久々の古生物本紹介

2011年1月8日 / その他


「The Artist & The Scientists」
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 オーストラリアのアーティストと2人の古生物学者が共同で関わった仕事を、それぞれの立場の見解も含めて紹介しています、、、、と思うんですが、何せ英語なんで「って感じかな~」な理解です。各仕事の項が研究者サイドとアーティストサイドの2つに分けられた構成になっています。
アーティストのPeter Trusler氏は
「Magnificent Mihirungs」「Wildlife of Gondwana」の表紙を含むイラスト等、オーストラリアの古生物本ではお馴染みと言って良い人。今回紹介の本は氏の画集という面もあり、見るだけでも十分楽しめます。
 で、そのTrusler氏のイラストを使った切手が発行されていまして、それは随分前に入手していたのですが、これがまたなかなか凝ったもので。小冊子(といっても、しっかりした作り)状態で、切手に採用されているイラストも別枠で大きく紹介されており、なおかつ
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 と、骨格から始まり、その上に下の透ける紙に印刷された筋肉図、生体図が重なっていくページも(画像は2枚だけ。全部見たい方は、是非その切手か、同じイラストが掲載されている「The Artist & The Scientists」を)。先にあげたオーストラリアの古生物本もどちらも非常に良い内容ですし、良い作品が良い本(造本も含めて)に使われている、見ていて嬉しくなる仕事の数々です。
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 6日は、きしわだ自然資料館特別展「モササウルス」会場にて、古生物の話題を通じてツイッターでやり取りをするようになったお二人とプチオフ会。普段、ほとんど関わる事が無い分野のお話をいろいろと伺えた上に、それが自分にとって参考になる話題も多く楽しい集まりになりました。

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