メイ 塗装その1

2010年1月16日 / 造形・イラスト作品

造形は終了したものの、塗装しないまま
数か月放置のメイ(Mei long).
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忙しかった、ってのもありますが、
それよりも色が決まらなかったんですよね。
このブログを見てる方にも
「あのメイは、やっぱり白にするの?」
と言われるくらい、メイと言えば白。
確かに似合うし。
でも、だからこそ敢えて白は避けたい。
羽毛付恐竜で白色は、自分の作品でもすでに2回やってるし。
と言って、茶色系もな~。これも前にデイノニクスでやってるし、
メイの眼の色が赤だから、それに羽毛が茶色だと
せっかくの眼の色が目立ち難い。
と、先日、六甲昆虫館にて倉谷先生とお会いした時の事。
趣味で戦艦や戦闘機のプラモデルを造られて、これが結構な
腕前の倉谷先生とプラモデル用の塗料の話をしていて、
緑系の色が話題に。
で、家に帰って真白のメイを見て
「そうだ、緑! ウグイス! ザク!」
早速、ザク用のカラー(量産型の薄い緑色の方)
を購入。
何故わざわざザク用を選んだかというと、
今までの経験では、同系の色ならガンダムカラー
(クレオスのラッカー塗料の、ガンダムプラモデル
塗装用に調色されているシリーズ)のほうが
発色が綺麗な気がするから。
なので、希望に近い色がガンダムカラーにあるなら、
それを使う事にしています。

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まず下塗り。ザク色に染めてみました。
羽毛のフワッとした感じを出したかったんで、
珍しくエアブラシ使ってます。。

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次、表皮の出ている部分を筆塗り。
思い切った色にしております。
計算の上での色の選択のはずなんですが、
この状態をみてかなり不安になる。
まぁ、塗りきってみて、それでも変だったら
腹括って塗り直そう。
次回に続く。

変ワニ戦線

2010年1月13日 / 造形・イラスト作品

いざ、変ワニ戦線へ
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「変ワニって、普通のワニやん」と言われてしまいそうですが、
このワニ、背中の鱗板の配列と形状に特徴があるらしく、
十分に変ワニなのです。
今度の学会にこのワニの論文を書かれた研究者さんが
来られるようなので、学会中に機会があれば
直接この作品を見て頂いて、間違いがあれば
そこを修正して完成出来れば良いな、と。
という事で、右半分がほぼ完成したこの状態で
作業はストップ。全身完成させてしまうと、
修正も大変ですからね。
変ワニと言えば、やっぱりアルマジロスクス
面白そうですね。組立骨格見てみたい。

シモスクスも造りたいんですが、去年のSVPで
気になる発表があったので公式発表まで様子見中。

今年初納品

2010年1月11日 / その他

●今年、初納品。
といっても、大きな仕事では無く、
いつもの六甲昆虫館
根付風ストラップのヘノドゥス、ゲロトラックス、
ドレパナスピスを納品。

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ゲロトラについては、いろいろと解説しなければ
いけないネタがあるのですが、そこはまた後日。
で、六甲昆虫館でコレを購入。

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ペルー産の小型甲虫詰め合わせ。
どれも現地では特に珍しい虫ではないそうですが、
組み合わせ、配置のセンスでまさに宝石箱。
昆虫館に来られていた倉谷先生には
「(商品納品に来て)これ買っちゃったら、
 ミイラ取りがミイラ、だよな~」
と言われてしまいましたが、また同じような物が
作れるかどうか判らないですし、またこんな作品は
日本でもココでしか手に入りませんしね。
今回はもう私の負け(?)で良いのです。

スピノサウルスその3(かな?)

2010年1月7日 / 造形・イラスト作品

年明け最初の造形日誌はスピノサウルス。
年内完成はやっぱり無理でした。

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縮尺1/25で全長60cm。
尻尾の向こう側はまだ未完成ですが、
作業が出来れば明日にでも本体は完成の予定。
ただ、他の作業の合間の時間に進めるので、
実際に完成は何日後になるやら。
それに、ベースもそれなりに造ってみたいので、
塗装も含めた完成になると春になるかも。
造形じゃないですが、こういうのも。

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ちょっと前にタニストロフェウスの論文
( Tanystropheus longobardicus(Reptilia, Protorosauria):
re-interpretations of the anatomy based on new specimens
from the Middle Triassic of Besano
(Lombardy, northern Italy)
Stefania Nosotti (2007)
Memorie della Società Italiana di Scienze Naturali e del Museo
Civico di Storia Naturale di Milano )

を入手しまして、それに掲載されていた
Massimo Demma氏による頭骨図が凄く良くて、
またタニストロフェウスの頭骨が
想像していたのと結構違う形だったので、
年末に衝動買いした安いペンタブで
ちょこちょこ描いてました。
頭骨図をスキャンして、その上にレイヤー掛けて
描いてます。つまり、いつも私がやっている
復元画ワークショップと同じ事やってる訳です。
絵は専門外で、陰影の表現とか出来ないし、
着色なんて以ての外。これくらいが限界ですね~。
これだって、頭骨図そのままトレースしてるから
まだマシなんであって、元ネタ無しで全身なんて事に
なったらデッサン狂いまくりなんで。

今年の抱負&古生物学会のお知らせ・その2

2010年1月4日 / 恐竜・古生物

●今年はまた年明け一発目は
映画ネタやろうと思ってたら、使う予定だった
動画が年末いきなり削除に。ネタ書くために
ちゃんと観直そうとDVDも新品で購入してたのに。
●で、それじゃ代わりに今年の目標&予定でも
書こうかと思いましたが、最初にいろいろ書くと
ネタバレで面白くないし、それも止め。
という事で、簡単に今年の抱負。
これまで以上に作品のクオリティを上げ、数も増やし、
あちこち行っていろんな事を見聞きして、
その経験をまた作品に活かす、
そういう年にしようと思っております。
「何やら面白い事やりだしたな~」
と周りを驚かせるような事も出来れば良いな~。

古生物立体復元模型大会もやりますよ~。
絶滅哺乳類大会の後、「次は参加します!」と
言って下さった方も何人も居られて、主催者としては
とても嬉しかったのですが、と言って
お題のハードルを下げる気はありませんので。
只今、主催者2人でまた無茶なお題をアレコレ考えて
遊んでおります。この楽しさは主催者特権(笑)。
●今月末開催の古生物学会例会プログラム
更新されました。
一般発表のタイトルも掲載されていますが、
今回、私もポスター発表をする事にしています。

小田さんがアケボノゾウの復元に関する発表をする、
という話を聞き、また古生物復元に関する
シンポジウムの予定も伺っていたので、
それなら古生物復元画や模型を製作している
立場からの発表を纏めてやる良い機会では無いか、と考え、
それに賛同して下さった新村さんも加わり、アーティスト側から
3つ発表をする事になりました。
ポスター発表会場は、現在開催中の
『古生物の復元 -科学と芸術が出会うところ-』 
会場でもあるので、実際に私や小田さんの作品を
観てもらいながら発表も出来る良い機会になりそうです。
当日は新村さんにも、実際に作品を持って来て
頂けるようです。
学会での発表はクリーブランドのSVPでの
経験はありますが、あれはあくまで
アーティストによる作品紹介的なもので、
正式な研究発表の枠では無かったですから、
本当の意味での学会発表というのは今回初めて、
という事になります。
さらに研究者の方に共同発表者になって頂いたりで
責任も感じますし、上手く行くか、結構ハラハラしてます。

明けました。

2010年1月1日 / その他

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       「おなじネコ科だから、、いい?」やっぱネコじゃダメだと、、、、
それでは、、、、
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、、、、、トラっぽくて、
かつサーベルタイガー(スミロドン)以外のネタを、
って事でコレを選んだら、
ティラコスミルスは有袋類で、
ネコ科ですらありませんでした。

まぁ、いいや。
今年もこんな感じで頑張りますので。
オマケ
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別角度。
カラースカルピー(スカルピー3)で製作。
色はスカルピーの色そのまま(牙は樹脂粘土。これも粘土の色のまま)。
画像に映らない裏側は造ってません。
このスカルピーの白色、
焼くと透明度がかなり高くなるのが誤算。
プリモの白ならそういう事無いんだけど、
ストックが無かったし。
復元に関しては、かなりナンチャッテ復元。
眼の位置がもう少し下じゃないと、ティラコスミルスらしく
ないかな、と。コッチよりもデビルねこくんのほうが
手間かかったんやけどね。
(元旦の記事はコメント不可なのは毎年の事なので)

作品展示のお知らせ

2009年12月20日 / 作品展示

『古生物の復元 -科学と芸術が出会うところ-』
期間/平成22(2010)年1月3日(日)~1月31日(日)
場所/琵琶湖博物館 企画展示室
にて作品を展示します。
という事で、本日搬入・設営。

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今回は、この2年間携わっていた北海道・沼田町の
古脊椎動物復元模型がメイン。
沼田町の古脊椎動物模型は、来年春より
沼田町化石館・化石体験館に展示予定なのですが、
その前に琵琶湖博物館でお披露目出来る事になりました。
壁のパネルは沼田町化石館のほうで製作して頂いたもの。
博物館の復元模型への取り組みとしての展示、という主旨です。
展示される模型の中にはデスモスチルスも。
ジオラマ用の小さな模型ですが、そこは日本を
代表する古脊椎動物でもあるデスモスチルスです。
出来る限りしっかりとした模型を造りたいという事で、
デスモスチルスの復元の研究で著名な犬塚則久先生
監修をお願いし製作しました。
実は以前、アショロアを製作したのは、このデスモスチルの
ための予行演習だったのです。
と煽りつつ、画像撮り忘れたので
気になる方は是非会場へ。
本日、琵琶博では松岡廣繁先生による
講演講演「骨格バードウォッチングのススメが開催という事で、
設営作業を中断して聴講。
鳥類の嘴についての話が面白かったです。

きしわだホネホネワークショップ2009

2009年12月15日 / その他

12/13
前回に続き、きしわだホネホネワークショップ
参加してきました。
講師も前回に引き続き、なにわホネホネ団団長・西澤さん。
作業手順は、手羽先から肉を取って
>パイプ洗浄剤に約1時間漬けて、残った肉を溶かし
>さらに残った細かい部分をピンセットなどで取り除き
>漂白剤につけて、乾燥させて完成
作業に夢中になりすぎて、途中画像撮り忘れた、、、。
待ち時間に、ニワトリやタヌキの骨格、
さらには活きニワトリも登場して、鳥の骨格の
特殊性や、各部の機能などを判り易く解説。

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カゴに入っているニワトリは、このあと
子供たちに撫でられたり、抱っこされたり。
ムニムニいろんな所を触られても決して怒らない
本当に大人しい子で、その大人しさを買われて
このワークショップにスカウト(?)された、重要なスタッフの一員。

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という事で、手羽先はこうなりました。
本当は、ちゃんと板に接着剤で固定して、
ラベルも付けてなかなか本格的な標本として
完成させるのですが、いろんな角度から見たいので
私は板に固定させずに終了。
人生初自作標本。
西澤さんと言えば、今年は何と言っても
ホネホネサミットを大成功させた事でしょう。
ワークショップ終了後、恒例の飲み会で
ホネホネ団の活動や、ホネホネサミットの今後の
展望などを聴いていると、ホネでまだまだそんなに
面白い事出来るんだ、と圧倒されます。
こっち(古生物ネタ)も、もっと何か考えてみないとな~。
・・・・・・・・・・・・・・
最近、恐竜・古生物関係の洋書であまり面白そうなのが
出ないので、ネットで見つけたフランスで出版された本
Amazonフランスで注文、あっさり到着(当たり前だ)。
内容は、両棲類から恐竜以前までの脊椎動物について。
全ページフルカラー、文章も相当量なのに加えて、
イラスト・標本写真が写真集一歩手前状態で充実。
また印刷が良い上に、掲載されている標本が
質の高い物ばかりで、フランス語が読めないのが悔しい。
英語版が出たらそっちも買いますよ、コレ。

京都大学・古脊椎動物学ゼミで発表

2009年12月3日 / イベント・教室・講演


いつも参加している京都大学・近畿古脊椎動物ゼミ、通称「骨ゼミ」、
そこで私が話をする事になったのです。
この前の高校での講演が、日頃古生物には
ほとんど接点が無いであろう高校生が相手なら、
こちらはその道のエキスパートが相手。
それなら、いっそずっと自分が疑問に思っている事を
直球でぶつけて勝負したれ!って事で演題を
「獣脚類の口唇復元に関する考察」に。
要は「閉口時に歯が見えないトカゲ型復元って
どんなもんですかー」な内容です。
発表後には、古脊椎(『鳥の骨探』著者の松岡先生)、
現生動物(トカゲが専門の疋田努先生)、数多くの
獣脚類の歯のクリーニング経験者
(ナショナルジオグラフィックス日本版でも
紹介された化石ハンター・大倉さん)、
古生物復元作家(小田隆さん)等など、
それぞれの立場からの見解、異論、助言があり、
発表したこちらのほうが随分勉強になりました。
というか、質問されても、それに的確な
データや考えがキチンと提示出来なくて、
日頃、学会や骨ゼミで研究者だけでなく学生さんもパッと
質問に対応出来ているのを観ているだけに、当たり前とは言え
専門に研究・勉強されている方との格の違いを痛感。
でも、やってみて面白かったですし、
良い経験になりました。
その後の懇親会でも引き続き皆さんから
意見を聞くことが出来て、いろいろと今後の作品制作の
構想が浮かぶも、とりあえず帰宅後にやったのは
スライドのスペルミス修正だったり。
やっぱりやっちまったか~(笑)。

兵庫県立西宮香風高等学校で講演

2009年12月2日 / イベント・教室・講演

●11/26
兵庫県立西宮香風高等学校で講演。
きっかけは今年4月の六甲昆虫館での作品展
偶然昆虫館に来られて、私の作品や活動に興味を
持たれた香風高校の先生が今回の講演を
企画して下さいました。
講演のタイトルは
「恐竜造形作家を目指して」。
学生の皆さんには、まず最初にいつも私が行っている
恐竜復元画ワークショップをやってもらい、その後は
私の活動をスライドを使ってお話。

CIMG0583(2).jpg
今まで経験の無い高校での講演という事で、
正直不安だったりもしましたが、いざ講演を始めると
皆さん非常に真面目に聴いて下さり、気持ちよく
話が出来ました。自分が高校生の時は、あんなに真面目に
講演とか聴いてなかったような気がするなぁ。


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