1/10 神戸大丸ワークショップ

2009年1月11日 / イベント・教室・講演


いろいろと準備もあるので、大丸開店と同時に入店、
9Fの会場に到着すると、13時のワークショップの整理券は
ほとんど無くなってしまったとの事。
どんな凄いイベントを期待してるんだろう、と不安に。

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で、こちらワークショップ中(corvoさん撮影)
今回は、京都大学大学院で古生物を研究中の
黒須さんにお手伝いをお願いしました。
子供の相手も上手で、また実際に恐竜を研究している
という事で大人気。ワークショップ終了後は質問希望の
子供達が並んで待つような事に。
ちなみに、黒須さんはフィールド博物館で購入の
トリケラトプスパペット、私にはクリーブランド自然史博物館で
購入のディプロドクスパペットがアタッチメントアームとして
装備されております。
それぞれが「出来が良い!」という事で購入してきた物ですが、
それが同じメーカーの製品だったというオチ。
会場には、造形仲間のumrさん、きしわだ自然資料館友の会仲間の
Fさん(<今ブレイク中のチリメンモンスターの命名者)、
同じく友の会仲間のZさん、
雑芸員こと、北海道沼田町化石館・篠原さん、corvoさんこと小田隆さん
荒木一成師匠倉谷滋先生等が冷やかし見学に来て下さいました。
研究者や復元アーティストの先輩に囲まれて、さながら査定試合。
こっちが喋っているときに、何やらヒソヒソ話をしているのが視界に
入ると気になる気になる(笑)。
ワークショップ終了後は、私に加え、corvoさん、荒木一成さんも
巻き込んでのサイン会。

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これは、corvoさんによるサイン会告知イラスト(倉谷先生撮影)。
倉谷先生のリクエストでアカントステガを描いてます。
アカントステガの指の数をちゃんと覚えていたのは流石です。
私なんて、これまた倉谷先生リクエストのディプロカウルスの
指の数さえ覚えていなくて、ペルム紀大会でディプロカウルスを
造形
したumrさんに教えてもらってる始末なのに。
すべてスケジュール終了後は、せっかくの神戸だし、という事で
すぐ近くの中華街で食事、その後はやはり六甲昆虫館へ。
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丹波竜・コウノトリという地元に根ざした展示企画、
小規模ながら気が行き届き、工夫が凝らされた展示。
それに細やかに気を使ってくださるNHK神戸・大丸のスタッフの方々と、
参加させていただいて本当に楽しい、得る物の多いイベントでした。
今回、やはり学生さんとは言え、専門に勉強されている方と
一緒にワークショップが出来たのは非常に良かったと思います。
こういう講演等の時、研究者ではない私には答えにくい、判らない
質問も多いのですが、今回はそういう質問はすべて黒須さん任せ(笑)。
質問する方だって、専門家に答えてもらうほうが嬉しいはずですし、
古生物学者に出会う機会もなかなか多くないのですから、
それを目指す学生さんに会う機会なんてもっと貴重な機会ともいえます。
また、学生さんであれば、子供達からすると年齢的に
古生物学者・研究者よりも親近感が持てる、そういう魅力があるのかな、とも。
今回、お手伝いしてくださった黒須さん、また私の提案を快く受け入れて
くださったNHK神戸のスタッフの方には感謝しております。
またこういう機会を作れる様に頑張らねば。

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