SVP2007 レポート

2007年10月18日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2007・オースチン


定刻通り、テキサス・オースチン到着。
え~、誰も額に「米」って書いてないやん。
という訳で、今年のSVP・古脊椎動物学会レポートです。
同じくSVPに参加しているcorvoさんのブログも
一緒にどうぞ。
会場最寄りの空港になる
ベルグストーム空港(名前がカッコイイ!)内から、
すでにこんなSVP記念の展示が!
2007.10.17.1.jpg
パラスクス(フィトサウルスの1種)
2007.10.17.2.jpg
ディメトロドン幼体頭骨&復元模型
こういうのが、幾つも空港内に設置されてます。
学会というよりお祭りな雰囲気だなぁ。
SVP会場&宿泊先である、ヒルトンホテルの部屋から
2007.10.17.3.jpg
間違いなく1流ホテルなんですが、
2人部屋に3人で予約取ったら(取れるんですよ)、
やっぱりベッドは2つで、申し訳程度に
枕と毛布のセットがもう一つ。
という事で、自動的に私は床で寝る生活決定。
だって、同室がcorvoさんに早稲田大学の
平山先生なんですから。
何故、そういう部屋の取り方になるかというと、
北米のホテルは基本的に1室単位の宿泊費。
1人より2人、3人で泊まると割り勘で滞在費を
安くする事が出来るんです。
そして、もう一つの理由が、学会会場のホテルは
大概良いホテルなので高い。 4泊全額出すと
結構凄い額に。ちなみに、私たちが泊まっている
部屋が1泊25000円。
今回のレセプションパーティーは
ホテル近くのバー。例年は地元の博物館が
会場で、展示室で飲み喰いなのですが、
今年は地元の博物館が小さくて大人数の
収容出来ないとの事。
会場前まで来て、IDカードか身分を証明する物が
ないと入れないという事に(お酒が出るかららしい)。
IDカードをまだ貰ってなくて、パスポートを部屋に
置いて来てしまった私は、一人でホテルに引き返す
事になり、図らずも海外3回目にして
「海外夜の繁華街・初めてのお使い」
こんな経験初めての私には、オースチンシティも
ゴッサムシティも変わんねぇくらい不安だ!

まぁ、何も無かったけど。
で、無事入場。

2007.10.17.4.jpg

いかにもアメリカ~ンな感じ。
ホッケーゲームやビリヤード等が沢山。

2007.10.17.5.jpg
おお! MIDWAY製のカーレースゲーム。
奥はギャラクシアン(だったと思う)。

2007.10.17.6.jpg
やったよ! テキサスでベガ、、、、
じゃなくてバイソン(笑)倒した!
(* 海外版のスト2は、ラスボスの名前がベガではなくバイソン)。
シカゴ大学で復元模型製作を担当している
タイラーさんと合流。テーブルでcorvoさんの
絵本「アパトサウルス」やら、それぞれ作品のファイルを
広げて話をしていると、通りすがりの方が覗き込み、
それを見て話しかけて来ます。
corvoさんは何やら商談開始の様子。
商談となると、私やcorvoさんの拙い英語では
不安なので、そこに居合わせた東大院生・久保さんに
通訳をお願いする事に。ついでに私の事も
紹介してもらったり。久保さん、ありがとうございます。
さらに話をしていると、古生物アーティストの
ドナ・ブラギネツさんが通りがかり、そのまま話の輪に。
ブラギネツさんは、女性らしい繊細なタッチと色調が好きで
是非御会いしたかったアーティストの一人。
作品ファイルを見せると、またもや評価が高いのがジョバリア
マーク・ハレット氏に続き、誉められ2冠達成だよ。
それとデイノニクスも高評価。
相変わらず女性からの評判が良い作品だなぁ。

2007.10.17.7.jpg
左から、
タイラーさん、Vanderbilt大学のMark Kaplowitz氏、私、
ブラギネツさん(corvoさん撮影)。
タイラーさんとブラギネツさんがニジェールサウルスの
復元について意見交換。どの部分を話題にしているかは
判るんだけど、肝心の理屈の部分の英語が全然判らない。
めちゃくちゃ悔しい。マジで英語勉強しようと思った瞬間
(でも多分、すぐサボるんだけど)。
そんな中、突然「アパトサウルス」をヒョイと取り上げ、
見入っている人が、、、と思ったらウィリアム・スタウト氏!
絶対、こちらの事なんて忘れていると思い、改めて
挨拶しようとすると、向こうから「お、元気?」。
軽っ。 でも少しでも覚えて貰っていたなら光栄な事です。
という事で、また明日!
バタバタしておりますので、
コメントへの返事が遅くなるかと思いますが、
ご容赦のほど。

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