特別講演会「恐竜時代を生き抜いたトカゲたち」
2012年11月30日 / 恐竜・古生物
11月24日 岸和田で開催された
特別講演会「恐竜時代を生き抜いたトカゲたち」(PDFデータで開きます)
に参加してきました。
講演開始直前の様子。
有鱗目、という括りで化石種から現生種までの研究を
一度に聴ける機会というのは、なかなかある事ではありません。
また、講演者はもちろん聴講者も豪華な顔ぶれ。
講演終了後は、会場から歩いてすぐの
きしわだ自然資料館の見学。
ここには、クリダステスの新復元版全身骨格を含む
世界最新と言って良いモササウルス類展示があります。
各分野のエキスパートが骨格展示を前に
ディスカッション。研究者によるジャムセッション
と言ったノリでしょうか?それを生で聴けるのですから
なんとも贅沢な盗み聴き(?)です。
化石から現生までそれそれの最先端の研究を聴き、
専門家の皆さんと展示見学、そして懇親会での交流と、
これぞ古生物学を楽しむ事の醍醐味が凝縮した
1日だったかと思います。また一般の方の参加も多く、
規模的にも大きな学会では無い分、化石・古生物好きと
研究者さんの交流が活発に出来る良い機会だったのでは。
今回の講演会の主催でもある化石研究会では、
毎回興味深い話題でのシンポジウムを日本各地で
行っています。お近くでの開催の折などは
是非ご参加を!