いろいろと

2011年2月19日 / 恐竜・古生物


●2月17日
京都大学の古脊椎動物学ゼミに参加。
その後は恒例の飲み会、、、なのですが、
今回はちょっとお仕事相談。
製作中の作品の監修作業を飲み会の席で。
芯(簡易な骨格状態)を研究者さんにお見せして、
その場で修正点を直接書き込んだり、場合によっては
一端バラして再組み立てしたり。
これまでの一般的な復元とはちょっと違った
イメージになりそうで、これからの作業が楽しみ。
「Extinct Creatures」更新しました。
●その「Extinct Creatures」にはイラストで参加して
貰っているヤマモトさんのブログにプロトケラトプスの
イラスト
が更新されています。
林原自然科学博物館開催の「ようこそ恐竜ラボへ!」で
展示されている骨格を基に描かれています。
丁寧に組み立てられており、個人的にとても
好きな骨格の一つです。

RIMG0610s-.jpg
今、大変な状況の林原ですが、その恐竜・古生物研究に
関しては、非常に素晴らしい標本を多数所蔵、もちろん
これまで重要な研究が行われており、また化石の
クリーニングや修復、展示物製作を担当する
プレパレーターの育成とその活動は国内でも
特筆するべきものです。先のプロトケラトプスの
骨格も研究者とプレパレーターが密に連携出来る
林原の組織だからこその精度だと思います。
今後もこれらの貴重な標本の保存・維持と、研究者・
プレパレーター・その他のスタッフの皆さんの活躍が
良い方向で行われる事を願っています。
日本古生物学会
「林原グループにおける
 古生物学研究事業の今後に関する声明」
(pdf)

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