カテゴリー「博物館・特別展見学」の記事

■モササウルス復元イラストワークショップ&講演会 in 有田川町

2025年11月5日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演, 博物館・特別展見学

2025年

メガプテリギウス(ワカヤマソウリュウ)が発見された和歌山県有田川町で
開催のモササウルス復元イラストワークショップの講師を担当、また講演会に登壇しました。







メガプテリギウス(ワカヤマソウリュウ)全身骨格模型。
有田川町地域プロジェクトマネージャーで古生物学者の荻野慎諧さん制作です。



産出化石のデータを元に3Dプリンターを使って制作されています。
可能な限り別パーツ化して、輸送・修理がし易いようになっています。
つい先日完成、現時点では常設展示ではなく、イベント等での展示に使われるようです。





有田川町地域交流センター ALECの荻野さんの仕事場。
荻野さんがこれまで作成した骨格模型や制作中の様子が見られます。
興味のあるかたが気軽に声を掛けられるようにもしているとの事。



町内でのイベントの際に荻野さん指導の下、中学生が制作したワカヤマソウリュウ模型。




地元産出化石についての纏まった展示スペースはありませんが、
化石産出地近くに常駐の研究者がいて、興味のある方が交流の出来るコミュニティスペースがある、
というのは面白い取り組みだと思います。
____________________________



■甑島・甑ミュージアム

2025年10月30日 / 博物館・特別展見学

2025年7月
鹿児島県薩摩川内市甑島にある甑ミュージアムを見学しました。

川内駅




川内港






甑島・里港




甑ミュージアムへのバスの車内から。








マラウィサウルス


アフロベナトル


全身骨格の常設展示は国内だけでなく国外含めても
あまり多くないかと思います。













海ワニ・テルミノナリス

海ワニの組み立て全身骨格の常設展示は現時点では国内はここだけでは?


クリダステス





甑島で見つかったモササウルス類、海ワニ類化石の展示。
私のイラストが使われています。








サウロロフス


横倒しになっているので、背中側を間近に見られるのが嬉しい。








フェリーでの車移動で無ければ、
川内駅からバス>船>バス、というルートになりますが、
本数は少ないものの川内駅>川内港or串木野港>甑ミュージアム最寄りバス停への
乗り継ぎはスムーズです。
_______________________________

■滝川市美術自然史館 

2025年8月21日 / 博物館・特別展見学

2025年6月
滝川市美術自然史館を見学しました。
ここ10年程、行きたい博物館トップは国内なら滝川、海外ならオルロフ記念ロシア科学アカデミー古生物学博物館でした。最近の情勢ではオルロフは無理なので、実質一番行きたかったのが滝川。今回念願叶って訪問です。







タキカワカイギュウの展示が有名なのは知っていましたが、ここまでカイギュウの展示が充実しているとは知らず、今回訪れて驚きました。これだけ絶滅種・現生のカイギュウ骨格が揃っている博物館は、国内だけでなく海外にもあまり無いのでは。私がこれまで訪れた施設では他で見たことがありません。この博物館の設立に尽力された古澤仁氏は化石カイギュウ研究者で、私が制作した長岡市立科学博物館のカイギュウ模型の監修を担当されました。また長岡市立科学博物館移転リニューアル記念講演会でもご一緒しました。もっと早くにここを訪れていれば博物館設立の際の事や展示物について詳しく伺えたのに、と思うと残念です。

タキカワカイギュウ







ヨルダニカイギュウ


ステラーカイギュウ


アフリカマナティ


ジュゴン





ティラノサウルス
今回、この博物館でいわゆる旧復元のティラノサウルスの全身骨格を初めて見ました。
アメリカ自然史博物館のティラノサウルスのレプリカです。おそらく日本で最初に常設展示されたティラノサウルスかと思います。そして、今となっては旧復元ティラノサウルス骨格は世界でも非常に珍しいでしょう。私にとっては、子供のころのティラノサウルスといえば、アメリカ自然史の旧復元骨格。そのティラノのレプリカがポーズは多少違っても旧復元のまま日本にあるというのが嬉しい。この骨格がこれからも大切に保存されると良いな、と思っています。







コティロリンクス。これもアメリカ自然史の有名な標本のレプリカ。








イラスト出典がコロタン文庫! まさに私世代なので感慨深いのです。







これ、一番奥に自分も並んで画像撮っておけば良かった、と後で気づきました。









__________________________________




■延岡「よみがえる恐竜ワールド」・宮崎「ティラノサウルス博2025」

2025年8月14日 / 博物館・特別展見学

宮崎県内で開催の恐竜展を2か所、見学しました。

延岡市
延岡城・内藤記念博物館で開催の「よみがえる恐竜ワールド」







宮崎市
宮崎県総合博物館で開催の「ティラノサウルス博2025」





____________________________

■平山郁夫シルクロード美術館特別展示「化石になったワニ」

2025年8月11日 / 博物館・特別展見学

平山郁夫シルクロード美術館のイベント「化石発掘体験2025」の
一環としての特別展示「化石になったワニ」です。





小田隆氏による岩手県久慈市で見つかったパラリゲーター科ワニの復元画。



デスマトスクス&シモスクス頭骨





化石種&現生種のワニの頭骨をこれだけ一度に見られる機会は、
国内外の博物館でもあまり無いように思います。


発掘体験の様子。
平山廉先生が指揮をとる岩手県久慈の
地層の土砂から化石を探します。
勿論、平山先生が会場に来られ、指導&見つかった化石のチェックをします。



発掘体験会場からの眺め。






______________________________

■薮内正幸美術館に行ってきました。

2025年8月2日 / 博物館・特別展見学

薮内正幸美術館に行ってきました。
小さいですが、とても素敵で濃厚な空間です。
また後日改めて紹介します。











____________________


■豊橋市自然史博物館

2025年7月30日 / 博物館・特別展見学

2025年3月
豊橋市自然史博物館を見学しました。





>
エドモントサウルスミイラ化石レプリカ。
実物はドイツ・ゼンケンベルグ自然史博物館所蔵。















豊橋市自然史博物館のあるのんほいパークには
植物園・動物園もあります。









今回、セグウェイガイドツアーに参加してみました。
セグウェイだからこそ出来る広い園内を移動しつつのガイドは
とても楽しいものでした。


_____________________









■御船町恐竜博物館2025年春期特別展 「よみがえる日本の恐竜たち」

2025年4月5日 / 作品展示, 博物館・特別展見学

御船町恐竜博物館2025年春期特別展
「よみがえる日本の恐竜たち」





私の作品展示






特別展会場に展示されている復元模型はすべて私の作品です。




カムイサウルス(むかわ竜)



タンバティタニス(丹波竜)
このタンバティタニス全身骨格は兵庫県丹波市の丹波竜化石工房に常設展示されていますが、
その丹波竜化石工房がリニューアルのため閉館中という事で、今回の御船町での展示が実現したそうです。



メッセージボード。
特別展開始2週間でこの密度。



私も描きました。探してみて下さい。





__________________________

■明石市立文化博物館

2024年12月24日 / 博物館・特別展見学

明石市立文化博物館を見学





化石の展示は少ないですが、アカシゾウ(アケボノゾウ)の
雄雌全身復元骨格に足跡、という充実した組み合わせ。
アケボノゾウファンの方にはお勧めです。



駅にあった案内パネル。

___________________________

■みずなみ化石フェスタ

2024年11月23日 / 作品展示, 造形・イラスト作品, 博物館・特別展見学

みずなみ化石フェスタを見学。
2022年に岐阜県瑞浪市で発見されたパレオパラドキシア標本を
元に復元された全身骨格のお披露目と、それに合わせて
これまで復元された各地のパレオパラドキシア骨格が展示されました。
私も新標本復元に合わせた復元模型制作をしました。





2022年に岐阜県瑞浪市で発見されたパレオパラドキシア標本を
元に復元された全身骨格。
監修は甲能直樹先生(国立科学博物館)です。





小田隆氏による復元画。



私が制作した復元模型。



作品について解説中。







大野原標本をベースにした復元骨格(埼玉県立自然の博物館)



岡山県で発見された津山標本をベースにした復元骨格(豊橋市自然史博物館)



梁川標本をベースにした復元骨格(福島県立博物館)



この日は「パレオパラドキシア座談会」も開催。
様々な形でパレオパラドキシアに関わる研究者が集まり、
それぞれの研究の説明や意見交換をされました。


座談会の後は、登壇の研究者方も展示会場に。
各々、解説をされていました。

北川博道先生(埼玉県立自然の博物館)が解説中。



長谷川善和先生が解説中。




________________________________________

■プロフィール

■カテゴリー

■アーカイブ

TOPへ戻る