新作・アロサウルス(「恐竜100万年」版)

2015年7月6日 / 恐竜・古生物

アロサウルス恐竜100万年
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恐竜ワークショップat 丹波竜化石工房

2015年7月3日 / イベント・教室・講演

●ちょっと前になりますが、6月21日の
丹波竜化石工房での恐竜復元ワークショップの様子を。
午前中は、当社オリジナルの丹波竜ことタンバティタニス骨格シールを
使った恐竜骨格復元ワークショップ。

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まず腰から背中の骨を並べ、
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背中の骨(脊椎)に肋骨を加えて行きます。

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胴体が出来たら、次は手足。
首〜頭
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最後にシッポ
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各骨の解説をしながら、順番に並べて貰うのですが、
少しの角度の違い等で最後の完成形に大きな違いが出ます。
恐竜骨格の復元の難しさと面白さを実感して貰えればと、思って考案した
プログラムです。
骨格完成後は、竜脚類を題材に恐竜復元の歴史と試行錯誤を
簡単にスライドで紹介しています。
午後は恐竜フィギュア塗装。
フェバリット社さんのご好意で特別に用意して戴いた無塗装の恐竜フィギュアに
アクリル塗料で塗装します。使用するのはタンバティタニスに比較的近いとされる
ブラキオサウルスなので、午前中の骨格シールのプログラムと組み合わせると
丹波竜プログラムセットという事になります。

プロガノケリス

2015年7月1日 / その他

恐竜古生物イラスト2015630
プロガノケリス
国内外の博物館を回って、展示物や時にはバックヤードも
見せて貰い、資料もどんどん増え、造りたいネタも増えるのですが、
やはり模型制作は時間も掛かるので、なかなかそれに追いつきません。
なので、模型制作の合間にイラストを描いています。
手を動かして初めて判る事も多いので。
プロガノケリスは、ドイツで初めて見たときは感動しました。
最初は、子供の頃に本等で見た常設展示がファーストコンタクトの予定、
それだけでも十分だったのですが、初めての対面は
ベルリン自然史博物館のバックヤードの実物化石という
夢のような経験でした。その後、シュトゥットガルト古生物博物館
バックヤードでも、たまたま?外に出ていた実物化石を見れたり、
SVPでは、出店ブースでプロガノケリスのモノグラフを購入したら、
すぐ傍にその著者のガフニー氏が居られ、またたまたま近くに
居られた平山先生の紹介で、そのモノグラフにサインを
貰ったりと、私にとっては妙に縁起の良いカメのようです
、、、、なら、さっさと模型にしろよ、って事でもありますが(笑)

日本古生物学会 in つくば

2015年6月30日 / 日本古生物学会

燃えろ、俺のコスモ・・・

星丸っ!
(つくばに来ると毎回これをやらないと気が済まないらしい)
という訳で、6月26〜28日、つくばで開催の
日本古生物学会に参加して来ました。

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物販スペースの当社の出店ブース。
今回は販売なし&見本展示のみ。
私が原型担当し、古生物学会会員の先生方に
監修して頂いたフェバリット社フィギュアをメインに展示しました。

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初日の懇親会の様子。
今回の学会での発表ですが、まさか日本の学会でディメトロドンの復元に
関する発表が見られるとは! 高校生のイルカの頭骨&首の化石から
可動域を推測する発表も面白く。比較のために現生のクジラ・イルカの
骨から取ったデータがすごかったです
ティラノサウルスの前肢についての発表は、ティラノだけでなく獣脚類全般の
生態復元にも影響がある内容かと。
インパクトあったのは巨大リクガメ。
「今まで史上最大のリクガメとされた○×の化石は、実は〜で、、、」
「新たな調査により〜が見つかり、、」
「それらから推測されるのが、コレ(画像)です」という展開は、
ちょっと怪獣映画の1シーンみたいでワクワクしました。
学会発表なので、念のため各発表の詳細は控えますが、予稿集には内容が
簡単に纏められていますので。
最終日は化石友の会主催の国立科学博物館収蔵庫ツアー。
私は参加しませんでしたが、普段は入れない収蔵庫を研究者さんの案内で
見学、その後は研究者さんとの交流会まであったそうで、
非常に盛り上がったようです。
私はつくば移転後の国立科学博物館の収蔵庫には入った事がないので、
とても羨ましく。
今回の学会の出店では、当社ブースで展示した私が原型担当したフィギュア商品の
全てに古生物学会会員の監修及び協力が入っている、という事もあってか
「アレやるんだったら、私で良ければ監修しますよ」と言って下さる先生も。
こちらも「そのときは是非ガッツリお願いします」と
以前の学会出店の折にフィギュアを購入された元学会会長の先生も、
「買ったのはウチに飾ってますよ〜」と声を掛けて下さったり。
仕事でご一緒した先生方は勿論、日頃関わりのあまり無い皆さんからの
感想・応援の言葉も、この仕事を続けるモチベーションになっています。

新作・デイノケイルス

2015年6月24日 / 造形・イラスト作品

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デイノケイルス
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岐阜県博物館・ヤベオオツノジカ展示

2015年6月23日 / 作品展示

ヤベオオツノジカ1
ヤベオオツノジカ3
岐阜県博物館のヤベオオツノジカの展示に、私の作品の画像を使った
背景パネルが加わりました。
実際の風景に私の作品を合成していますが、その風景写真も
当時の環境と極力違いが少ない場所を選んで撮影しています。
今回使われたヤベオオツノジカは、自分でも気に入っている作品の1つですし、
また日本国内で数多く展示が見られる化石動物の1つでもあるので、
こうして展示に使われるのはとても嬉しいのです。

化石研究会 at 東海大学海洋科学博物館

2015年6月10日 / 化石研究会, 学会

●6月6−7日
東海大学海洋科学博物館で開催の化石研究会
参加して来ました。会場の海洋科学博物館と隣の
自然史博物館は2回目の訪問です(>前回訪問の記事)。

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化石研究会では、駿河湾に面する清水市開催だけに、
シンポジウムは深海生物と環境がテーマでした。

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メガマウスのオス・メスの剥製が揃った展示は国内初。
様々な分野の方の感想を聞けるのも、こういう集まりの楽しみ。

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初日夜の懇親会会場は大水槽前。博物館内の懇親会は海外の
学会では何度も経験していますが、水族館内は初めてでした。

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この日は私の誕生日。
という事で、いつも学会等でお世話になっている
馬場さん(恐竜倶楽部・会報編集長)・高桑先生(群馬県立自然史博物館)と
記念の乾杯。

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東海大学海洋科学博物館の隣の自然史博物館。
ディプロドクス全身骨格は国内では珍しいです。

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シッポを上げた復元のタルボサウルス骨格は
国内では数少ないはず。開館当初はシッポを引きずった
スタイルでしたが、移転&リニューアル時に修正したのだとか
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2日目の発表終了後は、水族館部分のバックヤードと自然史博物館を
解説付きで見学。水族館では、繁殖に力を入れていて、カクレクマノミの
世界初の繁殖他、これまでに数多くの魚の繁殖に成功しているそうです。
また自然史博物館では、今回は展示室のデザインの事や、
展示骨格の由来等、裏話(?)を聞けたのが良かったです。
海洋科学博物館は、立地と研究と展示の連携が良い
大学博物館らしい施設。
自然史博物館は、恐竜はそれぞれの仲間で代表的なものが
ほぼ一通り揃っているのが嬉しいです。
化石研究会は、大きな集まりではありませんが、
その分参加者の皆さんとゆっくりとお話出来るのも良い部分です。
前回前々回と2回連続で講演者としての参加だったので、
久々に一般参加として楽しむ事が出来ました。

第二回「海外自然史系施設見学情報交換会」

2015年6月10日 / イベント・教室・講演

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会場へのアクセス
「海外自然史系施設見学情報交換会」第二回開催です>前回の様子
動物園・水族館・自然史博物館好きが集まって、
気楽に情報交換や感想をお話し出来る場になればと思っています。
海外の施設に言った事は無くても、これから行ってみたい、
またいろいろと施設の魅力を聞いてみたい、という方の参加も歓迎です。

恐竜ワークショップ&出版物のお知らせ

2015年6月9日 / お知らせ

●6月21日 丹波竜化石工房にて
恐竜ワークショップです。私が講師を担当します。
今回はタンバティタニス(丹波竜)骨格復元とフィギュア塗装です。
申し込み等詳細はこちら
●「体のふしぎ」
以前も紹介しましたが、引き続き
ティラノサウルス編、トラ編、どちらも解説本製作に協力しています
(ほとんど裏方としての協力で、作品掲載等は少数なのですが)。


宜しくお願いします。

恐竜復元ワークショップ at 瑞浪市化石博物館

2015年6月4日 / イベント・教室・講演

●5月31日
瑞浪市化石博物館にて
「恐竜の模型を作ろう(入門編)」を開催。
前日の夕食会から続けて見学に来てくれた
久正人さんとたむらさんにホワイトボードに
ウェルカムイラストを無茶ぶり。

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中央タイトルと左のイグアノドン旧復元(何故?)が久正人さん、
右のプロトプテルムはたむらさん。

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こちらは午後の授業の時のバージョン。

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まずは瑞浪市化石博物館の学芸員・安藤先生から
プロトプテルム骨格を題材に化石研究の話。

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そして私の出番。
ディノケシにカラー粘土で肉付けをして貰いました。

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関西での集まり・企画や学会で出会った方も
何組か参加して下さり、瑞浪市化石博物館の中京地区の
化石・古生物ファンへの浸透度の高さが伺えました。
今回は入門編でしたが、11月29日は応用編として
ティラノサウルス全身復元製作の教室を開催予定にしています。
また瑞浪市化石博物館には、その他にも化石採集等の
企画が多く予定されています>2015年度ワークショップスケジュール
そちらも宜しくお願い致します。

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