丹波竜第3次発掘
2009年2月8日 / 恐竜・古生物
去年に続き、丹波竜発掘現場見学へ。
去年は最寄り駅からシャトルバスが出ていたのですが、
今年はそれが無いようなので、徒歩で現場へ。
と言っても20分ほどですし、天気も良かったので
気持ちの良い散歩に。
現場近くにある丹波竜実物大シルエット。
大きさはあくまで推測ですけれど。
一般見学場所から。
私はヘルメットを貸して貰ってさらに下へ。
今、まさに発掘されている化石の真ん前まで
入らせて頂きました。
現場の写真は、まだ発掘中・研究中という事で
ここでは紹介出来ませんので。
発掘の指揮、丹波竜の研究をされている
兵庫県立人と自然の博物館・三枝春生先生より
発掘状況を説明して頂きました。
音声解説機。
この他にも、一般見学場所にはボランティアの方が
おられて、見学者に丁寧に解説をされています。
地元ボランティアによる食事のサービス。
地元産のお米や丹波豆等を使った料理が
美味しいと現場で評判、、、、、
スケジュールの都合で食べ損ないました(泣)。
帰りの電車で隣に座っていたオバサマ達が
ここで食事を振舞われたそうで、
「美味しかった~!」と盛り上がっているのが
悔しいったら。
このサービス、いつも行われている訳では無いそうです。
念のため。
去年も思いましたが、駅から徒歩圏内で
あれだけの恐竜の化石が出ているというのは
凄いというか不思議な感覚というか。
しかも、丹波竜は時代的にもティタノサウルス形類と
されている事からも、竜脚類の進化を研究する上で
非常に重要な標本になる可能性が高いのです。
丹波竜以外に見つかっている化石や地層自体の研究も
含めて、じっくりと時間を掛けた発掘・研究が行われると
良いなと思っています。
そのためにも、関西近辺の方にはもっと丹波竜に
興味を持って欲しいですね。
発掘は毎回冬場ですし、
冬の丹波篠山と言えばボタン鍋(笑)。
発掘現場見て、美味しい物食べて、も
なかなか良いもんじゃないでしょうか。
来年はそういうオフ会もやってみたいですね~。