福井県立恐竜博物館・特別展「南アジアの恐竜時代」

2015年10月8日 / 博物館・特別展見学

福井県立恐竜博物館・特別展「南アジアの恐竜時代」を見学。

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プウィアンゴサウルス復元骨格。
日本初公開。
私はタイの学会の時に1度、見ています。
前後肢の足先の復元はちょっと古い感じですね。
「雷竜!」という感じはキライでは無いですが(笑)
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ジンシャノサウルス。
見事な保存状態&クリーニングの頭骨。

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イクチオベナトール。
背中の突起は確かに奇妙な形です。

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タイ産イグアノドン類復元骨格。
複数個体の部分化石からの復元。
組立自体は、今回の特別展の全身骨格の中でも
一番綺麗かと思います。肩周りとかも最新復元な感じです。

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テリジノサウルス類・復元骨格。
部分化石からの復元ですが、テリジノサウルス類の骨格としては
かなりしっかり復元されている印象。
図録の画像とポーズが違うので、
組み直したのかも知れません。
こちらの組立のほうが断然良いです。

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アンキロサウルス類骨格。
発見された実物化石を使った展示。
やはり実物化石は存在感があります。
まだ学名のついていない研究中の標本が
これだけ見られるのは貴重な機会かと。
また、部分化石にも実物展示が多くあり、
そちらも見応え十分でした。

体のふしぎ・トラ編3号&ウマ編3号

2015年10月5日 / お知らせ

「体のふしぎ」 恐竜・動物編の付属解説本の制作に
記事制作・監修の先生方とのやりとり、イラスト手配等で
協力作業をしています。
恐竜編は4号、動物編は3号揃える事で模型が完成します。
トラ編3号とウマ編3号は、それぞれの進化が中心の内容。

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トラ編3号・付属解説本より。

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ウマ編3・付属解説本より。
それぞれの古生物イラストは、絶滅哺乳類、特に大型ネコ科の
イラストで著名なマウリシオ・アントン氏の作品です。
アントン氏とは、2013年のロサンゼルスのSVPでお会いして以来、
何か一緒に仕事が出来る機会があれば、と思っていました。
アントン氏の作品は、研究者による監修済みですし、
またご本人も相当に勉強されて描かれているので、
今回の付属解説本でも監修の先生に安心して提示出来るのが
私としても心強いものでした。
それぞれ3号の進化&絶滅種の記事だけでなく、
1号2号の現生種の解説についても、これだけ纏まった内容は
一般書ではなかなか無いかと思います。

「体のふしぎ」 ステゴサウルス編&ワニ編

2015年9月30日 / 書籍・商品原型・グッズ

付属解説本製作をお手伝いしている
「体のふしぎ」恐竜・動物編のステゴサウルス編・第1号が発売になりました。

ステゴサウルス編全4号揃えると模型が完成します。
解説本監修はステゴサウルス類研究の
林昭次先生(大阪市立自然史博物館)です。
解説本のイラストのメインは、これまでの恐竜編と同じく
柏崎義明さんですが、私の模型作品や山本浩司さん
のイラストも掲載されています。山本さんは瑞浪市化石博物館の
デスモスチルス復元模型や化石種クジラのイラストを担当。
サイト「Extinct Creatures」にもイラストを提供して貰っています。
また、ワニ編・第3号も発売です。

ワニ編は全3号で模型が完成します。
付属解説本は化石種ワニがメイン。解説本監修は
飯島正也さん(北海道大学理学院)。
「ワニの進化」(P4~5)のプロトスクス・デイノスクスのイラストも
山本浩司さんです。

「第3回・海外自然史系施設見学情報交換会」のお知らせ

2015年9月28日 / その他

「第3回・海外自然史系施設見学情報交換会」のお知らせ
次回は10月31日(土)大阪・梅田にて開催。
古生物学者・渡部真人先生をゲストにロシア・モンゴルの博物館の
恐竜・古生物展示のお話をして頂く予定です。

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会場へのアクセス、申し込み等はこちらから。

古生物トーク・夕食会in名古屋

2015年9月27日 / イベント・教室・講演

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名古屋で古生物トーク・夕食会です。
申込は
lima_cina☆yahoo.co.jp
(☆を@に代えて下さい)、
安藤まで。
ビストロ・ラブレでの夕食会、前回の様子はこちら
翌日29日は、瑞浪市化石博物館にて恐竜復元ワークショップ。
今回は応用編としてティラノサウルス全身復元です。
詳細・申込等はこちら(内容詳細公開・申込開始は10月1日です)。

日本動物学会in新潟〜長岡市立科学博物館

2015年9月24日 / 学会

9月18〜19日
日本動物学会に、RC GEAR、アクアプラントと共同出店。
学会自体は17日からだったので、私は1日遅れで会場入り。

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私のスペース。
私が原型担当のフェバリット商品の展示(販売は無し)と
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が出し物。私の作品のドレパノサウルスを展示・解説します、という主旨。
ドレパノサウルス論文の前肢・肩?の骨格図版をお見せした時の
皆さんのリアクションが楽しかったです。
ドレパノは、前肢と尻尾の爪はオモテ目玉、肘と肩がウラ目玉、
というお話等を。

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RC GEAR。
恐竜アイテムは全くの不人気で、プラナリア、カタユウレイボヤが
大人気。というか、そもそも動物学会の方と相談で用意したアイテムだそうです。

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アクアプラント。
こちらもカワイイ系哺乳類の人気はイマイチで、
昆虫や爬虫類が人気。
物販コーナーのご近所さんに、学会会場のコーヒーサービスの
紙コップに落書きして貰いました。

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アクアプラント
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RC GEAR
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パイライトスマイル
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観察日記
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そして私です。
動物学会は初参加、古生物メインの私とは基本的には
分野違いになるのですが「楽しいアウェー感覚」を満喫。
とはいえ、少ないながらも知り合いやお世話になっている先生も
居られましたし、共通の知り合いのいる方とも出会えたり。
物販コーナーの立地&雰囲気、学会規模に対する出店数、
忙しい時と暇な時の緩急の良さも絶妙、
そして新潟の魅力もあり楽しい学会でした。
学会翌日は、長岡市立科学博物館へ。
私が1/10雛形を製作した
長岡市・妙見町産ダイカイギュウ実物大模型を見学。

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RC GEARさん、アクアプラントさんと記念撮影。

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長岡市立科学館博物館のダイカイギュウ愛称ミョウシー・クリアファイル。
イラスト&デザインは今回の動物学会にも出店していた
パイライトスマイル。博物館入口の顔出しで記念撮影すると貰えます
(が、数量&期間限定配布で、このシルバーウィークで無くなりそうとの事)。
で、新潟と言えば食べ物!
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ラーメンを2軒ハシゴしたり
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「おいしいごはん」(と、メニューに載っていた)、
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日本酒&お魚、
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栃尾の油揚げ
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寺泊の海鮮丼
その他、笹だんごや新米おはぎ等等、堪能しました!
美味しいお店情報は新潟在住の研究者さん・学生さんの御陰です。
また、今回の新潟行きでの思わぬボーナス・トラックは
『凹凸形の殻に隠された謎-腕足動物の化石探訪』著者の
椎野先生とガッツリお話出来た事。著書を読んで以来、
一度お話をと思いつつも学会で声を掛けるタイミングが無く、
だったのです。今回、その機会を作って下さった
放散虫の松岡先生にも感謝なのです。
新潟には、また何か用事を(無理にでも)見つけて行きたいと思っています。

今回の新潟行きはアクアプラントさんのほうでも
レポートがあります
ので、そちらも是非。

新作・ランフォリンクス

2015年9月16日 / 造形・イラスト作品

Rhamphorhynchusランフォリンクス恐竜古生物
新作・ランフォリンクスをギャラリーサイトに更新しました>こちら

第3回・恐竜女子会

2015年9月13日 / 恐竜女子会

9月10日
東急ハンズ梅田店・ハンズカフェにて
「第3回・恐竜女子会」開催。
(第1回の様子>こちら 第2回の様子>こちら
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これまでと同じく、テーブルの上に大野さん(大阪市立大学大学院)と
私の恐竜・古生物グッズを広げて、それを話のネタに思い思いに
お話して頂く、という主旨です。

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お気に入りのグッズを手に取っているうちに、自然にお隣さんと
話が弾んでいるのも毎回の事。
また毎回リピーターさんと新規の方の割合が良い感じなのも
嬉しいです。リピーターさんの新規の方へのサポートにも
随分助けられています。
次回は年内か年明け頃に開催出来ればと思っております。
また是非、宜しくお願い致します。

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アレ風の女子会ロゴを遊びで作ってみたり。
”じゅらしっく”ではなく”じょしらっく”。
女子が楽しむので”女子楽”なのです。
下は見本、上の空白にはみなさんそれぞれに好きな絵を
描いてもらえれば、という事で。

恐竜ワークショップat 丹波竜化石工房.9月6日

2015年9月12日 / イベント・教室・講演

●9月6日
丹波竜化石工房の恐竜ワークショップの講師を担当しました。
午前は、タンバティタニス(丹波竜)骨格組み立て。
シール状になった骨パーツを順に並べて骨格を復元します。

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午後はディノケシ・ティラノサウルス頭部復元。
フェバリット社製・ティラノサウルス頭骨消しゴム
カラー粘土で肉付けをします。

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私の作品が掲載&恐竜データ製作でも参加した
ポプラ社「WANDA 恐竜」を持参されていた方が居られたので、
イラスト付きサイン中。

ケラトプシア(角竜)類・頭部イラスト

2015年9月11日 / 恐竜・古生物

ケラトプシア頭部
付属解説本のお手伝いをしている「体のふしぎ」
トリケラトプス1号目の付属解説本用に描いたものです。
ケラトプシア(角竜)類の頭部のバリエーションを表すイラストが急遽必要となり、
私が描きました。といっても、この時の解説本協力の
藤原慎一さん(名古屋大学博物館)が資料と自ら描かれた
お手本イラストを提供して下さり、それに沿って描いたものなのです。
資料の精査判断の手間が無かった分、
迷い無く短時間で描く事が出来、楽しい仕事でした。

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(左のトリケラトプスは、「体のふしぎ」恐竜編のメインビジュアル担当の
柏崎義明さんのCG)

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