立場が危うくなる前に、
何か妨害工作考えないとな、、。
その他、購入品。
tentenで販売されていたポストカード。

MGP3439.06.10.jpg
mixiで知り合って、先日の大阪での私の個展にも
来て頂いた、まめしばさんによる作品です。
カメのイラストは、見た人間ほぼ全員が
「写真?、、、、、、、あ、絵だ!」と驚く、
ちょっとした騙し絵状態。上手いなぁ~。
アゴヒゲトカゲの「分かってる」人による
デフォルメも良いですね。
先ほど紹介したオオトカゲ根付の商品版。

MGP3438.jpg
黒色の成形色が渋いです。
さらに、アクアプラントさんからは
宿代としてエンドリケリーT-シャツを頂きました。
カレーを作って貰っておいて、さらに何か貰っちゃうのも
どうしたもんだか。とりあえず妨害工作実行は延期しときますよ。
会場はそれほど広くないんですが、人は多くて室温も高い。
なのにワンフェスに比べて空気が澱んでないのは、
女性の比率が非常に高いせいでしょうね。
4割くらいはあるんじゃないかな。
男女共に皆さん、割合さっぱりした姿で。
今回は完全にお客気分でウロウロしたし、
予想外の方にもお会い出来たし、いろんな動物も
見れたし楽しかったですね~。
トカゲとかカメとかゴキブリが好きな方、来年は是非どうぞ!

ぶりくら その2

2006年10月3日 / その他

はにわや工房金魚ストラップ、3種類に増えました。

MGP3433.jpg

前にも紹介しましたが、赤や黒色は塗装ではなく、
染めて着けた色です。
他にカエルネタも幾つか。着実に上手くなってますねぇ。
居候出店のスカルチュラさんも新作「首吊りカエル」
があったんですが、画像撮りに行ったら売り切れてました。
Count blueMGP3421.jpg MGP3420.jpg
色付きオーブン粘土で制作した
一体一体手作りの作品を販売。
いろんな色の粘土を使って体色や模様を再現、
と言うと簡単そうですが、
そんな生易しいものではありません。
細かい模様や、色のグラデーション、そして
ウロコ等の体表ディテールや皺等もきっちり表現されていて
どうやって作ってるんだか想像が付かない。

MGP3442.jpg
オレンジが綺麗なサビトマトカエルを購入。
家に帰ってじっくり見てみましたが、
やっぱりどうやってんだか分からない~。
まだ続く

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