SVP2009inブリストル 5

2009年9月28日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2009・ブリストル


SVP 3日目 その2
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ホテルの近くから、ブリストル大学方向。

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展示模型制作会社・10tonsの作品。
スタッフの方とも話が出来て、立派な作品ファイルを
頂いたり。また、こちらの作品ファイルをお見せしたら、
コティロリンクスとイグアノドンを非常に気に入られた様子。
イグアノドンのような地味な作品を褒めて頂けると
かなり嬉しかったり。
会場の一角で作品を広げている方がいたので、
覗いてみると古生物イラストレーター・Lulas Panzarinさん。
声を掛けてみると、初対面なのですが、
向こうは小田さんの事をすでにご存じ。
イタリアの方という事で、イタリア産の
古生物であるプセフォデルマの画像をお見せすると、
アーティストと一緒におられた研究者の方が見て
「これ記載したGiovanni Pinnaは知ってるか?」
「Pinnaさんの論文を資料に造ったから、画像を
 送ろうと思ったんだけど、アドレスが分らなくって」
「彼はもう退官しちゃったんだよ。でも、私に画像を
 送ってくれれば、見せておくよ」と、思わぬ展開。
「Pinnaさんのいたミラノの博物館って言えば、
 ベサノサウルスの出来の良い復元模型がありますね」
「ああ、ベサノサウルスは私が記載したんだよ」
ホテルに帰ってから頂いた名刺を確認すると、
先日、スピノサウルスの製作で参考にした論文の著者
さらにはスキピオニクスの記載者で、
「Dinosaurs Of Italy」の著者でもある
クリスチアーノ・ダル・サッソさんじゃないですか!
次の日、改めてご挨拶しておきましたが、
こういう事にすぐ気がつかないとは、
私もまだまだ勉強不足です、、。

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右がダル・サッソさん。
この日の夜は、毎年恒例オークション。
オークション会場では、オタワでのSVP以来、
3年ぶりにマーク・ハレットさんと再会。
たまたま私のオークション出品作品の近くで
出会ったので、それを見て貰う事が出来ました。
その私の出品した作品は、
六甲昆虫館標本箱入りティクタアリク。
落したのは、新谷明子さん(フィールド博物館)。
ちょうと近くを通りかかったカイル L. デービスさん
(サム・ノーブル博物館)も一緒に記念撮影。

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今年は小田さんの作品がライブオークションに
選ばれていました。その様子は小田さんのブログを。
SVP 4日目
この日は、午前は獣脚類、午後は竜脚類の発表。
どちらにも復元に関する発表が幾つか。
個人的には、今回のSVPの口頭発表の中での
山場の時間帯。全部理解出来なくとも、とにかく集中して聴講。
少しでも理解が出来れば、それを取っ掛かりに
同じ発表を聴いている知り合いの研究者さんに
質問をして確認したり。
ポスター発表会場。

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對比地孝亘さん(東京国立科学博物館)による
アビミムスの前肢に関する発表。

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Watanabe Akinobuさん(シカゴ大学)による、
ちょうど旬のネタであるラプトレックスの前肢に関する発表。
復元にも関わってくる内容です。

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犬塚則久さん(東京大学)によるアショロアの新復元の発表。
私が先日制作した作品で再現した姿から、
結構変わりました。いずれこの新復元版にも挑戦しなければ。
続く

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