■アメリカ自然史博物館・2016訪問その1

2016年11月8日 / 2016年 ニューヨーク・ソルトレイク, 博物館・特別展見学, 海外

10月22-23日 ニューヨーク・アメリカ自然史博物館を見学。
2011年以来、2度目の訪問です。

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今回の目的は、期間限定展示の大型ティタノサウルス類骨格、 恐竜特別展、ワニ特別展。
今年の学会の開催地・ソルトレイクシティからは結構遠回りにはなりますが、
これだけ特別展示が重なると流石に見逃す訳には行かないのです。

まずはティタノサウルス類展示。
2014年にアルゼンチンで発見された化石を元に復元されたもの。
学名はまだ発表されていません(その後、パタゴティタンと命名されました)。
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去年のSVP(古脊椎動物学会)にて、この復元骨格の雛形模型が展示されていたので、「大きくなったな〜」と。

次は恐竜特別展「Dinosaur Among Us」。 恐竜から鳥類への進化をメインにした特別展です。 th_dsc03920
ユウティラヌス復元模型(手前)と標本レプリカ(奥)。

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かなりの鳥風味なシチパチ。

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ギガントラプトルの巣。

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オビラプトル類・カーンの雌雄。

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各解説にある、どれくらい鳥に近づいているかの恐竜>鳥メーター。上はユウティラヌス、下は始祖鳥。


次はワニ特別展。大きくはありませんが、見せ方の工夫が楽しく、
また小型種に関しては生体展示もありました。化石種は少なめなのがちょっと残念。 th_dsc03732

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ボタンを押すといろいろなワニの鳴き声が聞けます。

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上からハンドルを押すと、その圧力がワニのどれくらいの個体の
噛む力に近いかが判る展示。
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カメラを持ちながらなので片手で、それでも結構体重掛けて押したのですが、
約1mのアメリカンアリゲーター並。



前回時間が足りずじっくり見れなかったショップも今回はしっかりチェック。
アメリカ自然史博物館館内には、メインのショップに加え各分野・特別展会場別に
複数のショップが点在しています。また、それぞれで同じ分野の商品でも微妙に
品揃えが違っていたりします。


メインのショップ。3フロアあり、相当な広さ。 th_dsc03796

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恐竜特別展会場出口のショップ。 th_dsc03673


恐竜常設展示ホール横のショップ。th_dsc03823


ワニ特別展出口のショップ。
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地球惑星展示のショップ
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ショップのグッズ等
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このネタで何故か大人用が無いという・・・・。

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子供向けの商品のデザインが、なかなかカワイイ気がします。
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季節柄、クリスマスツリーの飾り用でしょうか?
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いろいろあります。


常設展示は次回紹介です。
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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。
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■【「第4回・たんば恐竜塾」のお知らせ】

2016年11月7日 / お知らせ, イベント・教室・講演

「第4回・たんば恐竜塾」2016年12月10−11日開催です。
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詳細・申込はこちら
前回(第3回)の様子はこちらです。



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■アメリカから帰国しました。

2016年11月4日 / その他

2016年10月21日〜11月1日まで、アメリカに行って来ました。
今回は、まずニューヨークに行き、その後ソルトレイクシティに移動、
SVP・古脊椎動物学会に参加。
ニューヨークのアメリカ自然史博物館は勿論、
ユタ州のユタ大学自然史博物館、ブリガムヤング大学古生物博物館、
北米古代生物博物館と博物館も4つ見学しました。


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それぞれの博物館・学会の様子は、またブログで紹介します。

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■「子ども恐竜教室」at 寝屋川市立中央図書館

2016年10月19日 / 恐竜ワークショップ, イベント・教室・講演

10月16日
寝屋川市立中央図書館で開催の「子ども恐竜教室」の講師を担当しました。
この図書館ではこの数年毎年恒例の恐竜教室です。

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今回は、丹波竜・タンバティタニスの骨格シールを使った
全身骨格復元ワークショップ。

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バラバラの骨格シールを、解説に従い並べて行きます。
すでに骨格の事も良く知っていて、細かく拘って並べていく子供さんも。

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最後に出来上がった作品で記念撮影。


図書館スタッフの皆さんともすっかり顔馴染みになり、
準備や教室中のお手伝いもスムーズで、教室後の雑談も楽しみになっています。
スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。



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■京都造形芸術大学公開講座「恐竜を復元する〜その歴史と方法〜」

2016年10月10日 / イベント・教室・講演

2016年9月3-4日の2日間、
京都造形芸術大学の公開講座「恐竜を復元する〜その歴史と方法〜」
講師を担当しました。

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2日間のスケジュール。
今回は初日は京都大学大学院の丸山さん、2日目は丸山さんに加え
大阪市立大学大学院の大野さんと、古生物学を専攻されている学生さんに
アシスタントに来て頂きました。



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恐竜.復元.講座.8.

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途中、講座を取材に来られていた池田忠広先生(兵庫県立人と自然の博物館)に
丹波・篠山の恐竜・古生物化石について短いレクチャーを急遽お願いしました。
恐竜.復元.講座.10.




当社オリジナルの丹波竜(タンバティタニス)骨格シールを使った、復元骨格製作。
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恐竜.復元.講座.8.





2日目のメインは、ティラノサウルス復元模型制作ワークショップ
市販の骨格のオモチャに肉付けして行きます。
恐竜.復元.講座.11.

恐竜.復元.講座.6.

恐竜.復元.講座.7.

他の美術系講座を受講されている方もおられ、
それで学ばれた事や持参の道具など、こちらも勉強になる事が多くありました。

定員30人は満員になり、その8割が女性。
また年齢も40代が少し多めでしたが、その他は20代〜60代がほぼ同じ割合。
京都造形芸術大学の他の様々な公開講座の受講経験のある方も多く、
皆さんからの積極的な質問・感想は今後の講演・講座に反映させたいものばかりでした。
講座内容は、私のこれまでのワークショップ・教室・講演を纏めて
更に情報を大幅に追加したものでしたが、こうして一つの講座として形にする事で、
恐竜・古生物復元を通して伝えたい事や楽しんで欲しい事を
私自身改めて再確認出来る機会になりました。


オマケで、受講者さんの持ち物。

恐竜.復元.講座.13.

ディプロカウルス


恐竜.復元.講座.12.

オパビニア。
こういうアイテムを身につけて受講して下さる遊び心が良いですね。

京都造形芸術大学の公開講座「藝術学舎」では、他にも魅力的な講座が
毎回多数開かれていますので、是非そちらもご覧頂ければ。


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■恐竜教室 at 寝屋川市立中央図書館のお知らせ

2016年10月9日 / お知らせ

2016年10月16日、寝屋川市立中央図書館にて
恐竜復元教室の講師を担当します。
詳細・申込等はこちら
今回は、前回と同じく丹波竜骨格復元ワークショップです>前回の様子



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■イー・イラスト更新

2016年10月9日 / 造形・イラスト作品

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恐竜・古生物イラストサイト に、イーを更新> こちら




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■丹波恐竜&化石PR展示at 神戸市・県庁前駅

2016年10月8日 / お知らせ, 作品展示




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神戸市営地下鉄・県庁前駅の丹波の恐竜&化石PRミニ展示(2016年10月末まで)。
私の製作した模型も丹波竜化石工房から出張です。





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■クシロムカシバク更新

2016年10月8日 / 造形・イラスト作品

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ギャラリーサイトにクシロムカシバクを更新しました>こちら




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■トランヴェール・新潟妖怪特集号

2016年10月6日 / その他

JR東日本の車内紙・トランヴェール・新潟妖怪特集号が
ネット上で読めるようになりました>こちら
古生物学者・荻野慎諧さんが、荒俣宏氏や漫画家・熊倉隆敏氏と共に登場しています。
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私のほうにも一部送って下さいました。

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荒俣氏と共に火車の頭を見る荻野さん。

この中で荻野さんが話題にした「鵺=レッサーパンダ仮説」。
実はこれ、2014年にすでに書籍で紹介されています。

作者の峰守ひろかず氏とは久正人氏のファンという事で知り合い、
博物館見学会や食事会等でご一緒させて頂いています。
当社&荻野さんに取材に来られ、それが著作にも反映された、
という事になります。
トランヴェールと合わせて、こちらも是非!


というか、荒俣氏の「ブックライフ自由自在」は今でも座右の書ですし、
「もっけ」も読んでいた訳で、その著者2人と旅が出来るとか
羨ましいなぁ〜〜〜、と(笑)。



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