■恐竜ワークショップ in 台北
2019年10月27日 / 2019年 台湾, 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演, 海外
2019年9月28、29日
国立台湾大学動物博物館主催の
恐竜ワークショップの講師を担当しました。
28日は国立台湾大学での開催。
主に博物館や教育関係者が参加者です。
会場の台湾大学生命科学館。
まずは台湾大学の古生物研究者・蔡政修先生による
古生物学についてのお話。
次が私が担当のワークショップです。
フェバリット社・ホネケシ・ティラノサウルス頭骨に
色付き粘土で肉付けをします。
いつもに比べて年齢層が高い事もあってか、作業・細工がとても細かいです。
29日は新北市立泰山高級中學(日本での高校)での開催。
参加者さんも高校生になります。
規模が大きい学校です。図書館などの設備も立派でした。
こちらも、まずは蔡政修先生によるお話。
次が私の担当のワークショップ。
皆さん、しっかり作業して下さいました。
また終了後にも個々にお話も出来ましたが、海外というだけでなく
高校生メインという&学校でのワークショップというのも
初めての経験でしたので、私の方も色々と学ぶことが多く、
また楽しかったです。
更に翌30日は、急遽講演を追加で開催することに。
蔡先生の研究室で私の仕事についてお話をしました。
昨年は同じ台湾大学で講演をしましたが、
今回は私にとっては初めての海外でのワークショップ開催でした。
蔡先生と研究室の学生さん達、そして博物館スタッフの皆さんには
とてもお世話になりました。
特に学生さん達には、前々日からワークショップの事だけでなく
いろんな事の話し相手になって下さり、また食事でもお世話になったりで
事前に長くお話が出来た事もあって、私の教える事、話す事のニュアンスもしっかり
理解して下さっていて、ワークショップの時も見事なアシストで本当に助かりました。
参加者さんからのワークショップ感想も聞くことが出来て、今後の日本での
ワークショップの際にも参考になる事ばかりでした。
このワークショップを初めて約8年になりますが、改めて内容を整理し、
また工夫の余地を知ることができる機会になりました。
蔡先生は台湾での古脊椎動物学会を立ち上げられています。
これから台湾の古生物学も益々盛り上がりそうで楽しみです。
ワークショップや講演の様子は、台湾大学動物博物館、
蔡先生のfacebookアカウントでも紹介されています。
蔡先生の研究室でのコーヒーと外の眺め。
蔡先生の研究室はとても雰囲気が良く、毎日ここに通えたのも
楽しかったです。
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