「恐竜フィギュア作り」at島根県立三瓶自然館・サヒメル
2013年6月25日 / イベント・教室・講演
6月22日
島根県立三瓶自然館・サヒメルにて
「恐竜フィギュア作り」開催。
7月13日からの特別展に向けて、入り口ホールで
先行公開中のマメンキサウルス。
小型の個体ですね。
背中側が見られるのが嬉しい。
恐竜以外がセンターを取る波乱が
起こったり、、、、しないか。
今回の教室の内容は、
ディノケシ・ティラノサウルス頭部復元。
サヒメルの地質・化石の学芸員・河野さんとの
コンビでの講師でした。
ウロコディテールを入れたり、
模様を入れたり。
各部の筋肉の厚さの違いも出ている様な、
なかなか複雑なラインが再現されています。
仕上げの歯の塗装中。
このプログラムはディノケシ、というしっかりした頭骨を芯を使う事で、
「復元」の作業を行っている事が
何となくでも感じ取って貰えればな、と毎回思っています。
今回は、教室では特に教えていないにも関わらず、
ティラノの両眼視が出来たとも言われる目の角度を意識して
製作している子供さんもいて驚きました。
遠くは広島市から来てくださった方もおられました。
今回の教室で学んだ化石の見方、骨の構造等の
知識を、7月からの特別展見学のときに
活かして貰えれば嬉しいですね。
昼食。サヒメルの前にある三瓶バーガーで。
施設の周囲を散策。
心が純真なら、走り出さずにいられない草原。
この環境の良さもサヒメルの売りの一つ。
モリアオガエルの卵塊。
もちろん、常設展示も。
デスモスチルス。
気屯標本を犬塚則久先生監修の復元で組み立てたもの。
解説のCGも結構出来良し。
日本で最初のデスモスチルスの化石(歯)は、
島根で見つかっています。
アロデスムス。
オスですね。
こちらは、松江市で発見されたアロデスムス頭骨(レプリカ)
状態の良さに驚きました。
特別展準備作業中にて。
大型竜脚類・アルゼンチノサウルス脊椎と。
現存する恐竜の脊椎の中では最大級の一つ。
こういう画像は普段なかなか撮れないので、役得ですね。
やはり、模型にとっては骨格と並ぶのが
一番の晴れ舞台かと。
といっても、これはあくまで記念撮影。
実際の展示の配置とは違います。
このほか、約20点の私の作品が
特別展で展示されます。
夕食に学芸員さんと御一緒した割烹・天草で。
地元では有名なお店との事。
画像は通常の海鮮丼にさらに具を追加した
スペシャル版。
お店の大将さん、女将さんのお二人の話が
楽しく、閉店までお邪魔してしまいました。
その他、石見銀山をぐるっと回ったり、
夜の出雲大社を見学したり(本殿は入り口まででしたが)、
初島根を堪能させて頂きました。
教室に参加して下さった皆さん、河野さん他、
サヒメルスタッフの皆さん、
ありがとうございました。