■北米古代生命博物館
2016年11月18日 / 2016年 ニューヨーク・ソルトレイク, 博物館・特別展見学
2016年10月25日、SVP・古脊椎動物学会の
オプションツアーとしてブリガム・ヤング大学古生物博物館と共に
ユタ州・リーハイ(Lehi)の北米古代生命博物館(North American Museum of Ancient Life)を見学。
エントランスホールのトルボサウルス。
古生代展示
スーパーサウルス&ブラキオサウルス
ステゴサウルスの赤ちゃん。赤ちゃんの全身骨格復元は珍しい。
部分的に見つかっている2個体の標本を元に復元したそうです。
営巣中のオスニエリアの群れ。
ケラトサウルス
こちらはケラトサウルス幼体の実物化石。
これ以外の頭骨実物化石も見せて貰えましたが、
ダンボール紙で作ったかのように薄い頭骨、またナイフのような薄さの歯には
驚きました。
白亜紀ホール
ティラノサウルス2体にエドモントサウルスの親子。
ガストニア大小。
大きな個体は丹波竜化石工房に展示があるので、個人的にはお馴染みの骨格の一つ。
ストルシオミムス。
白亜紀の海展示
哺乳類展示。このエレモテリウム(オオナマケモノの1種)のポーズが良いです。
体重計。乗ると自分の体重に近い恐竜が判ります。
というか、中型恐竜サイズの人がいるんだろうか?
化石クリーニング室を見学中のツアー参加者。
ミュージアムショップ。
研究施設、というよりファミリー向けの恐竜展示パビリオンな感じの施設。
とはいえ展示規模としては世界屈指というのは納得ですし、立派な化石クリーニング設備があるのも
流石です。展示は、同じ恐竜が複数体展示されているものが多く、贅沢な構成でした。
この前に見学したブリガム・ヤング大学古生物博物館とは好対照な施設ですが、
車で数十分ほどの距離なので、2つの博物館を両方見るのは(車があれば)簡単です。
ですが2つの博物館を1日で見るのはなかなか大変。
特に今回は学会のツアーという事で収蔵庫等、普段は入れない部分も見せて貰えたので
見聞きした情報量は大変なもの。画像撮影だけでも体力使います。
何とか一通り画像も撮り終え、集合時間まで時間があるものの疲れて食堂で休んでいると、
他の参加者さんもぞろぞろと休憩に。話をすると「1日に博物館2つは疲れるね〜」と。
研究者さんでもそうなんだなぁ、と、ちょっと安心したり。
これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。
______________________________________________________