■特別展「新・恐竜学」& 恐竜ワークショップ at 岐阜県博物館

2016年8月8日 / 恐竜ワークショップ, 作品展示, イベント・教室・講演, 博物館・特別展見学

8月6日
岐阜県博物館にてワークショップ「恐竜を造ろう」の講師を担当しました。

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フェバリット社のディノケシ・ティラノサウルス頭骨に
カラー粘土で肉付け。当社オリジナルのプログラムです。
子供さんは勿論、大人の参加者も結構多く、かなりのリアル感のある作品に
仕上げてしまう方も。


岐阜県博物館は初めてなので、常設展示を見学。
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立派&見応えのある恐竜足跡化石。

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国内では結構珍しいイグアノドン全身骨格。

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岐阜といえば束柱類。

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先日発表された、国内初の
カリコテリウム科化石。


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ヤベオオツノジカ。背景の画像は私の作品に実景を合成したもの。
当時の環境に近い場所を選んで撮影した実景を使っています。




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特別展「新・恐竜学~鳥になった恐竜の脳科学~」を見学

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岐阜県博前任の河部先生(現・福井恐竜博)研究分野をベースにした企画。
脳をメインに最前線の研究が纏められています。1人の研究者の研究が中核となっている
恐竜展示はまだまだ国内では多くは無く、意欲的&個性的な企画かと思います。
また、展示されている恐竜の脳の模型(エンドキャスト)は当社が製作しました。


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全身骨格展示もかなりの充実度です。

脳という、どうしても説明等で難しくなりがちな題材を
いかに伝えるか、という事に様々な手法で試みている展示です。
「判り易く」を目指している部分と「難しい事は難しいままに、
それに興味を視覚的に持ってもらう」部分のバランスが良いと感じました。
個人的には、こういう研究者の個性が現れる企画は楽しいですし、
恐竜博のような大規模展示との差別化にもなるのでは、と思っています。




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■丹波竜化石工房・夏期特別展「丹波竜と竜脚類展」

2016年8月6日 / お知らせ, 作品展示, 博物館・特別展見学

丹波竜化石工房・夏期特別展「丹波竜と竜脚類展」を見学

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目玉はアパトサウルスロボットですが、
群馬県立自然史博物館等所蔵の竜脚類関連の標本と共に、
私の作品も幾つか展示に使われています。


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もちろん、今年5月にお披露目になった丹波竜・タンバティタニス骨格も!



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■恐竜復元ワークショップ at 丹波竜化石工房

2016年8月5日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

8月2日、丹波竜化石工房にて恐竜復元ワークショップ。
といっても、今回は一般応募式ではなく
科学実験教室・サイエンスラボの課外授業の一環です。

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今回はディノケシワークショップを行いました。
私と大野さん(大阪市立大学大学院)が講師を担当です。

今回の課外授業では、丹波竜発掘地見学、発掘体験、
化石クリーニング体験、丹波竜化石工房見学、そしてこのワークショップと
一日丹波竜関連の施設・企画を堪能されたようです。

生徒さん達もしっかりとお話も聞いてくれていて、
ワークショップ終了後は丹波竜化石工房で撮影した私の作品の
画像を見せてくれる子も。
帰りは、私たちが乗った電車にバスから皆で手を振ってくれたり。

サイエンスラボとはこれで3回目のワークショップ開催になりますが、
理科教育の一環として当社のワークショップを取り入れて貰えるのは
嬉しいですし、とても良い経験になっています。


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■海遊館企画展「デスモスチルスのいた地球」動画用骨格模型

2016年8月2日 / お知らせ, 書籍・商品原型・グッズ, その他


この動画に登場するデスモスチルス骨格模型の製作を当社が担当しました。

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撮影中の様子。

当社製作の骨格CGと骨格模型を雛形に、モビーディック
模型を製作しています。モビーディックは御船町恐竜博物館の屋外恐竜模型展示等を手がけ、
動物系オブジェ・模型を得意にされている工房です。
今回の骨格模型も雛形があったとはいえ、しっかりと動物らしい
雰囲気の良い骨格に仕上げて下さいました。
支えの部分も、極力接地面が小さく、かつ安定感もあるようにと
動画撮影の現場の事を考えて工夫されているのが流石です。
クライアントの担当の方もこちらのフォロー等も良くして下さり、
最後まで気持ちの良い仕事になりました。



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■「夕食会 at ビストロラブレ」のお知らせ 

2016年8月1日 / お知らせ

2016年8月6日、18時より名古屋市のビストロラブレにて夕食会を開催します。
これまでも開催している古生物好きの集まりです(以前の様子)。
参加費は4000円(ソフトドリンクフリー、アルコールは別料金)。
今回は特にゲストやトークテーマは決めず、気楽に食事をしながら
お話出来ればと思っています。
参加希望の方は、8月4日(木)までに
lima_cina☆yahoo.co.jp (☆を@に変えて下さい)のアドレスの
安藤さん宛にご連絡下さい。



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■「世界の恐竜MAP  驚異の古生物をさがせ!」

2016年7月31日 / お知らせ, 書籍・商品原型・グッズ

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「世界の恐竜MAP 驚異の古生物をさがせ!」
恐竜・古生物イラストを当社チームで担当しました。
それほど描き込まないタイプのイラストとはいえ、
流石にこの数のイラストを1人で描くのは無理でしたので、
線画は私と山本浩司さん、彩色はメインは恐竜仲間のデザイナー・山本彩乃さん、
サポートに大野理恵さん(+一部は私)、
また資料も膨大なものになるので、以前学研の恐竜図鑑の仕事の際に
資料収集を担当して貰った小泉智弘さんに加わってもらい、ActoWとして
5人でチームを組んでの仕事になりました。

私の主な仕事はほぼ全体の約9割・500種以上の恐竜・古生物イラストの線画と
イラスト全体の取りまとめでしたが、この機会が無ければ
造ったり描いたり資料を調べたりする事が
無かったかも知れない恐竜・古生物の事を勉強出来ました。
これは今後の仕事の上でも大きな糧になりそうです。
また、この機会にチームを組めたのも今後の仕事の幅の広がりに
繋がりそうです。これまで少しずつですが一緒に仕事をしたり
恐竜関係の集まりでお話したりで、私の考え方や作品の雰囲気を
上手く掴んでくれている方ばかりなので、こうして同じ本の中に
イラストが並んでも統一感が出ているかと思います。

各恐竜・古生物の復元については、
「これを私と研究者さんがじっくり復元したら、恐らくこうじゃないなぁ」
というのも結構あるのですが、そこは今回の本の主旨の一つとして
「各地域を代表する恐竜・古生物を紹介する」というのもあるので、
それぞれのオフィシャル・もしくはそれに近いイメージがあれば、
それが浸透している・地元でも馴染みがあるのだろう、という事で
基本的にはそれに寄せる方向性で描いています。
流石に復元や解釈があまりに古かったり、?な部分が多いものは
部分的または全体的に変えています。
オフィシャルイメージに近い範疇で、新復元・解釈を
織り込む匙加減はなかなか難しくもあり楽しくもあり、でした。


今後は、国内・海外の博物館訪問や学会参加の折に
この本を持って行き、いろんな専門家・研究者に意見・ダメ出しを
聞いてみようと思っています。今まではお会いした研究者さんの専門と、
私が造形やイラストを製作した事がある題材が噛み合ないと、
私の知識不足が故に上手く話題を広げる事が出来ず、
折角の機会を勿体ない事にしてしまう時もありましたが、
これだけ多くの種類をカバーしてしまえば、そんな事もグッと少なくなるはず、
と楽しみなのです。

追記:「世界の恐竜MAP」についてのツイート纏めです>こちら
ちょっとしたイラスト製作の拘り等を纏めています。


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■特別展「氷河時代-化石でたどる日本の気候変動-」内覧会

2016年7月27日 / 博物館・特別展見学

2016年7月15日
大阪市立自然史博物館の特別展
「氷河時代-化石でたどる日本の気候変動-」の内覧会に参加しました。

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パレオパラドキシア。
このバラバラ状態での展示は結構珍しいかも。

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マンモス、ヤベオオツノジカのような大物もいますが・・・・・

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今回の目玉は、植物や地層はぎ取り、ボーリングコアのような
時代による環境・気候の違いが判る展示かと思います。
氷河時代の中の環境変化にテーマが絞られているので、
じっくり見るとそれまで漠然としていた氷河時代のイメージが
しっかりと理解出来るかと。展示規模もそのテーマにちょうど良いくらいです。



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■恐竜ワークショップ at 群馬県立自然史博物館

2016年7月26日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2016年7月18日、群馬県立自然史博物館にて
恐竜ワークショップ講師を担当しました。
特別展『超肉食恐竜 T.rex』に合わせての開催です。


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館内のワークショップ開催のお知らせ。

今回は、群馬県立自然史博物館の学芸員・髙桒先生もサポートに
入って下さりました。髙桒先生には、フェバリット社のディメトロドンの監修他、
いろいろとお世話になっています。

午前中は復元画製作ワークショップ。
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午後は復元模型制作。全身骨格模型に粘土で肉付けします

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フェバリット社の頭骨模型を使って、頭骨の細かい形状を解説中。
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ワークショップ終了後は特別展を見学。
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タルボサウルス展示が良いですね。
特に子供タルボサウルス全身骨格は日本の研究チームの成果ですし。



ショップで当社製作のカンバッジ&カードセットが
販売されています。
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久々(5年ぶり)の群馬での教室開催でしたが、
今回も髙桒先生他、皆さんのサポートで楽しく行う事が出来ました。
特別展は、後半はエピソード2として展示物を一部変えるそうです。
もう見られた、という方も後半も忘れずに是非!



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■ SF大会2016・いせしまこん in 鳥羽

2016年7月17日 / イベント・教室・講演

SF大会2016・いせしまこんに参加。
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会場の戸田屋。
今年のSF大会は、合宿型開催で、初日昼過ぎから始まり、ほぼ翌日明け方までが
企画開催時間になります。
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今年も「SF古代生物の部屋」を開催。
今回のタイトルは「ちゅうかな恐竜女子!」
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久正人さんによる告知用メインビジュアル。
今回のゲストさんモデルの”ちゅうかな”魔法少女風に
ゲストさん研究の獣脚類モチーフキャラ(久さんの作品「ジャバウォッキー」登場キャラ)、
そして後ろに何気に「ヤマト」。

企画スタート前に、前日出来上がったというポスターを披露。
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会場の様子。

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まずは「SF古代生物の部屋」恒例?の私の前座トーク。
今回は「業界怖イイ話」なぞ。

そして、企画本番に。
最初はレギュラーメンバーからの近況報告として
安藤さんによる「ヤマト」トーク

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その後は企画首謀者・富永浩史さんからの挨拶の後、
今回のメインゲスト・黒須さんによる
恐竜研究&中国オタクライフトーク。
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登壇者全員、久さんが今回の企画告知のために
描いてくれたイラストのTシャツを着てます。

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黒須さんが小学生の頃好きだった漫画には、
場内一丸となっての総ツッコミ&黒須さんへの親近感急上昇(笑)。
流石SF大会!皆さん、わかってらっしゃる!

企画終了後はそれぞれSF大会を堪能。

今回も瑞浪mio関係をメインにディーラー出展。th_DSCN9859


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時刊新聞(SF大会会場で、参加者による記事で構成、毎時間配布される新聞)
で、今回も「SF古代生物の部屋」紹介して頂けました。
ありがとうございます!



翌日は、会場から徒歩10分程の鳥羽水族館へ。
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>思わぬ恐竜物件に盛り上がる一行。

初の合宿型SF大会参加でしたが、心底楽しませて頂きました!
会場内の酒場スペース(お酒激安&美味しいものが定期的に降ってくる!)で
「SF古代生物の部屋」チームで飲んでると、知り合いや企画参加して下さった方が来てくださり、
ちょっとした「SF古代生物の部屋」延長戦に。
会場の戸田屋さんも、部屋も食事もお風呂も、駅前・海の側という立地も素敵なホテル。
あのダンジョン感もSF大会ならでは(皆さん迷いながらも、ちょっと嬉しそうだったような)。
合宿型大会の醍醐味でした。
「SF古代生物の部屋」に参加して下さった&会場で声を掛けて下さった&スタッフの皆さん、
ありがとうございました!







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■2016年8月・恐竜ワークショップ開催のお知らせ

2016年7月12日 / お知らせ

●8月7日 瑞浪市化石博物館
午前は「恐竜の模型を作ろう(入門編)」、
午後は「恐竜の模型を作ろう(応用編)」です。申し込み等はこちら


●8月10日 大阪府泉南市埋蔵文化財センター
申し込み等詳細はこちら


●8月11日 兵庫県丹波市・丹波竜化石工房
午前はディノケシ・恐竜頭部復元模型製作、
午後は恐竜フィギュア塗装です。申し込み等はこちら


●8月14日 岸和田市・きしわだ自然資料館
「きしわだ恐竜教室・中級編」
詳細・申し込みはこちら


●8月27日 ワークショップフェスティバル・ドアーズ
京都・出町柳会場にて「恐竜の復元イラストを描こう」
詳細・申し込みはこちら



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