続・カメニアラズ
2009年5月31日 / 造形・イラスト作品
なんとか5月中に完成しました。
ヘノドゥスです。
ヘノドゥスは、先日紹介したプセフォデルマと同じ板歯類。
お腹は、亀とは違い、皮膚の下に骨質の
板が並んでいるという復元にしました。
この作品、ドレパノサウルスに続く根付風ストラップ用に造形。
ドレパノサウルスは、結構古生物に詳しい人でも
すぐには判らない方が多く、リアクションも
「こんなネタまで造ってるんだ!」よりも
「へぇ~、こんなの居たんだねぇ~」的なのが多かったり。
んじゃ、次は誰もが判るネタで勝負してみよう!
と、ヘノドゥスに決定。
でも、造っているうちに「こんな有名どころのネームバリューに
頼ってて良いのか?」という悪魔の囁きが、、、。
という事で、同時代同地域に生息していたと
考えられる大型両棲類・メトポサウルスの頭骨を
アクセントに加えることに。後肢&尻尾部分の
強度を補う役目にもなっています。
でも、ヘノドゥスは海水棲ですし、
メトポサウルスは淡水棲。
ちょっとこの組み合わせは無理があるかも。
メトポサウルスの頭骨が洪水か何かで
海まで流されて来た、って事で。
ツッコまれたら、そこから話が広がるでしょうしね。
折角なので記念写真。
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