■新作・パレオパラドキシア

2017年2月14日 / 作品展示, 造形・イラスト作品

私が製作したパレオパラドキシア復元模型が
埼玉県立自然の博物館の展示リニューアルとともに公開されました。
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埼玉県立自然の博物館 で販売の冊子「古秩父湾」。
私が製作のパレオパラドキシア模型も掲載されています。

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展示の様子。

Paleoparadoxia.Desmostylia.パレオパラドキシア.デスモスチルス.古生物.1

この作品の詳細はこちら



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■日本古生物学会 at 早稲田大学

2017年2月5日 / 日本古生物学会, 学会

2017年1月27−29日
早稲田大学で開催の日本古生物学会に参加・出展しました。

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27日夜の懇親会
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早稲田大学・平山廉先生からの挨拶中。

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今回の当社の出展。私が行っている恐竜・古生物ワークショップの紹介&サンプル展示がメインです。
(恐竜パンテオン・高橋さん撮影。またもや自分で撮影するのを忘れてしまいました。)

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共同出店のRC GEARさん。放散虫談義で盛り上がっています。

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丹波市・荻野慎諧さん製作のプロガノケリス骨格模型でアレコレお話中の先生方。

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28日夜の夜間小集会後の懇親会。

29日は午前中の一般発表聴講&出展終了後は
ボルシチ>餃子>あんみつとハシゴして帰宅。

今回は東京開催という事もあってか、他分野の研究者さんや
一般の参加者も比較的多く、いろいろな方&組み合わせでお話出来る機会が多い、
いつものとはちょっと違う雰囲気&ノリ。
また学会の新しい楽しさがあったように思います。


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■講演会「ナマコ・ウミウシの魅力」

2017年1月31日 / NHFM, イベント・教室・講演


2017年1月22日、「第6回・博物学ファンミーティング」にて
きしわだ自然資料館・柏尾翔先生をゲストに
講演会「ナマコ・ウミウシの魅力」を開催しました。

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ナマコ・ウミウシ入門編から、柏尾先生お気に入り
ナマコ&ウミウシ・ベスト3、干しナマコの作り方等等。
柏尾先生に「このナマコのココが良いんですよ、カワイイんです」
と言われると、急にそんな気がしてくる&今まで自分に無かった
何かのスイッチが入る感覚が、なかなか不思議な体験でした。

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きしわだ自然資料館で開催のビーズアクセサリー製作ワークショップにて、
柏尾先生監修で作られたナマコストラップ。
ナマコの特徴である腸の形状(中の黄色い部分)まで再現されています。
言われなければ絶対に判らない、この拘り。



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■豊中市子ども読書活動フォーラム・小林快次先生の講演会

2017年1月25日 / イベント・教室・講演, その他

1月21日は、大阪市立大学・大野さんと
豊中市子ども読書活動フォーラム・小林快次先生の講演会のお手伝いに。
会場に展示された標本等の見張り&簡単な解説係です。

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見張り&解説しながらナノティラヌスの頭骨レプリカを
じっくり見る事が出来て役得。


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講演終了後のサイン会の小林先生。
小林先生はご自分の講演だけでなく、第一部の子ども達の
発表会にも出席、コメント等もされていました。
講演後の質問タイムには結構長めの時間が取られていましたが、
それでも全員は対応出来ないくらいの数の手が上がり続けていました。



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事前に募集されたアンケート結果。


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カリスじゃなくてケリスなの!?という素敵なチョイス。


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■古生物学会・参加出展のお知らせ

2017年1月23日 / お知らせ

2017年1月27−29日に早稲田大学で開催の
日本古生物学会に参加、28、29日は出展も致します。
28、29日で出展場所が違いますのでご注意下さい。

今回は展示のみです。私が行っている恐竜・古生物関連ワークショップの紹介、
見本展示を行う予定にしています。
宜しくお願い致します。



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■オレノイデス(三葉虫)

2017年1月8日 / 造形・イラスト作品

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オレノイデス(三葉虫)
オレノイデスは私が原型製作を担当した
フェバリット社のフィギュアに塗装を加えた物。
標本箱は六甲昆虫館製です。

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標本箱の裏側もガラスなので、
オレノイデスの腹側も見えます。


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以前、六甲昆虫館で購入した昆虫標本と。


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■恐竜ワークショップat丹波竜化石工房のお知らせ

2017年1月7日 / お知らせ

2017年1月15日(日)
丹波竜化石工房にて恐竜ワークショップです。
今回は「タンバティタニス(丹波竜)骨格復元体験」。
シールになった骨の部位を貼り合わせて、丹波竜の骨格復元図を製作します。
詳細・申し込み等はこちら




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■SVP・古脊椎動物学会 in ソルトレイクシティ その2

2017年1月6日 / SVP2016・ソルトレイクシティ, 2016年 ニューヨーク・ソルトレイク, SVP・古脊椎動物学会

前回からの続きです。

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今回の会場のホテル。

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ホテルの部屋から。

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スーパーで見つけたユタ州の地ビール。

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学会会場の休憩時間のコーヒーサービス。

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出展ホールにて。まぁ、いるだろうとは思ってましたが(笑)。

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こちらは午後4〜6時のポスター発表コアタイム(発表者が質問等を受け付ける時間帯)の
会場のミニバー。皆さん、お酒飲みながらの質疑応答。

2日目夜はイベント毎は無いので、ホテル近くのレストランへ。
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平山さん鵜野さん、西岡さんとご一緒しました。

3日目夜は恒例のオークション。
参加者が品物を持ち寄りオークション。打ち上げは学会への寄付になります。
まずはサイレントオークション。品物が机に並べられ、その横に金額を書き込む紙が
置かれています。最終的に一番高い金額を書き込んだ人の勝ち。
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私は「世界の恐竜MAP」を出品。

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アクアプラント・守亜さん原型のシーラカンスも出品。
定価を大きく越える金額で落札されていました。

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毎回恒例のバービー。古生物学者バージョンです。

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ステゴサウルスの背中の板のレプリカ。
どうしようか迷ったんですが、持って帰る事を考えると躊躇してしまいました。

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メイン?のライブオークション。大物等はこちらで競りになります。
毎回、オークショニアの皆さんはコスプレなのですが、今年は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でした。

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ライブオークションで競られたものの一つ。ダスプレトサウルスの後肢レプリカ。

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そして夜中までの打ち上げパーティ。


翌日は帰途につく方、次の目的地に向かう方等を見送った後、
私はソルトレイクシティにもう一泊だったので、ユタ大学自然史博物館を再訪。
ちょうど入口で知り合いにバッタリ会い、一緒に昼食。
最後にいろいろと情報・意見交換も出来て嬉しいオマケでした。

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博物館から最寄り駅までの途中にあるフォート・ダグラス・ミリタリー博物館を外から
(中には入らなかったので)。


今回は「世界の恐竜MAP」が予想以上に良いコミュニケーションツールになってくれました。
ほぼ皆さんの地域・研究対象をカバーしているので、誰に見せても何かしら
意見が貰えますし、思わぬところを評価して頂いたり。
イラスト製作時の工夫や苦労話も的確に判ってくれるのも嬉しかったです。

そして今回も国内外の沢山の方にお世話になりました。
特に今年もホテルで同室宿泊させて頂いた平山先生(早稲田大学)、鍔本先生(愛媛大学)には
何かと気遣って頂き、本当に助かりました。
今年はニューヨーク周りで、また博物館も計4つ見学という事で
体力面で不安もありましたが、何とか体調を壊す事なく乗り切る事が出来ました。

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ソルトレイクシティ最終日、ホテルでは魔女がお茶会中でした(ハロウィンパーティ後のようで)。

・・・・


これまでの海外の学会参加や博物館見学は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。

お正月特別編・「ゴジラ1973」

2017年1月3日 / その他

今回は私の知人の作品紹介です。

「ゴジラ対メガロ」版ゴジラ
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以前紹介したインドミナス改造作品を製作されたmorinao氏による作品です。
ビリケン「メカゴジラの逆襲」版ゴジラソフビからの改造。

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元々、「メカゴジラの逆襲」のゴジラのキグルミは、「ゴジラ対メガロ」のものをベースに
「ゴジラ対メカゴジラ」を経て使用されたものなので、今回の作品の
「メカゴジラの逆襲版をメガロ版に改造する」というのは、その逆になります。
この元になったソフビの原型師・須合氏の作風が好きで、今も部屋に飾ってもいます。
最初に「ビリケンのソフビの改造だよ」と言われた時も
「ああ、なるほどね〜。アレ、良いですよね。キグルミもベースは一緒ですもんね。」
なんて判ったような事を言っていましたが、後日送って頂いた改造前&後の
2体をならべた画像を見て、実際はそんな生易しいものでは無い大改造である事に驚きました。
もっと現場でその辺の凄さも判っておくべきでした・・・・。

私にとっては、この数年内に見た立体作品の中でも、特に気に入った作品の一つ。
作品を見た時に「笑った」&「楽しかった」作品では間違いなく一番です。
「可笑しいから」でも「凄いから」でもなく、何せ幸せそうな作品で、
思わずニヤニヤし、またそれを真剣かつ愛情たっぷり(そしてその愛情のベクトルの
向きも不思議)に語るmorinao氏の静かな熱気に、もう言葉が無く笑うしか無かったのです。
しかも、笑いつつも「まさかメガロゴジラで、こんなに感動するとは!」
という自分の中の戸惑いと、その魅力を製作者と共有してしまっている、
ある種の「やっちまった」的共犯感。

イチからの造形でなく、既製品からの改造作品にこれほどまで
心揺さぶられるとは思いませんでした。
「ここまで出来るならイチから作った方が早いのに」というくらいの手の込み様なのですが、
個人一人の想いが煮詰まったフルスクラッチ作品ではなく、既製品という他人の個性、商品としての
作りの上に明後日方向の愛情を加えた結果の上品なカオス感が、
morinao氏の改造作品ならではの魅力なのかも知れません。

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絶妙な顔つき。凛々しいだか優しいんだかカワイイんだか、判らない。

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良い横顔。こちらも何とも言えない顔つき。
敢えて言うなら「真剣にのほほん」顔。

本当に素敵な作品なのですが、不思議と「欲しい」とは思わないんですよね。
この作品は製作者本人の手元にあってこそ、という気がします。

販売が目的でも無く、人に見せる事や評価される事が第一でもなく、
とにかく自分のためだけに自分の欲しいもの・見たいものを作るという、
物を作る事の楽しさの大切な一面を改めて教えてくれた作品です。
この作品を見たときはニヤニヤしながらも、その製作動機の自由さが羨ましく、また悔しくもあり。
そこでこの作品への私なりの返答として、「自分という客」のためだけに作ったのが
「恐竜100万年版アロサウルス」です。
顎を開閉選択式にしたのは、恐らくmorinao氏の可動を重視する
作風の影響かと思います(一箇所くらい動かないと、「負け」のような気もしましたし)。


ちなみに、morinao氏は業界では「知る人ぞ知る」の方。
最近は某模型雑誌にバンダイ「怪獣王・シンゴジラ」改造作例記事が掲載されています。

・・・・

「ゴジラ対メガロ」の公開年は1973年。
私の生まれ年でもあります。なので「俺、メガロ年生まれかぁ」と
他の年生まれの方がちょっと羨ましく思ったりもしていましたが、
この改造作品を見てそのあたりがスッキリと憑き物が墜ちたような気がします。






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■きしわだ・冬の子ども恐竜教室

2016年12月26日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

2016年12月25日
きしわだ自然資料館にて「きしわだ・冬の子ども恐竜教室」を開催。

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開始前に、化石の実物やレプリカ等を展示。

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まずは大阪市立大学・大野さんより化石研究のお話。
大野さんは今年博士号をとり、晴れて「古生物学者」になりました。

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次は私が担当の恐竜復元イラスト製作。

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最後は恐竜フィギュア塗装です。

ここ数年、毎年最後のワークショップ・恐竜教室は、きしわだ自然資料館での恐竜教室が
恒例になっています。今回は最後に以前この教室に参加してくれていた方が顔を出してくれました。
ちょっと見ない間に立派なお兄さん・お姉さんになっていてびっくり。
きしわだでは毎年数回の教室をもう8年くらい続けているので、
こうして大きくなってからも参加したり、顔を出してくれる方も結構いて嬉しいです。

次回のきしわだでの教室は3月を予定しています。
内容が今までと変わるかも、です。



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