■SVP・古脊椎動物学会2017 in カルガリー
2017年9月30日 / SVP2017・カルガリー, 学会, SVP・古脊椎動物学会
2017年8月23〜26日、
カナダ・カルガリーで開催のSVP・古脊椎動物学会に参加しました。
カルガリー空港のロイヤル・ティテル博物館案内。
カルガリーには学会2日前に到着。学会前日はロイヤル・ティレル博物館を見学しました。
学会会場近くの通りの学会歓迎タペストリー。
SVPは Society of Vertebrate Paleontology
(古脊椎動物学会)の略称。
古生物の中でも脊椎動物、つまり魚類・両生類・爬虫類・
鳥類・哺乳類の研究者が世界中から集まる学会です。
もちろん恐竜もその中に含まれますし、恐竜の発表がかなりの
割合を占めます。実質、世界最大の恐竜学会でもあります。
ポスター発表会場。毎日発表は入れ替えです。
出展コーナーにあった実物大ベロキラプトル人形。
首等が動きます。
初日夜のウエルカム・パーティー。
今回の会場は科学館・テラス・スパーク。
テラス・スパークには古生物の展示はありませんが、パーティーのために実物化石が展示されていました。
これだけの物を持って来てしまう&ケースも何もなし、というのは流石SVP&カルガリー。
ホテルの部屋からの眺め。
泊まっていたホテルのロビーにあった彫刻。
カルガリーで活動している彫刻家の作品のようです。
この作品の横のソファが気に入っていて、そこで休憩したり
知人や研究者さんと話をしたりする事が多かったです。
3日目夜は恒例のオークション。
参加者が品物を持ち寄りオークション。打ち上げは学会への寄付になります。
まずはサイレントオークション。品物が机に並べられ、その横に金額を書き込む紙が
置かれています。最終的に一番高い金額を書き込んだ人の勝ち。
私は原型を担当したフェバリット社・カンブリアモンスターミニモデルセットを出品。
定価を超える入札があるとやはり嬉しいです。
手前の有名なイグアノドン骨格組立画のポスターは
ウチに遊びに来られたKoen Stein氏の出品。
私も欲しかったのですが、やはり結構な入札額になっていて諦めました。
リストロサウルス・ビアマグ。
使うときは頭が下という事で、一度ビールを注がれたらテーブルに置けない=飲み干さないとダメ、
という奴です。
サイレントオークションの後はライブオークション。
毎年恒例のオークショニアの皆さんのコスプレ、今年はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
ライブオークション出品物には、早速あのボレアロペルタ頭骨レプリカが!
こちらはゴルゴサウルス頭骨。これも良いレプリカです。
最終日はバンケット・アワード(夕食付き受賞式)なのですが、
ちょっと疲れ気味で今年はパス。その後の打ち上げパーティには参加しました。
コロナビールで打ち上げ。
ラベルのドラゴン?がロンギスクアマっぽくてお気に入りなのです。
有名な先生がバックに何気に写っていますが。
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通常は9〜11月開催のSVPですが、今年は8月末。
発掘シーズンという事もあってか、規模はここ数年に比べ若干小さめかな、という印象でした。
また私にとっては、初海外・初SVPだった2006年以来、2度目のカナダ。
前回は他の国は全く経験が無いので、カナダらしさも判らなかったのですが、
この10年間にそれなりに外国も訪れて、今回はカナダらしさを楽しめたように思います。
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これまでの海外の学会参加や博物館見学は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。
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