■「夕食会 at ビストロラブレ」のお知らせ 

2016年8月1日 / お知らせ

2016年8月6日、18時より名古屋市のビストロラブレにて夕食会を開催します。
これまでも開催している古生物好きの集まりです(以前の様子)。
参加費は4000円(ソフトドリンクフリー、アルコールは別料金)。
今回は特にゲストやトークテーマは決めず、気楽に食事をしながら
お話出来ればと思っています。
参加希望の方は、8月4日(木)までに
lima_cina☆yahoo.co.jp (☆を@に変えて下さい)のアドレスの
安藤さん宛にご連絡下さい。



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■「世界の恐竜MAP  驚異の古生物をさがせ!」

2016年7月31日 / お知らせ, 書籍・商品原型・グッズ

世界の恐竜map1

世界の恐竜map2

「世界の恐竜MAP 驚異の古生物をさがせ!」
恐竜・古生物イラストを当社チームで担当しました。
それほど描き込まないタイプのイラストとはいえ、
流石にこの数のイラストを1人で描くのは無理でしたので、
線画は私と山本浩司さん、彩色はメインは恐竜仲間のデザイナー・山本彩乃さん、
サポートに大野理恵さん(+一部は私)、
また資料も膨大なものになるので、以前学研の恐竜図鑑の仕事の際に
資料収集を担当して貰った小泉智弘さんに加わってもらい、ActoWとして
5人でチームを組んでの仕事になりました。

私の主な仕事はほぼ全体の約9割・500種以上の恐竜・古生物イラストの線画と
イラスト全体の取りまとめでしたが、この機会が無ければ
造ったり描いたり資料を調べたりする事が
無かったかも知れない恐竜・古生物の事を勉強出来ました。
これは今後の仕事の上でも大きな糧になりそうです。
また、この機会にチームを組めたのも今後の仕事の幅の広がりに
繋がりそうです。これまで少しずつですが一緒に仕事をしたり
恐竜関係の集まりでお話したりで、私の考え方や作品の雰囲気を
上手く掴んでくれている方ばかりなので、こうして同じ本の中に
イラストが並んでも統一感が出ているかと思います。

各恐竜・古生物の復元については、
「これを私と研究者さんがじっくり復元したら、恐らくこうじゃないなぁ」
というのも結構あるのですが、そこは今回の本の主旨の一つとして
「各地域を代表する恐竜・古生物を紹介する」というのもあるので、
それぞれのオフィシャル・もしくはそれに近いイメージがあれば、
それが浸透している・地元でも馴染みがあるのだろう、という事で
基本的にはそれに寄せる方向性で描いています。
流石に復元や解釈があまりに古かったり、?な部分が多いものは
部分的または全体的に変えています。
オフィシャルイメージに近い範疇で、新復元・解釈を
織り込む匙加減はなかなか難しくもあり楽しくもあり、でした。


今後は、国内・海外の博物館訪問や学会参加の折に
この本を持って行き、いろんな専門家・研究者に意見・ダメ出しを
聞いてみようと思っています。今まではお会いした研究者さんの専門と、
私が造形やイラストを製作した事がある題材が噛み合ないと、
私の知識不足が故に上手く話題を広げる事が出来ず、
折角の機会を勿体ない事にしてしまう時もありましたが、
これだけ多くの種類をカバーしてしまえば、そんな事もグッと少なくなるはず、
と楽しみなのです。

追記:「世界の恐竜MAP」についてのツイート纏めです>こちら
ちょっとしたイラスト製作の拘り等を纏めています。


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■特別展「氷河時代-化石でたどる日本の気候変動-」内覧会

2016年7月27日 / 博物館・特別展見学

2016年7月15日
大阪市立自然史博物館の特別展
「氷河時代-化石でたどる日本の気候変動-」の内覧会に参加しました。

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パレオパラドキシア。
このバラバラ状態での展示は結構珍しいかも。

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マンモス、ヤベオオツノジカのような大物もいますが・・・・・

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今回の目玉は、植物や地層はぎ取り、ボーリングコアのような
時代による環境・気候の違いが判る展示かと思います。
氷河時代の中の環境変化にテーマが絞られているので、
じっくり見るとそれまで漠然としていた氷河時代のイメージが
しっかりと理解出来るかと。展示規模もそのテーマにちょうど良いくらいです。



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■恐竜ワークショップ at 群馬県立自然史博物館

2016年7月26日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2016年7月18日、群馬県立自然史博物館にて
恐竜ワークショップ講師を担当しました。
特別展『超肉食恐竜 T.rex』に合わせての開催です。


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館内のワークショップ開催のお知らせ。

今回は、群馬県立自然史博物館の学芸員・髙桒先生もサポートに
入って下さりました。髙桒先生には、フェバリット社のディメトロドンの監修他、
いろいろとお世話になっています。

午前中は復元画製作ワークショップ。
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午後は復元模型制作。全身骨格模型に粘土で肉付けします

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フェバリット社の頭骨模型を使って、頭骨の細かい形状を解説中。
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ワークショップ終了後は特別展を見学。
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タルボサウルス展示が良いですね。
特に子供タルボサウルス全身骨格は日本の研究チームの成果ですし。



ショップで当社製作のカンバッジ&カードセットが
販売されています。
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久々(5年ぶり)の群馬での教室開催でしたが、
今回も髙桒先生他、皆さんのサポートで楽しく行う事が出来ました。
特別展は、後半はエピソード2として展示物を一部変えるそうです。
もう見られた、という方も後半も忘れずに是非!



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■ SF大会2016・いせしまこん in 鳥羽

2016年7月17日 / イベント・教室・講演

SF大会2016・いせしまこんに参加。
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会場の戸田屋。
今年のSF大会は、合宿型開催で、初日昼過ぎから始まり、ほぼ翌日明け方までが
企画開催時間になります。
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今年も「SF古代生物の部屋」を開催。
今回のタイトルは「ちゅうかな恐竜女子!」
sf古代生物の部屋.2016



久正人さんによる告知用メインビジュアル。
今回のゲストさんモデルの”ちゅうかな”魔法少女風に
ゲストさん研究の獣脚類モチーフキャラ(久さんの作品「ジャバウォッキー」登場キャラ)、
そして後ろに何気に「ヤマト」。

企画スタート前に、前日出来上がったというポスターを披露。
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会場の様子。

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まずは「SF古代生物の部屋」恒例?の私の前座トーク。
今回は「業界怖イイ話」なぞ。

そして、企画本番に。
最初はレギュラーメンバーからの近況報告として
安藤さんによる「ヤマト」トーク

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その後は企画首謀者・富永浩史さんからの挨拶の後、
今回のメインゲスト・黒須さんによる
恐竜研究&中国オタクライフトーク。
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登壇者全員、久さんが今回の企画告知のために
描いてくれたイラストのTシャツを着てます。

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黒須さんが小学生の頃好きだった漫画には、
場内一丸となっての総ツッコミ&黒須さんへの親近感急上昇(笑)。
流石SF大会!皆さん、わかってらっしゃる!

企画終了後はそれぞれSF大会を堪能。

今回も瑞浪mio関係をメインにディーラー出展。th_DSCN9859


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時刊新聞(SF大会会場で、参加者による記事で構成、毎時間配布される新聞)
で、今回も「SF古代生物の部屋」紹介して頂けました。
ありがとうございます!



翌日は、会場から徒歩10分程の鳥羽水族館へ。
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>思わぬ恐竜物件に盛り上がる一行。

初の合宿型SF大会参加でしたが、心底楽しませて頂きました!
会場内の酒場スペース(お酒激安&美味しいものが定期的に降ってくる!)で
「SF古代生物の部屋」チームで飲んでると、知り合いや企画参加して下さった方が来てくださり、
ちょっとした「SF古代生物の部屋」延長戦に。
会場の戸田屋さんも、部屋も食事もお風呂も、駅前・海の側という立地も素敵なホテル。
あのダンジョン感もSF大会ならでは(皆さん迷いながらも、ちょっと嬉しそうだったような)。
合宿型大会の醍醐味でした。
「SF古代生物の部屋」に参加して下さった&会場で声を掛けて下さった&スタッフの皆さん、
ありがとうございました!







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■2016年8月・恐竜ワークショップ開催のお知らせ

2016年7月12日 / お知らせ

●8月7日 瑞浪市化石博物館
午前は「恐竜の模型を作ろう(入門編)」、
午後は「恐竜の模型を作ろう(応用編)」です。申し込み等はこちら


●8月10日 大阪府泉南市埋蔵文化財センター
申し込み等詳細はこちら


●8月11日 兵庫県丹波市・丹波竜化石工房
午前はディノケシ・恐竜頭部復元模型製作、
午後は恐竜フィギュア塗装です。申し込み等はこちら


●8月14日 岸和田市・きしわだ自然資料館
「きしわだ恐竜教室・中級編」
詳細・申し込みはこちら


●8月27日 ワークショップフェスティバル・ドアーズ
京都・出町柳会場にて「恐竜の復元イラストを描こう」
詳細・申し込みはこちら



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■新作・クリダステス更新

2016年7月5日 / 造形・イラスト作品

新作・クリダステスをギャラリーサイトに更新しました>こちら


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■講演会「トカゲを追って世界から日本へ」

2016年7月4日 / NHFM, イベント・教室・講演

7月3日
「博物学ファンミーティング」ゲストトークとして
講演会「トカゲを追って世界から日本へ」を開催。



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前半はマダガスカルの爬虫類トーク。
疋田先生のトカゲ愛溢れるワンポイントコメントと共に続々と
爬虫類の紹介が進むテンポは、某「怪獣怪人図鑑」を彷彿とさせます(笑)。
このマダガスカル爬虫類トークは、「講演等の際に時間が余ったらオマケに
話そうと準備していたものの、実際にはあまり話す機会が無かったネタ」との事。
アレが隠しネタとは勿体無い!
後半はトビトカゲとニホントカゲ研究のお話。
トビトカゲというトカゲの中でも特に面白い生態をもつトカゲと、
我々には馴染みのニホントカゲ研究から分かった意外な結果、という
トカゲの面白さの幅広さが実感出来る講演でした。


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疋田先生の著作&監修本、トビトカゲ標本、荒俣宏氏の「大博物学時代」。
「大博物〜」冒頭には若かりし頃の疋田先生が登場するのです(お名前は出てませんが)。



疋田先生の著書・及び監修の書籍を幾つか紹介。




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■日本古生物学会 at 福井県立大学

2016年6月29日 / 日本古生物学会

2016年6月24-26日に開催された日本古生物学会に参加。

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初日はシンポジウム「恐竜の繁殖」

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夜は懇親会。
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当社の「恐竜女子会」を担当して貰っている大野さんが論文賞を受賞、会場で挨拶。


25,26日は口頭発表&ポスター発表。
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ポスター発表会場。

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今回もRC GEARさんと共同で出展。
といっても規模はちんまり。
RC GEARさんと共に 古生物学会も含めて学会では「仕事関係の出張相談窓口&物販はオマケ」な出展です。
この気楽さが個人的には学会出展の楽しさだったり。

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こちらは当ブースのRC GEARさんサイド。
恐竜頭骨シルバーアクセサリーで有名ですが、今や放散虫をメインに
微化石アート・復元模型で学会内では確固たる存在感。
学会でのRC GEARさん&研究者さんの微化石トークがいつも楽しそうで、
毎回それを横で聴いてるうちに微化石の面白さ・見方が少し判るようになったり、
それまでなかなか交流するきっかけが掴めなかった微化石・無脊椎研究者さんとも面識が出来たり。

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当社の骨格CG等を製作している荻野さんが、いろいろ持って来ていました。
3DCGで製作した骨格データを3Dプリンターで出力、組立・塗装したものです。

26日は午前中の学会発表のあと、午後は福井県立恐竜博物館へ。
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少し前に展示に加わったブラキオサウルス。

今回の学会では、白亜紀の哺乳類化石の発表があり、
メディアでも大きく報道されました。
学会会場でも、見事な保存状態に声が上がったほど。
その他にも、数年前から始まった高校生による発表も益々充実した内容になり、
ついには口頭発表された高校生も。
シンポジウムは学会非会員でも聴講化かつ発表者の多くは
外国からの来場で、発表も通訳無しの英語のみ、という
いろいろと話題性があり、また今後の活動の広がりを感じさせる学会でした。

それと、今回は移動の際にいつも以上に多くの方にお世話になりました。
車中ではいろいろとお話も聞けるので、結構嬉しいのです。
車に乗せて下さった皆様、ありがとうございました。

■化石研究会 at 早稲田大学

2016年6月14日 / 化石研究会, 学会

6月11−12日
早稲田大学で開催の化石研究会に参加。
初日の「カメ進化シンポジウム」は旬な話が幾つも聴ける濃い内容ばかり。
今回は進化発生学の権威であり、また古生物にも造詣の深い(そして私も
何かとお世話になっている)倉谷滋先生もシンポジウム発表者の1人という事で、
化石・現生双方の視点からのカメの進化研究の最前線と言って良い構成。
総合討論の倉谷滋先生、犬塚則久先生、平山廉先生の各分野の大家のやりとりは
熱かった&面白かったです。

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今回のホスト・早稲田大学・平山廉先生による
カメ化石標本の見学&解説会。貴重なものも多く並べられており、
観る方も緊張しました。

今回はRC GEARさんと会場にて小規模ですが出店。
化石研究会.早稲田.1
平山先生監修・私が原型担当のフェバリット社・アーケロンの販売や
平山先生の資料提供で製作したアノマロケリスを展示。

化石研究会.早稲田.2
こちらは、今回販売用に新規に製作したアノマロケリス根付風ストラップ。
商業原型以外で販売用商品原型製作は数年ぶりだったり。
アノマロケリスの次に人気&売れたのがヘノドゥス、というのも
古生物関係&今回のシンポジウムらしいです。
Henodus.ヘノドゥス.古生物.恐竜.フィギュア
ヘノドゥス・ストラップ


次回の化石研究会は2016年11月20日に滋賀県琵琶湖博物館にて開催予定です。



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