骨ゼミ&変ワニ

2009年10月29日 / 恐竜・古生物


●27日は、近畿古脊椎動物学ゼミ、
通称「骨ゼミ」参加のため京都大学へ。
この日は京大・動物系統学研究室の疋田努先生による
日本のトカゲの分布に関する講演。
骨ゼミでは古脊椎動物だけでななく、こうして
現生動物の話も聞ける事も。
鱗の形、並びやDNA解析も活用する現生動物の
研究の話は、化石という骨だけから同定する場合が
ほとんどの古脊椎動物学に日頃接している私には、
またいつもとは違う研究の面白さ、大変さを
知る良い機会でした。
で、その後は毎回恒例の懇親会=飲み会。
骨ゼミ主催の松岡先生に学生さん、OBの皆さん、
もちろん疋田先生、それに小田隆さん
先日ナショナルジオグラフィック日本語版でも紹介された
化石ハンター・大倉さん等も加わり、なかなか濃い面子。
Strange Crocs of the Saharaサハラで発見された白亜紀中期のワニ復元プロジェクト。
CGはタイラー・ケイラーさんに、先日のSVPでも
発表されたエリン・フィッツジェラルドさんの二方が手掛けた
復元模型も素材としてデータを制作しているそうです。
先日発表されたアルマジロスクスと言い、
ストレンジ・クロック=変ワニ(と、勝手に言ってます)が
何気に熱いっすね。
ちなみに、今月号のビバリウムガイド
幻想ビバガも海洋堂・古田悟郎さん制作の
アルマジロスクスです。
変ワニ戦線、参入したいな~、時間無いな~。

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