■恐竜ワークショップ at 丹波竜化石工房

2017年10月25日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2017年10月15日
丹波竜化石工房にて恐竜復元ワークショップを担当しました。

午前はティラノサウルス頭部復元ワークショップ。
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フェバリット社製ホネケシ・ティラノサウルスに粘土で肉付。


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なかなか丁寧な仕上げです。



午後は当社オリジナル・丹波竜骨格シールを使った、骨格復元ワークショップ
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バラバラの骨のシールを並べて、丹波竜全身骨格を制作。


また、それぞれのワークショップの最初には、丹波竜化石発見者の一人・村上茂さんから
丹波竜についての解説もありました。
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丹波竜化石工房でワークショップを担当して数年になりますが、
参加者も増え、また何度も繰り返し参加して下さる方も多くなってきました。
これは年に数回のペースでのワークショップ開催だからこそと思いますし、
顔馴染みが増えたり、参加者さんの作品が前よりも良くなっているのを見るのは
嬉しいです。
また次回の開催も予定しています。宜しくお願いいたします。


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■富山市科学博物館

2017年10月18日 / 博物館・特別展見学

富山で開催の日本動物学会の翌日、富山市科学的博物館を見学。

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富山県で発見された恐竜足跡化石を中心とした恐竜・古生物展示。


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国内初のアンキロサウルス類の足跡。

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学芸員の藤田先生に、足跡化石を解説して頂きました。


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コンプソグナトゥス。

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地質・古生物展示はコンパクトながらなかなかの充実。
恐竜足跡化石は予想以上の見事さでビックリでした。
「日本一の恐竜足跡化石産地」との謳い文句も納得です。


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メガロドンの顎。

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現生のツチクジラ骨格。

学芸員の吉岡先生には、館全体を案内して頂きました。
展示物はもちろん、学芸員と見学者との距離を縮める工夫・取り組みなどのお話しを伺えました。
またそう言った工夫や考えが、実際に施設にも反映されているように感じました。

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ショップでは、私が原型製作のフェバリット社・オパビニア、アノマロカリス、
ダンクレオステウスが販売中です。
見本としてパッケージから出した状態で飾られているのが、ちょっと嬉しい。


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むやみに楽しげな同行者。確かに終始こんな感じで楽しい富山でした。


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■日本動物学会・富山大会

2017年10月15日 / 学会

2017年9月に開催された日本動物学会・富山大会に出展しました。


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RC GEARさんアクアプラントさんと共同出店(というか居候)。


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物販・企業スペース&動物学ひろばコーナー


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今回の動物学会・動物学ひろばコーナーは、ますます内容が充実していたように思います。
フロアが同じだった物販・企業スペースも含めて、ピーク時は結構な賑やかさでした。


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接客中のRC・GEARさん。
10月22日から開催の国際学会に向けて一押し中の放散虫が予想外の人気。



動物学会の高校生ポスター発表、タイトル&ポスターをざっくり遠目で
見るだけで楽しそうでした。発表会場では全然お話が出来なかったので、
こちらのブースに発表者さんが来られた時に「何の発表されてたんですか?」と聞いてました。
出展者のちょっとした役得。

動物学会はから2回目で、まだまだ私にとってはアウェー感の強い学会ですが、
アウェーだからこその楽しさもありますし、また改めて「学会参加」に対して気持ちを
引き締め直す良い機会にもなっています。


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勿論、その他諸々も堪能しました。


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■カルガリー動物園

2017年10月11日 / SVP2017・カルガリー, 博物館・特別展見学

2017年8月27日
カルガリー動物園を見学


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「プレヒストリック・パーク」入口。
恐竜の実物大模型を配置したエリアです。


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マスコットキャラのサムくん。


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10体の恐竜模型のうち、約半数は恐らくシンクレア石油が1960年代に
製作した実物大模型(オリジナルかどうかは分かりませんが)。
子供の頃に本で何度も見た、憧れの恐竜達です。
今回、こうして実際に見る事が出来たのはロイヤル・ティレル博物館と共に
念願叶って、でした。

マップを見ると一部工事中ですし、ネットで見ると過去にもっと恐竜の模型が
あったようです。もしかしたら改装中で恐竜の数も減っていたのかな、と。


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顔出しがパキリノサウルスなのは、流石アルバータ州。



原猿放し飼いエリア。
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プレーリードッグ。



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バイソン。


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カワイノシシ。今回の個人的にツボった動物。
調べても見たら日本国内の動物園でも何箇所か飼育しているよう。
また機会があったら、そっちも見に行きたいです。


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キリン&カバ


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恒例の動物園での食事。


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ショップ


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レッサーパンダTシャツ。いい顔。

昼前から閉園近くまでいても結局全部は見て回れまわれなかったのは残念でしたが、
シンクレアの恐竜達と川の字で寝るカワイノシシが見れたので十分納得です。

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他の博物館などの見学の記事は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。

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■SVP・古脊椎動物学会2017 in カルガリー

2017年9月30日 / SVP2017・カルガリー, 学会, SVP・古脊椎動物学会

2017年8月23〜26日、
カナダ・カルガリーで開催のSVP・古脊椎動物学会に参加しました。

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カルガリー空港のロイヤル・ティテル博物館案内。
カルガリーには学会2日前に到着。学会前日はロイヤル・ティレル博物館を見学しました。


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学会会場近くの通りの学会歓迎タペストリー。

SVPは Society of Vertebrate Paleontology
(古脊椎動物学会)の略称。
古生物の中でも脊椎動物、つまり魚類・両生類・爬虫類・
鳥類・哺乳類の研究者が世界中から集まる学会です。
もちろん恐竜もその中に含まれますし、恐竜の発表がかなりの
割合を占めます。実質、世界最大の恐竜学会でもあります。

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ポスター発表会場。毎日発表は入れ替えです。


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出展コーナーにあった実物大ベロキラプトル人形。
首等が動きます。

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初日夜のウエルカム・パーティー。
今回の会場は科学館・テラス・スパーク。

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テラス・スパークには古生物の展示はありませんが、パーティーのために実物化石が展示されていました。
これだけの物を持って来てしまう&ケースも何もなし、というのは流石SVP&カルガリー。

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ホテルの部屋からの眺め。

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泊まっていたホテルのロビーにあった彫刻。
カルガリーで活動している彫刻家の作品のようです。
この作品の横のソファが気に入っていて、そこで休憩したり
知人や研究者さんと話をしたりする事が多かったです。


3日目夜は恒例のオークション。
参加者が品物を持ち寄りオークション。打ち上げは学会への寄付になります。
まずはサイレントオークション。品物が机に並べられ、その横に金額を書き込む紙が
置かれています。最終的に一番高い金額を書き込んだ人の勝ち。
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私は原型を担当したフェバリット社・カンブリアモンスターミニモデルセットを出品。
定価を超える入札があるとやはり嬉しいです。

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手前の有名なイグアノドン骨格組立画のポスターは
ウチに遊びに来られたKoen Stein氏の出品。
私も欲しかったのですが、やはり結構な入札額になっていて諦めました。

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リストロサウルス・ビアマグ。
使うときは頭が下という事で、一度ビールを注がれたらテーブルに置けない=飲み干さないとダメ、
という奴です。


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サイレントオークションの後はライブオークション。
毎年恒例のオークショニアの皆さんのコスプレ、今年はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。

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ライブオークション出品物には、早速あのボレアロペルタ頭骨レプリカが!

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こちらはゴルゴサウルス頭骨。これも良いレプリカです。



最終日はバンケット・アワード(夕食付き受賞式)なのですが、
ちょっと疲れ気味で今年はパス。その後の打ち上げパーティには参加しました。

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コロナビールで打ち上げ。
ラベルのドラゴン?がロンギスクアマっぽくてお気に入りなのです。
有名な先生がバックに何気に写っていますが。



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通常は9〜11月開催のSVPですが、今年は8月末。
発掘シーズンという事もあってか、規模はここ数年に比べ若干小さめかな、という印象でした。
また私にとっては、初海外・初SVPだった2006年以来、2度目のカナダ。
前回は他の国は全く経験が無いので、カナダらしさも判らなかったのですが、
この10年間にそれなりに外国も訪れて、今回はカナダらしさを楽しめたように思います。

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これまでの海外の学会参加や博物館見学は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。

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恐竜ワークショップ at 丹波竜化石工房のお知らせ

2017年9月21日 / お知らせ

2017年10月15日(日)、丹波竜化石工房にて恐竜ワークショップ開催です。
午前はティラノサウルス頭部復元模型製作
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午後は丹波竜骨格シールワークショップです
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詳細・申込は>こちら
今回も宜しくお願いします。


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■恐竜ワークショップ中止のお知らせ

2017年9月16日 / お知らせ

2017年9月17日・丹波竜化石工房での恐竜ワークショップは
台風接近のため中止となりました。



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■ロイヤルティレル古生物博物館

2017年9月10日 / 博物館・特別展見学, SVP・古脊椎動物学会

2017年8月22日
カナダ・ロイヤルティレル古生物博物館を見学。
SVP・古脊椎動物学会のオプションツアーとしての見学です。

午前8時、バスで出発
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カルガリーから2時間
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まずはツアー参加者に挨拶&博物館紹介th_DSC07367



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見事な保存状態で話題になったボレアロペルタが展示されていました。th_DSC07377
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レガリケラトプス頭骨


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ゴルゴサウルス。このゴルゴサウルスを含め、館内で展示されている
ゴルゴサウルス・リブラトゥスは以前はアルバートサウルス・リブラトゥスとして
紹介されていました。アルバートサウルスの模式種はサルコファグスなので、
アルバートサウルス属が消えた訳ではありませんが、
ロイヤル・ティレルの展示を始め、アルバートサウルスと言えば
リブラトゥス種、という世代でもありますし、名前からもアルバータ州を
代表する恐竜というイメージが強いので、ゴルゴサウルスになったのは
ちょっと勿体ない気もします。


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ティラノサウルス、愛称”ブラック・ビューティー”。
1992年の大阪の恐竜博以来の対面。


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メインホール


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ティラノサウルス
1990年の幕張メッセの大恐竜博に来ていたこのティラノサウルスが
私が初めて見たティラノ全身骨格でした
(当時は国内で常設のティラノ骨格は北海道・滝川市美術自然史館だけだったはず)。
あれから国内でもティラノの展示は増え、海外でも何体もティラノは見ましたが、
こうしてロイヤル・ティレルでこのティラノに再会するといろいろと感慨深いものが。


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パキリノサウルス



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角竜展示コーナー


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ランベオサウルス


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ゴルゴサウルス、、、、ですが、
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個人的には、ヤラレ役のセントロサウルスがツボ。
セントロサウルスの骨格をこのアングルで見られるのが嬉しいのです。



学会のツアーという事で、収蔵庫見学も出来ました。
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私は研究者でないので、収蔵庫の画像、特に標本の詳細な画像は基本的にネットには、
アップしない事にしているので、画像は雰囲気の判るこれくらいで。
現場でも本当に撮影禁止の物は、標本毎に注意書きが出ていましたが。



学会ツアー参加者のランチタイム
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海生爬虫類コーナーのトリナクロメルム。
見せ方がカッコイイです。お気に入りの一つ。


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ブロントプス(メガケロプス)



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ショニサウルス。現時点では世界最大級の魚竜化石だそうです。


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>白亜紀の植物を想定した温室。


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お約束の博物館のレストランでの食事。


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ミュージアムショップ。


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”ロイヤル”ティレル、ですから!



有名な博物館だけに、様々なメディアで何度も詳しく紹介されている事もあってか、
主要な恐竜の展示物の多くは本やネットで見たアレだ!という印象。
なので目新しさ・意外性は他の博物館訪問の時ほどでは無かったかも。
とはいえ、それでも自分の見たい角度・部分を存分に見れる&画像を撮れるのは嬉しいもの。
それにボレアロペルタも見れましたし、バックヤード見学が出来たのは学会ツアーだからこそ。
自力で来るのは結構難しい場所でもあるので、今回は自分にとってはこれ以上無い機会でした。
また、恐竜好きが高じて今の仕事になり、海外の博物館もいろいろ回っていながら
ロイヤル・ティレルに行った事が無い、というのは、何となく引け目になっていたので、
今回の最良といって良いチャンスでの訪問でそれが解消出来た事&達成感は大きかったです。


ドラムヘラーの町の恐竜物件
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「ポーラーボーラ」を彷彿させます。


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仲良し(こちらは「UNKNOWN ISLAND」感)。

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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。



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■恐竜ワークショップat 丹波竜化石工房のお知らせ

2017年9月7日 / お知らせ

2017年9月17日(日)、丹波竜化石工房にて恐竜ワークショップ開催です。
午前は頭部復元模型製作
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午後はフィギュア塗装です
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詳細・申込は>こちら


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■恐竜復元ワークショップ at 丹波竜化石工房

2017年9月4日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2017年8月20日 丹波竜化石工房にて恐竜ワークショップ 午前は恐竜フィギュア塗装

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午後はティラノサウルス復元ワークショップ・上級編 th_IMG_3554

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夏休みという事もあり、いつもよりも参加者さんが多く、
また質問等もいつも以上に多かったため、皆さんとのお話に夢中で
参加者さんの作品の画像を撮るのをすっかり忘れてしまっていたり。
上級編は丹波竜化石工房では初開催でしたので、満員の参加は嬉しかったです。

丹波竜化石工房での恐竜ワークショップ、次回は9月17日です。宜しくお願いします。



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