■「世界の恐竜MAP」中国版&台湾版

2018年1月18日 / お知らせ, 書籍・商品原型・グッズ

当社が恐竜・古生物イラストを製作した「世界の恐竜MAP」
中国版と台湾版が出版されました。

中国版
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箱入りになっていてビックリ。

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台湾版
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折角の「世界」の恐竜MAPですから、他の国でも出版できれば良いな、と思っていたので、
今回の中国版・台湾版は嬉しいです。他の言語版も増えて欲しいです。



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■京都大学・近畿古脊椎動物学ゼミで発表しました。

2018年1月13日 / イベント・教室・講演

京都大学・近畿古脊椎動物学ゼミで発表をしました。
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講演タイトルは
『”リアルな復元”って何だろう?
〜古生物復元アートにおける学術的な裏打ちと作品としての魅力の両立に関する諸考察〜』
としましたが、結局はこれまでの私の仕事の感想や今後の活動方針に関して考えている事等と、
何だか人生相談な感じになってしまったような。
ただ、こういう話を出来る事はあまり無いので、今回は私にとっては貴重な機会になりました。
普段のゼミでの皆さんの研究発表に比べると、フワフワした内容で申し訳なかったのですが
(と言って、私に研究発表を期待されても、なんですが)、
お付き合い下さった皆さん、ありがとうございました。

発表のあとの懇親会
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最後の画像は、左から岸田拓士さん(「クジラの鼻から進化を覗く」著者)、
私、ゼミ主催の松岡廣繁さん(「鳥の骨探」総指揮)、
疋田努さん(京都大学名誉教授・「爬虫類の進化」著者)です。





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■ハルキゲニアワークショップ at 谷村諒さん個展会場

2018年1月11日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2018年1月7日
谷村諒さんの個展会場でハルキゲニアストラップ製作ワークショップを行いました。
何故ここでハルキゲニアかというと、谷村さんがハルキゲニアをモチーフとしたイラスト作品を
描いておられるからなのです。


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という事で、まずは谷村さんからハルキゲニアのお話し。


次に私が担当のハルキゲニアストラップ製作です。
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私が原型製作したフェバリット社・ハルキゲニアフィギュア
無彩色版をフェバリット社さんのご厚意で用意して頂き、それを染料で染め、
紐をつけてストラップにします。
皆さんに出来あがったものを「かわいい」と言って貰え嬉しいです。
ハルキゲニアが好きで、この個展に来ました、という方もおられ、
思った以上のハルキゲニア人気に驚いたり。


谷村さんの作品展から幾つか
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シュトゥットガルト州立自然史博物館


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ジュラ博物館。
谷村さんがドイツ旅行の際に訪問した博物館を題材にしたシリーズ。


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ハルキゲニアワークショップは今回初めての開催でしたが、
谷村さん&参加者の皆さんのお陰で無事に終わることが出来ました。
また、他の方の作品展でのワークショップ、というのも初めての経験でした。
今までとはちょっと違う雰囲気に、こちらも楽しませて頂きました。
ありがとうございました。



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■「冬のきしわだ恐竜教室・子どもの部」

2018年1月6日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2017年12月24日
きしわだ自然資料館にて「冬のきしわだ恐竜教室・子どもの部」の講師を担当しました。

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まずは大阪市立大学・恐竜愛好会の学生さんが恐竜・化石研究のお話。


次は私が担当の恐竜復元イラスト製作
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最後は恐竜フィギュア塗装です。
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恐竜に詳しい子、絵や工作が好きな子、調べ物が得意な子、
恐竜や古生物の姿・形が好きな子など、いろんな形で恐竜を楽しんでいる子どもさんに会えます。
こちらも様々な意見や物の見方を見聞きできて楽しませて貰っています。


次回は2018年3月に、きしわだ古生物教室を予定しております。
また詳細決まりましたらお知らせ致します。




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■宝石と鉱物の街 イダー・オーバーシュタイン

2018年1月5日 / 2017年 ドイツ古生物博物館ツアー, 博物館・特別展見学, 海外

ドイツ旅行5日目。
フランクフルト中央駅から電車で約2時間弱のイダー=オーバーシュタインへ。


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イダー=オーバーシュタインは宝石・鉱物加工で有名な街。
鉱物好きには聖地と言っても良い場所だそうで、今回の旅行参加者さんの
リクエストでスケジュールに入れました。
私も一箇所くらいは自分の専門外&行った事のない場所を日程に入れたかったですし、
その分野では有名な場所という事で興味もあったのです。

まずは駅の前から始まるオーバーシュタイン地区へ。
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鉱物や宝石を扱うお店が何件もあります。

本屋さん
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正面の崖にある教会が観光名所だそう。


ですが、我々の目的はこちらの鉱物博物館。
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加工品の展示も
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加工作業所。水車で研磨用機械が動いています。

こちらは鉱物そのものの展示がメイン。
イダー地区には加工品がメインの博物館があるという事で、タクシーで移動
(同じ街とはいえ、歩ける距離ではないです)


イダー地区の中心部。
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宝石国際見本市も行われるそうで、立派なホテルもありました。


博物館見学の前に昼食。
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イダー地区の博物館。こちらは宝石・鉱物を加工した工芸品・美術品がメインです。
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加工品がメインという事で、正直あまり期待していなかったのですが、
展示物の予想以上の細かさ・美しさに驚きました。
流石は世界に名高いだけはあります。

こちらは特別展。
昆虫をメインに同じような色・模様の生物・鉱物を並べる、という趣旨です。
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展示物そのものに加え、展示手法・照明の使い方が美しい展示。
時間が足りなくて、ちょっと駆け足での見学になってしまったのが残念でした。

ドイツらしい綺麗な街並みと宝石・鉱物の街の名の通りの充実した博物館で
専門外の私でも「来てよかった」と納得でした。
訪問にあたっては、あまり日本語での紹介が見当たらないなか、
いくつかのウェブサイト、特にサイト「鉱物たちの庭」の紹介ページの記事が大変参考になりました。
町の大きさ・雰囲気、交通手段、食事の出来る場所の有無等を事前に
知っておけるのはやはりとても心強かったです。
それに、この紹介ページがなければ、イダー地区・オーバーシュタイン地区に分かれている事も
知らずに訪問し、イダー地区には行かずに帰ってきてしまっていたかも知れません。

「鉱物たちの庭」管理人さんの著書です。


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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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■ゼンケンベルグ自然史博物館

2017年12月20日 / 2017年 ドイツ古生物博物館ツアー, 博物館・特別展見学, 海外

ドイツ旅行4日目。
シュトゥットガルトから新幹線でフランクフルトへ。
駅前のホテルに荷物を置いて、早速ゼンケンベルグ自然史博物館へ。
ベルリン自然史博物館と並んで、ドイツを代表する自然史博物館です。


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博物館前のティラノサウルス


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博物館は一部リニューアル工事中。
それに合わせてディプロドクスもヘルメット着用でした。



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今年(2017年)が開館200周年だったようです。


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恐竜メインホール。主に北米産の有名恐竜の骨格レプリカが
並んでいます。ドイツではこういったメジャーどころの恐竜の展示が
それほど多くはないので、地元の方には人気があるそうです。
それだけ、ドイツでは何処の博物館も地元の化石が充実しているという事かも知れませんが。
ただ、日本から来た私たちには、ほぼどれも日本で見慣れた骨格だったり。


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なので、やはり注目なのはドイツ産化石メインの展示。
ここは海棲爬虫類メインの部屋。ここまで散々凄い標本をドイツで見て来ましたが、
ここの展示物も見事です。

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ノトサウルス類

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ヘノドゥス

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その他の展示は、前回見学の時の記事を。


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三葉虫などの無脊椎動物動物化石ホール。
展示物も素晴らしいですが、この展示室の作りもカッコイイ。



世界遺産にも指定されているメッセル採掘場の化石ホール。
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化石ゾウ類展示
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勿論、恐竜でも凄い標本が。
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アメリカで発見された有名なエドモントサウルスミイラ化石。
福井県立恐竜博物館や豊橋市自然史博物館にあるのは、これのレプリカ。


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中国で発見されたプシッタコサウルス。
尻尾の上の繊維状の突起や皮膚や色素の痕が残っている素晴らしい標本。
それらの情報を元に作られた模型も発表されています。


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顎の裏側。

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フクラハギの皮膚。
これを元に復元すると、従来のイメージとは随分違う外観になります。
前回訪問時にこの標本を見た時に、その可能性に気づかなかったのが悔しかったり。



この博物館の古生物研究者・ジェラルド・マイヤー先生に案内もして頂きました。
マイヤー先生は化石鳥類の著書もあり、また先日発表の大型ペンギン化石の研究者でもあります。

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マイヤー先生のオフィスでお茶を頂いた時のコーヒーカップ。
化石鳥類が専門のマイヤー先生らしいです。

現生鳥類標本収蔵庫を見せて頂きました。
(収蔵庫の画像は許可を頂いた上で掲載しています)
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貴重な標本が続々と。
中には作られたのが100年以上前の剥製もあり、またその羽毛がフワフワなのにも驚きます。
同行の皆さんのリアクションが良い&鳥に詳しい方がおられたせいか、
マイヤー先生も「見たいものがあったら言ってください!」との事で、
色々とお願いして見せて頂きました(というか、言えば出てくるのが凄い)。


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常設展示の解説もして頂きました。


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ドードー骨格。


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プシッタコサウルスの前で記念撮影。


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キーウィ。
鳥類標本・卵のコレクションで有名な博物館でもあり、
展示も鳥類関連が非常に充実しています。


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トリケラトプス頭骨裏側(こちら側を見られるのは結構嬉しい)


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恐竜パズル。


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ミュージアムショップ。アメリカのショップに比べると商品は大人しめ。


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あのマネキンも健在でした。


現生動物展示の大半がリニューアル作業中で見られなかったのが残念でした。
タカアシガニはもう一度見たかったのですが。



博物館見学の後、マイヤー先生にはフランクフルトの街を案内して頂けると事に。

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夕食もマイヤー先生の案内で。

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マイヤー先生には、本当にお世話になりました。


西ドイツ側の大型自然史博物館だっただけに、メッセル、ホルツマーデン、ゾルンフォーヘンと
ドイツを代表する化石産地標本が一通り見られます。特にメッセルの標本の充実度は素晴らしい。
フランクフルト中央駅からのアクセスも良いですし、日本語の館内案内パンフレットもあります。
現生動物展示がにリューアルでどうなるか楽しみ&また見に来たいです。



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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。
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■丹波竜化石工房・恐竜ワークショップのお知らせ

2017年12月18日 / お知らせ

兵庫県丹波市・丹波竜化石工房にて平成30年1月21日(日曜日)。
今回は午前は「恐竜フィギュア塗装体験」、午後は「丹波竜骨格復元体験」となっています。
詳細・申し込みはこちら

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■博物学ファンミーティング「動物園の獣医のお仕事」

2017年12月17日 / NHFM, イベント・教室・講演

2017年12月13日
第8回・博物学ファンミーティング開催(前回の様子はこちら
ゲストに天王寺動物園獣医師・佐野祐介をお迎えしてお話しして頂きました。


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佐野さんは、最近は「探偵!ナイトスクープ」の動物ネタに登場されていたりです。
話も面白いのですが、意外に一般向けの講演の機会はそう多くないそう
(だから今回のゲストをお願いしたのですが)。
まだまだ話のネタはあるそうなので、また再度ゲストに来て頂きたいな、と思っています。





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■作品展示 at 国営明石海峡公園

2017年12月12日 / お知らせ, 作品展示

兵庫県淡路市夢舞台・国営明石海峡公園
「あわジオフェスティバル」2017/12/9(土)~2018/1/14(日)
にて私の作品が展示されています。

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ティラノサウルス頭骨やモササウルス類・クリダステス全身骨格、丹波竜関連の展示もあります。



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■新作更新しました。

2017年12月9日 / 造形・イラスト作品

ティラノサウルス旧復元.恐竜模型.フィギュア2017.tyrannosaurus.1



The tyrant in bygone days 〜昔日の暴君〜
(ティラノサウルス旧復元)をギャラリーサイトに更新しました>こちら




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