■恐竜復元ワークショップat岐阜県博物館のお知らせ

2016年6月14日 / お知らせ

2016年8月6日
岐阜県博物館で開催のワークショップ「恐竜を造ろう」の
講師を担当致します。
申込等はこちら

岐阜県博物館の特別展「新・恐竜学 ~鳥になった恐竜の脳科学~」
合わせての企画の一つです。他の講演、ワークショップも充実です。




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■恐竜復元ワークショップat群馬県立自然史博物館のお知らせ

2016年6月10日 / お知らせ

群馬県博.恐竜展

この夏、群馬県立自然史博物館で開催の
T.rex特別展に合わせて恐竜復元ワークショップを行います。
詳細・申し込み等はこちら
全身復元模型制作ワークショップは、
内容・教材を新しくしてからは関東初開催です。
宜しくお願いします!




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■化石研究会のお知らせ

2016年6月7日 / お知らせ, 化石研究会, 学会

「化石研究会」2016年6月11-12日・早稲田大学。
11日はシンポジウム「カメ類の進化と起源を考える」

化石研究会.カメの進化シンポジウム

非会員でも無料で参加出来ます。
私も参加します。また、RC GEARさん等と一緒に小規模ですが
出店も予定しています。




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■瑞浪市化石博物館・恐竜復元ワークショップ.5.29

2016年6月6日 / 恐竜ワークショップ, 博物館・特別展見学

5月29日
瑞浪市化石博物館にて、恐竜復元ワークショップを開催。

まず、瑞浪市化石博物館の学芸員・安藤先生から化石のミニ講習。
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午前はディノケシ・ティラノサウルス頭骨に色付き粘土で肉付け
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午後はティラノサウルスの骨格模型に
粘土で肉付け。
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2回目の参加の子供さんもおられ、「前回よりも上手く出来るように」と
頑張ってくれたりも。




前日、28日は名古屋市科学館で開催の特別展「恐竜・化石研究所」の見学会。
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このティラノサウルスもティラノの子供”ジェーン”も何度も観ていますが、
ジェーンが成体の横に並んでいる、という展示は初めてかも。
プロポーションの違いがより判り易いです。

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恐竜研究者の服部さんが解説中。

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今回の目玉のティラノサウルスの糞化石。
非常に貴重な物という事で、日本にやってくるまでも扱いにも
特に気を使われたとの事。

この日、瑞浪市化石博物館の安藤先生は
化石クリーニング&解説担当。
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恐竜だけでなく、化石全般に焦点が当てられている展示構成になっており、
確かに恐竜以外の小さい標本にも、化石の様々な面での面白さが判る物が
多かったかと思います。

画像を撮り忘れましたが、ショップでは私が原型担当をした
タルボサウルス・サウロロフスのフィギュアも販売されていました。
一般には出回っていない商品ですので、この機会に是非。




夜は恒例?のビストロ・ラブレでの恐竜・古生物好き食事会
お昼の特別展見学会でも展示解説をして下さった服部さんが
この度博士号を取られたという事で、そのお祝いも。
服部さんとは、アメリカ・ユタ・コロラド州で開催された中期中生代集会
一緒に参加したりと何かとお世話になっています。
また私と服部さんは怪獣仲間でもあるので、
以前私が原型製作をしたギャオス・ハイパーのソフビを
お祝いにプレゼントしました。
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■きしわだ恐竜教室・子供の部 2016年5月

2016年5月30日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

きしわだ自然資料館にてきしわだ恐竜教室・子供の部を開催。
きしわだ自然資料館で行っている恐竜教室では、スタンダードな内容です。
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大阪市立大学・恐竜愛好会の皆さんによる
恐竜・化石研究のお話。

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その後は、私が講師担当の恐竜復元画製作、恐竜フィギュア塗装となります。

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保護者の中には、子供さんと一緒にフィギュア塗装に参加される方も。

毎回、女の子の参加者はそこそこ居るのですが、今回は特に多かったように思います。
髪留めから靴下まで恐竜柄で纏めて来てくれた子もいました。

次回のきしわだ自然資料館での恐竜教室は8月を予定しています。
内容は今回と違うもので、少し難しい中級編という事で行おうかと考えています。


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■沼田町化石館・企画展「復元の科学」

2016年5月20日 / お知らせ, 作品展示

北海道の沼田町化石館にて企画展「復元の科学」開催中です。
私が常設展示用に製作した模型にコメントや解説パネルが
加えられて改めて展示されています。

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展示の様子の画像を送って頂きました。

沼田は中生代から新生代までの地層から、それぞれ脊椎動物の
化石が見つかっています。特にヌマタネズミイルカの標本は見事で、
最近もその標本を元された研究報告が幾つも出されています。
そのヌマタネズミイルカを始め、大型首長竜等の展示も充実しています。

また道を挟んで温泉ホテルがあるのも良いのです(笑)。
化石をじっくりみて、その後はすぐに温泉というのは、
なかなか他には無い組み合わせかと。



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■講演会:「トカゲを追って世界から日本へ」お知らせ

2016年5月13日 / お知らせ, NHFM

博物学ファンミーティング.5.一般告知

ゲストの疋田先生については、こちらも
会場のナレッジサロン(グランフロント大阪・北館タワーC 7階)へのアクセス>こちら

前回の様子はこちら。 参加申し込み>こちら
申込締め切りは7月1日(金)です。
これまでと開催曜日・時間が変わっていますので、ご注意下さい。
会場のナレッジサロンは会員制ですが、 この集まりへは会員以外でもご参加頂けます
(会場の規則により、18歳未満の方の入場・参加は出来ません)




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■「きしわだ恐竜教室・子どもの部」のお知らせ

2016年5月8日 / お知らせ


2016年5月22日、きしわだ自然資料館にて
「地質の日記念・きしわだ恐竜教室・子どもの部2016」開催です。
詳細・申し込み等はこちら

内容はきしわだ自然資料館で行っている恐竜教室では
スタンダードなものです。
なお、今回は大人の部は予定していません。



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■「サメ談話会」「関西サメ男の会(仮)」に参加

2016年5月8日 / その他

「サメ談話会」「関西サメ男の会(仮)」と
続けて2つ、サメ好きの方の集まりに参加して来ました。
「サメ談話会」については、主催の方のブログを>こちら

サメ関連の書籍はそこそこ集めていましたし、フェバリット社のメガロドンフィギュア
の原型製作の折に、ホホジロザメはそれなりに調べたりもしましたが、
サメ全般となると初心者ですらないレベルです。
ですので、こういう機会に専門的な知識は勿論、サメ好きの方のサメの
魅力のツボや見方、楽しみ方も伺えれば、と思い参加。
2つの集まりでお会いした方は、サメ好きだけではなく、
好きな事を他の方と共有し、研究者・専門家、関連する施設・
業界への応援や貢献の意識という点でしっかり筋が通っている方ばかりで、
お話を伺っていて楽しく、また感心するばかりでした。



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■丹波竜・全身骨格模型お披露目

2016年5月5日 / 博物館・特別展見学

丹波竜.タンバティタニス. Tambatitanis.骨格.1

丹波竜ことタンバティタニスの全身骨格のお披露目に行って来ました。
画像は骨格監修の三枝先生(画像左下)による解説中。

丹波竜.タンバティタニス. Tambatitanis.骨格.2

丹波竜.タンバティタニス. Tambatitanis.骨格.3

この模型の元になった3Dデジタルデータの製作手法が、
この大きさの骨格模型用としては恐らく世界初なのですが、
そのデータを製作したのが、丹波竜の研究者である三枝先生自身!
これだけ研究者の考証・イメージが直結した恐竜骨格もそう無いはず。
そもそも国内で発見された竜脚類の全身骨格という事が国内初なので、
何かと「初」になる骨格になりそうです。

丹波竜.タンバティタニス. Tambatitanis.骨格.4

「丹波竜は見つかっていない部位も多いので、他の近縁の恐竜を
参考に補わざるおえない。それだけに各部位について根拠を説明出来るクオリティに
したかった」との事。画像は肋骨の傾きについて解説中の三枝先生。
画像のオレンジ色の服はウチにバイトにも来てもらっている学生さん。
「丹波竜復元データ製作のアシストに誰か良いのいません?」と相談されて
私から紹介した学生2人のうちの1人です。
ほんの少しとは言え製作に関わった骨格模型(そして竜脚類好き)なので、
完成を目の前にして感慨深げでした。


元になったデジタルデータ製作手法に関しては、今後学会や
講演会等で三枝先生がお話される機会が増えると思うので、是非そちらを。
去年の丹波竜フェスタの三枝先生の講演でも
言及されていましたが、今回の全身骨格は、小田隆さんとの骨格図製作を通して
「これは組立骨格模型も出来るかも」と思われたとの事。
その後、今回の元データ製作に使われた技術の登場もあって、
今回の骨格製作に繋がっています。
その流れを見ると、ある程度丹波竜研究の目処が就いた時点から、
全身骨格模型という本丸に向けて、まず模型(これは私が製作ですが)、
小田隆さんによる骨格図や復元画、丹波竜と同じ地層から出ている恐竜に
近い種類の骨格レプリカ展示、と外堀から埋めるように周到に準備を
していった丹波市スタッフの力も大きいかと。
模型やイラストも、研究の目処が就いた時点で製作しているので、
結果的に今回の全身骨格模型とのイメージのズレがあまり無いかとも思っています。
ちなみに、私が製作の丹波竜模型と小田隆さんの各イラストは、
プロポーションや頭部形状は完全には一致させていません。
これは将来の復元骨格模型制作や研究の進展を見越して、
オフィシャルとしての丹波竜のイメージを事前に一つに固定しない、
という意図があります。私や小田さんのような復元に関わっている
人間と研究者の間なら、すぐに納得の事なのですが、
それを丹波市側がしっかりと理解・了承した、というのが重要なポイントかもと。
また、私が製作の展示用丹波竜模型の頭部はコッソリ別パーツになっていて、
新発見や研究の進展で頭部形状が変わった場合は、頭部だけ作り直せるようにしています。
まぁ、頭部が大きく変わるとプロポーションも変わる可能性が大なのですが、
それでも備えは最低限しておこうと考えました。
更に、丹波竜フィギュアでも微妙に復元を変えています。
これも様々な研究をいろいろな形で取り入れている手法の一つです。



丹波竜全身骨格が展示されている丹波竜化石工房ですが、
小規模とはいえ他にも良い恐竜骨格レプリカが揃っています。
丹波竜.タンバティタニス. Tambatitanis.骨格.5

丹波竜.タンバティタニス. Tambatitanis.骨格.6

画像は2013年の国際シンポジウムの際にガストニア、ファルカリウスの
前で盛り上がる国内外の先生方。その後、デイノニクスと
アーケオケラトプスの全身骨格レプリカが展示に加わっています。



丹波竜骨格模型お披露目の当日は、
様々な形で丹波竜に関わる方も沢山集まられたのですが、
皆さん本当に嬉しそうなのが印象的でした。
私も模型制作の仕事だけでなく、こうした皆さんとの出会いや繋がり等、
丹波竜の御陰で、一介の恐竜好き、復元模型作家としてはとても恵まれた、
そして幸せな経験をさせてもらっている事を改めて実感しました。
まさかこんな経験が日本で出来るとは!



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