カテゴリー「海外」の記事

■ドイツ・恐竜古生物博物館見学旅行記 in パーパスジャパンHP

2018年6月2日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外

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「ドイツ・シュトゥットガルトとフランクフルト8日間 恐竜・古生物博物館見学旅行」
昨年秋のドイツ旅行の際にお世話になった旅行会社・パーパスジャパンのサイトに、
その旅行のレポートを書きました。
各博物館の詳細は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。


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■台湾・日光石頭博物館

2018年5月12日 / 博物館・特別展見学, 台湾 2018年4月

樹谷生活科学館で合流したお二人から、「近くになかなか興味深い化石展示施設が
あるから一緒に行きませんか?」と誘われて来ました。


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入り口前のミュージアムショップ?の雰囲気からすでにタダモノでは無い感。


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入ってすぐがコレ。
ちょっと想像以上に凄い。しかし、コレはまだ序の口だったのです。


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広い!&なんか色々ある!


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地味にスゴそうなものがあるなぁ、と見ていたら、
後で同行の2人も「アレ、ちょっと凄いものじゃないですか?」と。
見てるところが一緒(笑)。


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ここからは恐竜ホールらしい・・・・。


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!!! なんかエラいことになってますが!


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恐竜と仏像。
なかなか他では見られない構図。

この博物館、個人のコレクションを陳列したものです。
展示キャプションは結構間違いがあったりですが、とにかく規模は凄い。
一度に見られる恐竜・古生物の全身骨格レプリカの量では台湾で一番かも。
ティラノサウルスに関しては、現在台湾で唯一の全身骨格なのでは、という話も。
最初は展示されているものの大きさ・量・規模に圧倒されますが、
そのうちにコレだけの物を集め、そしてそれをこうして一般に開放する
館長さんの情熱を想像してまた圧倒されます。
まさにヴンダーカンマー!!(もう「部屋」という規模でも無いですが)。


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今回はあまり紹介していませんが、とにかく色々あります。

近々この博物館は閉鎖するらしいとの事です(多分)。
見学に行きたいという方は、事前に開館状況を調べられたほうが良いかと。


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■台湾・台南・樹谷生活科学館

2018年5月8日 / 博物館・特別展見学, 海外

台南・樹谷生活科学館を見学。
台南駅からローカル線で約15分の新市駅から
タクシーで15分ほどです。

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入り口で学芸員さんと、台湾の恐竜・古生物好きのお二人と合流。
一緒に見学&案内して貰えると事になりました。


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タルボサウルス


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大型モササウルス類

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トウジャンゴサウルス


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1階に中生代展示、その真下に新生代展示があります。


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化石種ゾウ(ステゴドン類)


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グリプトドン


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Cervalces scotti(化石種ヘラジカ科の1種(?))
この全身骨格は初めて見ました。

新生代展示が予想外の充実。また周りに囲いが無いので
様々な角度から観察出来るのも嬉しいです。




現生動物の展示。
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考古学展示。
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そもそもこの科学館のある場所が考古学遺跡の発掘地の傍だそうです。



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ミュージアムショップ。


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科学館の外にマメンチサウルス全身骨格!



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ペットボトルのシールが可愛い。


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ドラゴン?の乗り物。台湾っぽいです。


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皆さんと記念撮影。
今回は古生物関連だけの見学になってしまいましたが(皆さんと色々とお話をしていて時間切れ(笑))、
まだ新しい施設という事もあって、展示・設備ともにしっかりとした科学館に感じられました。
恐竜だけでなく、新生代や現生動物の骨格展示が多いのも台湾では結構珍しいように思いますし、
屋外のマメンチサウルスなど他とはちょっと違う見せ方が楽しい施設です。
機会があれば、また行きたいです。

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科学館で合流したお二人が、
オススメの台南ローカルフードに連れて行って下さいました。
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美味しかった!

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これもオススメのタピオカミルクティー。
今回は高雄からの往復、台南は通るだけ予定でちょっと残念に思っていたので、
少しですが台南の街を見て回り、食事も出来て嬉しかったです。
国内外問わず、訪れた先で地元の方に美味しいお店を紹介して頂いたり、
食事を一緒出来ることが多いのは、恐竜・古生物に関わる事の大きな楽しみになっています。

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台南駅。良い風情の建物です。

さらに、案内して下さった方オススメの「高雄で一番美味しい小籠包」が
ホテルから近いという事で翌日行ってみたのですが・・・・
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スープが本当にタプタプでビックリ&美味しい! そして7つで200円弱! 
これだけで十分豪勢な朝食になります(営業が早朝から昼過ぎまで)。
次の日、もう一度行きました。

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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。
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■国立台湾大学で講演をしました。

2018年4月30日 / イベント・教室・講演, 海外

2018年4月18日
国立台湾大学で講演をしました。
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タイトルは日本語だと
「過去を作る:パレオアーティスト・古生物作家としての仕事」
という感じです。


まず前日の17日に、友人の台湾人古生物作家・許書毓さんと一緒に
今回の講演を企画して下さった台湾大学の古生物研究者・蔡政修さんの研究室にお邪魔しました。

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構内の植物の違いに、ここが沖縄よりも南なことを実感します。
その緑の濃さもあってか、とても雰囲気の良い大学構内です。


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左が友人の作家・許さん。右が蔡さん。
許さんとは、これまでも一緒に色々と仕事をしています。
台中で昨年に開催された国際マンモス学会の参加者への記念品になった
マンモスフィギュアの原型データ製作も担当されています。

蔡さんは化石ヒゲクジラが専門。
このすぐ後に最古のヒゲクジラ化石の論文を発表されました。
今回の私の講演タイトルの「彫塑過去(Sculpting the Past)」も蔡さんの案です。

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講演当日。
少し早めに大学に到着。大学内で遅めの昼食。

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ビュッフェ式の学食。安くて美味しい!


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学食すぐそばの図書館前の芝生で食事。
蔡さんお気に入りに場所だそう。
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確かに良い場所で、私たちが食事をしている間にも
2組の結婚記念撮影が行われていました。


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と、そこへ他の先生方が合流。「ピクニックなんでしょ〜」とオヤツも持参。


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蔡さんの研究室、動物学博物館、そして今回の会場のある生命科学棟。


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講演会場受付。


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基本的には英語での講演でしたが、私がとっさに言葉が出ないときなどは
蔡さんが助けて下さいました。
私の講演自体は午後6時30分に始まり予定時間に収まりましたが、その後の質疑応答、
さらにその後のアレコレで、結局完全にお開きになったのは午後10時過ぎでした。


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翌日も1日、蔡さんの研究室にお邪魔しました。


台湾師範大学の動物研究者・林思民先生(画像右端)の研究室にも
お邪魔しました。
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夜は古環境研究者の羅立さんと合流、夕食をご一緒しました。
羅立さんとは昨年の新潟で行われた国際放散虫集会で知り合ったのですが、
今回たまたま私と同じタイミングで台北滞在という事で思わぬ再会に。
今は中国の研究所所属ですが、台湾出身という事で、羅立さんオススメの夕食&ビアバーへ。

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この日が今回の台湾滞在最終日でしたが、最後の最後まで本当に美味しい&楽しい旅行になりました。




私の講演の時、林思民先生と台湾大学の郭典翰先生が一番前の席に座っておられました。
講演の時は、やはり一番前の席が目に入るのですが、林先生と郭先生が終始ニコニコして
おられるので、「自分の講演はなんとかなっているんだな」と随分安心出来ました。
ああいう励まし方、リラックスのさせ方もあるのだなぁ、と、終わってしみじみしたり。
海外での本格的な講演・しかも英語で、というのは初めての経験でしたが、
蔡さんはじめ皆さんの協力・サポート、そして参加の皆さんの理解力のおかげで、
自分の出来ることは出し切れた、ベストは尽くせたと思います。楽しかったです!




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国立台湾大学・博物館群10周年記念バッグがカワイイです。
台湾大学には、それぞれ規模は小さいながら、地質・動物・昆虫・人類学など、
10分野の博物館が独立してあります。なので博物館「群」です>博物館群紹介サイト

ですが、今回は動物学博物館を含め、一つも見学出来ず!
というのも、約2日半の大学滞在中は、講演の時以外にもいろんな先生方・学生さん・
その他の方が遊びに来て下さり&研究室に誘って頂いたりで、楽しすぎて気が付いたら時間が無くなっていました。
でも、次回の楽しみが増えた訳でもありますから、これはこれで良し、なのです。




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■フランクフルト動物園

2018年1月29日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外

ドイツ旅行の最後はフランクフルト動物園。

最寄りの動物園駅
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動物園入口
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飼育員さんが気になるコアリクイ。


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キーウィ館。と言っても、キーウィはバックヤードで飼育中で見られません。
その代りにキーウィに関する展示があります。
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鳥類の展示が非常に充実していたように思います。
ゼンケンベルグ自然史博物館も鳥類展示・研究に力を入れていますし、
歴史的に鳥類研究に重きを置く何かがフランクフルトにはあるのかも知れません。


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鏡に自分を写すことで、霊長類の系統図が完成します。


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もちろん、昼食も園内で。


ショップ
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ドイツの動物園では、爬虫類・両生類や魚類などの屋内展示を見るのが楽しみなのですが、
このフランクフルト動物園では鳥類の屋内展示、特に小型の鳥の展示が印象に残りました
(その割には画像を紹介出来ていませんが。動きが速いので、なかなか良い画像が撮れず)。
確かに小型の鳥は屋内飼育でないとなかなか至近距離で見る機会は多くはありません。
その鳥特有の行動を見せるような工夫もされていて、見始めると飽きません。
また鳥類館の建物そのものも古いもののようで、建物自体も魅力的でした。




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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。


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■宝石と鉱物の街 イダー・オーバーシュタイン

2018年1月5日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外

ドイツ旅行5日目。
フランクフルト中央駅から電車で約2時間弱のイダー=オーバーシュタインへ。


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イダー=オーバーシュタインは宝石・鉱物加工で有名な街。
鉱物好きには聖地と言っても良い場所だそうで、今回の旅行参加者さんの
リクエストでスケジュールに入れました。
私も一箇所くらいは自分の専門外&行った事のない場所を日程に入れたかったですし、
その分野では有名な場所という事で興味もあったのです。

まずは駅の前から始まるオーバーシュタイン地区へ。
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鉱物や宝石を扱うお店が何件もあります。

本屋さん
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正面の崖にある教会が観光名所だそう。


ですが、我々の目的はこちらの鉱物博物館。
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加工品の展示も
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加工作業所。水車で研磨用機械が動いています。

こちらは鉱物そのものの展示がメイン。
イダー地区には加工品がメインの博物館があるという事で、タクシーで移動
(同じ街とはいえ、歩ける距離ではないです)


イダー地区の中心部。
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宝石国際見本市も行われるそうで、立派なホテルもありました。


博物館見学の前に昼食。
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イダー地区の博物館。こちらは宝石・鉱物を加工した工芸品・美術品がメインです。
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加工品がメインという事で、正直あまり期待していなかったのですが、
展示物の予想以上の細かさ・美しさに驚きました。
流石は世界に名高いだけはあります。

こちらは特別展。
昆虫をメインに同じような色・模様の生物・鉱物を並べる、という趣旨です。

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展示物そのものに加え、展示手法・照明の使い方が美しい展示。
時間が足りなくて、ちょっと駆け足での見学になってしまったのが残念でした。

ドイツらしい綺麗な街並みと宝石・鉱物の街の名の通りの充実した博物館で
専門外の私でも「来てよかった」と納得でした。
訪問にあたっては、あまり日本語での紹介が見当たらないなか、
いくつかのウェブサイト、特にサイト「鉱物たちの庭」の紹介ページの記事が大変参考になりました。
町の大きさ・雰囲気、交通手段、食事の出来る場所の有無等を事前に
知っておけるのはやはりとても心強かったです。
それに、この紹介ページがなければ、イダー地区・オーバーシュタイン地区に分かれている事も
知らずに訪問し、イダー地区には行かずに帰ってきてしまっていたかも知れません。

「鉱物たちの庭」管理人さんの著書です。


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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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■ゼンケンベルグ自然史博物館

2017年12月20日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外

ドイツ旅行4日目。
シュトゥットガルトから新幹線でフランクフルトへ。
駅前のホテルに荷物を置いて、早速ゼンケンベルグ自然史博物館へ。
ベルリン自然史博物館と並んで、ドイツを代表する自然史博物館です。


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博物館前のティラノサウルス


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博物館は一部リニューアル工事中。
それに合わせてディプロドクスもヘルメット着用でした。



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今年(2017年)が開館200周年だったようです。


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恐竜メインホール。主に北米産の有名恐竜の骨格レプリカが
並んでいます。ドイツではこういったメジャーどころの恐竜の展示が
それほど多くはないので、地元の方には人気があるそうです。
それだけ、ドイツでは何処の博物館も地元の化石が充実しているという事かも知れませんが。
ただ、日本から来た私たちには、ほぼどれも日本で見慣れた骨格だったり。


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なので、やはり注目なのはドイツ産化石メインの展示。
ここは海棲爬虫類メインの部屋。ここまで散々凄い標本をドイツで見て来ましたが、
ここの展示物も見事です。

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ノトサウルス類

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ヘノドゥス

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その他の展示は、前回見学の時の記事を。


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三葉虫などの無脊椎動物動物化石ホール。
展示物も素晴らしいですが、この展示室の作りもカッコイイ。



世界遺産にも指定されているメッセル採掘場の化石ホール。
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化石ゾウ類展示
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勿論、恐竜でも凄い標本が。
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アメリカで発見された有名なエドモントサウルスミイラ化石。
福井県立恐竜博物館にあるのは、これのレプリカ。


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中国で発見されたプシッタコサウルス。
尻尾の上の繊維状の突起や皮膚や色素の痕が残っている素晴らしい標本。
それらの情報を元に作られた模型も発表されています。


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顎の裏側。

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フクラハギの皮膚。
これを元に復元すると、従来のイメージとは随分違う外観になります。
前回訪問時にこの標本を見た時に、その可能性に気づかなかったのが悔しかったり。



この博物館の古生物研究者・ジェラルド・マイヤー先生に案内もして頂きました。
マイヤー先生は化石鳥類の著書もあり、また先日発表の大型ペンギン化石の研究者でもあります。

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マイヤー先生のオフィスでお茶を頂いた時のコーヒーカップ。
化石鳥類が専門のマイヤー先生らしいです。

現生鳥類標本収蔵庫を見せて頂きました。
(収蔵庫の画像は許可を頂いた上で掲載しています)
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貴重な標本が続々と。
中には作られたのが100年以上前の剥製もあり、またその羽毛がフワフワなのにも驚きます。
同行の皆さんのリアクションが良い&鳥に詳しい方がおられたせいか、
マイヤー先生も「見たいものがあったら言ってください!」との事で、
色々とお願いして見せて頂きました(というか、言えば出てくるのが凄い)。


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常設展示の解説もして頂きました。


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ドードー骨格。


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プシッタコサウルスの前で記念撮影。


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キーウィ。
鳥類標本・卵のコレクションで有名な博物館でもあり、
展示も鳥類関連が非常に充実しています。


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トリケラトプス頭骨裏側(こちら側を見られるのは結構嬉しい)


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恐竜パズル。


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ミュージアムショップ。アメリカのショップに比べると商品は大人しめ。


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あのマネキンも健在でした。


現生動物展示の大半がリニューアル作業中で見られなかったのが残念でした。
タカアシガニはもう一度見たかったのですが。



博物館見学の後、マイヤー先生にはフランクフルトの街を案内して頂けると事に。

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夕食もマイヤー先生の案内で。

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マイヤー先生には、本当にお世話になりました。


西ドイツ側の大型自然史博物館だっただけに、メッセル、ホルツマーデン、ゾルンフォーヘンと
ドイツを代表する化石産地標本が一通り見られます。特にメッセルの標本の充実度は素晴らしい。
フランクフルト中央駅からのアクセスも良いですし、日本語の館内案内パンフレットもあります。
現生動物展示がにリューアルでどうなるか楽しみ&また見に来たいです。



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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。
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■ホルツマーデン・ハウフ博物館

2017年12月1日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外

2017年・ドイツ旅行3日目はホルツマーデンへ。
魚竜やアンモナイト等のジュラ紀後期の化石産出地として世界的に
著名な場所。日本で見られる魚竜化石もこのホルツマーデン産の物が多いはずです。
私は今回2回目の訪問。1回目の記事はこちら


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まずはシュトゥットガルト中央駅から約40分、路線終点のKirchheim(teck)駅へ。


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バスに乗り換えて約20分。そこから徒歩15分ほど。
ちなみに博物館最寄りバス停行きは2時間に1本。


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バス停すぐ傍の表示。

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ホルツマーデンと言えば魚竜のイメージが強いですが、博物館は海ワニ推しが強いです。
このハウフ博物館は、ハウフ氏による私設博物館。
現在の館長さんで3代目ですが、初代と先代は博士号を持っておられ、
現在の館長さんも地質学を専攻、著書もあるそうです。


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入り口のドアノブがアンモナイト。


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海ワニ展示


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魚竜(テムノドントサウルス


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ホルツマーデンの各産出場の化石を含んだ岩石が
階段状に並べられた展示。壮観です。



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1枚の状態としては世界最大級の海ユリ化石。


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アンモナイト


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魚類化石


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前回訪問時には無かった首長竜模型。
鱗の表現など、復元に関しては個人的には「そうかなぁ」と思うところもあるのですが、
立体物としては非常に丁寧で見事です。他の復元模型も素晴らしいクオリティ。


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これも前回訪問時にはなかった復元画。
アンモナイトの復元が今まで見たことのないものなのですが、
それについてはまた後日纏めます。


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ハウフ氏の名前が付けられたハウフィオサウルス。


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あのトイレ案内も健在でした。



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休憩は博物館でケーキ&お茶。お皿に魚竜マーク


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庭には実物大恐竜模型が。ホルツマーデンからは恐竜は出ないですし、
そもそもここに並んでいる恐竜はほぼ北米産なので、
これはお客さんへのサービス、というところでしょう。

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とはいえ、ちゃんとプラテオサウルスがいるのは流石。


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ハウフ博物館の向かいには、化石採集場があります。
有料でハンマーも貸してもらえます。

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この日も案内に来てくれたブラーさんが、出た化石が何なのかを見てくれます。


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これくらいのものなら、少し石を割ればパカパカ出て来ます。
もっと小さい&部分的なものなら、割らずとも落ちています。


また、採集場の方にも展示施設が。
大きなものはレプリカがメインですが、それでも普通の博物館なら十分立派な展示物でいっぱいです。
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th_DSC09191 (LAPTOP-S0SFB4AR の競合コピー 2017-11-04)
ハウフ博物館前にてブラーさんと。
ブラーさんはシュトゥットガルト、チュービンゲン、そしてホルツマーデンと
3日間、私たちのガイドに来てくれました。
ハウフ博物館も展示解説文はドイツ語なので、ブラーさんの英語解説が無ければ、
アンモナイトの復元を始め、重要な情報を見落としていたことでしょう。
最後にはお土産のお菓子まで頂き、本当に何から何までお世話になってしまいました。

ハウフ博物館の規模はそれほど大きくはありませんが、展示物の見事さ、展示方法の美しさ、
復元イラスト・模型のクオリティ、そして化石がザクザク出る採集場がすぐ傍というロケーションと
古生物好きにとってこれほど充実した場所は世界にもなかなか無いと思います。
良いものを良い方法で良い場所で見せる、という点では理想的とも言え、
特に古生物好きでなくても、この分野で良いものを見たければ確実に
おススメ出来る場所でもあります。
これだけの博物館が私設というのがまた驚きですが、私設だからこその自由さ故の
個性的かつ美しい博物館なのかもしれません。
最初はシュトゥットガルトからのアクセスに不安がありましたが、
一度来てみればあっけないくらい簡単です。
古生物目的でドイツ訪問の際は、シュトゥットガルトチュービンゲンと合わせて
是非訪れて欲しい場所です。

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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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■チュービンゲン大学古生物博物館

2017年11月22日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外

ドイツ旅行2日目。
シュトゥットガルトから電車でチュービンゲンへ。
チュービンゲンも今回で3回目。1回目2回目の記事も合わせて読んで頂ければ。
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前回まではシュトゥットガルトからの直通便があったのですが、今回は途中一度乗り継ぎ。


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それでも1時間ちょっとでチュービンゲン駅に到着です。


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駅から徒歩10分ほどで博物館のある区画に。
まず動物学展示室を見学。一般公開されていませんが、この日もガイドに来てくださったブラーさんが
見学の許可を取って下さっていました。


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日本と言えばラクーン・ドッグ、つまりタヌキ。

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そしてそのタヌキの剥製を製作されたユーゲン・ロージンガーさん。
この大学の剥製士です。他にもこの展示室の解説をして頂きました。
展示物の凄いもの・貴重なものを熟知しているからこその楽しい解説でした。
タヌキの剥製にも、なんだかご本人の人柄が出ているような気がします。

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昼食は、博物館すぐ側のチュービンゲン大学の学食。
学食大好きな私としては、嬉しいサプライズ! 
これまでも「あそこでご飯食べたいな〜」と思っていたのです。
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そして古生物博物館へ。
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海ワニ(ステネオサウルス)

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プラテオサウルス

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ケントロサウルス

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ヒレの輪郭が残っている首長竜標本。


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魚竜いろいろ。


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海サソリの足跡。


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ヘノドゥス


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シバテリウム頭骨。思っていたよりも大きくゴツくてビックリ。


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スタレクケリアを始めとする単弓類メインの部屋。


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ホルツマーデン産のウミユリと、ホルツマーデンの粘板岩を使ったテーブル。
ここに皆さんで座って一休み。



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ドイツならでは化石コレクションに加え、歴史のある大学の建物の中、という雰囲気が
ドイツそしてヨーロッパの自然科学の歴史を体現しているようです。
展示解説文がドイツ語・英語の併記になっているのもありがたいです。
それほど大きくは無いものの、展示物・標本はギッシリ。
また展示に使われているキャビネット等も古いものが多く、
ドイツの古生物学の魅力と歴史がギュッと詰まった博物館です。
一方で、これだけの魅力があるにも関わらず、研究者以外では
日本ではあまり知られていない博物館でもあります
(これはドイツの地方博物館全般に言えますが)。
大学博物館という事もあり、見学者もそれほど多くなく
じんわり古生物学の魅力に浸れます。疲れたら、すぐそばの学食で
ちょっとお茶&休憩もできるのも良いです。
古生物目的でドイツを訪問される際は、ぜひ見学候補に入れて欲しい場所です。
ただし、大学博物館なので基本的に日曜日・祝日は休館。
前もって休館日や祝日をチェックしておいたほうが良いでしょう。



夕方はチュービンゲンの街を散策。
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チュービンゲンは城と大学を中心とした街で、
伝統的なドイツの街並みと現代風のお店のバランスが良いです。
今回はシュトウットガルトから日帰りでしたが、古生物博物館に加え、
ホーエン・チュービンゲン城内にある考古学博物館、街歩きも楽しいので
1泊する価値も十分あるかと思います。

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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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■レーヴェントール博物館

2017年11月16日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学

ドイツ旅行1日目。
シュトゥットガルトのレーヴェントール博物館を見学。
今回で3回目です。1回目2回目の記事も併せて見て頂ければ。

シュトゥットガルト中央駅からUバーンで数駅、Nordbahnhof駅から歩いてすぐ。
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この博物館の恐竜といえばプラテオサウルス。


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ここの大型魚竜展示は何度見ても圧巻。

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テムノドントサウルス全身骨格を上から。
そもそも大型魚竜の立体骨格が珍しいのですが、その上にこの角度からも
見られるのは嬉しいの上乗せ。


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2012年に新種記載された魚竜化石。



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大型両生類として知られるマストドンサウルスでも
これほど大きいものの化石はここでしか見たことがありません。
学名も種小名がギガンテウス。直球&ドヤ感が良いです。


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ゲロトラックスおよびその他化石両生類頭骨。
このあたりの標本が多いのも、この博物館ならでは。


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ホルツマーデン産・ジュラ紀の海ワニの後肢・皮膚痕付き。
魚竜の体の輪郭やヒレの痕が残るホルツマーデン産化石ですから、
こういうのもあっても不思議では無いですが、やはり驚きの保存状態です。


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その魚竜のヒレや体の輪郭が初めて判明した化石(らしい)。





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カメの先祖として2015年に発表されたパッポケリス。
聞いてはいましたが、小さい化石です。
この博物館の研究者による研究・発表という事もあってか、
しっかりアピールされていました。


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アエトサウルスの子供の密集化石。
アエトサウルス類の化石としては最も保存状態の良いものとされています。


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エディアカラからバージェス、ペルム紀にかけての模型やジオラマ展示が
かなりの数追加されていました。いくつかは前回見学の時に製作途中のものを
バックヤードで見せて貰っていましたが、完成したものを見て、
そのしっかりした作りに感心するとともに、それだけの仕事をコンスタントに
出来る環境に羨ましさもあります。
この博物館にはこういった展示物製作の専属スタッフが数人いる上に、外部の工房とも
連携しているようです。人と時間とお金が十分に掛けられているからこそのクオリティでしょう。


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このマンモスも、前回訪れた時に展示に加わったばかりだったものが、
よりクオリティの高いものに修正(差し替え?)になっていました。
ほんの数年でこれだけの展示を入れ替えるとは(その経緯はわかりませんが・・・)。

その他の展示を(もちろん一部ですが)


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今回も古生物仲間のマークス・ブラーさんが合流。
この博物館の展示キャプションはドイツ語のみなので、ブラーさんの英語での
解説があるのは本当にありがたいです。
また、ブラーさんが古生物だけでなく現生動物、生物学の知識も豊富なので、
標本の価値や意義まで説明出来るのです。
「復元」に興味のあるもの同士なので、これだけ素晴らしい標本・展示を前にすると
話題に事欠きません。あとは私の英語力がもう少しあれば・・・。

今回で3回目の見学ですが、日本やアメリカの博物館ではまず見られない種類の
化石が多く(というかほとんど)、そしてそのほとんどが実物の展示。
凄い標本にも関わらず、前回見たはずなのにすっかり忘れている展示が多いのは、
その博物館全体の情報量の多さに私の頭が追いついていないからでしょう
(覚えていなくてもしっかり画像は撮っていたのは、自分でもエライと思いましたが)。
模型や展示の見せ方・建物のクオリティも素晴らしい、私にとっては宝箱中の宝箱のような
博物館です。
それだけの場所を古生物好きの日本人・ドイツ人の友人と一緒にアレコレ話をしながら
見学することで、これまでよりもずっと博物館を楽しめ、その魅力を知る事が
出来たと思います。


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博物館の外側にいるデイノテリウム実物大復元模型。


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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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