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2011・ラスベガスSVP&ニューヨーク戦利品

2011年12月7日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2011・ラスベガス

まずはニューヨーク編から。

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アメリカ自然史博のバロサウルスTシャツ。
オリジナルTシャツはいろいろ種類がありましたが、
これが一番気に入ったので。
前後にまたがるイラストの配置が竜脚類に合ってます。
と、あれだけミュージアムショップが充実していて
購入したのはコレとガイドブックだけ。じっくりショップを
物色する時間が無かったのと、次のSVPでの買い物を考慮して
荷物をあまり増やしたく無かったんですよね、
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ストランド書店のオリジナルトートバッグ。
デザインは他にもいろいろあります。
ここからはSVP・ラスベガス編

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「STORIA DELLE RICERCHE E DEGLI STUDI
 SUI RETTILI PLACODONTI」
SVP会場ではお馴染みの古書店で購入。
板歯類の研究論文。前回はこの古書店や、他の出展でも
かなり本・資料を買い込んだのですが、今回は
あまりめぼしいものは無し。といっても、やはり
こういう本も手に入るのです。

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これは購入品ではなく、頂き物。
足寄動物化石博物館のオリジナルグッズ・
アショロアトートバッグ。
今回、SVPで発表もされた足寄動物化石博の
安藤達郎さんが自分用に使っておられたのですが、
SVP会場で見せて貰って気に入った私があまりに
物欲しそうな顔をしていたのか、その場で
譲って下さったのです。
大きさもデザインも、何となくアショロアに合ってると
思うのですが。

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今回も頭骨、ゲットだぜ!
ピナコらのさ!
去年はオークションで落としましたが、今年は
化石レプリカ業者さんから購入。
ヨロイ竜は、下顎とか鼻腔のあたりが資料では
判り難いので、こういう資料が欲しかったんです。
ピナコサウルスはそれほど大きく無いですし。
でもヨロイ竜らしいゴツゴツしたカッコ良さも
あって、私にとってバッチリのネタ。
最後は、これも頂き物。

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タイラー・ケイラーさん(シカゴ大学)製作の
ヘレラサウルスヘッド。
縮尺模型。今回、タイラーさんはSVP不参加でしたが、
同僚のエリンさんに預けて下さっていたのです。

SVP・古脊椎動物学会2011 in ラスベガス 3

2011年11月22日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2011・ラスベガス

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発表の合間のブレークタイムは、コーヒー、紅茶、ジュース類が出されます(無料)
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ニューヨーク・アメリカ自然史博物館のディプロカウルスや、実物大サルコスクス復元模型を手掛けたゲイリー・スターヴ氏と新作を見せ合うの図。

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今年の春、ベルリン自然史博物館見学の折、お世話になったハインリヒ・マリソン氏と。今回のSVPでの恐竜の走り方についての発表が話題になっています。ベルリンでお会いした時もそうでしたが、とにかくトークが上手い&楽しいのです。こちらの質問にも、身振り手振りも入れて判り易く解説。
11/5 SVP最終日
最終日は、3年ぶりに復活のバンケット(夕食会。参加は任意)と各授賞式・閉会式、打ち上げパーティーと続きます。
そして、授賞式では、今回は日本人から2人が受賞! かつ、お一人で2つの賞を受賞された方がいるので、日本人が3回、壇上に上がるという快挙。

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左から、松本さん(国立科学博物館)、冨田さん(東京大学大学院)、木村さん(サウザン・メソジスト大学)。
松本さん、木村さんのお二人が今年の受賞者。
冨田さんは、去年のコルバート賞受賞者。サメの研究をされています。今年の受賞者が揃っている所にちょうど居られたので、SVP受賞経験者として一緒に。
木村さんは、2009年のコルバート賞受賞者。今年は、大学院の学生の研究を援助する賞であるMary R. Dawson Grantを受賞されました。
松本さんは今回、コルバート賞とエステス・メモリアル賞の2つを受賞。エステス・メモリアル賞は、Richard Estes氏を記念した賞で、哺乳類以外の古脊椎動物を研究をしている博士課程の学生に研究のために援助が与えられる賞。
コルバート賞は、学生によるSVPでのポスター発表から毎年1人が選ばれます。そしてこのコルバート賞、2008年より日本人が連続受賞、今回の松本さんで4年連続なのです。
今回受賞の発表内容については、ご本人からコメントを頂きましたので、紹介致します。
・・・
「中生代~新生代、コリストデラ類とワニ類の淡水における生態地位争いについて」
有名なチャンプソサウルスが発見されてから100年以上が過ぎているのにも関わらず、コリストデラ類について謎が多くあります。そもそも、何故そんなに新しい標本が見つからないのだろうか(やっと11属が知られるようになった)?見つからないのは、人が見落としているのか、それとも特定の環境にしかいなかったのか?
それらの疑問を掘り下げるために、コリストデラ類が好む環境(産出する環境)がどのような所だったのかを中生代から新生代まで調べてみようと思ったのが、この論文の取っ掛かりでした。

・・・
コリストデラ類を代表するチャンプソサウルス類は、ワニと共に白亜紀末期の絶滅を生き残り、その後、始新世に絶滅した爬虫類として非常に興味深い動物です。また、コリストデラ類全体を見てみると、デザインのバリエーションも多く、日本ではShokawaという種が発見されています。中国から発見されているMonjurosuchusは松本さんの修士課程での研究だそう。コリストデラ類にも興味を持つ方が増えて欲しいとの事。 ここまで読んだ皆さんは、是非これを機会にコリストデラ類、調べてみましょう!
この数年、SVP会場にいると「日本の若手の研究者は凄いな」と外国の方に言われる事があります。その評価の表れが、SVPでの日本人受賞の数々でしょう。一方で、日本国内において、一般的なメディアだけでなく古生物ニュースが頻繁に掲載、紹介されているメディアでも、SVPでの受賞が扱われる事は決して多くありません。現在の日本人研究者の活躍と存在感があるからこそ、私のような研究者でも無い人間がSVP等でスムーズに受け入れて貰え、また今回の出展のような活動の原動力にもなっています。もちろん、こうした優れた研究が、これから日本の国内でも様々な恐竜・古生物の書籍やイベントや、展示にも反映され、私たちをさらに楽しませてくれる事になります。是非、古生物好きの皆さんには、こういった日本人研究者の皆さんの活動にも興味を持って頂き、また応援をして頂ければと思います。
また、今回は東北大震災で被災した博物館の状況を伝えるブースが特別に会場内に設けられました。 国内外で活躍中の日本人研究者の皆さんが交代で解説を担当。SVPの参加者なら、被災した地域に研究上、世界的にも重要な標本が数多くあることは当然知っておられる訳で、多くの方が真剣に解説に耳を傾け、ポスターを見ておられました。 この数年の日本人の連続受賞に象徴される研究者の層の厚さ、優秀さが、これからの被災地域の標本レスキューや施設復興の大きな力にもなる事でしょう。
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授賞式の後は、これも毎年恒例の打ち上げパーティー。4日間の間に知り合いも増えるので、初日のウェルカムパーティとはまた違った面子で話が盛り上がるのが楽しい。

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最後に、今回のACTOW出展ブースで記念撮影。
次回は、ニューヨーク、ラスベガスでの戦利品紹介。

SVP・古脊椎動物学会2011 in ラスベガス 2

2011年11月16日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2011・ラスベガス

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SVP会場かつ期間中の滞在先でもあるホテルは、パリが題材という事もあり、エッフェル塔(実物よりは少し小さいそう)と凱旋門も。

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1日目の夜は恒例のウェルカムパーティー。開催地の博物館で行われる事も多いのですが、今回は会場ホテルのプールサイドで。
その後は、折角だからと夜のラスベガスをウロウロ。

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SVP会場のホテルもかなりの大きさなのですが、他にはもっと凄い規模のホテルが。また、ホテルの前のアトラクションの規模も凄い。
SVP開催地は地方都市の事が多いので、こういう普通の観光っぽい事はあまり無いのです。
SVP2日目。
この日の夜は特にイベントも無し。夕食は隣のホテルの和食店へ。

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うな重。

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カツ丼。器に自信が表れてます。

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ラスベガスロール。どんな具だったか忘れちゃいましたが。
もっと勘違いした和食を期待したんですが、普通に美味しいです。店内は日本語通じます。
3日目の夜は、これも恒例のオークション。

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まずはサイレントオークション。会員が持ち寄った物が並びます。論文集・専門書から、オモチャ、グッズまでいろいろ。 希望金額をそれぞれに付けられた用紙に書き入れ、時間内に一番高額を書きいれた人が落札。

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中には、こういうそのまま博物館の展示に使えるレベルの物も。これは、オクラホマ・サムノーブル自然史博物館で先日展示が始まったアパトサウルス幼体の頭骨のレプリカ。 私が去年落としたコティロリンクス頭骨も、この博物館の出品物でした。今年は誰が落とすのかと思っていたら、、、、、
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平山廉さんが落札! 大学の授業で使う、と仰っていました。

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私は、私の作品も掲載されているマチカネワニ本を出品。 日本語の本にも関わらず、定価以上の入札額でした
(逆側から撮ったので、変なパースですが)。

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サイレントオークションの後は、ライブオークション。出品物の中でも面白そうな物、派手な物がこちらに回ります。 スタッフは毎年コスプレ。今年はフリントストーンやら、プレスリーネタのものやら。

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今年の恐らく一番の目玉&大物。
続く

SVP・古脊椎動物学会2011 in ラスベガス 1

2011年11月12日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2011・ラスベガス

●11月1日
SVP・古脊椎動物学会に参加のためニューヨークからラスベガスに移動。 まさか恐竜・古生物関係でラスベガスに来るとは! ハワイとならんで、北米では縁遠い場所と思っていたのですが。

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空港にもスロットマシンが。
空港からタクシーでSVP会場のホテルへ。

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パリをモチーフとしたホテル。中に入るとそこがすでにカジノ。このホテルのメインのスペース。

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ホテルの中もパリの街並みっぽい作り。レストランやお店が並んでいます。

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学会は翌日から。 前日入りしている研究者の皆さんと軽く夕食にしようかとカフェに。

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でも、そこはアメリカ。軽く、のつもりがやっぱり料理一皿の量が、、、。
それも見越して、さらに軽そうなメニューという事でツナサンドウイッチを頼んだ @ACTOWoginoさんこと、荻野さんでしたが、、、
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出てきたのはこのボリューム。確かにツナには間違いないですが、、、。 味はなかなか良いのです。
アメリカは、多くのお店で食べ残しは持ち帰り可能。この時も各自、持ち帰って夜食・翌日の朝食にしました。
このサンドウィッチを片手にトランプは出来ないよな(まぁ、あの話も怪しいらしいですが)。
この後は、ジャック・ホーナー氏の講演を聴きに、、、、いや、見に、ですね。 流石に学会レベルの講演の英語は十分には理解出来るものではありません。とはいえ、周りを見れば海外の有名な研究者さんがゾロゾロ。学会の雰囲気が高まってきます。
翌日から学会開始。

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今回、ACTOWとしてエキシビションスペースに出展しました。恐竜・古生物や現生動物を題材とした作品を製作し、かつ自主的に学会等へも参加、研究者と交流、学術的な面でのアプローチも積極的に行っている日本人作家として、 小田隆さんRC GEARさんアクアプラントさん、そして私の作品や関連商品を紹介。 恐らく日本からSVPへの出展はこれが初めてかと思います。
尚、今回は去年から撮影禁止の表示が出るようになったポスター発表会場に加え、エキシビション会場も撮影禁止に。展示業者さんによるレプリカの展示や、アーティストの出展等もあり、なかなか毎年面白いのですが、それを今回紹介出来ないのは残念。今回も初めて見る恐竜頭骨なんかもあったんですけれど(自分のスペースに関しては、問題無いだろうという事で、画像を載せています)。
プセフォデルマを展示していた所、開場後早速スイスで板歯類を研究しているという方に声を掛けられる。さらにその方が他の研究者さんも紹介して下さり、板歯類についての最新情報をいろいろ。これまでずっと疑問に思っていた部分もスッキリ解決。 こんな情報があっさり手に入るのは、流石はSVP!
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板歯類情報を仕入れ中。

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ウィリアム・スタウト氏が来店中。やはり、アーティストの方が多く遊びに来てくれます。 海外の研究者さんやアーティストの皆さんからは「今回、オダは来てないのか」と聞かれる事も。 SVPで日本人アーティストと言えば小田さんですからね。
続く

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