■クイーンズランド博物館
2019年11月14日 / SVP2019・ブリスベン, 2019年 オーストラリア, 博物館・特別展見学, SVP・古脊椎動物学会, 海外
2019年10月
オーストラリア・ブリスベンにあるクイーンズランド博物館を見学しました。
ムッタブラサウルス。
私世代ならオーストラリアの恐竜といえば
このムッタブラサウルスではないでしょうか?
ムッタブラサウルスの全身骨格は福井でも見られますが、
やはりこの本で何度も見たポーズを現地で見られるのは
嬉しいです。
クンバラサウルス。元はミンミとされていた標本。
見事な保存状態&クリーニング。体表の細かい鱗までしっかり残っています。
足跡化石。世界でもトップクラスの足跡集合化石だそうです。
メガラニア。全長約7mと推定されるオオトカゲ。
大型両生類・シデロプス。
以前造形して以来、一度実物を見てみたいと思ていた
標本です。その割にはこの博物館にある事をすっかり
忘れていて、平山廉先生と集合した際に教えて貰って
ビックリしたりでしたが。
シデロプスとの対面で喜んでいると、平山先生が記念撮影を
して下さいました。
オーストラリアと言えばやはり有袋類。
大型カンガルー。現生カンガルーとは同属別種のようです。
左は現生カンガルー。
ディプロトドン。史上最大の有袋類。
現生動物もオーストラリアの動物で構成。
恒例の博物館で食事。美味しかったです。
ミュージアムショップ
ディプロトドンが主人公の絵本。
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古生物の展示はそれほど多く無く、クィーンズランド産の脊椎動物化石+足跡化石メイン
(というかほぼそれだけかな?)。
ただ、一つ一つが他の国ではあまり見られない&見事な保存状態のものが多く
見応え十分でした。また学会期間という事で、研究者の皆さんと一緒に
展示を見学出来たので、色々と解説して頂けてより楽しい見学になりました。
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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。
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