恐竜シンポジウムin篠山&三田 その2
2011年10月27日 / 恐竜・古生物
●23日
この日の会場は兵庫県立人と自然の博物館。
午前中は「サイエンスカフェ・恐竜復元画を描く方法」
小田隆さんをメインに、三枝春生さん、渡部真人さん、
對比地孝亘さんも参加。
質疑応答が多く、急遽15分延長という事に。
サイエンスカフェの後、渡部さんに質問する小学生。
約10分間、がっちり2人で恐竜トーク。
時間的に余裕のあるイベントだからこその
贅沢な機会です。
会場では、他にもこういう場面が見られました。
前日講演された新谷明子さんは、
兵庫県立人と自然の博物館で化石のクリーニングを
行われている方々と情報交換。
人博のスタッフの技術やオリジナル工具に新谷さんも
興味津々。こういうその分野のトップ同士の交流を
見られるのも楽しいのです。
午後からは、大阪市立大・恐竜愛好会
ジェラシックパー君担当の
「恐竜の復元画を描いてみよう」、
私が担当の「恐竜復元模型をつくろう」の
ワークショップ。
復元画ワークショップは開始と同時に人だかり。
最終的に100人以上の参加があったとか。
こちらは私のワークショップ。
怪しげに会場を見つめるティラノの影、、、、
と、こんな一幕も。渡部さん、わざわざこういうネタを
仕込んでくれてたんですね。
出来上がった作品を並べて、記念撮影。
こうして、充実した2日間のイベントは終了。
その後、小田さん、新谷さんと六甲昆虫館へ。
最後の最後まで濃い時間でした。
これだけのバリエーションにとんだ講演、
ワークショップで構成された恐竜関係のイベントは
これまでのなかなか無かったはずです。
また、化石の研究では決して外せない
需要な仕事であるプレパレーターとして
世界の最前線で活躍する日本人・新谷明子さんを招いた、
という点でも画期的なイベントであったはずです。
こんなイベントに日本で参加出来るとは思いませんでした。
このイベントを実現させた兵庫県立人と自然の博物館の
皆さんには感謝の気持ちを伝えると共に、
また次の機会も期待してしまいます。