「第一回 きしわだ恐竜教室 子供の部&古生物ゼミ」

2009年6月15日 / イベント・教室・講演


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タイトルの通りのイベントがきしわだ自然資料館にて開催。
このイベント、元々は私の
「恐竜・古生物に関する短いワークショップ・講演を
 組み合わせる催し物はどうかな。幸い、自然資料館
 関係者には人材が豊富だし」という思いつきを
資料館のほうで形にして下さったもの。
ということで、ワークショップ・講演の内容・構成や
全体の流れは私が担当させて頂きました。
ちなみに、今回の構成は、
・恐竜についての講演(25分)
 担当 京都大学博士課程 黒須さん
・次に私が、恐竜復元画製作に挑戦(30分)を担当
 
・恐竜フィギュア塗装(約1時間)
 担当 海洋堂フィギュアミュージアム 田辺高憲さん今回は会場が少し狭いという事で
定員30名で予定していたのですが、
それを大幅に越える参加希望者が来られ
急遽席を追加、目一杯会場に入って貰うも
それでも入りきらず、参加出来なかった方々には
申し訳無い事に。
教室のほうは、黒須さんの子供の心をガッチリ掴む
トークはさらに磨きが掛かり、ワークショップの経験豊富な
田辺さんは安定感バッチリ。さらに、資料館スタッフの
サポートもいつもの事ながら見事で、
特に私が気を使わなくても順調に進行。
また会場には、古生物学会や京大骨ゼミで
知り合った地質系の学生さんが見学に。
席はもう一杯なので、必然的に立ち見、さらには
ワークショップのお手伝いまでしてもらう事に。
助かりましたし、いろんな方に会えて楽しかったです。
これで参加者の皆さんが満足して下さったら
嬉しいんですが。
教室終了後、結構多くの子供さん(&親御さん)が、
とても丁寧にお礼の挨拶をしてくれたので、
それなりに上手く行ったのかな、とは思っているのですけど。
フィギュア塗装講座開始後にcorvoさんこと小田隆さん登場。
会場に空き席が出始めた頃に大人げなく塗装に参加。
大人げないので、
「小田さんは有名な恐竜画家。
 フィギュア塗っても上手い筈なので、注目!」
とアナウンスしてハードル引き上げ。
自分の作品の事で必死の子供達よりも、その親御さん達が
食い入るように小田さんの塗装作業を見ておられましたね。

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フィギュア塗装後、小田さんの作品と自分の作品を並べて
記念写真を撮る参加者の皆さん。
さて「恐竜教室 子供の部」のあとは大人の時間(笑)。
せっかく恐竜・古生物に興味のある面子が揃うんですから、
簡単な勉強会でもしましょう、という事で
今回から「恐竜教室」とセットで
「きしわだ自然友の会 古生物ゼミ」を始める事に。
第一回という事で、言い出しっぺの私がネタ振り。
首の長い剣竜・ミラガイアから剣竜全般の話をいろいろと。
一人では気がつかない指摘や意見が出るので面白いですし、
造形に使えるネタも仕入れられたり。
で、最後はやっぱり飲み会。

R001430201.jpg
角竜を研究している黒須さんのアイディア&リクエストで
一升瓶に小田隆さんがバガケラトプスの骨格を。
白マーカーで描いた骨格がモンゴル産化石っぽいよね、と
マニア受け。
「きしわだ恐竜教室 子供の部」は、第二回も
予定しておりますので、興味のある方は是非ご参加下さい。
基本子供優先ですが、席に余裕があれば大人の参加もOKです。

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