第2回・恐竜女子会

2015年5月10日 / 恐竜女子会

●5月7日
東急ハンズ・大阪梅田店・ハンズカフェにて
第2回恐竜女子会を開催。
第1回の様子はこちら
開始前の準備中の様子。

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テーブルの上に、講師の大野さんのコレクションや
自作のグッズ(&私の私物も少し)がどんどん並べられて行きます。
これでも最初の予定から半分程に絞ったのだとか。

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フェラーリならぬ”ティラーリ”エンブレムも大野さん自作のもの。

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特に何か話題を提供する訳でもなく、ただ目の前のグッズ等で
思い思いに楽しんで頂ければ、という主旨。
終了後はビルの壁石にある化石を探すプチオプション?イベントも。
年齢は高校生からアラフィフまででしたが、恐竜グッズで
盛り上がっている様子には、年齢差は関係ないようでした。
次は秋に第3回が開催出来ればと考えています。

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参加者さんの靴。恐竜柄は手描き。
パッと見では目立たず、よく見るとガッツリ恐竜柄、というのがお洒落。

4月29日 丹波竜化石工房・恐竜ワークショップ

2015年5月5日 / イベント・教室・講演

●4月29日
丹波竜化石工房・ちーたんの館にて
恐竜復元ワークショップを開催。
午前中は丹波竜・タンバティタニス骨格シールを使った
骨格復元ワークショップ、
午後は恐竜フィギュア塗装ワークショップでした。

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丹波竜恐竜ワークショップ20154292
ここから車で15分ほどの丹波竜発掘現場近くの
丹波竜の里公園も行かれたという参加者さんも居られました。
ちーたんの館の展示にアーケオケラトプスの全身骨格が加わっていました。

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恐竜展見学オフ会&きしわだ恐竜教室デラックス

2015年5月4日 / イベント・教室・講演

●5月16日
大阪市立自然史博物館で開催中の特別展
「スペイン 奇跡の恐竜たち」見学オフ会です。
午前12時過ぎには会場に入ろうと思いますので。
参加希望の方は12時に会場入口前に集合(恐らく入場待ちの
行列は無いかと思いますが、、、)
私が「スペイン 奇跡の恐竜たち」の図録を持っていますので、
それが目印です。
見学会といっても、纏まってゾロゾロ回ると他の方の
迷惑にもなってしまうので、それぞれ自由に見学し、
要所要所でちょっと解説したり、何かあれば聞いてもらったり、
という緩い集まりで考えています。
●5月17日
「きしわだ恐竜教室デラックス」
詳細及び申し込みはこちらから。

茨城県自然博物館・特別展「マンモスが渡った橋」

2015年4月28日 / 博物館・特別展見学

茨城県自然博物館・特別展「マンモスが渡った橋」を見学
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ロサンゼルス、ランチョ・ラ・ブレア・タールピットから発掘された
動物骨格の展示。

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スミロドン骨格。すべて実物化石で組まれています。
常設展示のものを含めると、館内には4体のスミロドン骨格があることに。
ここからは常設展示
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サーベル状の犬歯を持つネコ科動物(セイバー・トゥース・キャット)の頭骨展示。
これだけ集められた展示は珍しいかも。

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ティラノサウルス幼体の頭骨レプリカ。
元になったのは、茨城県自然博と姉妹館提携をしている
ロサンゼルス郡立自然史博物館の標本。

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松花江マンモス。デカい。

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ヌオエロサウルス
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茨城県博を訪れたのは、2008年の
初めての博物館展示用のお仕事を貰った時
以来です。
やはり7年も経つと物の見方も随分変わっていて
前回は気付かなかったような,でも重要な展示を見つけたり。
特別展も氷河期の動物の移動や、そもそも氷河期とは、という事が
じっくりと解説されており、良い内容でした。

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そして、人を猫人間に変えてしまう恐ろしい機械。
グリップを握る手が知らず知らずにネコハンドポーズになるという。

講談社「きょうりゅう ベスト50」

2015年4月24日 / 書籍・商品原型・グッズ

「きょうりゅう ベスト50」が発売になりました。
登場する恐竜・古生物はすべて私の作品の画像です。
私だけの作品で構成された本は、「きょうりゅういっぱい」以来、
これで2冊目。

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1〜3歳児向け&持ち歩き用という事で、サイズがカワイイです。

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児童書は価格が安めなので、自分で何冊も購入して
海外等に行くときのお土産に使うのにとても重宝しています。
今回のこの本は、さらにサイズがコンパクトなので荷物になりにくい&
数を持って行けそうなので、更に使い勝手が良い感じ。
また、「これに載ってるの、全部俺の作品」っていうのが
英語で説明し易いのも良いんですよね(笑)。
イラストならともなく、立体作品で一人の作家の作品で
まるごと構成は海外でもほとんど無いので、結構驚いて貰えます。
対象年齢が1〜3歳児という事ですが、
子供が初めて眼にする恐竜のイメージが自分の作品かも、
というのは嬉しい半面、責任も感じます。そういう時の印象って、
ずっと先まで残ったりしますし。出来るだけの事はしておきたいので、
今回も時間の許す範囲で、撮影前に模型を修正したりしました。

フェバリット新製品・アーケロン&ディメトロドン

2015年4月23日 / お知らせ

フェバリット社のプレヒストリック・ライフシリーズの新商品、
アーケロン、ディメトロドンが発売になりました。
私が原型製作を担当したソフトモデルシリーズ
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アーケロン
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ディメトロドン
こちらは私が製作した原型を参考に開発された
ビニールモデルシリーズ

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アーケロン
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ディメトロドン
(各画像はフェバリット社ホームページより)
それぞれの商品の詳細は、インタビュー記事にて
いろいろお話していますので、そちらを是非。

「恐竜女子会」開催のお知らせ

2015年4月22日 / お知らせ

リターンオブ恐竜女子会
「恐竜女子会」 (ハンズカフェ恐竜・古生物トーク第10回)
2015年5月7日 19:00〜20:30
その他詳細、参加申し込みはこちら
昨年8月に続き2回目の開催です。前回の様子はこちら

ブロントサウルス復活?

2015年4月10日 / 恐竜・古生物

一度は名前が消えてしまったブロントサウルスという学名が
復活するかも、という研究が出ました。
詳細はこちら等。
ブロントサウルス復活の研究&論文紹介(「恐竜の楽園」より) 
ディプロドクス科の恐竜の系統解析を新たに行った、という研究です。
その結果の1つとしてブロントサウルスの属名復活があります。
恐竜の研究に興味のある方なら、英語苦手でも論文ダウンロードしてても良いかと。 
画像も多めですし、ブロントサウルス、アパトサウルスが属する
ディプロドクス科一覧表も判りやすいです。
ちなみにアパトサウルス属とブロントサウルス属の違いは、
現生動物だとゾウ科の中のアジアゾウとアフリカゾウの違いになります。
と考えると、結構大きい違いですね。
ここからは、私がこれまで見たアパトサウルスいろいろ。

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アメリカ自然史博物館のアパトサウルス・エクスケルスス
元々ブロントサウルスとして展示されていたものが、アパトサウルスになり、
今回の研究に基づくと再びブロントサウルスに戻る事になる骨格。

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ブロントサウルス時代の頃の骨格をイメージした模型。
実際の展示では、首はもっと真っすぐでしたが。

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シカゴ・フィールド博物館のアパトサウルス
種は.sp(種不明)だったかな?(解説パネル、撮り忘れた)。
ブロントサウルスとして展示されていたころに
チャールズ R ナイトによって描かれた壁画が飾られています。
カーネギー自然史博物館のアパトサウルス・ルイザエ
カーネギ自然史博には一度行って、このアパトサウルスも見ては
いるのですが、画像のネット掲載は基本ダメらしいので、
スミソニアン博物館のブログから。
こちらは最初からアパトサウルスとして報告されているので、
今回の論文でもアパトサウルスのまま。

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オクラホマ・サムノーブル自然史博物館のアパトサウルス。
手前にサウロファガナクスが被っていて分かりにくいですが。
解説パネルを撮り忘れて種名が確認できないのですが
(アヤクス種で良いのかな?)、
アパトサウルスとしては最大の個体だそう。
今回の論文では、ブロントはアパトよりも基本的には
小さいそうなので、このアパトは多分アパトのまま。
というか、このアパトの画像、良いのが撮れてないんですよね。
もう一回、撮り直しに行きたい。
ペルム紀展示もリニューアルしたようですし。

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東京・国立科学博物館のアパトサウルス・アヤクス。
頭部とシッポの後ろ半分、胴体の左半分は無いのですが、
それ以外はほぼ完全に残った標本を基に復元された骨格。
今回の論文では、アパトサウルスともブロントサウルスとも違う新属新種に
なる可能性があるのだとか。
現在(2015年4月)は国立科学博物館の恐竜ホールは
リニューアル作業中。終了後には展示に戻ってくるのでしょうか?
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私が製作したブロントサウルス旧復元とアパトサウルス現代版復元。
このアパトサウルスは、エクスケルスス種ベースの骨格図と
アメリカ自然史博とフィールド自然史博の骨格を参考にしているので、
今回の論文に合わせるとブロントサウルスに近いタイプかと。
アパトサウルスはサイトのギャラリーへのアップをサボっている間に
名前が変わってしまいそうです。
勿論「ブロントサウルスが復活」 といっても、名前(属名)が
有効になるんであって、ブロントサウルスと呼ばれた頃の
アノ姿(丸顔&山なりの背中)で戻って来る訳じゃないんですよね〜(笑)。
「覚えてる〜? ブロントだよ! 何十年ぶりかなぁ」「・・・って誰?」状態、です。
ブロント>アパトが一般化した頃(1970年代かな?)は、研究の進展で
恐竜復元の変化が大きかった時期(温血説&シッポが上がった頃)ですし、
頭骨もカマラサウルスタイプの丸顔からディプロドクスタイプの
細い顔になりましたから。
こういった系統解析の結果は、反論も想定されるのですが、
大凡納得されている感じがします。
というか、結構研究者の皆さんもブロントサウルス復活を歓迎してるような。

「丹波竜の里公園」開園

2015年3月30日 / 恐竜・古生物

●3月29日
兵庫県丹波市の丹波竜(タンバティタニス)発掘地近くの
元気村かみくげに「丹波竜の里公園」が開園、
そのオープンセレモニーに参加しました。
というか、セレモニーのお知らせが来たので、
セレモニーを”見る”つもりで気楽に現地に到着してみると
来賓席に自分の名前があって驚いたり
(&セレモニーで来賓者として名前も呼ばれて2度ビックリ)。

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「丹波竜の里公園」の目玉は、なんといってもこの
丹波竜・タンバティタニスの実物大模型。
私が製作した模型と小田隆さんが篠山層群・丹波プロジェクトで
製作した復元画を基に、恐竜ロボットで有名なココロ社が製作したものです。
私の製作した模型、フィギュア、小田さんの復元画(全身、頭部、環境復元図)
それぞれの良いとこ取りになっている感もあり、丹波竜・タンバティタニスの
イメージとして最後発ならではの出来にもなっているかと思います。
勿論、それもこれまでの模型や復元画、すべてを監修された
三枝先生の監修があっての事ですが。
全長15mは竜脚類としては中型とは言いますが、こうして実物大で見ると
十分大きいなぁ〜と。
丹波竜の里公園については、こちらの記事も。

「海外自然史系施設見学情報交換会」

2015年3月28日 / イベント・教室・講演

昨日の「海外自然史系施設見学情報交換会」の様子を。

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こちらが会の主旨を説明するまでもなく、開始前の雑談の時点ですでに
良いノリに。
同じ趣味の人を集めて話をする、というなら飲み会でも良いのですが、
ちゃんとした場所と話題を設定して、その話題に集中しての”おしゃべり”は
予想以上に楽しいものでした。
「あそこの博物館は空港からのアクセスが良いので、乗り換えの時の
待ち時間に行きやすい」「何処そこの動物園が今、かなり頑張っている」
「普通の人では、まず絶対辿り着けない場所を敢えて紹介」
「付設の食堂が美味しい施設」等等で、話の尽きない2時間でした
(2次会まで含めれば4時間)。

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そして皆さん、おしゃべりに集中されていて、
用意したお菓子や飲み物が全然減らないという(笑)。
是非、第二回も開催したいと思っていますので。

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