作品展初日

2010年11月24日 / 作品展示

「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」
日本・台湾アーティスト合同・動物イラスト・立体造形展
初日の様子を。

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開場から少し経った時間。
開場直後から盛況。在廊作家が多い上に来場者も多く、
場内は常に混雑状態。

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参加作家の一人、小田隆さん(手前)と、
京都大学・疋田努先生。台湾の作家さんの作品の出来に
感心しておられました。

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会場を外から。
作品展に関しては、小田隆さんのブログもどうぞ。
会期中、24~27日は私が在廊しております。
最終日28日の夕方は、小田隆さん、久正人さん、
RC GEARさんも在廊の予定です。

明日から作品展!

2010年11月22日 / 作品展示

明日(11月23日)から作品展
「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」
日本・台湾アーティスト合同・動物イラスト・立体造形展

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外の通りから見た様子。
ギャラリーが趣のある建物ですし、周りは良い感じのお店も
多くあるエリアです。
初日の明日は、日本側の作家は全員在廊の予定
(時間は多少ずれるかも知れませんが)。
また、私も会期中は極力在廊するつもりです。
宜しくお願い致します!

名古屋港水族館>瑞浪市化石博物館

2010年11月21日 / 恐竜・古生物

19日
名古屋でブログ「Extinct Creatures」を共同運営している
meribenniさんと合流。名古屋港水族館へ。

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「歯のあるヒゲクジラ」エティオケタス。
日本でも化石が見つかっています。

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ジゴリーザ
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キタトックリクジラ(現生)。
キタトックリの骨格は初めてみました。
もちろん実物大模型も初めて。
現生&化石種クジラ類の骨格展示が充実しているのです。

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アーケロンも。アーケロン全身骨格は国内では国立科学博物館
にもありますが、名古屋港水族館のは背中側からも見られるのが
ポイント高いです。

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化石種ペンギンの骨格。何気に古生物展示が多い。
トビウオの子供が面白い、というか不思議な感じ。
目玉の一つ、ウミガメ水槽を始め、深海魚等珍しい魚の
展示が多く、遠くからでも訪れる価値のある水族館です。

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素敵な潜水服。
その後、荻野さんとも合流して、東急ハンズ名古屋店内の
地球研究室へ。理科系グッズに化石、鉱物、このコーナーのために
造り下ろされた荒木一成さんの一品物の販売や、RC GEARさん
アクセサリーも。
化石関係に関しては、説明文がなかなかしっかりと書かれていて、
この分野に知識がある方が担当されている事が分ります。

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ニューヨーク・アメリカ自然史博物館のミュージアムグッズも
取り扱い。このバッグを購入。
と、そこで先日「モササウルス研究会」に参加して下さった方と
バッタリ、なんていう嬉しい出来事も。
20日
meribenniさんと共に、瑞浪市化石館へ。

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噂の瑞浪Mioちゃん。特別展開催に合わせて誕生した、
瑞浪市応援キャラクターです。詳細はこちら

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現在開催の特別展の復元画をmeribenniさんが担当
されているのです。

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常設展示のエウリノデルフィス。
他にも常設展示には「え、こんなものが!」と
ちょっと驚きのものもあったり。
と、ここでデジカメのバッテリー切れというアクシデント。
レポートもあっさりめです。申し訳ない。
なので、代わりに

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オマケ。

マチカネワニ模型展示+α

2010年11月18日 / 作品展示

●私が製作、「巨大絶滅動物 マチカネワニ化石
 ―恐竜時代を生き延びた日本のワニたち」
にも掲載されたマチカネワニ復元模型が、そのマチカネワニに実物化石を所蔵・展示している大阪大学総合学術博物館3階にて展示される事になりました。
 マチカネワニは国内の脊椎動物化石として、また世界の化石ワニ類としてもトップクラスの保存状態で、またその大きさに加え、背中の装甲板や頭部形状に特徴のある興味深いワニなのです。大阪大学総合博物館のマチカネワニ化石展示は、その貴重な標本が全身にわたり並べられており見事なものです。是非、機会があればお立ち寄り下さい。その時は私の模型のほうも宜しくです。
●で、そのマチカネワニを研究し、先のマチカネワニ本の著者でもある小林快次さんが、雑誌「Pen」の特集「大人の大学。」に登場。そこで私も参加した「恐竜の復元」もちょこっと紹介されています。こちらも宜しくです。
、只今塗装中。結局一匹しか造れませんでした(泣)。締め切りも近付き、追い込みの方も居られるかと思いますが、お互い頑張りましょう! 皆さんのご参加、楽しみにしております。

作品展、作家在廊日

2010年11月16日 / 作品展示

先日お知らせしたグループ展、
「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」
日本・台湾アーティスト合同・動物イラスト・立体造形展
の参加作家の在廊日についてです.
初日23日は、守亜和由紀さん久正人さんが来られる事に
なりました。もちろん私もいます。
小田隆さんは夕方からかな?
24日以降は極力私が会場いるつもりですが、
もしご来場の際には前日にメールを頂ければ、
翌日の予定をお知らせいたします。
台湾からの作品も無事届き、準備も佳境です。
そんな中、週末の金土は名古屋>岐阜の予定。
瑞浪Mioちゃんに会える!、、、かな?

本の紹介 2つ

2010年11月11日 / 恐竜・古生物

「科学」11月号
特集・恐竜の進化とその時代

2008年のSVPコルバート賞受賞者・平沢達矢さんを始め、
日本人研究者による恐竜と恐竜時代の研究に関する記事が
掲載されています。専門的な内容という事で少し難しい部分も
ありますが、日本でも恐竜研究の最先端が行われ、世界に向けて
発信されている、という事を実感出来る内容になっていると
思います。月刊誌ですので、ご購入希望の方は急がれた方が良いかも。
「びっくりモンスター大図鑑」
このブログでも度々登場している飛車さんこと久正人さんの新刊。
今回は漫画ではなく児童書。といっても「ジャバウォッキー」で
見せた久正人ウソ節は全開。
こちらの久さんブログでも少し紹介されていますが、生物・古生物に
加え歴史・神話までひっくるめて見事にウソついてます。
でも、ツチノコなんて今までのどの説よりも
整合性があるような気も、、、。
このブログを長くお読みの方は、巻末の著者紹介もお見逃し無く。
どこかで見たのがいますよ。
そういや、このお二人とは去年、トークショーやったんですよね。
なかなか凄い組み合わせですが、横で聞いていて楽しかったです。

久々の自主作品展です

2010年11月5日 / 作品展示

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(DMデザイン Satoshi
「日本×台湾 古代×現代 動物×アート」
日本・台湾アーティスト合同・動物イラスト・立体造形展
11月23日-28日
同時代ギャラリー・コラージュ
私以外の参加作家
■日本
RC GEAR
久正人
守亜和由紀
小田隆
■台湾
Skink
Sun
陳捷璘
許書毓
画像の左側は私のプセフォデルマ(絶滅種)、
右は陳捷璘さんのスインホーキノボリトカゲ(現生種)です。
 元々、日本側の5人での作品展として企画したのですが、今年3月の台湾の作家さん達との出会いを何か形にしたい、と考え、日台合同作品展を提案したところ、日本側の皆さんも快く応じて下さり今回の作品展の実現となりました。会場の同時代ギャラリー・コラージュは小さい会場で、展示自体もこじんまりとしたものですが、雰囲気の良い立地なので京都観光も兼ねて立ち寄って頂ければと思っています。
台湾からの展示予定作品もちょっと紹介
Skinkさんの作品2点
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許書毓さんの作品
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画像が小さめなのは、是非会場で実物見て下さい、って事で。
現在のところ、初日と最終日は私は在廊の予定です。
また、他の作家さんの在廊が決まりましたら紹介します。

きしわだ自然資料館特別展「モササウルス」

2010年11月3日 / 恐竜・古生物

本日、11月3日より、
きしわだ自然資料館特別展「モササウルス」始まりました。

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この特別展には、企画段階より関わっていまして、
展示する標本の調査にいろいろな博物館に
資料館の方と伺ったり、研究者さんとお話したりと、
なかなか貴重な経験をする事が出来ました。
また、10月のSVP(古脊椎動物学会)から帰国後は、
ほぼ毎日資料館に通い、展示に関わる様々な作業を
勉強出来たり。
普段、何気に見ている展示も、小規模でも準備は大変なんだなぁ、
という事を痛感しました。これからは、博物館等の展示の
見方も少し変りそうです。
この特別展では、日本で見つかったモササウルス類の標本の
展示に加え、現在カナダ・ロイヤルティレル博物館でモササウルス類の
研究をされている小西卓哉さん監修による最新のモササウルス類研究と、
これまでの研究史、また小田隆さんによるモササウルス類
最新復元画の数々と、小規模ながらも濃密な内容になっています。
特別展「モササウルス」に関しては、ブログもありますので、
そちらも是非!

アクロカントサウルス製作 その4

2010年10月30日 / 造形・イラスト作品

SVPレポートも終わり、アクロカントサウルス製作記事も再開です。

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頭部と胴体がつながり、首の製作です。
首の筋肉に関しては、
“Functional Variation of Neck Muscles and Their Relation to Feeding Style in. Tyrannosauridae and Other Large. Theropod Dinosaurs.” ERIC SNIVELY* AND ANTHONY P. RUSSELL.
を参考にしました。この論文には、ティラノサウルス、アロサウルス、ケラトサウルスの首の筋肉図が掲載されています。今回は系統的に比較的近いアロサウルスを参考にしましたが、体の大きさ、頭の比率からするとティラノのほうが良かったかな、とも。と言っても、そんなに大きな違いは無いのですが。
まず、ざっくりと筋肉の流れを造って、
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乾燥後、その上に粘土を被せてウロコのディテール入れ。
喉の部分はまだ芯の状態です。
(アクロカント製作 その1その2その3

SVP2010 inピッツバーグ 戦利品編その2&まとめ

2010年10月27日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2010・ピッツバーグ

SVPに於いて古生物アーティストに与えられる
ランツェンドルフ賞。
今年は、歴代受賞作品と今年の応募作品が
場内のモニターで見る事が出来ました。

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という事で、今年の私の応募作も。
もちろん、小田さんの作品もありました。
これのお陰で、会場では何度も「アレ、見たよ~」と
声を掛けて貰えました。初めての方と知り合う
切っ掛けにもなったり。
博物館展示用でかつ大作(模型なら実物大とか)が
受賞するのが基本なので、私の作品のような小さいモノでは
最初から勝負にならないのは分っているのですが、
そこはお祭りですから毎年出品しています。
すると、今回のような配慮もあったりするのですから、
いろいろとやってみるものです。
で、今回の目玉戦利品、
3日目夜のサイレントオークションで、、、、、
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コティロリンクス頭骨レプリカ落札!
こんな物が出品されるんですから、流石SVP。
全体的に安めの金額になるオークションとは言え、
これはそこそこの額まで上がるだろうな~、でも欲しい!
と悩んでいると、日本人研究者さんからは
「しっかりした物だから持っていて損はないよ」とアドバイスされ、
私のコティロリンクス模型を知っている海外の研究者さんからは
「アレは君が持っておくべき!」と言われ。
オマケに、このレプリカの出品者が知り合い&
それだけに物に間違いがないのも判る。
という事で覚悟決めて落札に挑戦する事に。
序盤から私ともう一人の2人での競り合いになり、
結果的に金額もそれなりに。
ただ、仮に海外にレプリカを発注をした場合の
輸送費等を考えるとすると、それほど高いという値段でもない、
そんな額です。そもそもコティロリンクスのレプリカ自体が
かなり珍しいかと。後で欲しいと思っても、
簡単には手に入りそうにないし。
ちなみに、オークションの売り上げはSVPへの寄付になります。

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コティロリンクス頭骨レプリカ出品者の
オクラホマ州立サム・ノーブル自然史博物館、
カイル・デービスさんと。
このレプリカを製作したのもデービスさん。
去年のSVPのオークションに出品されていたデービスさん製作の
レプリカ(ペルム紀の両生類の頭骨だったかな?)を
落札出来なかったので、今回はそれのリベンジでもあったのです。

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で、帰国後、部屋の一角に並べて飾っています。
コティロリンクス頭骨レプリカと、今回古書業者さんで購入した
コティロリンクス論文(平山廉さんが見つけて下さったのです)、
そして私のコティロリンクス
自慢しようにも、これを羨ましいと思う人もあまりいないだろうけど、
とにかく私は嬉しいのです! 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年で5回目のSVPとなりましたが、またもや沢山の研究者さん、
学生さんには大変お世話になりました。
近くを通りがかった日本からの参加者さんに
突然通訳頼んだり、面白そうな口頭発表の解説を
してもらったり、食事の時にはご一緒させて貰ったり。
今回は、一人での現地入り、博物館見学、
SVPオプションツアー参加と、初めての事も多かったのですが、
どれも良い経験になりましたし、楽しかったです。
海外の方にも結構知り合いが増えて、近況を聞かれたり、
それぞれの研究の話を聞かせて下さったり。
とても嬉しい半面、英語力の足りなさも切実に。
話す方も相変わらずのカタコト英語ですが、
それ以上に聞き取りがダメなのが問題。
貴重な情報や私の作品の感想を熱心話して下さる皆さんに
申し訳ないのです。
また来年に向けて作品造って、英語も勉強しましょう!
、、、、、で、来年はラスベガスって!

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