日本古生物学会年会in金沢
2011年7月4日 / 日本古生物学会
7月1日~3日は日本古生物学会・年会参加のため
金沢へ。
1日の夕方、金沢着。懇親会会場へ。
飲んで食べて喋る。
お酒もいろいろ。
で、その後は二次会>三次会。
翌日からは会場を金沢大学に移し、
一般発表。
今回はACTOWで出店も。
STUDIO CORVO、アクアプラント、RC GEAR製品も
並んでます。
現在開催中の瑞浪市化石博物館特別展で
展示されている私の製作したコペプテリクス模型の
紹介等等。
賑わっております。
ACTOWで
ミュージアムショップ用等に製作している
恐竜・古生物カンバッジ&カードセットを
一部販売。今回は3種用意しましたが、
コティロリンクス>ダンクレオステウス>ティラノ、の
順に売れるのは流石は古生物学会(笑)。
ポスター発表会場。
夜間小集会「日本のプレパレーションの現在」
として、日本で化石クリーニングに携わる方、
研究者による発表とディスカッション。
ACTOW・Oginoがコーディネートした集会です。
林原生物化学研究所・河原康浩さんによる
日米のクリーニングテクニックの比較や、
丹波竜の発掘・研究で著名な
兵庫県立・人と自然の博物館からは池田忠広さんによる
プレパレーター育成等の報告。
見事なカエル化石のクリーニングを行った、
和田さんの自家製ツール披露に興味深々の皆さん。
で、やっぱり飲み会。
3日(最終日)は午前中までは学会発表。
学会終了後は、車で瑞浪市化石博物館へ。
所要時間は3時間ほど。
まずは常設展示。
デスモスチルス&パレオパラドキシア。この束柱類の
復元に関しては、今回の学会でも発表、議論がありました。
何度見ても不思議な動物です。
ちなみに、瑞浪は世界で最初にデスモスチルスの
頭骨が発見された地でもあります。
最近、リニューアルされた部分。
クジラ化石も追加されていましたが、画像撮り忘れ(泣)。
立派な標本でした。
こちらは特別展
プロトプテルム類展示。
イラストはmeribenniさん(展示には別の名前で
表示さてますが)。
模型は私が担当。
会場の一角には、瑞浪mioイラスト展も。
なんとアノ人も参加。
見学される時は、mioちゃんの持っている
ハンマーに是非ご注目下さい。
会場のホワイトボードには、見学者さんによる
瑞浪mio・プロトプテルムフォームのイラストが。
なかなか愛されてますな。
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最近はコンスタントに参加を続けているヤマモトさん他、
恐竜・古生物に興味のある美大の学生さんや、
プレパレーターさん達等、研究者以外の学会参加者もあり、
もちろん興味深い学術発表も多く、今回も楽しい学会でした。
イラストが得意、という学生さんに
「ExtinctCreatures」用イラスト・記事に挑戦して
下さいとスカウト。学会まで来る熱心さや知識欲が
イラストに表現出来ればと期待。
一方で、東日本大震災で被害を受けた博物館の
状況や、標本レスキューに関する発表もあり、
これからの活動への大きな課題が提起された
学会でもありました。
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出店ブースで使っていたポップがウチの
荷物に紛れ込んでいました。
「ガイド付き」って、私が展示解説したり
Mioちゃんについて語る訳じゃありません。
プロトプテルム新復元の説明役でした。
ポップは今度、ちゃんと返却致しますので。