■守亜さん作品展 at 台北市立動物園(2016年1月・台北訪問その2)

2016年1月19日 / 2016年 台湾, 海外

台北市立動物園で開催中のアクアプラント・守亜さん
作品展を見て来ました。
今回の台北旅行のメインの目的がこれです。
今回の作品展を企画した張さんに案内して頂きました。

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作品展のある建物の外側に大きく案内が。

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今回は守亜さんの作品の中でも根付スタイルで製作された作品の展示。
これまで製作した作品がジオラマ風に展示されています。

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作業中の映像も。

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パネル・ポスター類もカッコイイ。
動物園のデザイナーさんによるものだそうです。



動物園公式紹介動画。

展示物自体が小さい事もあり、展示の規模も小さいですが、
パネルやポスターのデザイン、展示レイアウトがとても丁寧にされていて
予想以上にしっかりとした作品展で驚きました。


動物園で開催された学会に合わせての作品展という事で、
専門家・研究者の鑑賞に耐え、また一般の方が見ても
面白さがある、というのが守亜さんの作品が選ばれた理由の一つのようでした。

作品展は2016年8月まで開催。
動物園自体は旧正月前以外はほぼ年中無休ですが、
守亜さんの作品展のある教育中心(教育センター)は
月曜は閉館の事が多いようですので、
もし作品展を見に行かれる時は動物園のサイトで念のため確認を。

その他詳細は守亜さんのブログも是非。




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■台北に行って来ました(2016年1月・台北訪問その1)

2016年1月18日 / 2016年 台湾

年明けに台北に行って来ました。

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「葉問3(イップマン3)」が公開中という事で、
いろんなところにド兄(にい)さんことドニー・イェンが!


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飲み物を買ったらド兄さんカップ!


台湾の布袋戲(人形劇)「金光」シリーズ推しの
ファミリーマートにも行ってきました。
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記念撮影用パネル。
ただグッズ類は無いです。ファミマ設置の端末からお取り寄せの方式のようで。


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最新のDVD-BOXは別のお店で購入(まだ買って見てないBOXセットが2つあるけど)。



現行シリーズのOP。


台北駅地下街のオタク通りも相変わらず。

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>日本の着物をテーマにしたイラスト(コンテストか何かの優秀作発表っぽい)


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店名が良いのです(笑)


食べる食べる!

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そして、台北に行きながら故宮に行かない記録を
また更新してしまったのでした。




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■講演会のお知らせ

2016年1月14日 / お知らせ, イベント・教室・講演

2016年2月4日
大阪・梅田グランフロント・ナレッジサロンにて、
「「恐竜」を仕事にする-サイエンス×アートの新しい形を目指して-」
というタイトルでお話する事になりました。
サロン会員対象の講演ですが、事前に連絡頂ければ非会員も参加出来ます。
詳細はこちら




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■第4回・海外自然史系施設見学情報交換会  特別編「恐竜が博物館にやって来るまで」

2016年1月13日 / お知らせ, NHFM, イベント・教室・講演

第4回・海外自然史系施設見学情報交換会 
特別編「恐竜が博物館にやって来るまで」
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2016年2月20日(土曜)大阪梅田・ナレッジサロン内プレゼンラウンジにて。
会場のナレッジサロン(グランフロント大阪・北館タワーC 7階)へのアクセス>こちら
前回の様子はこちら
参加申し込み>こちら
申込締め切りは2月19日(金)です。
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会場のナレッジサロンは会員制ですが、
この集まりへは会員以外でもご参加頂けます
(会場の規則により、18歳未満の方の入場・参加は出来ません)。

■2016年1〜2月のワークショップ等のお知らせ

2016年1月4日 / お知らせ

●1月16日(土曜日)
丹波竜化石工房にて恐竜ワークショップ。申込等はこちら

●1月24日(日曜日) 
寝屋川市中央図書館研修室にて「恐竜の骨格復元体験をしよう!」。
丹波竜・タンバティタニス骨格シールを使用したワークショップです。
申込等はこちら

また1月29−30日の日本古生物学会(京都大学)に参加・出展致します。
宜しくお願い致します。

■きしわだ恐竜教室&メランジェゼミ

2015年12月30日 / イベント・教室・講演

12月19日
きしわだ自然資料館にて今年最後の恐竜教室。

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大阪市立大学・恐竜愛好会会員さんによるレクチャー。

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頭骨から描く恐竜復元画。

その後は恐竜フィギュア塗装という、きしわだ恐竜教室としては
お馴染みの内容ですが、年に2〜3回のペースで開催しているため、
それぞれの都合に合わせたタイミングで参加出来ます&抽選で外れても
次回がありますし、また同じ内容でも再度参加して下さる方もおられます。



12月20日
きしわだ自然資料館で開催の第14回メランジェゼミ。恒例の研究発表会です。

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西岡佑一郎さん(大阪大学総合学術博物館)による発表の様子。
私はここ数年、日程が合わず参加出来ていなかったのですが、
今回は久々に参加、発表もする事が出来ました。
自然史分野全般の発表を纏めて聴けるのが良い集まりです。
今回の発表では、昆虫の色・模様に関する発表が
自分の作品制作にも参考になりそうで特に興味深いものでした。

■作品展示 at 名古屋市科学館

2015年12月24日 / 作品展示

2015年12月23日から名古屋市立科学博物館で開催の
「ポケモン研究所」にて、私の作品が4点展示されています。
展示の様子が名古屋市立科学館の学芸員さんから送られて来ました。
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「ポケモン研究所」の次の特別展である「恐竜・化石研究所」の
予告も兼ねて、という事になっています。
恐竜・古生物関連の展示としてだけでなく、
こういう他分野での企画で展示して貰える事は、
普段あまり恐竜・古生物復元模型と接点のない方にも
見て貰える機会になるので嬉しいですね。

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■恐竜・古生物骨格復元模型制作企画

2015年12月18日 / 造形・イラスト作品

ACTOWの恐竜・古生物骨格復元模型制作企画として
デスモスチルスとイグアノドンを製作。
研究者の監修の元、恐竜・古生物に造詣の深い作家により
骨格を3DCGにて製作、それを3Dプリンターで打ち出す、という手法です。

企画その1 デスモスチルス
全長約20cm

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CG製作は荻野慎諧さん。
荻野さん自身も古生物学者なので、古脊椎動物として復元の難しさで
知られる束柱類・デスモスチルスをお願いしました。
監修は「デスモスチルスの復元」「恐竜の骨をよむ 」等の著者で、
古脊椎動物復元そして束柱類の権威でもある犬塚則久先生
パーツはほぼ実物通り、バラバラで製作、それを金属線で組み立ててあるので、
関節の角度の調整等の検討がし易くなっています。
また組立前状態で再出力(3Dプリントアウト)する事も
可能ですし、サイズを変更する事も出来ます。


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CG製作最初の段階。

デスモ2

途中段階。
組立の姿勢だけでなく、各骨のバランス、形状も
かなり変更されています。完成までには更にここから多くの修正が入りました。
監修作業での荻野&犬塚両氏のメールのやりとりがまた圧巻。
研究者同士が故の容赦ない専門用語と修正指示の応酬。
あの修正指示を理解&対応出来るのは古生物学者の荻野さんだからこそ。


企画その2 イグアノドン(旧復元)
頭高 26cm
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3DCGデータ製作は台湾の許書毓さん。
監修は渡部真人先生(大阪市立大学)。
許さんの骨格CGは学研の図鑑「LIVE 恐竜」のARアプリにも採用されています。
今回のイグアノドン製作では、監修チェックは一発で通ったにも関わらず
「もっと細部まで作りたい」と追加資料を希望して、
自主的に精度を上げたという拘り。

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旧復元とはいえ、関節の仕方、ポーズの自然さに抜かり無し。
指のゆるいカーブとかたまりません。
私は資料提供しただけで、その後細かい指示は出していません
(というか、出す必要がなかった)。


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こちらは元になった3DCG。
なぜ旧復元かというと、恐竜復元の歴史を説明する教材として、
というのが第一ですが、ベルギーで見た旧復元イグアノドン展示
素晴らしかった、という個人的な想いも入っています。
もちろん、今回のCG上で新復元に組み直し、それをプリントアウトすれば
新復元骨格模型も製作出来る訳です。

CGを担当してもらった2人は、古生物学者である荻野さんは勿論、
許さんも研究者のチェックに十分対応出来る知識と経験、また普段からの
「学術的な復元」を意識した作品制作の積み重ねがあるため、
予想以上に作業はスムーズに進みました。
逆に言えば、それだけの知識や興味が無ければ、例え良い資料があったとしても
なかなか今回のようなクオリティのものは製作出来ないかと思います。
今後も、こうした研究者と作家の良い組み合わせによる作品制作は
機会があればまた取り組みたいと考えています。


日本を代表する古生物の一つであり、また日本で古脊椎動物の復元を学ぶ時に
避けては通れないデスモスチルス、そして恐竜復元の歴史において重要な位置にある
イグアノドン旧復元の、恐らく世界で他に無いレベルで再現した縮尺骨格模型が
手元にある、というのは、古生物復元に関わる者として嬉しい&贅沢な事です。

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■第三回・たんば恐竜塾

2015年12月16日 / イベント・教室・講演

12月5・6日の2日間に開催された「第3回・たんば恐竜塾」の様子です。

今回は11人の参加があり、リピーターと新規の方が約半々、

男女比率も約半々となりました。



12月5日

丹波竜化石工房・ちーたんの館にて開会式。

丹波市恐竜・観光振興課の方の挨拶から始まりました。

 

 

 


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今回の特別講師・田中康平さんとのやりとりも。

こうした場面は、恐竜塾ならではです。

 

 



丹波竜発掘現場を見学。皆さんが立っている真下が

丹波竜の発掘地になります。ここでも村上さんによる解説がありました。

発見現場で、その発見者の村上さんによる解説は臨場感があります。

 


発掘体験会場。丹波竜が発見された地層の岩を割り、化石を探します。

今年はついに恐竜塾参加者の中から化石を発見された方が出ました。



今年3月に新設された丹波竜の里公園


実物大の丹波竜・タンバティタニスの模型が設置されています。





丹波竜化石工房に戻り、特別講師・田中康平さん(カルガリー大学博士課程)による

最新恐竜レクチャー。田中さんは丹波で発見された恐竜の卵化石を研究されています。

丹波・篠山層群の恐竜卵化石については翌日の「丹波竜フェスタ」でじっくりお話されるという事で、

こちらではこれまでの田中さんの研究についてお話して頂きました。

 


夜は宿泊先の丹波悠々の森のレストランにて夕食・懇親会。




女性陣による田中康平さんのお見送り。

 




 

翌日6日は朝食の後、「丹波竜フェスタ」の会場の

春日文化センターに移動。会場に着いてみると、

最前列とその後ろが恐竜塾参加者用に確保しており、

思わぬ配慮に驚きました。

午前中の記念講演が終わった時点で恐竜塾の日程は終了。

「丹波竜フェスタ」への引き続きの参加は各自任意としましたが、

午後のパネルディスカッションにも塾参加者全員が参加されていました。

 

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会場で展示されていた、古生物学者・荻野さん製作の

恐竜骨格模型。3DCGで製作したデータを3Dプリンターで出力、組み立てたもの。

 

今回の恐竜塾は、「丹波竜フェスタ」との連携での開催という

初の試みでもありましたが、その「丹波竜フェスタ」で講演される

田中康平さんが初日に特別講師として参加して下さるという、連携開催ならではの

内容となりました。

丹波市は丹波竜化石工房の展示の更新や、発掘地の整備等、常に新しい事が

企画されているので、それも毎年の恐竜塾が開催出来る要因の一つですし、

リピーターの参加の多さにも繋がっているかと思います。

その新しい企画の継続も、発掘・研究が継続されていればこそ。

今回の「丹波竜フェスタ」でも、小林快次先生(北海道大学総合博物館)、

フィリップ・カリー先生(アルバータ大学)も揃って、丹波・及び篠山の

篠山層群が日本有数の恐竜化石の産地であり、発掘をすればするだけの

結果が出せる有望な場所である事を強調しておられました。

また今後の恐竜塾でも、新しい発掘・研究成果がじっくり味わえるような

機会にして行ければと思っています。

 

■「冬のきしわだ恐竜教室子どもの部2015」のお知らせ

2015年12月4日 / お知らせ

 

2015年12月19日(土曜日)、きしわだ自然資料館にて

恒例の「きしわだ恐竜教室・子どもの部」開催です。

日時、申し込み方法等はこちら

今回の内容は、きしわだ自然資料館で私が担当している

教室の内容としては一番スタンダードなものです。

 

また、その翌日12月20日には、同じきしわだ自然資料館にて

ミニ実習「ちっちゃな野生動物の化石をさがそう」

第14回メランジェゼミ も開催です。

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