日本古生物学会in群馬
2012年1月23日 / 恐竜・古生物
1/20-22に開催の日本古生物学会・例会に参加。
20-21日は、富岡市生涯学習センターが会場
RC GRAR、アクアプラントと合同で出展。
ポスター発表会場より
いつも恐竜教室等で一緒に活動する事も多い
大野さん(大阪市立大学大学院理学研究科・
恐竜愛好会「ジェラシックパー君」会長)の発表。
サンゴを専門に研究されています。
恐竜教室で活躍するトリケラパペットも来てます、、、、
でも、画像がピンボケ。申し訳ない。
こちらは、瑞浪市化石博物館の発表。
学会発表としては異色の内容ですが、
多くの方が興味を持っておられました。
当社のOginoが共同発表者として、
私は発表協力者としてクレジットされています。
(*発表の様子は、発表者さんの許可を頂いた上で撮影しています)
22日は群馬県立自然史博物館が会場。
カマラサウルス
マメンチサウルス
ブラキオサウルス
大型竜脚類が3体もある博物館は、日本だけでなく
世界的にも多くは無いはず。
しかも、ブラキオの全身骨格があるのは日本ではここだけです。
ブラキオは、胴体真下に入れます。
これは、本家ドイツ・ベルリンの展示にも無いポイント。
ちゃんとキャプションで新しい研究・学説のフォローも。
ここのブラキオサウルスは、ベルリンのブラキオサウルス・
ブランカイのレプリカなので、ギラッファティタン・
ブランカイに名前が変わる可能性が高いのです。
新生代コーナー。
系統樹に化石を張り付けた、腕足類の進化の展示。
非常に判り易いです。
同様の展示が三葉虫やアンモナイトにも。
「博物学者の部屋」
群馬県博攻略のポイントは、
1・竜脚類全身骨格のような大きな展示物以上に、
小さな展示に珍しい物が多いので、見逃さない事。
2・館内・また近くに食事が出来る場所・店舗が無いので
食料は事前に用意して臨むべし。
3・公共機関での訪問の際は、帰りのシャトルバスの時間を
しっかり確認しておくこと(ちなみに7~9月は、週末・祝日に
加え金曜日もバスがあるそうですが、基本的に
平日はバスありません)。
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そして、アクアプラント製ペルム紀Tシャツも入手。
背中の絵柄がコティロリンクスという、何とも酔狂な図案。
ちなみに前面はディメトロドン。
今回の学会に関しては、こちらも
(というか、こっちのほうが詳しい)。
次回の古生物学会は6月29日、30日、7月1日。
会場は名古屋大学環境学研究科・名古屋大学博物館です。
学会発表は、それなりに難易度が高かったりもしますが、
研究の雰囲気を知るだけでも良い経験になりますし、
研究や研究者さんの存在を身近に感じれれば、
その後、書籍やテレビ、ネット等で古生物の情報に
接する時に少し見方が変わるかと思います。
恐竜や古生物、化石に興味のある方は、是非。