■滝川市美術自然史館 

2025年8月21日 / 博物館・特別展見学


2025年6月
滝川市美術自然史館を見学しました。
ここ10年程、行きたい博物館トップは国内なら滝川、海外ならオルロフ記念ロシア科学アカデミー古生物学博物館でした。最近の情勢ではオルロフは無理なので、実質一番行きたかったのが滝川。今回念願叶って訪問です。







タキカワカイギュウの展示が有名なのは知っていましたが、ここまでカイギュウの展示が充実しているとは知らず、今回訪れて驚きました。これだけ絶滅種・現生のカイギュウ骨格が揃っている博物館は、国内だけでなく海外にもあまり無いのでは。私がこれまで訪れた施設では他で見たことがありません。この博物館の設立に尽力された古澤仁氏は化石カイギュウ研究者で、私が制作した長岡市立科学博物館のカイギュウ模型の監修を担当されました。また長岡市立科学博物館移転リニューアル記念講演会でもご一緒しました。もっと早くにここを訪れていれば博物館設立の際の事や展示物について詳しく伺えたのに、と思うと残念です。

タキカワカイギュウ







ヨルダニカイギュウ


ステラーカイギュウ


アフリカマナティ


ジュゴン





ティラノサウルス
今回、この博物館でいわゆる旧復元のティラノサウルスの全身骨格を初めて見ました。
アメリカ自然史博物館のティラノサウルスのレプリカです。おそらく日本で最初に常設展示されたティラノサウルスかと思います。そして、今となっては旧復元ティラノサウルス骨格は世界でも非常に珍しいでしょう。私にとっては、子供のころのティラノサウルスといえば、アメリカ自然史の旧復元骨格。そのティラノのレプリカがポーズは多少違っても旧復元のまま日本にあるというのが嬉しい。この骨格がこれからも大切に保存されると良いな、と思っています。







コティロリンクス。これもアメリカ自然史の有名な標本のレプリカ。








イラスト出典がコロタン文庫! まさに私世代なので感慨深いのです。







これ、一番奥に自分も並んで画像撮っておけば良かった、と後で気づきました。









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