SVP2010inピッツバーグ 4
2010年10月20日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2010・ピッツバーグ
ホテルからの街並みの眺め
最終日の昼食
左から、小田隆さん、仲谷英夫さん(鹿児島大学)、
冨田幸光さん(国立科学博物館)。
バイキング形式の中華料理。隣のテーブルもSVP組で、顔見知りも。
SVP会期中、街のレストランでは良くある光景。
最終日は、夕方までの研究発表の後、
授賞式と打ち上げパーティー。
授賞式までの間に夕食を。
左下から時計周りに、
鍔本武久さん(林原自然科学博物館・日本産のBrachyodusについて発表)
池田忠広さん、仲谷英夫さん、2人飛んで
西岡佑一郎さん、小田隆さん、
池上直樹さん(御船町恐竜博物館・
御船の地層と化石についての発表(で良いのかな?))
今回のSVPも締め括り、という事で会期中の情報交換等で
盛り上がります。
握り寿司もメニューにあるシーフードメインのレストランですが、
ポークを注文。アメリカでは肉頼んでおけばとりあえず
大きな外れは無いような
(帰国後、がっちり体重増えてましたが(泣))。
夕食のレストランで化石魚類研究の権威
ジョン・A・ロング氏(ロサンゼルス郡立自然史博物館)と。
ジョン・ロング氏と言えば、非常に状態の良い魚類化石が
産出するオーストラリア・ゴゴ層の研究が有名で、
「The Rise of Fisehs」や「Swimming in Stone」等の化石魚類の
著作に加え、オーストラリアの恐竜についての著作もあります。
特に「The Rise of Fishes」は、化石魚類に興味のある方には
必ずお勧めしている本。今回のSVPで始めてロング氏の発表を聴き、
挨拶もする事が出来ました。
授賞式。
今回も日本人から受賞者が。
学生によるポスター発表の中から選ばれるコルバート賞を
冨田武照さんが受賞!
化石サメ類の摂食方法についての発表です。
コルバート賞は、これで日本人が3年連続で受賞という快挙!!
受賞の様子、、、、ですが、
全然良い画像が撮れませんでした。すいません、、、。
コルバート賞歴代受賞者3人が集まるタイミングが
あったので記念撮影。
左から、平沢達矢さん(理化学研究所・
今回は獣脚類の呼吸についての口頭発表)
木村由莉さん、冨田武照さん。
冨田さんが受賞、と木村さんから聴いて、
「それじゃ、是非受賞者3人で記念撮影したいな~」と話していたら、
ちょうどそこに平沢さんが通りがかったという(笑)。
最後は、これも毎回恒例打ち上げパーティー。
午後10時開始で、午前2時になってもまだ続いてました。
ダンスフロア・まだ盛り上がっていない時間帯。
ちょっと遅れて会場に行くと、入り口でブラドリー・スコットさん
(アルバータ大学)とバッタリ。
スコットさんは、私のケファラスピスを見て
「尻尾の形状がちゃんと合ってる!」と去年のSVPで
声を掛けて下さってからの知り合い。
今回も甲冑魚の尻尾についての発表をされていました。
で、「今来たんですか?飲み物は持ってる?」と聞かれ
「飲み物まだっす!」と答えると、ビール奢ってくれました。
こんな経験も出来るなんて、ケファラスピスの尻尾は偉大だ、、。
締め括りの記念撮影
左から
ゲイリー・スターブさん、タイラー・ケイラーさん、
池田忠広さん、私。
ケイラーさんからは「小田さんは?」と聞かれたんですが、
SVPへ出発前からのハードスケジュールの疲れ&夕食のビールで
ダウン。打ち上げにはかなり遅れて参加になってしまい、
この撮影の時に間に合わなかったんですよね。残念。
打ち上げパーティーでは、会期中に使っていたネームカードを
他の参加者と交換するのが習わし(?)。複数回交換もアリで、
最後には自分の全く知らない方のネームカードになってしまう事も。
今回、私はWatanabe Akinobuさん(フロリダ州立大学)と交換。
Watanabeさんの発表は毎年、復元をする人間には
興味深いものばかりで、お話を伺うのが楽しみな方です
(日本語OKだし)。
翌日、午前中に帰国。ピッツバーグの空港へ。
朝食に入ったカフェで甲能直樹さん(国立科学博物館)と
一緒になったり、ピッツバーグから成田までの飛行機でも
SVP見学に来られていた学生さんと一緒になったりと、
最後まで古生物学を満喫した旅でした。
次回は戦利品編。